第六天魔王の死神生活   作:七瀬一五

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『咎の鎖』
 信長に絡み付く13本の業そのもの。決して壊れず、彼女以外には認識することのできない咎人の証。
『獄の鎖』
 信長の意思によって虚空より出現する赤黒い鎖。血によって錆び付いており、彼女自身もこれがなんなのかわかっていない。


第10話 戦闘開始じゃ!

 虚の気配があった。しかも、ひとつだけではない。数十、あるいは数百、もしくは数千の膨大な気配。それが、小さな無人の村に集まり続けていた。その中心にいる極上の魂魄(エサ)を求めて。

 

 補食される対象である彼女は、その気配を感知しながらも嗤っていた。むしろ、この状況を待ち望んでいたかのようにも見える。

 

「貫け『獄』よ」

 

 刀の切っ先を虚に向け、彼女はそう呟く。その瞬間、何もない空間から、おぞましい気配を纏った鎖が這い出て来た。赤黒い血がこびりついた冒涜的な外見をしたそれは、彼女の意志によって虚を標的と定め、殺すために動く。

 

 信長が行動したことによって、虚たちも動き出した。極上の餌を食べるために、我先にと醜い争いをしながらもほとんど同時に奴らは蠢き始める。

 牙を、爪を、口を、各々の武器を剥き出しにしながら彼らは彼女に襲いかかった。

 

 しかし、それは出来なかった。

 最も信長に近かった下級の虚達、それらは多数の鎖によって肉体を貫かれ、地面に縫い付けられ、激痛による苦悶の悲鳴をあげていた。何匹かの虚は『獄』によって一撃で葬られたが、彼女は鎖の扱いがまだなっていないのか、大半の虚は生き地獄を味わい続けている。

 

「うーむ、人間相手に試すのとはいささか異なるのう。そもそも、こ奴らの急所ってどこじゃ?」

 

 しかし、信長はその光景に眉一つ動かしていなかった。()()()()()()()では、彼女は何も感じない。そこにあるのは、標的を殺したという事実だけである。

 そして、それは虚にとっても同じである。辛うじて生きていた虚はエサとして喰われ、そこに同胞への感情など存在しない。『ただ腹を満たしたい』というシンプルな目的の元、彼らは次の攻撃を仕掛けようとする。

 

「まぁ、良いか。さて…」

 

 今のわしは360度を敵に囲まれ、全方位を警戒しなければならないという非常に厄介な状況にある。『獄』での攻撃は下級の虚共を倒すのには使えるが、一体倒すのに大体八本くらい使ってしまう。今の儂ではあの鎖は百以上は出せぬため、必然的に選択肢も決まるというものじゃ。

 

「場所を変えよう」

 

 信長はその言葉と同時に、前方にいる蜥蜴型の虚に向かって駆け出した。それに気づいた敵は、彼女を喰らうために大きく口を開け、突っ込んで行く。

 それを軽く飛び上がりかわすと、刀の切っ先を下に向け、重力に従って虚の脳天へと突き刺す。そして、そのまま敵の背中を裂くように走り出し、勢いが乗ったところでまた跳び上がる。それを何度か繰り返し、彼女は虚による包囲をひとまずは抜け出すことに成功した。

 しかし、それで何か状況が好転するかと言えば、別にそんなことはない。強いて言うならば、迎撃から逃走に変わったことぐらいだろう。

 

「うむ!そりゃ追ってくるじゃろな!」

 

 足に霊力を集中させ、脚力を限界まで上げて走っているのじゃが、全くもって遠ざからぬ。本当はもっと速度を出せるのじゃが、これ以上だと制御できないんじゃよなぁ。

 

「ま、是非もなし!とりあえず【破道の三十一・赤火砲(しゃっかほう)】!」

 

 その言葉ともに、彼女の指先から一つの火球が放たれた。信長の頭ぐらいの大きさのそれを、虚たちは脅威とは認識せず、肉体と勢いで消し飛ばそうとする。しかし、火球が敵に着弾した瞬間、強烈な爆炎によって二十ほどの虚が消し飛び、後から追ってきた化物たちも爆風の影響で足止めを食らうこととなった。

 

「よし!成功じゃな!」

 

 わしってば肉体の強化は下手じゃというのに、破道やら縛道は得意なんじゃよなぁ。普通は逆らしいんじゃが、不思議じゃのう。まぁ、記憶が欠けまくってるせいで、この身体がわしの肉体だと断定できぬせいかもしれんなぁ。

 

 そんなことを彼女が考えながら走っていると、横から虚が飛び出してきた。包囲を脱出したからといっても、後ろからしか敵が来るというわけではない。

 

「っと、【破道の三十三・蒼火墜(そうかつい)】!」

 

