もしかするとまたダイバーズ系統の何らかの企画に参加して、帳尻合わせでティッシュを使うかも知れませんが、その時が来たら考えます。
因みに今回は短め。
「本当に良いバトルだったぜ、坊主。
あの不利なバトルでよく相討ちまで持ってったもんだ」
パトリシアとゼロストと別れた後、男性ダイバーがそう言って、ティッシュの肩を叩く。
「ありがとうございました。
操作も少しは慣れたと思います」
「それに関してはまだまだよ。あの馬鹿みたいな速度ならヒット&ウェイも可能だった筈。
それにあの機体なら相手に手傷を負わせてから物理射撃に切り替えても十分、お釣りが来る」
相変わらず、女性ダイバーにはバッサリと切り捨てられるが、ティッシュは悪い気はしなかった。
「俺達はこれからディメンションをやるつもりだが、坊主はどうする?」
「またチュートリアルで練習してます。
早く、このガンプラに慣れないと行けませんから」
「・・・そうか。なら、ここでお前さんとは別れるようだな」
男性ダイバーは寂しそうにそう言うと「フレンド登録するか?」とティッシュを誘うが、ティッシュは「気持ちだけ受け取って置きます」と返す。
「まだ初心者とも呼べませんし、多分、足を引っ張ってしまうでしょうから・・・また、お会いする時にでも、お願いします」
「そうか。そいつは残念だ」
男性ダイバーは心底残念そうにそう呟くと「じゃあな」と言って女性ダイバーと共にティッシュと別れる。
1人になったティッシュはログアウトした。
ティッシュこと岩戸がログアウトし、自室を出ると姉のテラスがスマートフォンを見ながら泣いていた。
「ど、どうしたの、姉さん!?」
「・・・ああ。ごめんね、岩戸。
岩戸のバトル見て、感動しちゃって」
「あのバトル見ててくれたの?」
「ええ。実弾の効かないレイダーガンダムに勇敢に立ち向かって行った岩戸のバトルは凄かったわよ」
姉にそう言われて岩戸はくすぐったい感覚を感じつつ、テラスに尋ねる。
「姉さんもまたやらない?」
「・・・気を利かせて貰ったのにゴメンね、岩戸。
お姉ちゃん、まだ踏ん切りがつかなくて」
「そこは姉さんのタイミングに俺が合わせるよ」
岩戸はそう言って姉に自分のガンプラを見せながら笑った。
「姉さんの踏ん切りがついた時には色々と教えてね。
俺、それまで待っているからさ」
「ふふっ。ありがとうね、岩戸」
テラスは岩戸に微笑むと、ふと何かを思い出したように天井を見上げる。
「良かったら、お姉ちゃんが作ったフォースに入らない?」
「フォース?」
「平たく云えば、チームの事よ。
まだ在籍してくれているか解らないけれど、みんな、良い人達ばかりだから、きっと岩戸の力になってくれると思うわ」
そう言うとテラスは岩戸に一通のメールを送る。
送られたメール内容を開くと何らかのパスワードと『覇道の皇帝』と記された内容が岩戸のスマートフォンに届く。
「カウンターのフォース画面でそのパスワードを入力すれば、ロックが解除されて現存するメンバーが会いに来てくれると思うわ。
まあ、騙されたと思って一度、会ってご覧なさい」
かなり前に投稿したものをサルベージ。いまからでも読者参加型にするか悩みまする。
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いまからでも参加するよ
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今更、更新されても