余談ですが第3章のガチャ20連して全て通り抜けました!
それでは……どうぞ!
〜友希那side〜
(ここは……あの夢の中ね?)
周りの景色を見て私は悟った。最近……よく見るようになったわね。何かの予兆手なのかしら?
(竜騎士……ソウジって言ったかしら?彼の姿が見当たらないわね)
今私がいる所は彼女……ユキナの部屋のベランダだ。まあ時間的にも万一彼がいた方が逆に不審よね……?
「はあ……以前よりも竜騎士さまと一緒になれる時間が減ってしまったわ……」
どうやら彼女はソウジと一緒になれる時間が減っていることに不満を覚えているようだ。何とかしてあげたい……そう思っていると……。
「姉様」
「!……リサ、どうかしたの?ノックもせずに」
ユキナの部屋にリサによく似た彼女……名前も一緒だとなんだか紛らわしいわね……姉様って言ってるあたり彼女はユキナの妹よね?
「ごめんなさい。姉様が思い詰めてる顔をしてたから、いても立っても居られ無くなって……ちょっとしたことしか助けられないかもだけど……姉様のお力にアタシはなりたいの」
「そうね……この時間くらいしか……貴女達と話せないから、いい機会……かもしれないわ」
確かに……今この一時はリサ、恐らく他の3人の姫達の姉であるユキナだが、日が登れば……またこの一時が来るまで彼女は女王としていなければいけないのだ。
「お言葉に甘えて……リサ、もし……もし、貴女に好きな人が出来たとするわ。だけど相手側は外せない用で互いに会えない状態……もし貴女ならそんな状態を「仕方のない、いつか必ず会える日まで我慢する」と割り切れるかしら?」
「え!?……姉様もしかして……好きな人ができたの!?」
「こ、声が大きいわ!」
顔を赤くしながらも妹に注意をした。ユキナ……誰かに恋してるのね?
(もしかして……)
「…………」
「ご、めんなさい……もしかしてお姉様、お相手はあの聖騎士ソウジ様ですか?」
「……どうして分かったのかしら?」
「妹たちや使用人皆噂してたよ?あ、もちろんいい意味合いでの噂ね!」
「そう……それで、質問の答えなのだけれど……」
そう言ってリサに答えを求めた。
「アタシ……交際の話とかになると、結構重く考えちゃうの……それでもいい?」
「ええ……構わないわ」
「うん……アタシだったらね……ーー」
(!!……なるほどね)
リサの言った言葉に私は妖しく微笑み感心したのだった……。
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偶然なのか……
「恐らく……必然かしら……」
そう呟いくと私はベッドから降りてクローゼットにかけてある制服に着替えた。
……寝ぼけてなんかないわ。これは
「うふふ……♡まっていてね、蒼司♡」
制服に着替え終えた私は、鏡の前でリサがよくやるような悪戯っぽい微笑みをして未だ暗い夜道へと姿を消した……。
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〜蒼司side〜
「ん〜〜……」
まだ眠い……そう思いながら身体を起こし、伸びをした。
ーーそして
「ーングっ!?……けほっけほっ……な、なんだっ!?」
突如にして俺の嗅覚に襲いかかってきた何かが焦げた匂い、この世のものとは思えないほどの悪臭に完全に目が覚めた。
(誰が一体こんな事を……)
俺は急いでベッドから降り、台所に居るであろう不審者(?)の正体を確かめにいった。
そしてそこにはーー
「おはよう
「ゆ、友希那!?どうしてここに!?」
そこには土日、祝日にしか居ないはずの友希那が猫の絵が書かれたエプロンを身につけ朝ごはんという名の危険兵器と一見コーヒーに見えたそれは紫色の湯気を出していた。
「どうしてって……合鍵渡してくれたのはダーリンじゃない!なのに合鍵あってもダーリン私の事拒否するんだもの!酷いわ……!」
そう言うと友希那は両手で自分の顔を覆い泣き始めた。
「す、済まない友希那!?大丈夫か?……って違う違う!つい聴き逃したがダーリンってどういう事だよ!?どうしちまったんだ友希那!」
危ない危ない……。友希那のキャラ崩壊と言う名の暴走っぷりに危うくペース持ってかれる所だった!