 信長もそれをわかっていたのか、冷静に鬼道を使用。今度は蒼い炎が虚を包み込み、その肉体を焼き尽くした。それを確認することもなく、彼女はこの先の行動について思考しながら逃走を再開した。

 

 現在、わしの置かれている状況は中々絶望的じゃが、悲観するほどのことではない。

 

「【破道の四・白雷(びゃくらい)】!」

 

 逃走という持久戦には、この身体は最適じゃからな。飯を食う必要もなく、霊力量もかなり多い。もし霊力が尽きたとしても、鎖によって無理やり肉体を動かすこともできる。

 

「もいっちょ!【破道の十一・綴雷電(つづりらいでん)】!」

 

 それにじゃ、わしがどこに落ちたかはわからぬが、少なくとも実習地の周辺であると予想がつく。こうも虚がいては霊圧の感知も意味はないが、護廷十三隊の死神であれば、わしの場所程度など造作もなく見つけるじゃろう。

 

「(つまり、わしは最低でも一刻(いっとき)ほど虚たちの猛攻を凌げばいいわけじゃな)」

 

 白雷で化物を射抜き、鎖を虚に巻き付け、綴雷電をそれに伝導させて殺し、信長はそう結論付けた。

 確かに、この時代に置いて、彼女の救援に向かう死神は最低でも席官クラスであろう。そして、彼らならばそれよりも早く見つけるかもしれない。

 

 しかし、それは通常の場合だ。彼女がこうなった原因は、拘突という断界のシステムによって強制的に除外されたからである。普通、その者は追い出すという回りくどい真似はせず、最初から排除という手段を取っていた。けれど、拘突にとって織田信長という存在は異常そのものである。それ故に、システムが誤作動のようなものを起こした結果、とりあえず外に出したのだ。

 

 さて、拘突はイレギュラーの出現に対し、コンピューターでいうところのエラーが出てしまった。だが、管理者は信長の存在を排除すべきか否かを出す前に、嫌悪感に耐え切れず現世へと強引に吐き出してしまったのだ。つまり、拘突の中ではまだ()()()()()()()()のである。

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

 信長がその結論を出す少し前、瀞霊廷の四番隊舎の一室では二人の青年が向き合っていた。

 

「……………」

「……………」

 

 浮竹と京楽である。

 二人は、信長が現世に落ちたと同時に雀部長次郎と共に尸魂界へと強制的に戻されたのだ。そして、帰ってくるなり四番隊によって隊舎に担ぎ込まれ、様々な検査を受けた後、この部屋へと案内された。その数分後、雀部副隊長によって今の瀞霊廷を教えられ、この状態へと至る。

 

 彼ら実習生が現世へと向かったあと、突如として全ての穿開門が機能停止し、次いで現世からのあらゆる情報が観測不能となった。現世に駐在している死神からの連絡も途絶え、護廷十三隊の死神は大混乱に陥った。

 

 穿開門は、現世と尸魂界を繋ぐ唯一の道であり、死神の役割を果たすためには必要不可欠な道具である。他の問題は多少不便ではあるが、なんとかなる範囲だが門だけは別だ。穿開門が使えなければ、このまま現世に死神がいない状況が続いてしまう。そうすれば、虚は増え続け、いずれは世界のバランスが崩れてしまうだろう。そんな事態にさせないためにも、死神の研究者たちは穿開門を徹底的に調べあげた。

 

 しかし、何もわからなかった。

 強いて言うならば、穿()()()()()()()()()()()ことがわかった。これでは、解決法はおろか原因すら知ることができない。研究者たちは途方に暮れてしまったが、諦めるわけにもいかないため、今は尸魂界から現世へと繋がる断界について調べている。

 

「……ノッブは、大丈夫なのだろうか」

 

 多すぎる情報をようやく飲み込んだ浮竹が、ようやく口を開いた。

 

「……わからない。検査してくれた四番隊の人に信長がどうなったかを聞いても『雀部副隊長が説明してくださる』の一点張りだった理由はわかったけどね」

 

 対する京楽は、いつも通りに軽く返そうとするが、少し上手くいっていない様子だった。両者とも、努めて普通に振る舞おうとしているが、無理もない。同年代から見て、浮竹と京楽はかなり大人びて見えるが、まだ18にもなっていない子供なのだ。

 

「そう…だな。だが、今の現世はかなり危険な場所だ。いくらノッブと言えど生き残るのは……」

 

 彼らにとって、織田信長という存在はかなり大きい。たった三年だが、子供の三年というのは大人の十年に匹敵するほど重い時間である。浮竹と京楽にとって、信長は既に山じいと同じくらい大切な存在となっていたのだ。

 浮竹自身、信長が生きていてると信じてはいるが、状況的には既に死んでいてもおかしくないないため言葉を濁した。

 

