ままのおなかはあったかくてやわらかい   作:桃色レンコン

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ままのおなかはあったかくてやわらかい

報告番号:SPG-058-AFN

名称:ハチ型害虫(仮称)

危険度指定:一般

開示判断:閲覧制限一般非公開→部分的オープン

代表報告者:■■研究員

 

この害虫は、植物を主食とするハチ型の大型害虫です。ハチ型害虫(仮称)は強さの個体差が激しく、弱い個体は准花騎士一人にも負けるほどですが、強い個体は極限指定一歩手前にもなります。

普段は森の奥の洞窟内に住むと推測され、特定の時期以外では積極的に人のいる場所まで来ず、滅多に目撃情報がありません。夜間に植物の繊維を溶かす溶解液で木を液状にして食べるという習性も目撃情報の少なさの一因となっています。*1

 

一見無害でありますが、この害虫の脅威はその繁殖方法にあります。

討伐したハチ型害虫(仮称)の巣や放棄されたばかりの巣の跡を調査・分析したところ、繁殖期になると哺乳類の雌を巣に連れ去り卵の■■とし、■■内という安全な場所に産み付けて孵化・■■させているようです。

繁殖期を経験したつがいの巣には必ずハチミツに似た外見のゼリー状の物質が残されていました。分析したところ、ハチ型害虫(仮称)の分泌物であり、岩に対して非常に強力に接着していることが分かりました。洞窟を好んで巣として利用しているのは、この分泌物を有効活用するためだと思われます。

このゼリーで■■の体や四肢を拘束し、■■が使い物にならなくなるまで何度でも卵を産み付けて幼虫を■■させているようです。*2

巣に残された遺物から推察するに、この害虫に捕まったが最後、■■にされた被害者は十数度に渡る■■内への■■で合計数十匹~数百匹の幼虫を■■で孵し■■ことになると考えられます。

 

ハチ型害虫(仮称)の個体差が激しいのは、この■■の質の差であると考えられます。弱い個体は牛や馬といった獣を使って産まれた結果であり、逆に人間とは非常に相性が良く、連れ去った人間の女を■■にすれば強い個体が生まれるという仮説を間接的に証明する証拠が発見されました。*3

 

ハチ型害虫(仮称)の繁殖期に行方不明になった花騎士とその花騎士の加護の強さの関係を調べたところ、強い加護の花騎士が行方不明になった数年後には、準極限指定といえる強い個体が非常に高い確率で出現しています。

これはハチ型害虫(仮称)の元となったであろう益虫の成虫化までの期間と一致しており、ハチ型害虫(仮称)も同様の成長速度であると推測されます。

このことから、花騎士を■■として利用して産まれた個体はその加護の強さに比例して非常に強力になると推測されます。

そのため、花騎士を■■にして産まれた強力な個体が親になり、より強い加護の花騎士を狩って■■にしてさらに強い子を■■させるという悪循環が今日まで続いているのだと思われます。

ただし、加護に依らない■■自身の魔力や体質といった要素がどう影響するのかは未だ不明であり、今後も継続した調査をする必要があります。

 

 

 

某国益虫保護区にて■■が孵化率の低い益虫と■■し、■■を■■で孵化させ幼虫を■■制度の運用が開始されました。その結果孵化率はほぼ100%に達し、益虫の個体数増加に大きな効果を上げているとの報告がありました。■■は元花騎士で世界花の加護を持っており、■■では自然界での■■と比較し数倍の早さで幼虫が■■しているとのことです。本件の事例とは無関係とは決して言い切れず、研究員を派遣し共同研究及び■■へ参加することを提案します。

↑提出案を受理。これより派遣要員の選定に入ります。ただし先方より■■はその過程上■■に肉体的・精神的に非常に負担がかかるとの連絡があり、研究と■■で分かれて従事させることになります。■■研究員は両方の候補者リストに名前が載っているため、発案者である以上どちらに選ばれても任務を全うするように。■■班長

 

 

 

■■年前、■■から任務予定地へ移動中の花騎士部隊が全員行方不明になった事件が発生しました。その移動経路と残された荷物が発見された場所から、ハチ型害虫(仮称)に襲撃され全員が連れ去られたと予測されます。その中には将来を有望視されていた、非常に強い加護を持った幼い花騎士もいました。彼女を■■として利用し■■幼虫が成虫化したなら、ハチ型害虫(仮称)の成長速度から今年~再来年の間に極限指定に近い力の個体が出現する確率が極めて高いです。

 

 

 

毎年ハチ型害虫(仮称)の繁殖期には何人もの女性がどこかへと連れ去られ、時には花騎士までもが害虫の毒牙にかかり姿を消している。

彼女らは誰にも聞こえない場所で泣き叫びながら■■内に卵を■■られ、■■が害虫の卵で重くなっていく感触を味わうことになる。

数日後(■■が花騎士であれば加護を利用して急成長し恐らく1、2日後)、■■内で孵った幼虫達は初めての食事である自身らを包んでいた卵の殻を食べ尽くして食料を求めて■■内を蠢き、■■で動き回るそのおぞましい感触に彼女らは悲鳴を上げ涙を流すだろう。

そして餌を食い尽くした数十匹もの幼虫達は一斉に出口を目指し、己の■■から次々と幼虫が頭を出し身をよじりながら這い出てくる光景を目の当たりにするのだ!

