Troubる   作:eeeeeeeei

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二十二話 白状×居場所

ーーーーーー

 

 

「はぁ、ようやく帰って来れたか」

 

 ゲームの世界での戦いも終わったと思ったらジャングルへ飛ばされ、そして、今度こそ日本の彩南町に帰って来れた。

 ララの発明、いつもどっか抜けてるから危険極まりないな……

 他の奴らも転送された地点に戻ったのかな?

 

 俺が戻ってきたそこは、ナナと食事した喫茶店の前だった。

 

 色々とやる事はあるが、一番気になってる事を確認するために、流石に着替えて結城家へ向かう。

 

「ただいまー」

 

「おかえり!ユウ兄!」

「お兄ちゃん、ごめんね!あれは……」

「お姉様!!言わないでくれる約束では!?」

 

 結城家に到着し、家に入ったところで三人が押し寄せてきた。

 モモとララのやり取りはよくわからんが……

 

「ん。俺はとりあえず大丈夫、だけど他にジャングルにいた奴らにはちゃんと謝っとけよ」

 

「お兄ちゃん、ジャングルじゃなくて、アマゾンだよ」

 

「そこはどうでもいいよ…。ーーそんな事より、ミカンは?」

 

「いえ、まずは病院で傷を…」

 

「ユウ兄は宇宙人だったんだよな!?御門先生に診てもらいにいかなきゃ!」

 

「ちょっと待て!先に知りたいんだ。ミカンは気がついたのか?」

 

 それが、ずっと気になっていた。

 

「……ユウリさん…おかえりなさい」

 

「…あ、あぁ…ただいま」

 

 ゆっくりと玄関から見える位置に現れたミカンの顔を見ると、泣き腫らしたのか、目が腫れていた。

 そして、体からは薄くだがオーラが発していた…

 

「ミカン、気分悪く無いか?大丈夫か?」

 

「…うん、大丈夫だよ。ユウリさんの方がボロボロだよ。病院に行った方がいいよ…」

 

 静かに、だが強く言われた。

 【纏】は既にできているが……

 試しに体から出したオーラを数字の1から9まで左右に出してみるが、視線の変化も無いためオーラを認識している様子はなかった。

 これは、無自覚、半覚醒状態か?であれば、オーラの枯渇も無いはずだし、すぐにどうこうってわけでは無いが…

 

「ならいいんだけど……絶対に無理はするなよ?じゃあ、ひとまず病院行ってくるな」

 

「うん。私は平気だから」

 

「そうか。無理はしないようにな。ーーリト、ミカンに何かあったらすぐ俺に連絡しろ。俺が万が一出れなければ俺の事務所に連絡しろ」

 

「え、うん。わかったけど、なんでユウ兄の仕事先に……?」

 

「なんでもだ。じゃあいってくるな」

 

「ちょっと、そんな怪我で一人じゃ危ないよ!私も行く!ミカド先生に診てもらおうよ」

 

「もちろん、私も行きますね」

 

「……まぁいいけど、リト!ミカンの事、頼んだぞ」

 

 

 

ーーー

 

 

 リトにミカンの事を念押しして家を出たのだが、左右をデビルークの第一王女と第三王女にはさまれている。

 別に逃げる気とかはないんだが……

 

「お兄ちゃん…」

 

 不意に、真面目な顔をしてララが話しかけてくる。

 何を言いたいのかはわかってしまった。だから、その先は言わせられない。俺から、言わないとな。

 

「ララ、俺から言わせてくれ。ーーー黙っててごめん。本当は、言う気なかったんだけど、今日の奴とやり合ってる時に色々あってさ。あの夜、言い出せなくてごめんな。気づいてたもんな、ララは」

 

「……うんん。私は大丈夫だよ!お兄ちゃんも、あの時よりもすごいスッキリした顔してるもん!」

 

「隠していたのは仕方ないですよ。地球防衛軍の方なんですもんね?やはり地球的には秘密の組織なんでしょうか?」

 

 あ、そう言えばそんな謎設定を口走った気がするな……

 

「ま、まぁそんなところかな?この仕事を秘密にしたかったのは俺の意志だったんだけど、それももう大丈夫。けじめはつけたから」

 

「うん。話してくれてありがとうお兄ちゃん!」

 

 そう言って右手に腕を絡ませてくるララ。抱きつかないのは、流石に学習したのか?肘に当たる胸の感触が心地良いが、変な気になったらどうする気なんだ。こういうのはリトだけにしろよ……

 他の奴にもしてるんじゃ無いかと不安になる。

 

「ちょ、ちょっとお姉様!!お姉様にはリトさんがいるじゃないですか!?」

 

「えーリトはリト。お兄ちゃんはお兄ちゃんだもん」

 