「かなり難しいだろうね。でも」

 

 だが、京楽は至って普通に答え、言葉を続けた。

 

「僕は信長が生き残ると思ってる。本人は中堅ぐらいだと思ってるだろうけど、実力は僕らよりも上だ。それに、()()として、ちょっとぐらい贔屓目に見てもいいだろう?」

 

 もちろん彼だって信長が生きているかなどわからない。けれど、何もできないことを嘆くよりも、希望を持って信じた方が良いと京楽は考えた。

 

「……ふっ、そうだな。うん、俺もノッブが生きていることを信じよう」

 

 そして、浮竹も彼と同じく希望を信じることにした。

 信長の死を考えるよりも、生きていることを考えている方が彼らにとってずっと良い。それに、世の中には言霊というものがある。口に出した言葉には力が宿り、現実もそのようになるというものだ。もちろん彼らはそんなことは知らないだろうし、意図したわけではないはずだ。

 

 それでも、暗い未来を口にするよりはずっと良い。

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

 しかし、現実はそう甘いものではない。

 

「ゲホっ……見通しが、甘かったわい…」

 

 信長は、全身を()()()()で染め上げ、鉄の味を噛み締めながらそう呟いた。彼女が現世に落ちてから既に二刻以上、現代の時間換算で約四時間が経過。

 

「まさか…先にわしの肉体が限界に達するとは……」

 

 その間、彼女は一度も休んでいないどころか、常に肉体を霊力で強化して戦っていた。しかし、隊長レベルならまだしも、死神候補生である信長が長時間の戦闘を行うことは、ほぼ不可能に近い。だが、彼女には『咎の鎖』という霊力が流れ込む道のようなものがあった。そのためどんなに力を使っても彼女自身がガス欠になることはない。

 

「想定外…じゃな…」

 

 だが、便利な力には必ずデメリットというものがある。そして、これも例外ではなかった。簡単に言えば今の信長の肉体は霊力の過剰使用によって、内側から壊れていっている。これは、通常の死神では起こりえるはずのない現象だ。死神は自らの魂を使って霊力を生成し、戦闘に使用している。故に霊力はいつか尽きる。

 

「ゲフッ…動けんなぁ…」

 

 しかし、信長は違う。

 彼女の魂は、複数の霊圧を発する特殊なものだが、身体性能は浮竹や京楽と同じくらいである。そして、彼らは霊力の底というストッパーがあるが、信長にはない。そもそも、死神とは『内からの力によって戦う存在』であるため、過剰使用によって今の彼女のような状態になることは決してないのだ。

 

「あー…最悪じゃ…」

 

 虚の大半を殺し尽くすことは成功したんじゃが、この肉体の性能では『咎の鎖』からの霊力供給を受け止めるには少々荷が重すぎたようじゃ。

 

「途中までは…成功したんじゃがなぁ…」

 

 身体中に痛みが走りすぎて指先の感覚もわからぬし、力が入らん。わしが死神で良かったわい。人間じゃったらとっくのとうに死んでるところじゃ。

 

「やはり…あの時かのぅ…」

 

 虚の半分を倒し終えた時、身体には微かに痛みがあった。恐らく、その時にはわしの肉体は限界に近かったのじゃろう。

 

「まぁ…それがわかったところで…」

 

 何だという話なんじゃがな。仮に、わしが自分の身体の限界にあの時気づいたとして、あの状況じゃったら普通に無視してたじゃろうしなぁ。途中から虚の弱点は思い出したんじゃが、あの数では鬼道一択じゃ。

 

「さて、休憩は終わりじゃ…」

 

 そして、わしが狩ったのはあくまで追いかけきた奴らだけじゃ。ほとんどの虚は本能で行動する獣ようなものばかりじゃが、何匹かはそうでないものもいる。

 

「見ているのじゃろう?」

 

 声をかければ、隠れていた虚どもがちらほら出てきおったた。ほとんどが二足歩行をしており、先に倒した奴らよりも形が人に近いように感じる。元は人間なのだから当たり前なのじゃが、知恵の回る獣は厄介なものじゃ。

 

「はぁ…何故わしを狙う。戦力の差は明らかじゃし、尻尾をまいて逃げたらどうじゃ?」

 

 わしは『咎の鎖』で自分の身体を人形のように吊り下げて立ち上がり、息を整え、精一杯の虚勢を張った。正直言うと血のせいで虚のことがあまり見えぬし、無理やり立ってるせいで骨と内臓が痛い。

 

「……オウ…タベル」

「!…ほう。言葉を喋る程度の知性はあるようじゃな」

 

 わしの問いに答えたのは、人狼のような虚であった。答えが返ってくるとは思っていなかったが、話せるのであればこれ以上身体を酷使せずに済むかもしれん。

 

