長き旅路にて臨むもの   作:【風車之愚者】

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公平なイカサマはイカサマじゃない ⑦

 □■<ドラゴンズネスト>

 

 シータは黙々と準備を整える。

 黒竜に見据えられようが、やることは変わらない。

 彼女は自分の役割を果たすだけだ。

 

「……」

 

 体積の半分を液体として周囲に広げる。

 下半身から伸びた水銀は床を伝い、蠢く触手のように、手当たり次第に触れるものを絡め取っていく。

 それは調度品や建材といった物質から始まり。

 怯え逃げ惑う人や竜、その生命まで手中に収める。

 血の気を引かせて昏倒する彼らを壁際に押しやり。

 

 そして少女の容姿をかなぐり捨てた。

 

 黒竜と相対するは異形。

 角持つ獣の白骨を思わせる頭部。

 保護のために被せられた襤褸の下からは、枯れ枝より痩せ細った多腕多脚が軋みを上げる。

 冒涜的な怪物の正体を黒竜は知っていた。

 

『倉庫にあった絡繰か』

 

 支配人から説明を受けた景品のなかでも、とりわけ希少で厳重に扱われていたひとつだ。

 目録には莫大な額のチップと並び記される先々期文明の遺産。打たれた銘は【櫟之死神(ユー・デス)】。

 交換可能なだけの勝ちを重ねる賭博師は現れず、賭博場の総意として所有権を手放すつもりもなく、組織が抱える力の象徴として保管するだけの代物だった。

 運用には大量の魔力が必要なので、ついぞ動く光景を目にすることはないものと【尾神】は考えていたが。

 

『シュシュ。魔力を吸い上げるとはな』

 

 誰しもわずかながらMPを保有している。ならば微量のそれらをかき集めればいいのだと。

 シータは他者と、そして亜竜級のドラゴンと融合することにより、彼らが保有する魔力を統合した。

 

 得たのは煌玉獣に由来する戦闘力。

 加えて吸収したMPとSPのコスト、それに伴う戦闘可能時間の延長。

 すなわち黒竜を殺し切る猶予だ。

 

『火事場泥棒に使われるとは笑えぬ皮肉だ』

「……」

『御主を責めておる訳では無いぞ? 儂からしてみれば僥倖よ。其の絡繰と対峙する機会が訪れたのだからな』

 

 慢心は不覚を呼び、彼は一度敗れた。

 儚い身で拾ったあり得べからざる機会。

 なればこそ、黒竜は望む。

 悔いの残らない死合を。全力を出し切ると。

 

 幸いと言うべきか……殺意に応じるは殺意。

 

『――いざ』

「――」

 

 竜と怪物は同時に動く。

 

 渾身の力を溜めて尻尾を突き出す黒竜。

 怪物は垂直に跳ねて刺突を躱し、天井のひび割れに掴まると、頭上から無数の腕を伸張させた。

 異なる軌道のそれを黒竜はまとめて薙ぎ払い、千切れ飛んだ腕の悉くをブレスで燃やし尽くした。

 熱気を盾に水銀を防いだ黒竜だったが、視界を遮る炎に助けられるのはシータも同じ。

 瞬時に黒竜の背後を取って覆い被さる。

 尻尾と筋肉の要所を押さえつけ、シータでは視認不可能な超々音速の奥義を封じる狙いだ。

 

 怪物の頭部に魔力が集束する。

 無防備な背中を狙う高威力砲撃。

 

 黒竜は迷わず己ごと敵を焼いた。

 シータには火炎が有効と理解した上での行動だ。

 水銀の毒は熱気に阻まれて黒竜には届かず、アマルガムが融合できない属性の攻撃。

 物質の表出でダメージを置換した瞬間、拘束は緩み、怪物はドラゴンを解き放つことになる。

 砲撃の発射前に破損すれば上々。

 多少でも怯んだら振り解いて打ち滅ぼす。

 

 だが止まらない。

 白熱した関節が溶けて歪み出している。

 装甲が剥がれて内部構造が露出している。

 魔力が漏れ出し、今にも自壊寸前である。

 にも関わらず、怪物はしがみついている。

 

 もはやスキルを扱う余力も残っていないのか。

 今なら打撃が通じると【尾神】は確信を得た。

 

『奥義改、《纏旋:黒龍大焔縄》』

 

 それは編み出した新たな奥義。

 自分諸共、相手に炎を叩きつける力業。

 燃え盛る頭から頸部まで、尻尾に負けず劣らずの質量を勢いのまま振り回す。

 炎が途絶えることはない。黒竜はその技量で薙ぎ払いの速度と火種を共に維持している。

 

 火炎の鞭がとどめとなり、怪物は沈黙する。

 蓄積された魔力は空気に離散していった。

 かろうじて原形を留める機体は亡骸のよう。

 

 まるで魂の抜けた、空っぽの、がらんどう。

 

(糧が流れて来ない……未だ(・・)!)