「友希那のお父さんも言ってただろ!?お泊まり込みで一日中一緒にいていいのは土日、祝日だって!俺はそれを守ってるだけでお前を愛さない日なんて1日たりともなかったはずだぞ!?」
「ほんとに……?」
「ああ、ほんとだ。だからな友希那……一旦落ち着こ?な?」
「……わかったわダーリン。じゃあ……席に着いてくれる?」
「ああ……ありがとう友希那」
呼び方は変わらなかったが、少し落ち着いたと見た俺は友希那に誘われるがままに席に着いた。そして俺はテーブルにある料理(危険兵器)が
俺の座ろうとしてる席に配膳されてるのを見てこれが罠だと気づいたー
「ーんな!?友希那っ!何するんだ!」
ー頃には既に俺は友希那に縛られてしまった。
「ごめんねダーリン♡これからは通い妻として毎日ダーリンの家に上がってご飯作ってあげるからね♡これもダーリンを毎日愛する為に必要な事だからね♪」
「いぃっ!?」
俺は咄嗟に友希那の作った朝ごはん(という名の危険兵器)をみた。肉野菜炒め……のように見える。豚肉は半端な火加減で所々焦げてたり生焼けだったり、そして野菜も火が中途半端に通ってほとんど生に近いものに焦げてるもの……挙句の果てに皮やら芯やら種やらと……下処理すら終わってないまま乱雑に切って炒めたのが丸わかりだ。そして何を入れたらそうなるのか聞きたいくらいだが……紫色の湯気が(恐らく煙)がシュゴオオと音を立てながら出ていた。
(これ……たべるの?)
てか飲み物って紫色の湯気とか出たりするか?普通。
何とかして逃げ出さないとやばい……そう俺の脳内で警告サイレンが鳴り止まなかった。
「そう言えば友希那……俺、昨晩余分に食べすぎて……余りお腹空いてないんだ……だから朝ごはんいいーー」
「そう言って、ダーリンは1人で食べられないから私に食べさせて欲しいのね?心配要らないわ!最初からそのつもりよ!だからダーリン♡あ〜ん……して頂戴♡」
「い、いやだから友希那……俺はお腹空いてーーんむぐっ!?……〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!??」
「いっぱいあるからね♡沢山食べるのよ?」
「んんんん〜〜〜〜!!!!」
次々に俺の口に容赦なくねじ込まれる友希那の料理(兵器)。その光景はまるでほあぐらのダチョウのようだった……。
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「おはー……」
「おはよ〜蒼司……ってどうしたのその顔!?すんごいやつれてんじゃん!?」
挨拶を交わして早々、おれはリサに自分の状態に思いっきり突っ込まれた。周りのメンツも同じ感じだ。そりゃそうだ……なんせ今の俺は死にかけた虫よりも酷くやつれた顔をしている。
「おはようリサ。そんなに驚いてどうかしたの?」
「友希那!?どうしたの?……じゃないよ!アタシが友希那んち来た時お父さんに「友希那ならとっくに学校行ったよ」って言われた時はものすごく焦ったんだからね!?」
「仕方がないじゃない。ダーリンに朝食食べてもらうために通い妻として当然のことをしたまでよ?」
「お、おい友希那!リサの前でその呼び方はーー」
「ーー蒼司?友希那に何したのかな〜?お姉さんに是非教えてよ〜?……ギリギリ」
咄嗟に友希那を制止しようとした俺だったが……遅かった。言い終わる前にいち早くリサに胸ぐらを掴まれたからだ。
「ご、誤解だリサ!俺が起きた時には既に友希那はウチに上がり込んでて、朝ごはんを無理やり食わされたんだ!」
「え!?ーー友希那が……朝ごはんを……!?あ、あの友希那の料理を……!?」
あのリサでさえ驚いてるあたり、リサも経験したのだなと察した。だがしかし……
「ああ。食べさせられた……だから今もこうしてやつれてるんだよ……」
「あ、あはは……さいなんだったね」
「全くだ……」
2人でこうして共感し合ってると……
「リサ?私のダーリンと何話してるのかしら?しかも……ダーリンの胸ぐらををさっき思いっきり掴んでたわよね?……いい度胸してるじゃない……ボキボキ」
や、やば〜い……ウチの強欲な歌姫さんがお怒りだ〜……
「お、落ち着いて友希那!友希那が蒼司のためにそこまでするとは思わなかったからさ〜、それで友希那?蒼司にご飯作るんだったらちゃんと作らないとダメだよ?」
流石幼馴染み。友希那の説得はお手の物か……
「いーい?蒼司の通い妻になるんだったらまず、色々学ばないと!蒼司の事から(規制音)のことまで♪大丈夫!友希那飲み込み早いからアタシの言ったこと通りにこなせば友希那は立派な蒼司の通い妻になれるよ♪」
……前言撤回。
「ホントに?」
「うん!だからね友希那?友希那が蒼司のこともっとよく知って、通い妻の何たるかを知り尽くすまで蒼司とのイチャイチャは控える事?友希那なら出来るよね?大丈夫!アタシ信じてるから!」
そこで俺は閃いた。この方法なら、今朝から暴走し始めた強欲の歌姫を俺のよく知る青薔薇の歌姫に戻してやれるかもしれない。
(もしかしたら……それを気付かせるためにリサはあんな事を?)
もしそうだとすれば……今度リサに何か奢らないとな。俺はそう思ったのだった……。
遅くなり大変申し訳ございません。少しどころか……かなり暴走したかも?(汗)
感想、高評価お待ちしております!
あとオリジナルのストーリー絡ませながら編集難しい……以上
紗夜編後投稿して欲しいストーリー
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リサ編
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あこ編