友希那編もそろそろクライマックス?にさしかかります!
〜リサside〜
カタカタカタカタカタ……
カキカキカキカキ……
テストも終わり夏休みに入った初日。私は蒼司の家にいた。
カタカタカタカタカタ……
カキカキカキカキ……
「…………」
「…………」
(蒼司に呼ばれて家に上がって多分何時間かずっとこのまま……空気が重すぎるよぉ〜)
カタカタカタカタカタ……カチッ
「……さて、リサさん。原稿の方は完成しましたか?」
「……後少しです……」
私が何の原稿を書いてるかって?……それは今から少し遡るわ
…………………………
………………
〜数時間前〜
ピーンポーン♪
……ガチャッ
「蒼司、来たよ〜♪」
「……上がって」
私は蒼司について行く形に自室まで案内された。
「蒼司の家に来るのいつぶりだろ〜?ねぇねぇ!あの猫今も元気?」
「……シロナの事か?元気だぞ」
「シロナって名前なんだ!蒼司にしてはいい名前つけるじゃん♪」
そう言ってる私をよそに蒼司は折り畳みの机を組み立て私の前に置く。
「リサ、その机の前に正座しろ」
「……え?」
最初は聞き間違いかなって思って思わず聞きなおしてしまった。
「……聞こえなかったか?……今井リサさん。そこに正座しなさい」
ビクッ!
「は、はい!」
蒼司の謎の圧に押され私は折り畳み机の前に正座させられた。そして蒼司は自分のPCのある椅子に座りこう言った。
「……さて、リサさんや。今日どおして呼ばれたか……わかりますか?」
「え?ど、どおしてでしょうか?」
「……そうか。あくまでも白を切るつもりだな」
「!?」
「まずはこれを見てもらおうか」
そう言って蒼司は机の前に何枚かスマホから転送した画像などを私の前に置いた。
……そこには蒼司のLINEの友希那や紗夜、燐子、あこのトーク画面に蒼司のカバンの中の画像が画かれている。
「この画像に関して……なにか心当たりはありますか?」
蒼司はさっきから丁寧な口調でさぞかし穏やかな表情で私に問いかける。しかしその目のハイライトはoffになっていた。
(……それどころか蒼司から負のオーラが見えるのは私だけ?)
「え、え〜と……どうだったかな〜?アハハハハ……」
ドンッ!!
「ひぃ!?」
蒼司は明らかに怒っていた。……それも相当ご立腹だ!
「言いたくないなら思い出させてやるよ。俺がどんな理不尽な濡れ衣を着せられ尋常じゃない屈辱を味わったか!」
そして蒼司の会話が始まると同時に私が侵した?罪の回想が始まったのだった……
…………………………
………………
…………
〜回想・蒼司side〜
「ん〜!もうすぐ夏休みかー!テストが終わってからここまで平和になるとは思わなかったな〜」
テストが終わってからの俺はこの様にはよこい夏休み気分で浮かれていた(本人にどれだけ自覚があるかはさておき)
「ね〜蒼司〜!」
「ん?リサじゃないか?どうした?」
「さっき日菜が蒼司の事探してたよ!生徒会室でまってるって!」
「了解」
俺はそう言い席をたち教室をでていった。
〜リサside〜
「……よ〜し、蒼司のやつ行ったな〜♪しかもちゃんとスマホ忘れて行ったよ♪チャンスチャンス♪」
電源を入れると案の定ロックが掛かっていた。
「『〇〇〇〇〇〇』……よし!開いた♪」
「さすが友希那だな〜♪何時も蒼司の事見ててくれてアリガト♪今度クッキー作ってお礼しなきゃ♪」
私はそう言いながら蒼司のLINEを開いた。……そして
「『〇〇〇〇』……ここもクリア♪さてと……」
友希那から聞き出した番号を全て入力して蒼司のトーク欄を見る
「あったあった♪……私のスマホにある画像をこうして……そしてこれをこうしてああして……よし!で〜来た♪」
(蒼司め……私がこのまま黙ってると思ったら大間違いなんだら!)
「そろそろ戻って来るかな……あっ!そうだ!」
そして私はある事をしに蒼司のスマホを元の場所に置き、教室を出た。
…………………………
………………
〜蒼司side〜
キーンコーンカーンコーン……
「おいリサ〜!日菜お呼びじゃ無かったって言ってたぞー!どういう事……」
「蒼司!!」
ガシィッ!!
友希那がいきなり俺の胸倉を掴んできた!
