そして、
どうしてこんなに機体構成を語るのかと言うと、
私の“アザレア”が、
悲鳴をあげてしまったからなのだ。
よりにもよって、昨日。
なので、今回のタウンカップには、
アザレアを使えないのだ。
あの二人が魔改造するから、
その間、TR-6以外の機体に
慣れといて?
は?いやいやいや、
アタシの機体なんだからさ、
アタシが改造なりするものでしょ?
よりにもよって
“アマツカミ(ファンネル)”
“バルバトスリペア”のどちらかを選べだ?
いや、バルバトスリペアを
選ぶけどさ、
アマツカミは、
瞬間火力が半端ないのは良いんだけど、
継続戦闘には向いてないように見える、
ファンネル、ファングも、
ゲージ消費型で、あんまりリチャージも
早く無いし、
ビームサーベル/ビームガン兼用も、
固定モーションなので、
使用直後の硬直が私は苦手だ。
「はぁ、
こんな事になるなら、
毎日ちゃんとメンテしとけばよかった。」
受験勉強でほぼ毎日時間が消え去り、
辛うじてホコリを払うだけが、
高校生に入って、
やっとメンテ出来たのは6月に入ってからだった。
「まぁ、これがあれば大概のMSだったら、
大丈夫かな?」
うん、挟んで投げて、ぶっ潰す。
あってる、大剣と同じような
“一撃”を感じる、特に潰す時に。
流石にMAは投げられないらしい、
PGもモーションが変わるそうだ。
「うし、ハクエイ?ティズ?
準備できたよ~。」
「わかった、
もう直ぐ順番だし、
“変則マッチ”も楽しみだからな!」
「どんな相手だろうと
刻めば倒せますからね。」
「ティズ?
相手を泣かせないでね?」
「保障の対象外ですww」
「うぉい!」
▽
タウンカップ
“変則マッチ”
今回、あの町を再現した
“秋「魔」原”で、4チーム同時に、
一つのマップで戦うのだ。
道路、高架橋、ビル、
現実換算アノ駅を中心とした
20km四方が、今回のマップ。
一定のビルは“ノンブレイクオブジェクト”
その一定に含まれない“一部オブジェクト”は、
“壊れてマップに影響が出る”
更に厄介なのが、
“トラップ”の存在だ、
種類は接触型、ワイヤー型、
近接信管型、ドローン追跡型の4種類、
パーツブレイク待った無しの威力で
ランダムに配置されている。
どうして予選から4チーム同時なのか?
単純な答えだ。
“ガンプラファイター”が、
増えまくったからだ、
その中で、
“SD規格”もOKが出たのだ、
も~、小さくて早くて当てづらいが、
当たればパーツブレイクは
ほぼ2回に1回は確実で、
何処かのファイターでは、
SD規格・HG規格・MG規格を、
混ぜまくったファイターも居たそうだ。
そして各規格毎の大会も開催されるのだが、
“今回の大会は初回ともあり”
ハル
「それでは、
無差別級ガンプラバトル!!
予選6組目!!
遂に来ました!!
我らが商店街のエースオブエース!!
“彩渡商店街チーム”の
登場です!!」
会場は怒号で振動が巻き起こる。
そう、無差別級なのだ、
つまり、のっけからPG機体、
MAも出て来る事もありなのだ。