 

 死者と生者のリソース変動がない。

 これが意味するのはシータの生存だ。

 黒竜は転移消滅(デスペナルティ)を見逃さないように気配を探る。

 

(何処だ。希薄だが、近い。逃げてはおらん。だが見当たらぬ。また姿形を変えておるのか?)

 

 死体の乗り捨てを目撃したのは二度目だ。

 破損した煌玉獣を捨てて、死角から黒竜の隙を窺っていると考えるのは自然だった。

 問題はシータが何に変化しているか。さしもの【尾神】とて無生物の気配を辿るのは容易ではない。

 ただシータでも攻撃の一瞬は殺気を漏らす。黒竜はその微かな予兆を頼りに対抗するしかない。

 

 潜伏を続けるなら、黒竜は片端から周囲を焼き払う。

 その前にシータは奇襲する腹づもりだろう。

 これはどちらが痺れを切らすかという勝負だった。

 

 黒竜にとっては。

 

「《歪の怪物(アマルガム)》」

 

 けれど、彼女にしてみればそうではない。

 

『ッ!』

 

 黒竜の首から下が動かない。

 金縛りにあったかのように身体の自由がきかない。

 己の意に反して黒竜は這いつくばる。

 

 じわじわと内側から侵入される感覚。

 鱗の一枚から隣接する一枚に。

 その下にある肉、臓腑、そして頸椎を伝い、炎に守られているはずの頭部まで異物が浸透する。

 

 毒ではない。肉体は健康そのものだ。

 呪いでも支配でもない。黒竜は変わらぬまま。

 ただ、肉体は既に蝕まれている。

 

 アマルガムの必殺スキルは極めてシンプル。

 融合中の物質をコストに捧げて、一定時間、既存スキルの制限を撤廃する強化型だ。

 通常はレベル差で融合できない相手も、一時的に条件を無視して吸収できる。

 

「……」

 

 白銀が黒鱗を覆うとき。

 刃が骨肉を食い破り、竜の首を刎ねた。

 

 

 ◇◆

 

 

 黒竜の全身から染み出した水銀が繭を編む。

 息の根が止まった【尾神】を水銀は包み込んで、五体満足のシータを産み落とす。

 

「そんな」

 

 ワースレスは絶句する。

 傍目には信じがたい光景だった。

 

「いくら何でも」

 

 彼も、彼女も、同じ<マスター>だ。

 だというのに。

 

「……卑怯でしょう」

 

 どうしてここまで差が生まれるのか。

 <Infinite Dendrogram>はどこまでも不公平だ。

 やり直しができない。開いた格差は埋まらない。

 

「オッドには悪いですがね。私も限界ですよ」

 

 現実では彼にとって気のいい友人だが、この件ばかりは恨み言をぶつけたくもなる。

 水銀の拘束下で器用に袖口を探るワースレス。

 

 当然、予備のスイッチは隠し持っている。

 

 爆弾の設置場所はワースレスしか知らない。

 解除方法も右に同じ。

 どのみち終わりなのだ。証拠はまとめて隠滅する。

 

「さようなら。誰も彼もが、ついてない」

 

 起爆と同時に【ジュエル】を一斉開放。

 直後、異変を見咎めたシータに彼は殺された。

 

 

 ◇◆

 

 

 激しい地鳴りで、少年は薄らと目を開けた。

 衰弱しきった体をどうにか起こす。

 どうやら終わりらしい、と悟るのに時間は要らない。

 

 地下の賭博場は崩壊寸前だった。

 人は死に、物は壊れ、煌びやかな雰囲気は跡形もない。

 空間の亀裂と渦巻いた魔力まで可視化される始末だ。

 

 だが、それも早いか遅いかというだけの話。

 少年は遠からず命を落とす運命にあった。

 病の克服に至らず、竜に届かない。

 砂粒より小さな命が徐々に流れ出る感覚で、少年は泡沫の生を実感していた。

 

 着飾った人が斃れている。

 それを竜が貪っている。

 闊歩するドラゴンは死肉を喰らい、爪を立て合い、迫る結末から目を背けるように死に急ぐ。

 空腹のドラゴンが側を通りかかったら、無抵抗の少年は容易に捕食されてしまう。

 

(……?)

