比良坂結羽介物語〜虹ヶ咲学園〜   作:naogran

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今回は、お散歩役員の子猫はんぺんとスクールアイドル同好会のふれあいを見てみよう。


にじよん3「同好会とはんぺん」

その1:栞子、ミア、ランジュの場合

 

ある日の虹ヶ咲学園。

 

はんぺん「ミャー。」

 

栞子・ミア「ん?」

 

猫じゃらしを咥えて栞子とミアに会いに来たはんぺん。

 

ミア「どうしたの?はんぺん。」

 

はんぺん「ミャー。」

 

猫じゃらしを置いて遊んで欲しいと言っているように鳴いた。

 

ミア「なんだ。遊んで欲しいのかい?」

 

はんぺん「ミャー!」

 

ミア「しょうがないなー!」

 

猫じゃらしを持ってはんぺんと遊ぶ。

 

はんぺん「ミャ!ミャ!ミャー!」

 

ミアの持つ猫じゃらしと戯れる。

 

栞子「ミアさんによく懐いていますね。」

 

ミア「うん。」

 

はんぺんと遊んでいると。

 

ランジュ「あー!」

 

栞子・ミア「ん?」

 

ランジュ「栞子ミア!はんぺんと遊んでてズルーい!」

 

走って来るランジュにはんぺんが驚いて逃げた。

 

ランジュ「あれ!?行っちゃった・・・」

 

ミア「ちょっと!はんぺんを驚かせるなよ!」

 

ランジュ「うっ!ごめんねはんぺん!」

 

はんぺん「ミャー。」

 

謝るランジュを許してあげた。

 

ミア「やれやれ・・・ランジュは騒がしいんだから。」

 

ランジュ「だってぇー!ランジュも仲間に入れて欲しいんだもの!ねぇいいでしょー!」

 

子供みたいに駄駄を捏ねるランジュ。

 

栞子「では、私達と一緒に。」

 

ランジュ「ワァーイ!」

 

若干カービィのような声。ランジュがはんぺんの横にちょこんと座った。

 

ランジュ「さぁ!ランジュとも遊んでちょーだい!」

 

栞子・ミア「そっち側!?」

 

引きながら猫じゃらしでランジュと遊ぶ栞子とミアであった。

 

 

 

 

その2:しずく、彼方、エマの場合

 

しずく「ニャー。ニャー。ニャー。ニャー。」

 

エマ「えへへ〜。」

 

はんぺん「・・・・・」

 

エマの膝に座るはんぺんにしずくが猫の鳴き真似で誘おうとするが、はんぺんはエマの膝から一歩も動かない。

 

しずく「鳴き真似だけでは寄って来てくれませんね。」

 

彼方「分かるよ〜。エマちゃんのお膝、極上だからね〜。」

 

しずく「う〜ん・・・やはり猫の所作や気持ちをもっと理解して、役作りをしていかないといけませんね。ワンちゃんが相手ならすぐ仲良くなれるんですけど・・・」

 

無意識に彼方を撫でながら考え込んでる。

 

彼方「何で彼方ちゃんを撫でながら?」

 

エマ「うんうん!ん?」

 

するとエマの周りに蝶々と小鳥の群れが寄って来た。エマからマイナスイオンが溢れ出ているのだ。

 

エマ「あー!蝶々さんだー!小鳥さんもー!」

 

彼方「と言うか、エマちゃんは全生物から好かれ過ぎている。」

 

しずく「流石のマイナスイオン・・・」

 

人間マイナスイオンが備わっているエマであった。

 

 

 

 

その3:かすみ、果林、せつ菜の場合

 

せつ菜「ニャーンニャーン!せつにゃだにゃーん!」

 

猫耳を着けて猫モードのせつ菜がはんぺんを喜ばそうとしている。

 

果林「プフッ・・・!か・・・可愛いわよ・・・せつ菜・・・」

 

猫モードのせつ菜に果林の腹筋が崩壊している。

 

かすみ「あざと過ぎますねぇ。」

 

せつ菜「お2人がこうすればはんぺんが喜ぶって言うから!」

 

はんぺん「ミャ・・・」

 

かすみ、果林、せつ菜「ん?」

 

はんぺん「ミャー・・・」

 

喜ぶどころかドン引きしている。

 

せつ菜「寧ろ引かれてます!?」

 

はんぺん「ニャ!」

 

逃げたはんぺんがかすみの膝に乗った。

 

果林「あら?」

 

かすみ「にひひ!はんぺんも分かってるじゃーん!かすみんが猫ちゃんみたいに可愛いから、仲間だと思ってるんだね?」

 

だがはんぺんがかすみの頭の上に登る。

 

