ガンダムブレイカー・ロストトイボット   作:扶桑畝傍

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そう
あの日
ロボ太が命がけで
私達の未来を守ってくれた
でも
今はまだ、
ロボ太を見つける事が出来ない


あの日から

 

カドマツが言ってくれた

「絶対に見つけられる物を

 造り出してやる!」

モチヅキも

「女がそんな顔すんな!

 アタシも

 動員出来る物は

 全部、いや、

 世界中のすべてを

 叩きこんで見つけてやる!」

ウルチさんも

「姉さんの作る試作機は、

 アタシじゃなきゃ

 動かせないですからね、

 偶に爆発するけど。」

みんな、諦めていなかった

諦める理由が無かった

彼も

「まずは高校生にならなきゃね?」

そうだ、

色々あり過ぎて

忘れていたかったが

私と彼は、

“高校受験”を控えた

中学3年生なのだ。

そして

死に物狂いで勉強・・・

と、言うか、

彼が教えてくれなかったら、

マジで落ちてた・・・

そんな第一の地獄から半年

“高校生活初の

 夏休みが、明日から始まる”

そして、

その高校にもガンプラチームがあり、

誘われたが断った。

彼、私、ロボ太の

彩渡(あやと)商店街チームを

無くしたくないし、

ロボ太が帰って来た時、

チームが無くなっているのは、

辛いだろうし、

どうにも、そのチームと

話が合わなかったのだ。

そんな夏休み二日目

彼と一緒に店番をしつつ、

ガンプラを組み立てていた時、

“ここって、彩渡商店街ですか?”

短くも、色濃い、いや、

濃すぎる夏休みが

始まりを迎えたのであった。

さて、

始めに言っておこう、

彼・・・いや、いい加減名前で呼ぼう。

試験合格発表の日、

二人共合格が分かり、

お互いの距離も近くなった。

まぁ、お付き合いを始めたのだ。

正直なところ、

私は、男に舐められてたまるか!と、

常に気を強く持っていた(気がする)。

そんな私にか・・・白鍈(ハクエイ)は

「ミサ、ガンプラバトルしてくれる?」

「はい?」

いや、合格発表の直後に

なに言ってんの?

私、受験勉強で、

結構離れてたんだよ?

お小遣いだって・・・。

「カドマツさんに、

 準備して貰ってるんだ。」

たまにあるのだ、

私の逃げ道を完璧に塞いで

YESしか言わしてくれない時が。

「いや、今日は・・・。」

「ユウイチさんからも許可貰ってるし、

 イラトばあさんも

 今日だけだって、

 “無料”にして貰ってるんだ。」

考えられる逃げ道は・・・

ダッシュ!!

出来ずにこける

「へぁっ!?」

「ミサっ!?」

ハクエイは、私をしっかり抱きしめ

転倒するのを防いでくれた

ただし

ハクエイとの距離は、

唇接触寸前まで近かった。

「・・・ミサ、

 好きだ、俺のかの「何やってんだお前ら?」」

言う間でもない、

その後、ハクエイと私で、

カマセを

フルボッコ(ガンプラバトル)した。

カドマツに言って、

少なくても100回はぶっ潰した記憶はある。

まぁ、うやむやにするつもりだったのだが、

ハクエイは、

入学式の時、

“教室で堂々と私とハクエイは、

 付き合っていると宣言した”

自己紹介でんな事言うんじゃねぇよ!!

断れねえだろうが!!

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