「ゆ、友希那!?ちょっぐるじぃ……」
「あ、貴方があんな事をする変態だとは思いもしなかったわ!!」
「は!?へ、変態?ちょっとまてなんの事だ!?」
パシィ!!
「ヘブッ!!」
「蒼司なんて……もう知らない!!」
友希那は怒ってそっぽ向いたまま席についた。
(な、なな……何が起こってるんだ!?)
あれから友希那は口を聞いてなんてくれなかった。それどころかずっと俺の事を『変態』呼ばわりだ。
(俺変態ちゃうって……(ToT))
そして事件は更に加速して行った……
…………………………
………………
…………
放課後……俺は委員会の仕事を終わらせた後、駆け足でCIRCLEへと向かった。そして妙に俺のカバンが重かったがそんな事は今はどうでもいいくらい急いでいた。
「……友希那にちゃんと謝らないとな」
そう呟き俺はスタジオの扉を開き……
「ごめん!遅くなっ……」
「「「「「蒼司!!(騎龍さん!!・蒼兄!!・さん!!)」」」」」
……彼女達5人に怒鳴られ……そして
「この変態!!///」
「蒼司最低……!!」
「騎龍さん……そこになおりなさい!!」
「ウグッ……蒼兄……ひどいよォ!!」
「蒼司さん……!何であんな事……!」
俺はどうやらこの5人に知らないうちに何かしたらしい……
(てか待て待て待て!!身に覚えがないのだが!?)
「ちょっとみんな!お、落ち着けって……」
「「「「「いいからそこに
「ひぃぃぃぃ!?」
そして俺はこの5人にこれから説教&尋問&裁判?をされるのだった……
…………………………
………………
…………
……今俺が何をされてるかありのままをはなすぜ。まず俺は彼女ら5人に理不尽にも尋問責めを正座でさせられている。俺の言い分?そんなの今の彼女らの状態からして聞いてもらえるわけがない。友希那に至っては俺が何か反論する度に「黙りなさいこの変態」ですよ?泣くよ流石にそこまで言われると。
(何度もいうけどさぁ……俺変態ちゃうってぇ(ToT))
「もう一度聞きます。騎龍さん、貴方は8時30分から9時頃まで何をしていましたか?」
「だーかーらー!何度も言わせるなよ!俺は日菜の所に行って生徒会の仕事手伝ってたんだっての!何なら日菜やつぐにきいてみろ!その時一緒にいたからな!」
「嘘言わないで!変態!!」
「だから変態じゃねー!!」
……さっきからこのやり取りだ。もういい加減精神ともに疲れたんだが
「あの…氷川さん。時間だけじゃ蒼司さんが犯人だなんて分からないと思います。……なので、その……今回私達にしたことについて詳しく話させてはいかがでしょう……」
(そーだそーだ!ろくに人の話聞かずに変態呼ばわりしやがって!燐子のゆー通りだぜ!)
「……白金さんの話も一理ありますね。……それでは今から被害者1人1人騎龍さんになにをされたのか話してみましょう。そして騎龍さん、貴方はそれについての弁解がありましたらお願いします。」
「了解だ」
燐子の案により今度は被害者1人と俺との事情聴取がはじまった。
〜燐子side〜
「わ、私は蒼司さんにLINEでセクハラ的なコメントを……されましたその時に……その、私が更衣室で着替えてる写真も一緒で……」
「セクハラ的なコメントをされただけでなく盗撮もされたのですか!?」
「い、いえ……た、確かにコメントはされましたけど……」
私はそこでセリフを詰まらせてしまった……
(あの部屋……花咲川というより何処かの温泉?……だよね?蒼司さんと温泉なんて行ったことない……)
「おいちょっとまて、俺はそんなコメント打った覚えないぞ!そもそもあの時間帯でどうやって盗撮なんてできるんだよ!」
「うるさいわよ!この変態!!燐子のトーク画面に貴方が打ったコメントと盗撮の画像があるのが何よりも証拠よ!!」
「てかほんとに打った覚えないし、撮った覚えもねーよ!」
「2人とも、少し静かにしてください。……それで白金さん。騎龍さんにはなんてコメントされたんですか?」
「は、はい……『燐子のおっぱいまじデカすぎるだろ!?何カップだ!?今度揉ませてくれよ!』……って言われました……」
「白金さん。ありがとうございます……騎龍さん?それについて何か弁解は?」
「だからホントに知らないって!てか俺がそんな欲望丸出しな事言うわけないだろ!?」
蒼司さんの言う通り……だと私は思った。彼の性格上、そんな事言わない気が……
「分かりました……次に宇田川さん、お願いします」
(何か引っかかるような……気の所為かな?)