 ララとモモが騒ぎ出す、俺は怪我人だというのに騒がしいままに学校へとたどり着いた。

 

 

 

ーーーーーー

 

 

「左腕のとう骨と尺骨は完全骨折。上腕骨亀裂。肋骨3カ所完全骨折、亀裂骨折12カ所。左足の脛骨と腓骨が完全骨折。打撲と火傷が合計28カ所。

ーーーよく平気な顔して歩けてるわね」

 

「まぁ、鍛えてるんで」

 

 そう言ってニコリと笑う。顔はいいので普段なら様になるのだろうが、今はおでこと左頬にガーゼが2箇所。左手はギプスをつけ吊っている状態なので全然様になっていない。

 

「褒めたんじゃないけど。ひとまず全治半年はかかるわよ。普通の人間ならだけど」

 

「そっすか」

 

「左足は、ギプスをした方が良いのだけど、本当にそれだけで良いの?」

 

「つけると歩きづらいんで、このままで良いです。」

 

 左足もギプスで固定をしたかったのだが、痛くないから、歩きにくいからの一点張りで今はきつく縛って固定しかしていない。

 この子の体からは何か強いエネルギーのようなものを感じるが、それが理由かしらね。

 あのデビルーク王とお遊びとは一戦交えたみたいだし、この怪我も確実に戦闘でのもの。

 傷の集中箇所からして恐らく、左半身を捨てたのね…

 

 王女達はあまりに騒いでいたので七瀬くんが追い出してしまった今、この保健室には二人だけ。

 久しぶりに、この子と話したな。

 他人の事をなんとも思っていなかったような子が、随分と変わったものね。

 

 

「ーーー七瀬くん、変わったわね」

 

「そっすか?」

 

「まぁ良いわ。ひとまず、当分は安静にしておくこと。もう入院は嫌でしょ。七瀬くん?」

 

「わかりましたよ。ありがとうミカド先生」

 

「フフッ」

 

「ん、なんすか?笑って?」

 

「私の事、初めて呼び捨てじゃなかったわね」

 

「いや、あん時は記憶が…まぁ色々ありまして…」

 

「実は面白い薬があるんだけど…」

 

「面白さは求めてないっす。失礼しましたー!」

 

 あ、逃げられちゃった。

 

 でも、本当に変わった。作ったような態度ではないし、自然な振る舞いだ。

 地球はこの子にとって良い環境だったみたいね。

 

 

 

ーーーーーー

 

 

「怪我の具合は、どうだったんですか……?」

 

「ん、全然平気。全治二ヶ月だってさ。俺ならもっと早く治るかもな」

 

 良かった。ユウリさんの怪我は二ヶ月もすれば治るようだ。

 日も落ちかけており、今は夕陽に照らされたオレンジ色の道をお姉様と三人で学校から歩いてリトさんの家、お姉様がお世話になっている家へと帰っている。

 それはいいのだが、さっきからお姉様のユウリさんへの距離が近すぎる気がする……。

 

「大した事なくて良かったね!」

 

「こら、俺は怪我人なんだからくっつくなよララ」

 

「えー!今大した事ないって言ってたよー!」

 

「そー言ったのはお前だ。俺は言ってないぞ」

 

 私も本当はもっと甘えたいのに、でもここで焦ってしまえば、ユウリさんが後継者になってしまう……うぅぅぅ、ここは我慢!あれだけ待ったのだからもう少しだけ。もう少しだけ待っててくださいね。二人の未来のために!

 

「そーいえばさ、なんで俺ジャングルに戻ったんだ?またなんかミスったのか?」

 

「うんん。今回はモモがね、オシオキだって言っ…」

 

「お、お姉様!!??」

 

「あ、内緒にしてって言われてたんだった」

 

「オシオキって……俺なんかしたか?」

 

「な、なんでもないんですよ!」

 

 お姉様、言わないでくれるって言ったのに……これもナナが私の独り言を勝手に聞いた上によりにもよってお姉様の前で言うから……

 

「姉上に兄上、それにモモ!なんで私を置いて行くんだよ!」

 

 噂をすればナナが現れた。置いて行くって、あなたが勝手にいなくなったんでしょうに…それより、兄上?

 

「ちょっとナナ、兄上って?」

 

「姉上の兄上なんだから、私にとっても兄上だろ?それより兄上!またあの甘いやつが食べたい!」

 

「ん、またいつかな。それより夕飯だな。ミカンが体調悪そうだから、今日は何か買って帰るか」

 

 私も、お兄様って呼んだ方がいいのかしら。しかも私よりも仲が良さそうに……

 それに食事?私はプログラムを一生懸命組み直していたのに、ナナは招待状を配って回って遊んでて、ユウリさんと食事していたって、どういう事……!!

