「無能」
これがいつぞやに言った光輝への言葉だった。
「金魚のフン」
これがいつぞやに言った筋肉への言葉だった。
「害悪」
これがいつぞやに言ったストーカー女への言葉だった。
「置物」
これがいつぞやに言った雫への言葉だった。
俺は今、ハジメと一緒に登校している。登校時間ギリギリの5分前に教室に着く予定だ。おっと、自己紹介が遅れた、五十嵐 菜月という者だ。高校生をやっている。転生者だ。
ここまでの大雑把な粗筋はこんな感じだ…
神様と出会い。こう言われた。
「すまん…輪廻のコトワリから外れてしまった…お詫びにどこかの世界に転生させる事でお詫びをしたい」
「そうですね…図々しいですが、一つだけお願いがあります」
「できるだけのことはしよう」
「ありがとうございます。一つだけ能力を下さい…」
「良いだろう」
「ありがとうございます、では『負けない』という能力を下さい」
「あ、あぁ…それだけか?」
「はい、それだけで俺はどこにでも行けます」
「転生する世界は『ありふれた職業で世界最強』という世界だ。知っているか?」
「いえ…まったく」
「そうか、世界の説明はいるか?」
「結構です。そっちの方が世界を楽しめる」
そんで、何やかんやであって俺は昔よりグレて、ハジメと友達になった。
〜登校時〜
「おはよう!ハジメ君!」
「おはよう…香織さん…」
完全に無視しやっがたこのアマ
「優しいな…香織はいつも南雲に構ってやって…お前は少しでも自分で頑張ったらどうなんだ?」
「全くだぜ」
「おはよう!ハジメ君…と…菜月君…」
「おはよう、天ノ川君、坂上くん、八重樫さん」
「あぁ…」
「五十嵐!!お前は挨拶もできないのか!!」
「うるせぇ…喚くな」
「光輝!朝から騒がないの!」
「そうだぞ!五十嵐、挨拶すらできないのか!」
「(無視しよ)」
丁度よく、畑山先生が入ってきた
「こら〜!さっさと座る!」
この後天ノ川を中心に足元が光った。
目を開けるとそこには…
「ようこそいらっしゃいました。勇者様方、トータスへようこそ」
デブがいた。
話は進み戦争に参加する事になった。勿論異議は唱えてやった。だが、あいつらはもうダメだ。人を殺すという事をわかっちゃない…人を殺す、ということは殺されるという事だ。あぁ…ダメだ確実に何人か死ぬぞ…
異世界に来た次の日に、自分のステータスを知る機会があった。
五十嵐 菜月 男 Lv,??
物理攻撃:数字意味なし
物理防御:数字意味なし
魔法攻撃:数字意味なし
魔法耐性:数字意味なし
体力:数字意味なし
スキル:負けない
負けない→何事にも負ける事は決してない。
ステータスの確認後、皆でステータスを見せあったのだが俺の時は渋い顔をされた。
問題はハジメだった。全てのステータスが10なのだ。スキルが錬金術しかない状況…これは虐められる
案の定、イジメが始まった 。
何の「お前は無能」だの、「勇者の資格はない」、「死ねばいいのに」だのハジメに対するイジメは言葉から始まった。
それがステータス公開から3日たったところから、暴力的なイジメに変わっていった。このイジメは先生も黙認し、クラスのリーダ的な存在の天ノ川さえも参加していた。
そんな日々は続くため、ハジメは段々と衰弱して言った。
ハジメは元の生活リズムが狂っていたので、健康被害が酷かった。
2週間後ハジメは
自殺した。
この事実に対して皆は最初は驚いたようだった。
だが、その知らせを聞いて約1時間後、皆は笑いあった。今、笑っていないのは香織だけである。
香織はただただ泣いていた。どうして、死んだのだろう。どうして、ハジメ君が死んで皆は笑っているのだろう…香織はこの皆が笑う意味を知らずにいた。
「菜月くん…聞きたいことがあって…」
「どうした?」
「どうして、ハジメ君は自殺したの?」
「…………お前、それは本気で言っているのか?」
「どういうこと?」
「そのままの意味だ」
「だから、どうしてって…」
「お前が原因だぞ。俺はこれ以上は言いたくない。これ以上言ったら、今度は俺が死にたくなる…」
「…ッ!…わかった。ありがとう」
この会話から3日後香織はハジメを追うようにして死んだ。
今回は、天ノ川が狂いだした。
「おい!五十嵐!最後に会話したのがお前だって聞いたぞ!お前が香織に何か言ったんじゃないのか!!!」
「あぁ…根本的な問題について言ったさ!」
「お前ッッッッッッッ!!!!!!」
「勘違いするなよ!お前らがやったんだからな!お前ら無能があいつらを殺したんだからな!」
皆が意気消沈している中、1人だけ…香織の親友の雫だ。
「香織を返してよ…返して!返してよ!」
「自分が何もできないからって!俺に当たるな!己の何もできる事がない、己の才覚を恨め!全て自分一人で抱え込もうとするなよ!天ノ川の愛玩具風情が!!」
「お前!!!」
天ノ川が殴りかかってくるも…
「やめて…光輝…」
「でもッッッッ!!」
「もうやめてって言ってるの!!自分中心に私達を戦争に巻き込んで!もう、ウンザリなのよ!」
「ソウダ…」「タシカニソウダ…」「アイツのせいで…」
「そんな…何で…みんな納得してくれたじゃないか!」
「「「「シーネ!!!」」」」
このコールが何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も…
光輝は…
次の日の朝、光輝は惨殺された状態で見つかった…
勇者が死んだ事により、王国や教会は必死になって犯人を探した。だが、犯人は見つからなかった。だから、犯人をでっち上げたのだ。その犯人をどうするのかで議論があったのだが、最初に教会に対して批判した。五十嵐 菜月事、俺が犯人にでっち上げられた。
「お前が勇者を殺したのだな?」
批判したが、
「隠したい事があるのだな?」
これで収まるのなら、何でも良いんだろう。
俺は、2日後、処刑される。
俺の裁判を止めてくれる同じ異世界転生者の中にいるハズも無かった。
あぁ…やっとハジメに会うことができる…
最後に聞こえた音は、ストンッという如何にも淡白な音だった。
異世界に召喚されて、3週間後の記録である。
最後はどうして主人公が死んだかは、
ギロチンに、ステータスを強制的に2にするというスキルが埋め込まれているからです。
光輝は、畑山先生に殺されました。
元の世界からムフフな関係でした。
体で成績を買っていたわけです。異世界に来てから変わった事は、先生の中に光輝の赤ちゃんができたことです。ここの先生はプライドがくそ高いクソ女になったので、皆に好かれている光輝が好きぴ、でしたが皆に嫌われた底辺男の子がお腹の中にいることは彼女のプライドが許しませんでした。自分に依存されても困るので、まずは彼を殺しました。その後に赤ちゃんも…
先生はくそビッチになりました。今では騎士長、副騎士長の性奴隷になって彼女は幸せに暮らしています。
クラスメイトは無事にベヒモスや、ホネに殺されました。