ガンダムブレイカー・ロストトイボット   作:扶桑畝傍

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タウンカップその2

「ミサ!!

 そのまま後ろに飛べっ!!」

「ひぃぇええっ!?」

目の前を“デントロビウム”の

大型ビームサーベルが通過する。

「あほかあんたら~っ!!」

《アホな訳があるか!!》

《彩渡商店街チームさえ倒せれば!!》

《俺らは有名になれるんだ!!》

操作は、

一人がステイメンを担当

主に武器セレクト、

一人が、

左コンテナ火器管制、

及び大型サーベルの操作

一人が、

右コンテナ火器管制、

Iフィールドのオンオフ、

と、最低3人は必要なデントロビウム。

単調な動きではあるが、

左右のコンテナから撃ちだされる

バズーカや、ビームライフル、

時折り繰り出される

範囲攻撃の爆道柵?

あれ?漢字これだっけ?

まぁ、

ティズがそう言う機体の

定番弱点、後頭部に当たる位置から

飛び乗り、接合部をズバズバと切り裂き、

あっと言う間にステイメンだけになり、

散って行った。

「はぁ、馬鹿じゃないの?

 デントロビウムをガンプラバトルに

 持って来るなんて。」

《ミサ?

 彼等は彼等で、

 考えて3人で挑んで来たんだ、

 後で改良点、

 良かった動きとか、

 悪かった動きを

 教えに行こう?》

「ハクエイは、やさしーねー。」

ほんと、色々あるけど、

本当に優しいのだ。

《ミサ、ハクエイ、

 あっちも凄いぞ?》

ティズに言われ振り向くと

「うわぁ・・・

 近寄りたくない。」

どうして、無差別級ってなると、

“デカいのを

 引っ張り出して来るのだろう?”

ハル

「さ~!

 彩渡商店街チーム!

 “俺達に真夏の花を授けてくれチーム”を、

 綺麗に解体し無事勝利!

 しかし、マップには、

 “アタシの彼氏を返しなさい”チームと、

 “男には興味ねぇから”チームの、

 “サイコガンダム”同士の戦いが、

 彩渡商店街チームをそっちのけで

 繰り広げられています!!」

「どうするの?」

《どうもこうも、

 疲弊した時を狙うか、

 双方に仕掛けて、

 双方に襲われるしかないかな?》

《ハクエイさん、

 コレコレ》

《ん?あぁ、コレか》

「これ?」

3人・コレで行こう

《ほらほら、

 防御がおろそかになって来たわよ!》

《うるせえっ!

 俺に寄るんじゃねぇ!!》

《そうよ!!このオカマ!!

 コイツの何が良いのよ!!》

《おまっ!?

 どっちの味方だよ!!》

《んな事言って無いで

 防いで下さいな!!》

《うぉおおっ!!》

「あれ?

 もしかして、

 あのムラサキのサイコガンダムって。」

《あぁ》

《MK-Ⅱですね・・・》

「あのエセ司会者、

 相変わらず側が似てるだけで

 判断しやがる・・・。」

《ん~もぅ!

 愛のホールドアターック!》

《ひぃいっ!?》

「うわぁ、

 てか、MK-Ⅱさ、

 扱い、PG?」

《いや、あれMAじゃね?》

《それよりも、

 どうやってポイントに

 誘い込みましょうか?》

「う、撃つ?」

《両方サイコガンダムなんだからさ、

 ビームはダメだね》

《機体デフォルトスキルは、

 有効ですからね》

「って事はだよ?

 6連装ミサイルポッドしか、

 ろくにダメージ入らなくね?」

二人・ごもっとも

「いや、揃わなくていいし。」

まぁ、埒が明かないので、

対艦ビームランチャーを照射し、

少しでもこちらに

気を向かせてみようとする。

《攻撃っ!?》

《あら?この

 愛のランデブーMK∞に

 ちょっかいを出す

 おバカさんは誰かしら?》

「あんたらねぇ、

 ここはガンプラバトル!

 タウンカップやってるのよ!

 私達を無視すんな~っ!」

《あら?

 随分“おチビ”さんねぇ、

 そんな小さな機体じゃ、

 “女の子の方”も

 小さいのかしら?》

「いま、

 なんて言った?」

《あら?

 通信はオープンよね?

 聞こえなかったのかしら?

 “女の子の方も小さいのかしら”

 って言ったのよ、

 お・ち・び・さ・ん》

「ネェ、ハクエイ?」

《うひゃぃ!?》

「小サイ?」

《え?》

「ワタシ、チイサイ?」

《な、なにが?》

《あ、コレは・・・》

(メールで!)

※ハクエイさん!!

 これはアレです!!

 胸の事です!!

《うぇっ!?

 え?はぁ?そのぉ~》

※むねっ!?

※兎に角、ミサさんをほめるか、

 胸以外の話にっ!

※んな事言っても

「ネェ?ハクエイ?

 オオキイノ、スキナノ?」

ハル

「一体どーしたのでしょうか?!

 3チームとも

 止まってしまいました~っ!!」

「ねぇ?」

《・・・お》

《お?》

《お?》

《お?》

《俺は・・・ミサが、

 大好きだから、

 ミサがミサで無くなるのは、

 嫌だし、それに・・・》

「そ、それに?」

※俺はミサが、ミサで

 あり続けるのが、

 一番大好きだ!!

(オープンで誰が言えるかっ!!)

「・・・エヘヘ///」

(ぁ~、まったく

 お熱い事で)

ハル

「あ~、あのですね?

 そろそろ決着をつけて貰いたいんですけど。」

3人『あ゛?』

《言われなくても!!》

《ダーリンへの愛は

 止められないわ!

 そこの胸小女も、

 纏めてわた「ブッツブス」》

まぁ、聞くな、

え?顛末?

私達が優勝した、以上。

「ふぇ~ん。」

「ミサ、俺はミサが

 ミサで居てくれないと困るぞ?」

(頑なに胸について

 言おうとしないなんて、

 どこのヘタレですかね?)




因みに
オカマは一人で
MK-Ⅱを動かし、
相手は、
機体の操縦を

(結局二人に迫られ、
 元気っ子を選ぶけど、
 後にお嬢様とも、
 一度籍を入れ、
 籍を外し、
 もう一度入れ、外し、
 両方とも子宝に恵まれる運命)
元気っ子
右腕の火器管制

(幼馴染ではあるが、
 裁判官の娘である為、
 そう言う抜け道を
 知っている)
お嬢様
左腕の火器管制

(世間知らずではなく、
 常識人、
 ただ、法令の抜け道を
 すぐさま見つける元気っ子には、
 ある種の敬意を持っている
 二人共幸せだから)
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