 

「どうしたモモ、なんかあったか?ほら、行くぞ?」

 

 でも、急に立ち止まった私の事も気にかけてくれる…やっぱり、想像していた通りの優しい人ですね。ユウリさん♡

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

「全治、二ヶ月……?」

 

「らしいよ。まぁ一ヶ月ありゃ治るだろ」

 

 今は結城家に帰ってきた。

 もう日も落ちており、外は暗くなっていた。

 半年なんていうと絶対騒ぐので適当に2ヶ月と言っておく事にしたのだ。ララとモモを保健室から追い出したのは正解だったな。

 

「骨も全部ヒビが入っただけだし、騒ぐようなことじゃないよ」

 

「良かったぁぁ」

 

 リトがめちゃくちゃ安心してくれてる。こうゆう所にみんな惹かれるのかな?

 

「夕飯は買ってきたから、食べようか。」

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

「寿司っていうのか!これも美味いな!」

 

「もうナナ、はしたないですよ。でも美味しいです。ありがとうございますお兄様」

 

「いつから俺はデビルーク家の兄ポジションになってんだ…」

 

 ララの双子の妹って言うけど、みんななんか性格が違うような気がするな。

 まぁ俺とミカンもだいぶ違うし、そんなもんか。

 

「ーーーミカン、食べれるか?」

 

「うん。大丈夫。でも食欲はないから、少しだけ」

 

 ユウ兄はゲームの世界から帰ってきてずっとミカンの心配をしている。

 

 

 その後はなんて事ない話を終えて夕飯も食べ終え、リビングでみんなでまったりしてる時に、ユウ兄が話し出した。

 

「ミカン、もう少し、大丈夫か?」

 

「え、うん。大丈夫だよ?」

 

「そうか……」

 

 またミカンを気にして、話し出す。確かに、俺もミカンの目が腫れているのは気になるけど、気にしすぎじゃないかな。何か、あったのかな……?

 

 

 

「ーーーちょっと、聞いて欲しくてさ。今日見てもらった通り、俺があの黒コートの中身だよ。みんな黙っててごめんな」

 

「ユウ兄……それは良いけど、ユウ兄も、宇宙人なのか?」

 

 黙っていた事も、理由があるんだろうし俺は聞かないって決めていた。

 でも、ユウ兄が宇宙人なのかは、大した問題ではないけど、気にはなっていた。

 

「いや、俺は宇宙人ですらないかな。違う世界からの精神体、とでも言った方がいいのかな…」

 

「ッ!!!」

 

「え、それは、どうゆう事?」

 

 ミカンはなぜかビクリと反応して、ララが理解できていないようで、詳細を求めている。

 もちろん俺も混乱していて何がなんだかわかっていない。

 

「順を追って説明するな。俺はもともと死人だ。こことは違う、地球という概念すらない所で死んだ俺が、この世界の地球で、同時に死んだであろう七瀬悠梨に精神だけが入ったって感じだ。だから記憶喪失というか、この世界のことを、七瀬悠梨の事を忘れていたわけじゃなくて、元から知らなかったんだ…」

 

 そこからユウ兄が話してくれた事は、ハンターとしての力は元の世界では使える人は何人もいたと言う事と、元の世界で死に、なぜかこの世界にきて、文字すらも違うから自分はバカだったんだと話してくれた。

 

「……お兄ちゃんは、元の世界に戻りたいの…?」

 

 それが俺も、たぶんみんなも気になっていた事。

 ミカンだけは、顔を伏せており表情が見れないけど…

 

「いや全然。未練なんか無いしな。俺がいたところはロクな所じゃなかったし、殺し殺されが日常茶飯事で実際俺も何人も殺してきた」

 

「………」

 

「そう、この世界で言う殺人鬼なんかよりももっと多くの人を殺してきたんだ。だから、ここは俺の居場所には相応しく無い。……お前らとはもう一緒にいるべきじゃ無いと思う。今まで、騙しててごめんな……」

 

「勝手だよ!」

 

 気付いたら、叫んでた。

 

「ユウ兄は、この家を出るって時もそうだし、今もそうだ!自分一人で全部決めんなよ!そんなに俺は頼りないか!?俺は、この家に来て、一緒に生活してきたユウ兄しか知らない!他の世界だの、昔のどうのこうのなんて知らないんだよ!」

 

「リト……」

 

「他の人が何て思おうと、俺の兄ちゃんはユウ兄なんだから、そんな事、言うなよ……」

 

「……私も、リトと同じ気持ちだよ。ユウリさんは、ユウリさんだよ」

 

「ミカン……」

 

 ユウ兄は俯いて、静かにごめんと呟いた後に、

 

「…俺はまだ、一緒にいて良いのか………?」

 

 初めて見た、泣きそうな顔をしてるユウ兄に、全員が笑って頷いた。

 