〜あこside〜
「あこは蒼兄にすっごいひどいこと言われたの!」
「実際にはなんて言われたのですか?」
「『ちっこいのにドラムとかスゴーイ』とか『高校生で厨二病とかまじ無いわ……』って……あこ、蒼兄の事すっごい尊敬してたのに!どうしてあんな事言ったんですか!?」
「ごめんあこ……ホントに言ってないって……」
「じゃああこのLINEのトーク画面のセリフは誰がうったんです!?それにりんりんとポッキーゲームしてるとこだって撮って!!……ウウッヒック」
「う、宇田川さん泣かないで下さい!し、白金さん宇田川さんをお願いします!……騎龍さん、もしあれがホントなら私本気で怒りますよ?」
「ほんとに知らないですよぉ……それにポッキーゲームも撮ってませんからね!?」
「ウウッ……蒼兄……ホントに違うの?」
「ああ!ほんとに違う!約束する!誓って俺はお前にひどいことなんて言ったこと無い!」
(なんだろ……ほんとに蒼兄がやったのかな?それにアノポッキーゲーム……何処かで……)
「次は私です」
〜紗夜side〜
「私は『紗夜にお仕置きプレイしたい』とか『ポテトあんなに食べて太らないか』って言われまた。……騎龍さん、貴方にはデリカシーという言葉がわからないのですか?酷いです……」
「……ほんとに知らないんです。紗夜さんにそんな事言ったらなんて想像すらしたくない……!」
「!……随分な言い様ですね!なら私が大量のポテトを食べてる画像はどぉ説明するんです!?」
(……?そう言えば……あのポテトを食べてる画像……たしか今井さんと一緒に出かけた時に……今井さんが撮ったものでは?)
「その画像も知らないですよ……信じて下さい。ホントにおれじゃ…」
「……ありがとうございます。次は今井さん、お願いします」
今井さんの事情聴取を行う時、私は変な違和感を覚えました。
〜リサside〜
「今井さんは何をされたんですか?」
「私は蒼司に脅されたんだ……『俺に変な事されたくなかったら下着の1つや2つ、俺に寄越せ!』って…私そんなにひどい事した?蒼司?」
「お前に散々な事されてもこんな事に言わない……って言っても信じて貰えないもんな?」
「当たり前じゃん!蒼司に酷い事言われただけならまだしも!……私のあんなに恥ずかしい画像まで……!酷いよぉ( ・᷄-・᷅ )」
(ぷぷぷッ♪蒼司めっちゃ焦ってる!いい気分だなぁ〜♪)
「蒼司……貴方何処まで変態なの……」
「……変態じゃねえって……」
(でも……友希那に対して仕掛けたあれは……流石の蒼司も弁解できないはず!)
「最後は私ね……蒼司、覚悟しなさい!」
〜友希那side〜
「蒼司……貴方『友希那とエッチしたい』『友希那と子作りしたい』……って言ったことになんて弁解するつもり?」
「あのさ友希那さん、俺がその気は無いくらい知ってるよね?1番の理解者だと思ったのに……」
「寝言は寝て言いなさい!貴方が私の体操着と変えの下着を盗んだ事を許す訳ないじゃない!!さっさとお縄につきなさいこの変態!!」
「「「「!!!???」」」」
「……もういいです。湊さん、ありがとうございます」
「………………」
(ねえ蒼司……貴方がホントにやったの?どうしてもそう思えない……いえ、そう思いなたくないのに……どおしてそんな顔をするの?)
私の言い分を聞いた蒼司の顔は何処か悲しげで抜け殻みたいだった……
「……騎龍さん……」
…………………………
………………
…………
その後俺は身に覚えの無い濡れ衣を着せられしばらく5人と会話、接触を控えさせられた。……まあそうだよな?みんなあんなに怒ってたんだから。
ピロピロリン♪ピロピロリン♪
「紗夜さんか……今話したくないんだけど……」
『今からCIRCLEのカフェテラスに来て下さい。』
「聞こえなかった?話たくない……」
『何も言わず来てください。貴方の無実が証明出来そうなんです』
「!?……分かったすぐ行く」
そう言って俺はCIRCLEのカフェテラスへ足を運んだ。
…………………………
………………
…………
「来ましたね、騎龍さん」
「どうも……」
「その……話をする前に……ごめんなさい。私貴方の話ろくに聞かずに……」
紗夜さんが俺に謝った?どおして?明らかに俺が悪いのに?
