▽
「ミサ!!
そのまま後ろに飛べっ!!」
「ひぃぇええっ!?」
目の前を“デントロビウム”の
大型ビームサーベルが通過する。
「あほかあんたら~っ!!」
《アホな訳があるか!!》
《彩渡商店街チームさえ倒せれば!!》
《俺らは有名になれるんだ!!》
操作は、
一人がステイメンを担当
主に武器セレクト、
一人が、
左コンテナ火器管制、
及び大型サーベルの操作
一人が、
右コンテナ火器管制、
Iフィールドのオンオフ、
と、最低3人は必要なデントロビウム。
単調な動きではあるが、
左右のコンテナから撃ちだされる
バズーカや、ビームライフル、
時折り繰り出される
範囲攻撃の爆道柵?
あれ?漢字これだっけ?
まぁ、
ティズがそう言う機体の
定番弱点、後頭部に当たる位置から
飛び乗り、接合部をズバズバと切り裂き、
あっと言う間にステイメンだけになり、
散って行った。
▽
「はぁ、馬鹿じゃないの?
デントロビウムをガンプラバトルに
持って来るなんて。」
《ミサ?
彼等は彼等で、
考えて3人で挑んで来たんだ、
後で改良点、
良かった動きとか、
悪かった動きを
教えに行こう?》
「ハクエイは、やさしーねー。」
ほんと、色々あるけど、
本当に優しいのだ。
《ミサ、ハクエイ、
あっちも凄いぞ?》
ティズに言われ振り向くと
「うわぁ・・・
近寄りたくない。」
どうして、無差別級ってなると、
“デカいのを
引っ張り出して来るのだろう?”
▽
ハル
「さ~!
彩渡商店街チーム!
“俺達に真夏の花を授けてくれチーム”を、
綺麗に解体し無事勝利!
しかし、マップには、
“アタシの彼氏を返しなさい”チームと、
“男には興味ねぇから”チームの、
“サイコガンダム”同士の戦いが、
彩渡商店街チームをそっちのけで
繰り広げられています!!」
▽
「どうするの?」
《どうもこうも、
疲弊した時を狙うか、
双方に仕掛けて、
双方に襲われるしかないかな?》
《ハクエイさん、
コレコレ》
《ん?あぁ、コレか》
「これ?」
3人・コレで行こう
▽
《ほらほら、
防御がおろそかになって来たわよ!》
《うるせえっ!
俺に寄るんじゃねぇ!!》
《そうよ!!このオカマ!!
コイツの何が良いのよ!!》
《おまっ!?
どっちの味方だよ!!》
《んな事言って無いで
防いで下さいな!!》
《うぉおおっ!!》
▽
「あれ?
もしかして、
あのムラサキのサイコガンダムって。」
《あぁ》
《MK-Ⅱですね・・・》
「あのエセ司会者、
相変わらず側が似てるだけで
判断しやがる・・・。」
▽
《ん~もぅ!
愛のホールドアターック!》
《ひぃいっ!?》
▽
「うわぁ、
てか、MK-Ⅱさ、
扱い、PG?」
《いや、あれMAじゃね?》
《それよりも、
どうやってポイントに
誘い込みましょうか?》
「う、撃つ?」
《両方サイコガンダムなんだからさ、
ビームはダメだね》
《機体デフォルトスキルは、
有効ですからね》
「って事はだよ?
6連装ミサイルポッドしか、
ろくにダメージ入らなくね?」
二人・ごもっとも
「いや、揃わなくていいし。」
まぁ、埒が明かないので、
対艦ビームランチャーを照射し、
少しでもこちらに
気を向かせてみようとする。
▽
《攻撃っ!?》
《あら?この
愛のランデブーMK∞に
ちょっかいを出す
おバカさんは誰かしら?》
▽
「あんたらねぇ、
ここはガンプラバトル!
タウンカップやってるのよ!
私達を無視すんな~っ!」
▽
《あら?
随分“おチビ”さんねぇ、
そんな小さな機体じゃ、
“女の子の方”も
小さいのかしら?》
「いま、
なんて言った?」
《あら?
通信はオープンよね?
聞こえなかったのかしら?
“女の子の方も小さいのかしら”
って言ったのよ、
お・ち・び・さ・ん》
「ネェ、ハクエイ?」
《うひゃぃ!?》
「小サイ?」
《え?》
「ワタシ、チイサイ?」
《な、なにが?》
《あ、コレは・・・》
(メールで!)
※ハクエイさん!!
これはアレです!!
胸の事です!!
《うぇっ!?
え?はぁ?そのぉ~》
※むねっ!?
※兎に角、ミサさんをほめるか、
胸以外の話にっ!
※んな事言っても
「ネェ?ハクエイ?
オオキイノ、スキナノ?」
▽
ハル
「一体どーしたのでしょうか?!
3チームとも
止まってしまいました~っ!!」
▽
「ねぇ?」
《・・・お》
《お?》
《お?》
《お?》
《俺は・・・ミサが、
大好きだから、
ミサがミサで無くなるのは、
嫌だし、それに・・・》
「そ、それに?」
※俺はミサが、ミサで
あり続けるのが、
一番大好きだ!!
(オープンで誰が言えるかっ!!)
「・・・エヘヘ///」
(ぁ~、まったく
お熱い事で)
ハル
「あ~、あのですね?
そろそろ決着をつけて貰いたいんですけど。」
3人『あ゛?』
《言われなくても!!》
《ダーリンへの愛は
止められないわ!
そこの胸小女も、
纏めてわた「ブッツブス」》
▽
まぁ、聞くな、
え?顛末?
私達が優勝した、以上。
▽
「ふぇ~ん。」
「ミサ、俺はミサが
ミサで居てくれないと困るぞ?」
(頑なに胸について
言おうとしないなんて、
どこのヘタレですかね?)
因みに
オカマは一人で
MK-Ⅱを動かし、
相手は、
機体の操縦を
男
(結局二人に迫られ、
元気っ子を選ぶけど、
後にお嬢様とも、
一度籍を入れ、
籍を外し、
もう一度入れ、外し、
両方とも子宝に恵まれる運命)
元気っ子
右腕の火器管制
女
(幼馴染ではあるが、
裁判官の娘である為、
そう言う抜け道を
知っている)
お嬢様
左腕の火器管制
女
(世間知らずではなく、
常識人、
ただ、法令の抜け道を
すぐさま見つける元気っ子には、
ある種の敬意を持っている
二人共幸せだから)