 

 まだ生きている。

 目の前の惨状で、それが偶然とは思えない。

 少年は己の不幸を自覚しているから。

 

 視線を横に動かす。

 少年を庇うように、一体の竜が伏していた。

 

「お、ねえちゃ」

 

 竜は、そっと少年の口を塞いだ。

 毛深い雌の天竜は深い理性と慈しみを込めて、懐に隠した少年を見つめる。

 少年の密かな自慢だった、姉の美しい髪と同じ、亜麻色の体毛を血で濡らしながら。

 竜に喰らいつかれ、それでも少年だけはと、ひたむきに彼を庇護して。

 

 少年は見ていることしかできない。

 竜の思いを無碍にするのは間違っている。

 それでも見捨てられず、視線を彷徨わせた。

 

 <マスター>なら、もしかしたら。

 

 けれど、シータは立ち尽くしたままだ。

 彼女は黒竜との融合に力を使い果たした。

 水銀の身体は大半が蒸発してしまい、戦闘行動をとれるだけの質量は残っていない。

 

(……ッ)

 

 少年に力があれば。せめて、どうしようもない不運さえなければ、こんな結末にはならなかった。

 

「誰か……お願いだから、助けて」

 

 少年にできるのは願うことだけ。

 家族に? 敵に? <マスター>に? それとも神だとか、いるかも分からない超越者に?

 

(誰でもいい。せめてお姉ちゃんだけでも)

 

 即物的で自己本位な祈り。

 応える者は、誰一人としていなかった。

 

 

 ◇◆

 

 

「お祈りゲーだあああああああ!」

 

 そして――運命は裏返る(・・・・・・)

 

 

 ◇◆◇

 

 

 □【大賭博師】ランス・スロット

 

 床下から、俺、復活!

 

 いやー今回も死ぬかと思ったね。

 雪崩れる瓦礫の雨あられ、落下するそれらに跳び移りながら逆走することでどうにか生き延びたが。

 これぞ八艘飛び feat. 滝登り。またはロッククライム。登竜門をほら乗り越えたら、広がる光景bad & bad。

 

 賭博場だった血生臭い空間。

 無数の共食いドラゴンズと転がる死体。

 控えめに言って地獄かな?

 これ助かったと思わせてヤバいパターンか。

 

「お、パズーめっけ」

「……誰?」

「俺だよオレ、おれの顔を忘れたのかよ」

 

 警戒しなくていいだろ。隣の毛玉(景品)も。

 俺はただのギャンブラーだぜ。

 

 なんて言ってみたが、分からないのも無理はない。

 バカでかい車輪頭とか人外判定ですから。

 ノリノリで車輪回しても視界が固定されているのはどういう仕組みなんだろうな。

 

 両手だけでは掘削が捗らないため、やむを得ずフォルトゥーナの車輪を頭に生やした。生き埋めつらたん。

 それでも瓦礫から抜け出せないので、一か八かの女神様にお願い(必殺スキル)をぶちかましたところ、足の火傷を含めて傷が全快した。

 完全回復を引き当てるとは実にメガラッキー、愛しい女神様にアモーレなわけだが。

 

「で、これどういう状況? 謝肉祭?」

 

 どいつもこいつも惚けて固まってやがる。

 あのでかい黒竜は見当たらないし。

 シータは……あそこか。これっぽっちも期待できんが、話を聞いてみますかね。

 

 あいつの場所までは何体かドラゴンズの横を通らないとたどり着けない。

 理由は不明だが、動かない今がチャンスだろうな。

 頼むから襲ってくれるなよ?

 

「って、うおキモ!?」

 

 いきなり肉団子になるな。

 足で踏みかけたじゃねーか。ミンチにすっぞ。

 

 ひき肉状のドラゴンはうごうごと形を変えていく。

 縮んで? 手足が生えて?