「その話はもういいんです。もう……諦めてるので」
「ほんとにごめんなさい……でも、話だけでも聞いて下さい。あの後、私は自分自身が感じた違和感を確かめるべく白金さん達と話をしました」
「……」
「話を聞いた時私の感じた違和感は間違ってなかった。あれは貴方の撮ったものじゃない……そうですよね?」
「……はい」
「そして……」
一言置くと紗夜さんは俺にとあるアプリの画面を見せた
「!?」
「このアプリ……同じアプリをもつ端末同士で画像などを転送出来るんです」
俺は咄嗟に自分のスマホを見た……
「……あった。いつの間に……」
「私の推測はこうです。……騎龍さんが日菜の手伝いをしてる30分感に犯人はこのアプリを使って貴方の端末に画像を転送した。そしてLINEを開きいかにも貴方が打ち込んだかのようにセリフを画像とともに送信した。」
「……流石ですよ紗夜さん」
「私もあの時あの画像に違和感を感じたんです。あそこにいたのは私と今井さんだけ。それに私の間違いでなければ例の画像は貴方と会う前のもの……」
紗夜さん……ホントに貴方は凄いよ……
「……まあでも分かってましたけどね」
「!?」
「俺も黙って今日この日まで1人でいた訳じゃない……てかあの事件の犯人くらいもうあの時点で目星が、ついてます」
「それが分かって……罪を認めたのですか?」
「勘違いしないで欲しいのはあの時皆さんの状態を察したまでです」
そう言って俺は席を立ちお代を置いて歩き出した。
「待って下さい。何処に行くのです?」
「俺は俺のやり方で犯人にケジメ取らせます。ちょうど似たような『約束』をしたので」
そうして俺は一学期が終わった後、犯人に夏休み初日家に来るよう呼び出した。
…………………………
………………
…………
「……そして今に至るわけだ」
「ごめんなさい蒼司!!つい蒼司にかっとなっちゃって!!ホントにごめんなさい!!」
「ごめんで済めば警察入らねえよ。……それよりもだ……」
そして俺はリサにこの事件のケジメ、及びテストで約束したことについて責任を取って貰うべくとある用紙をリサに渡す。
「こ、コレは?」
「俺は何日かしたら友希那とデートする約束がある。俺のプラン内で考えでは泊まりのデートだ」
「え!?」
「そこでだ。家を開けてる間リサにはこの紙に書かれてる事を全てこなして貰う。これが例の事件に対するケジメだ」
〜リサside〜
「これが例の事件に対するケジメだ。」
(え?これだけ?見た感じほとんど家事全般……どおにかなるっちゃあなるかな?)
「ああ、後この紙にサインと指印をしてくれ。その後これを撮って紗夜さんとこに送る。証人は紗夜さんに任せる」
「分かった……こうでいい?」
私は蒼司が作った契約書?にサインと指印をした。
パシャッ!
「ありがとうな……これで紗夜におくったからもう『逃げる』事はできない訳だ……なあリサさんや」
「な、なんでしょう?」
え?何この展開……まさか……
「この間の『約束』……忘れたとはいわさねえぞ?」
「は、はい……」
「さぁ〜て、今井さんや、この休みの間……ドオシテクレヨッカナー」
やばいやばい!蒼司の顔が笑ってないよぉ……!
「お願いします蒼司様……お手柔らかにお願いします……(ToT)」
こうして私の夏休みは蒼司に対して侵した罪の償いから幕を開けた……
…………………………
………………
…………
〜友希那side〜
ピロリン♪
……?誰かしら……!?
『この間の事件はリサが犯人だった。怖い思いをさせて済まない』
『そうだったのね。私こそごめんなさい!貴方には酷いことをしてしまったわ』
『気にするなって!それより今度のデートなんだがな……』
!?……蒼司、これは本気なの?
『今度のデート……1泊泊まる予定だが大丈夫か?』
蒼司が送ったセリフにはそう書いてあった。
『大丈夫よ!楽しみにしてるわ!』
そう返事を返して私はベッドに飛び込んだ。
「蒼司と何処かで泊まれるなんて……夢みたいだわ///」
「今度のデート……何着ていこうかしら?」
そして私はベッドから降りクローゼットを開ける。目の前にはあの時買ったワンピースがぶら下げてあった。
「今度のデートで……私は必ず……!」
今度のデートに向けて密かにケツイをみなぎらせる私だった……ーー。
〜END〜
『次回予告』
「そのワンピース……」
「さぁ、行きましょ。蒼司♪」
「蒼司……私、貴方のこと……!?」
「友希那!!何処にいったんだ!?」
次回、『
高評価、感想、アンケートよろしくお願いいたします!
紗夜編後投稿して欲しいストーリー
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リサ編
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あこ編