彼女らはもはや女でも、ましてや人でもない。温かく柔らかな、ただ卵を孵すために消耗される■■でしかないのだ。そしてこの地獄は、空になった■■に再び卵を■■ために近づいてくる害虫によって、その後数百匹もの幼虫達を■■するまで繰り返されたのだった…。

↑■■研究員、途中まではレポートだったのに何故最後は君のニッチ向けポルノ小説で締めくくっているんだ。そこだけ直して再提出するように。■■主任

 

 

 

補遺1.ハチ型害虫(仮称)に■■村が襲われた際、女性1名(3■■歳、三児を出産)が連れ去られたと報告がありました。調査の結果、目の前の足を怪我した女性(1■■歳、一児を出産)には目もくれず、離れた場所にいた当該女性に襲い掛かったことが分かりました。当該女性は■■を機に引退した元花騎士であり、ハチ型害虫(仮称)は加護を持つ女性を優先的に襲う習性があると思われます。■■研究員

 

補遺2.ハチ型害虫(仮称)の集団に■■砦が襲われた際、花騎士■■名(2■■歳■■名、2■■歳■■名、1■■歳■■名、1■■歳■■名)が連れ去られたと報告がありました。調査の結果、当時■■砦は特殊訓練中であり、生徒と教官の2名ずつで行動し各組はそれぞれ離れた場所で相方を連れ去られたそうです。また、御しやすいであろう訓練生の花騎士だけでなく、強い教官側の花騎士も連れ去られたことが分かりました。花騎士の場合、現在の実力ではなく潜在的な加護の強さを優先して襲う習性があると思われます。■■研究員

 

補遺3.ハチ型害虫(仮称)の集団に■■隊が襲われた際、花騎士■■名(1■■歳■■名、1■■歳■■名)が連れ去られたと報告がありました。調査の結果、肉体的に成熟した花騎士(2■■歳)よりも、未成熟な当該花騎士を優先的に攻撃し、連れ去ったことが分かりました。後日同様の事例が■■隊でも確認されたため、同等の強さの加護を持つ花騎士の場合、より若い者を優先的に襲う習性があると思われます。■■研究員

 

補遺4.ハチ型害虫(仮称)に休暇中の双子の花騎士が襲われた際、姉(■■歳)の花騎士が連れ去られたと報告がありました。調査の結果、双子の姉の花騎士に執拗に攻撃を繰り返し連れ去ったことが分かりました。また、両者とも同等の強さの加護を持っていることが分かりました。彼女らに何らかの差異があったと考えられ、より詳細な調査が待たれます。■■研究員

補遺4-2.後日関係者への聞き取りを行ったところ、姉は騎士団長(2■■歳)と■■を持っており、妹(■■歳)は■■であることが分かりました。同年代かつ同等の加護を持っている場合、■■を優先的に襲う習性があると思われます。

 

補遺5.この害虫に連れ去られた被害者が■■及び■■に異常が無い状態で発見された事例は、今のところ確認されていません。■■研究員

補遺5-2.被害者が連れ去られた日から■■ヶ月以内に発見された事例は、今のところ確認されていません。

補遺5-3.被害者が生存した状態で発見された事例は、今のところ確認されていません。

 


 

補遺X.■■研究員がヤツに連れ去られた。だからあれだけヤツに関する現地調査に参加するのはやめろと言ったんだ!強い加護を持つ花騎士でもある彼女が全く歯が立たないほどの強力な個体だった。噂に聞く極限指定に迫る個体ってやつだったんだろう。

可哀想に、彼女は先日1■■歳の誕生日を恋人と祝ったばかりだっていうのに。

捕まえられてヤツが飛び立った時の、自分の末路を理解した彼女の助けを求めて泣き叫ぶ声が耳から離れない。■■研究員

*1
実験1.生け捕りにしたハチ型害虫(仮称)から木を食べるときに使う溶解液を採取し、溶解能力の確認を行いました。多くの木は勿論のこと、綿、麻などの衣類に用いられるほとんどの植物の繊維もドロドロに溶けました。誤って■■研究員が溶解液を体に浴びた際、本人は無傷でしたが浴びた部分の服が跡形もなく溶けてしまったため、彼らの前では衣類による守りは何の意味もないでしょう。

*2
※実験2.採取したゼリーの中に■■研究員が手足を入れ、拘束能力の確認を行いました。ある程度は中で動かせるものの抜くことが出来ず、自力での脱出は不可能でした。ハチ型害虫(仮称)の体内から採取した液体を用いてようやく解放され、現在ゼリー及び液体の成分を分析中です。

*3
SPG-■■-■■『■■』を参照

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