かすみ「うわああーーーーー!!ちょっと止めてー!頭上登らないでー!ギャアアーーー!!助けて下さーーーーい!」

 

せつ菜「懐かれてると言うより・・・」

 

果林「舐められてる・・・?」

 

はんぺんに舐められたかすみであった。

 

 

 

 

その5:侑、歩夢、愛、璃奈の場合

 

侑「あ!はんぺん!」

 

外で散歩しているはんぺんを発見した侑。

 

侑「今日もお散歩役員のお仕事、ご苦労様です!何処行くんだろう?後を付けてみよう!」

 

はんぺんが何処へ行くのか付いて行ってみる。後ろから誰かに付いて来る事も知らずに。

 

侑「あ!」

 

はんぺんの目的地に着いた。

 

侑「な〜んだ!やっぱり璃奈ちゃんと愛ちゃんの所だったかぁ〜!」

 

璃奈「侑さん?」

 

愛「お?それに歩夢も居るじゃん!ヤッホー!」

 

侑「え?」

 

後ろを向くと、歩夢がそこに立っていた。

 

歩夢「ハ、ハロー・・・」

 

侑「あれ歩夢?何時の間に?」

 

歩夢「ち、違うよ?たまたま侑ちゃんを見掛けてから声を掛けようと思って・・・その、今回は違うの!」

 

侑「え?何の話?」

 

璃奈「・・・・」

 

はんぺんが背伸びしてリラックスする光景を眺めた璃奈であった。

 

 

 

 

その5:結羽介と皆の場合

 

はんぺん「ミャ?」

 

芝生に寝転がる結羽介を見付けたはんぺん。はんぺんが結羽介に近付く。

 

結羽介「ん〜〜〜〜・・・あぁー。いやぁ〜良い天気〜。」

 

はんぺん「ミャー。」

 

結羽介「ん?」

 

顔を左に向けると、はんぺんが座っていた。

 

結羽介「お。はんぺん。」

 

はんぺん「ミャー。」

 

はんぺんは結羽介の左頬に顔をすりすりする。

 

結羽介「あぁ〜気持ち良いすりすり〜。よっと。」

 

寝転がっていた結羽介が上半身を起こし、はんぺんに両手を伸ばした。

 

結羽介「はんぺんおいで。」

 

はんぺん「ミャー。」

 

両手に乗ったはんぺん。結羽介がゆっくりとはんぺんを持ち上げる。

 

結羽介「お前って本当可愛いな〜。猫は良いな〜。もふもふで丸い顔。なぁはんぺん、誰が好きか教えてくれるか?」

 

はんぺん「ミャ?」

 

結羽介「虹ヶ咲学園の皆?」

 

はんぺん「・・・・・・」

 

結羽介「スクールアイドル同好会の皆か?」

 

はんぺん「・・・・・・」

 

結羽介「じゃあ俺か?」

 

はんぺん「・・・・・・」

 

結羽介「ほんじゃあ・・・スクールアイドル同好会や虹ヶ咲学園の全員か?」

 

はんぺん「・・・・・・」

 

結羽介「じゃあ・・・俺含めて。」

 

はんぺん「ミャー!」

 

無反応だったはんぺんが明るく鳴いた。

 

結羽介「そうかそうか!皆好きなのかぁ〜!可愛い奴め〜!」

 

はんぺんを凄くすりすりする。

 

侑「結羽介さん?」

 

結羽介「ニ゛ャ!?」

 

はんぺんをすりすりしている光景をスクールアイドル同好会の皆に見られた。

 

結羽介「お・・・お前ら・・・見たのか?」

 

エマ「見てたよ?結羽介君凄いデレデレだったよ?」

 

結羽介「見られてたー!俺が密かにはんぺんと戯れる場面を皆に見られたー!」

 

果林「私達に内緒ではんぺんと戯れてたのね・・・」

 

せつ菜「で、でもはんぺんを愛してる気持ちは伝わりましたよ?」

 

結羽介「憐れないでー!」

 

はんぺん「ミャー。」

 

恥ずかしい場面を皆に見られて恥ずかしい思いをした結羽介だった。

 

『END』




         キャスト

    比良坂結羽介:島崎信長

       高咲侑:矢野妃菜喜
      上原歩夢:大西亜玖璃
     中須かすみ:相良茉優
     桜坂しずく:前田佳織里
      朝香果林:久保田未夢
       宮下愛:村上奈津実
      近江彼方:鬼頭明里
     優木せつ菜:林鼓子
   エマ・ヴェルデ:指出毬亜
     天王寺璃奈:田中ちえ美
      三船栞子:小泉萌香
   ミア・テイラー:内田秀
       鐘嵐珠:法元明菜

      はんぺん:麦穂あんな

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