「王を食べるとはどういうことじゃ?」

「…タベル…オウ…タベル…」

 

 ………話し通じておるのかこれ?もしや単純な言葉を繰り返しるとだけかもしれん。やっぱ獣は獣じゃな。

 

「……王とは誰のことじゃ?」

 

 それを信長が聞いた瞬間、周囲の音が消えた。いや、実際に消えたわけではない。ただ、虚の鳴き声がしなくなったのだ。

 

「…オマエ…」

「は?何を言って──」

 

 そして、音がちょうどなくなった時に、その虚は答えた。目の前にいる織田信長が王であると。当然、彼女は否定しようとする。だが、その言葉は遮られた。

 

「タベル」「オマエ」「タベル」「オマエ」「タベル」「オマエ」「タベル」「タベル」「タベル」「タベタイ」「タベタイ」「タベタイ!」「タベタイ!」「タベタイ!」「タベタイ!」「タベタイ!」

 

 化け物たちによって欲望の大合唱が叫ばれたからだ。信長の耳を音のナイフで貫くほどの大声で、彼らは爆音を響かせる。最初は不揃いだった言葉は、段々と一つの言葉に集約された。

 

「「「タベタイ!!!」」」

 

 そして、全員の声が揃ったという時に化け物たちは信長へと襲いかかった。確かに、彼女の考えた通り彼らにも知恵がある。だが、この時代において虚になる原因のほとんどは『餓死』であり、彼らは人間であった時に満足に飯を食べられなかった者たちなのだ。

 

「チッ!『獄の鎖』よ!」

 

 故に、知恵があろうとなかろうと、彼らは『食べる』という行為に関して酷く貪欲になる。死ぬとわかっていても、既に死んでいるのだから純粋に己の欲望に従う厄介な存在がこの時代の虚の大きな特徴である。

 

「貫け!」

 

 急に豹変し信長を喰らおうとする虚たちを厄介に思いながら、彼女は数少なくなってしまった攻撃手段で反撃を行う。それは、知恵ある化け物ならば、簡単に避けれるであろう単純で直線的なものだった。

 

「…なに?」

 

 だが、信長の予想に反して鎖による攻撃は見事に当たった。むしろ気持ち悪いぐらい綺麗に、虚の弱点である仮面に悉く突き刺さっていた。よく見れば、彼らの視線はこちらを向いておらず、先ほどまでの狂気は消え失せ、全く別の方向を見ている。

 

 そして、化け物たちの視線の先へと信長は目を向けた。

 

「なん…じゃと…?」

 

 そこにあったのは、異様な光景だった。

 空が、空間が、空気が、その一帯だけひび割れたように亀裂が走っている。だが、それよりも異常なのはその中心である。最初、彼女は割れた空間を見て、救援が来たのだと考えた。

 

 しかし、その考えは一瞬で消えた。

 割れた空の中心からは、白く巨大な指が空間をこじ開けるように覗いている。魔女のように爪は長く、死体のように白い指。それを見ただけで、彼女は理解した。

 

「(こいつは…いや、この怪物は…)」

 

 そいつは、空間をゆっくりと開いて姿を現した。

 天狗のように長く、ペストマスクのような尖った鼻を持つ白い仮面。そこから覗く全てを呑み込むように渦巻く黒い眼球。暗闇のカーテンを被ったかのような不気味で巨大な身体。

 その化け物は()()()()()()

 

「──大虚(メノス・グランデ)…!」

 

 最悪じゃ。

 最悪の展開じゃ。

 何じゃ、世界はわしのこと嫌いなの?いや、頭の片隅にはこやつの存在はあったし、警戒もしていたんじゃよ。じゃがのう、実際に起こるのは違うじゃろ。最悪を想定しているからといって、()()()()()()()()()は別問題なんじゃよ。

 

「(しかも…)」 

 

 奴はわしに狙いを定めているようじゃ。あの無機質な仮面の奥、感情のないあの瞳は何故かこちらに熱い視線を送っておる。虚を喰らう虚なんじゃから周りの奴を食えばいいじゃろうに。

 

「はぁ…是非もなしか…」

 

 そして、信長は今日何度目かわからない覚悟を決めた。負ければ死。勝っても彼女が生きているかどうかも怪しいこの戦い。しかし、信長に選択肢はない。

 

「死闘の幕開けじゃ」

 

 今、彼女の死神生活において、初めての強敵との戦いが始まる。

 




知恵ある虚
 
 体長三メートルほどの獣ような顔つきをした虚。腕は長く、二足歩行の人型に近い言葉を喋る者たち。知恵があるといっても、人間の頃の記憶はほぼなくなっており、簡単な言葉しか喋ることはできない。

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