 

ーーーーーー

 

 

「……ユウリさん。話、できないかな?」

 

 みんなが寝静まっている真夜中に、私はリビングで寝ているはずのユウリさんに声をかけた。

 起きているのは、わかってたから。

 

「…うん、いいよ」

 

 ユウリさんが座っているソファーの横に腰掛けて二人で並んで座る。

 ゲーム世界で、ユウリさんの過去を見て、目が覚めたらみんなと一緒に家にいた。

 そこにはなぜかユウリさんはいなくて、私はあの夢のせいか、部屋に戻って一人で泣いていた。

 

「ごめんなさい…」

 

「え?どうして…謝るんだ?」

 

「私、なんだかわからないけど、ユウリさんが昔の世界にいた時の事を見ちゃって……」

 

 私に何が起きたのかはわからないけど、あの【小悪魔の追体験(ワンダーグラフ)】ってので見た事は、ユウリさんの話を聞いて、夢じゃなかったんだと確信した。

 

「勝手に覗き見て、ごめんなさい……でもなんで、なんでユウリさんはあんな目にあってて、笑っていられるんですか…?」

 

「ミカンと、リトのおかげだよ」

 

「私と、リトの……?」

 

「うん。俺は、見たからわかると思うけど歪んで育ったから、ずっと日陰の世界で生きてきた。俺にはこの世界が、二人が眩しすぎて離れようとずっとしてたんだけど、こんなに明るくて楽しい場所を知っちゃったから、離れられなくなったんだ。なんなら、死んで良かったって思える程にね」

 

 死んで良かったわけなんてないけど、あの子供の頃のユウリさんの、作った笑顔じゃない、ちゃんとした笑顔で答えてくれた。

 

「死んで、良かったわけないですよ」

 

「そう、思える程に二人といて楽しかったんだからしょうがないだろ。最初の一年以降は、だけどね」

 

 次は悪戯っぽく笑う。

 

「もぉ、そんな昔の話しないでくださいよ」

 

「ミカンがしてるのも、そう言う話だよ。リトとミカンが言ってくれたんだろ?俺は、七瀬悠梨だって」

 

 そう言って、右手で頭を撫でてくれた。

 この人は、ずるい。

 これだけで、悩んでた自分がいなくなっていく。

 

 昔の話、か。そういえば、

 

「ユウリさんって、本当は何歳なんですか?」

 

「んー。……24,5くらいじゃないか?生きてきた年数だけで言うとだけど。ただ、気持ちと体は18歳だ!」

 

 胸を張って言うが、その仕草が子供っぽくて、不覚にも可愛いとすら思えて、気づいたら私は笑っていた。

 

「フフッ…それじゃあ子供にしか見えませんよ?」

 

「それはそれでいいんだよ。七瀬悠梨は4歳なんだから」

 

 今度は乱暴に頭を撫でられたが、それが不思議と心地よかった。

 どんな理由であれ、この世界に来てくれて、一緒にいてくれて、私は嬉しいですよ。ユウリさん。

 

 

ーーーーーー

 

 

「ちなみにさ、ミカンはこれ見えるか?」

 

 ミカンとの話が落ち着き、ミカンは俺の過去を見たと言った。

 どうやら、念能力に目覚めているようだ。他者の記憶に干渉できるなんて聞いた事がない。

 恐らくは、特質系。

 今はまだ無自覚のようだが、俺は【念】を教えるかどうか、悩んでいた。

 

 とりあえず認識の確認で右手の指からオーラで数字の2を出してみる。

 

「……指以外は、何も見えないです」

 

 目を凝らし、俺の指へと顔を近づけるミカンだが、どうやら見えないらしい。

 

「そうか。たぶん、ミカンが見た俺の過去は、俺の超能力と同じような力だ。ミカンだけのね。……それを、使いこなせるようになりたいか?」

 

 まだ、オーラの認識はやはりできていないようだ。できればこのまま、普通に生きてほしいと思うが、聞いてみることにした。ミカンは子供じゃない。自分で考え、決める事ができると信じていた。

 

「私は、使えなくて良いです。だって、守ってくれるんですもんね?」

 

 そう言って、こちらを見るミカン。

 俺と、オレを助けてくれたんだ、当たり前だろ。

 

「そうだな。宇宙の脅威からだって守ってやるさ」

 

 そう言ってミカン肩に右手を置いて抱き寄せた。

 

「ん、お願いしますね。ユウリさん」

 

 どのくらいこうしていただろう。

 話して安心したのか、ミカンは腕の中で眠っている。

 

 その寝顔を見て思う。

 今度は、影から守ろうなんて言わない、真正面から守り切ってやる。

 宇宙の伝説になる程の蟒蛇だろうが、今なら勝てる気しかしなかった。

 

 

 

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