二話目の段階で40人以上の方々に見ていただきました。見てくださった方々本当にありがとうございました‼︎長話をする気を無いので、すぐに本編に入りたいと思います。でわ最終話どうぞ〜
声を上げずにただその場でうずくまって泣いている少年にグルミットは声を掛けることも出来ませんでした。そうしていると、聞き慣れた声が聞こえてきました。
「どこだ〜!グールミットー‼︎」
明らかにウォレスの声なのです。グルミットは少年のことを置いていけずにその場でじっと待っていました。
「おーーー!グルミットーー‼︎」
そう言いながらウォレスはグルミットを抱きしめました。
「よかった。ちゃんと会えた。」
涙を流しながら彼はそう言いました。でもこの涙は悲しみではなく本当に嬉しかった時にしか流さないものでした。しばらくして落ち着きを取り戻したウォレスは、
「とりあえず、家に戻ろう話はそれからにしよう。」
そう言って彼はグルミットと一緒に家に帰ろうとしました。グルミットはせめて少年にお礼だけでも言いたいと必死で少年の方へと向かおうとしました。
「おい、グルミットどうしたんだ?」
ウォレスは少しばかり戸惑った表情を浮かべましたが、すぐに少年の姿が目に映りました。
「ひょっとして、君がグルミットを預かってくれたのか?」
少年は何も言いませんでしたが、グルミットは首を縦に振って答えました。
「そうか、ところで君のお父さん、お母さんは?」
そう聞いても、少年はただ無言でうずくまってました。しかし、グルミットがジェスチャーや手話などを使って状況を説明してくれたおかげでウォレスは全ての事情を理解してこう言いました。
「そうか、悪いことを聞いてしまった。そうだ、お礼と言ってはなんだが、一緒にうちに来てチーズでも食べないか?」
ウォレスがそう言うと少年は顔を上げて、やっと口を開いて言葉を言いました。
「本当ですか⁉︎でも…なんか悪い気がするからやめておきます。」
少年はそう言いました。グルミットは驚きと同時に悲しくなりました。しかし、ウォレスは、
「いやいや、全然構わないよ。お礼の印として一緒にチーズを食べたいだけだ。」
そして少年は、
「そこまで言うんでしたら、遠慮なく。」
と、言いました。
ウォレスの家にて
「グルミット。まず、君にすまなかった。僕がもっと君のことを思ってやれば、こんなことにならずに済んだんだろうね。そして君にも、グルミットが世話になった。本当にありがとう。」
久しぶりに聞く主人の優しい口調に思わず泣きそうになるグルミット。その一方で今か今かと迫り来る少年との別れの時間を心の中で恐れていました。そう思ってた矢先にウォレスはとんでもなく素晴らしい案を出しました。
「よかったら、君もここに住まないか?ここにはまだ使ってない部屋もあるし、仕事を少し手伝ってくれればここに住んでもいいんだよ。ご飯だってちゃんとあるしね。」
その言葉を聞いた途端、少年は今までにない程の幸せを感じました。グルミットも同じような気持ちでいました。
「本当ですか?こんな、身よりもない僕を引き取ってくれるんですか?」
少年は、嬉し涙をこらえながら言いました。
「もーちろん。僕は構わないし、グルミットだってそう望んでいるだろ?」グルミットは首を縦に振って答えました。
「なら決まりだ。僕は君を引き取るよ。」
ウォレスの優しい口調と、思いつきもしなかった考えに、自分は夢を見ているのかと少年は思いました。
「ありがとうございます‼︎‼︎このご恩は一生忘れません‼︎‼︎」
彼はこらえてた嬉し涙を流しながら幸せそうな顔でウォレスの家に住むことを決めました。
---- end----
最終話は普段よりもだいぶ長く書いたような気がします。このssでは、人の心の変化と、それに伴なって変わる行動をベースにして作ってみました。いかがだったでしょうか?今回、訂正などのご意見が無かったので最終話くらい、コメントを下さい。(なんなら批判とかでも構いませんウィルスとかで無い限りなに書いてもいいです)でわ、バイババーイ