 あらまあ、立派な人間だねえ。上手上手。

 

 そんでもって? 死体の傷が回復して?

 蘇生すると。生き返ったねえ。すごいすごい。

 

 問題は数がめちゃんこ多いことなんだわ。

 さっき賭博場にいた人数を遥かに越してるのよ。

 いや本当、どこから湧いて出た。

 

 これはもしやあれか。

 

「ドラゴンが人間になった……いや、戻った?」

 

 この賭博場は元人間のドラゴンを景品にしていた。

 ひとまず仮に【竜化】と呼ぶが、その奇天烈な現象と真逆の効果を受け、彼らの【竜化】が打ち消された?

 回復と蘇生も含めると、回復魔法のような『健康な状態に巻き戻すついでにおかしいところ色々治しておきましたよ〜』的な感じが近そうだ。

 

 そうはならんだろ。

 

 モンスター扱いになっていたのに、また人間範疇生物に戻すとか魔法の領分を超えている。

 状態異常の回復として片付けたら駄目なやつだ。

 確実にフォルトゥーナの必殺スキルだよな。

 いったい何をしたんだいマイハニー。

 全体回復というよりもうこれ回帰じゃん。

 

「大当たりを引いたと考えるか。しかし、こうなると景品を受け取るわけにはいかないだろうな」

 

 俺はドラゴン探しに来たんだよ。忘れてたけど。

 依頼内容じゃ捜索しているのが全くの別竜なのか、それとも竜になった人間なのか判断できない。

 それっぽい毛玉は暫定確保だな。目印は隣のパズー。

 

 ちょうどパズーと抱き合ってる少女がそうか。

 知り合いのようで話が早い。

 こちらに気づいた途端、二人して頭を下げてくる。

 何もしてないのにお礼を言われてもな。

 いけねえよ、バランスが取れてないだろ。

 

「ま、なんだ。運がよかったな(・・・・・・・)

「――――っ」

 

 おいおい勘弁してくれパズー少年。

 今のどこに、ガン泣きする要素があるんだ。

 

 知り合いが竜から元通り。生きて再会。

 病気で具合悪そうだった本人も快調。

 身なりからしてスラムの孤児だろうが、依頼主に身柄を引き渡す場合、彼らは丁重な扱いを受けるはずだ。あのオネエと金持ち<超級>が悪いようにはしない、絶対。

 

 まさに文句なしの神対応だ。

 お前が女神様に愛されてる証拠だろうに。

 嫉妬で脳が破壊されそうだぜ。

 

「シータも! 助けてくれて本当にありがとう!」

「……」

 

 シータは無言で水銀の池から立ち上がる。

 そんでもってパズーを無視。お前も関係者だろ。

 

「どこ行くんだよ」

「…………トイレ」

「生理現象はしゃあない……待ってお前喋れたの? 実は喋れるのお前!?」

 

 今年度一番の驚きだよ。

 喋れるなら会話をしろとあれほど。ディスコミュニケーションは不和の林檎になり得るんだぞ。

 古事曰く、三つの林檎をまとめて握り潰すのは難しいが最も美しい林檎をひとつ決めた正直者には褒美に金の林檎がもらえるという。これ色々と混ざって覚えてるな。

 

「って、気がついたらもういねえ」

 

 シータのやつ、どこに消えた?

 いや別にどうでもいいけどさ。

 俺とあいつは仲間でもなんでもない。

 ただ鉢合わせただけの顔見知りだから。

 

 今日は疲れたし俺も帰るか。

 

 何か忘れている気もするが……。

 

「あ、チップもらってない」

 

 

 ◇◆

 

 

 □■<ドラゴンズネスト>跡地

 

 支配人ワースレスは物陰に身を潜める。

 混乱に乗じてほうほうの体で逃げ出した彼は、その実、誰よりも錯乱状態に陥っていた。

 一度HPを全損して(死んで)蘇生したことを含め、あまりにも状況が二転三転して混沌と化している。

 

 なにより彼の想定外は。

 

「なぜ……なぜ反応しない……?」

 

 手元の機械を一心に操作する。

 賭博場を破壊する爆弾の起爆スイッチ。

 時間は過ぎたはずなのに爆破が始まらない。

 業を煮やして時限式から手動での起爆に切り替えたが、それでもうんともすんとも言わない。

 

「ランス・スロットの仕業でしょうか」

 

 歯軋りをするワースレス。

 せめて最後っ屁を食らわせてやりたい。

 ただその一心で、予備の爆弾を取り出し。

 

 死角から喉を切り裂かれた。

 

「……」

 

 暗がりからシータが姿を見せる。

 凶器の手甲剣を一振り、倒れたワースレスの側に、体内から取り出した機械部品をバラバラと落とす。

 大小合わせて、ちょうど機械数個分のパーツ。

 

(こいつ……こいつは! 見つけていた! 私が各所に仕掛けた爆弾を! 解体も済ませて!)

 

 恨みがましい視線は柳に風と流される。

 まるで取るに足らない些事だと。

 目につく分かりやすい場所にあったから、片手間に解除した危険物を返却してみせたとでもいうように。

 

 ワースレスは最後まで、持つ者の眼中にすら入らないことを苦々しく思いデスペナルティになる。

 ただ……当のシータが彼のことを全く見ていなかったかというと、それはまた別の話で。

 

「……」

 

 少女は思考する。

 自分が為した行動の意味を。

 男が最期に見せた表情を。

 

 殺人は罪だと人は言う。

 人の命を奪う者は罪深い。

 現実の命はもちろん、このゲームとて、命は軽いが無価値ではない。それを害する行為は悪とされる。

 

 しかし凶器が罰せられることはない。

 悪いのは道具を使った人間である。

 

 では、道具が意思を持って人を殺したら?

 

 責められなければ、罪は生じない。

 周囲は道具として道具を扱う。

 

 逆に、罪を被せられたのなら。

 それは人間と認められた証ではないだろうか。

 

「……」

 

 少女は思う。

 少年から受け取った言葉を反芻する。

 

『助けてくれて本当にありがとう』

 

 感謝をされた。

 どうやら少女は彼を助けたらしい。

 

 人を殺すことで、人を助ける。

 そうして人間に近づけるのなら。

 

「…………」

 

 それは自分に合っている。

 だから、もっと殺そう(・・・・・・)

 

 柄にもなく、荒い鼻息。

 シータは無表情で握り拳を掲げるのだった。

 

 Episode B End

 Henderson Scale:0.75




余談というか今回の蛇足。

(U・ω・U)<作中のランダム要素は実際にダイスロールして決めました

Ψ(▽W▽)Ψ<おかげで話数が膨らんだドラ

(U・ω・U)<いや長かった……で、これサブエピソードなんですよ(震え)


【尾神】
(U・ω・U)<薙ぎ払いスキル特化

(U・ω・U)<刀剣・槍・鞭などの武器、また手足や尻尾も対象で汎用性が高い

(U・ω・U)<……と書いてて思ったけど割烹で言及されていたような

Ψ(▽W▽)Ψ<薙ぐ戦闘方法に特化した【薙神】が在位だね

(U・ω・U)<斬撃のほかに打撃も含む範囲攻撃ということで差別化させてほしい


【櫟之死神】
(U・ω・U)<二十一の贋作が十三号機

(U・ω・U)<製作者はノリノリで【死神】の奥義を再現しようとしたけど

(U・ω・U)<そもそもジョブが詳細不明なので再現もクソもなかったという


概要みたいなサムシング
(U・ω・U)<以下お遊び

『竜の尾を踏み、逆鱗に触れる』
賭博都市ヘルマイネに怪しい賭博場があるようだ
人数:2〜6人
所要時間:4時間程度
推奨合計レベル:300以上
推奨スキル:《看破》、《真偽判定》、《危険察知》かそれに類するスキル、生き延びるための戦闘系スキル
デスペナ率:高(最低1人は死人が出る想定)

(U・ω・U)<用心棒の【尾神】に囮という名の生贄をぶつけて、その隙に探索するのがGMのおすすめルート

Ψ(▽W▽)Ψ<鬼畜かな

(U・ω・U)<仕事より戦闘優先の思考なのでそれなりの強さがあれば喜んで構ってくれるよ

Ψ(▽W▽)Ψ<別に、倒してしまっても構わんのだろう?

(U・ω・U)<あるいは、対話オンリーで関係者を引きずり出して自白させるとか

Ψ(▽W▽)Ψ<戦闘ゼロでいけるドラ?

(U・ω・U)<できる・できないで答えるなら可能
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