それではseason1燐子編……どうぞ!
season1燐子編:0話 プロローグ〜始まりの音色〜
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♪〜♪〜♪〜
(またあの夢……この音はハープ?誰が弾いてるんだ?)
俺はそう思い周りを見渡す。すると廊下のおくからあの竜騎士が歩いて来た。
「このハープの音色…いつ聞いても美しい。誰が演奏しているんだ?」
そう言いながら竜騎士は歩いていきとある横の扉の前で立ち止まる……
どうやらここから聞こえて来るらしい。
トントントン
「オホン…失礼致します」
そう言って竜騎士はノックをして中に入る。
「ひゃっ!?だ、誰ですか!?」
「驚かせて済まない。私はこの度この城の竜騎士団の団長になった……と申します。場内の見回りをしていたら美しいハープの音色が聞こえたもので」
(彼女がハープを演奏していた娘か……何処と無く白金さんに似てる)
「あ、……貴方がお父様に……雇われたっていう竜騎士様……ですね……私はリンコっていいます」
「リンコ殿ですね……何かございましたら遠慮なさらずお声掛け下さい」
(リンコ……かホントに白金さんそっくりだ)
俺がそう思っていると……
「あ、あの……!ももし良ければ……私のハープ……聞いて貰っても……よろしい……でしょうか?」
「いいですよ」
〜♪〜♪〜♪〜♪……
そう言って竜騎士はリンコのハープの演奏を鑑賞した。
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「……ん?」
目が覚めると見慣れない所に俺はいた。
「あ……目が……覚めたみたい……ですね」
今にも消えそうな……それでいて優しい声が聞こえた。振り向くとそこには体育着姿の白金さんと氷川さんがいた。
「白金さん……氷川さん……えっと……ここは?」
「ここは保健室です。その、すみません。体育の授業で私がスマッシュしたバレーボールが騎龍さんの顔面に直撃してしまい……」
「ああ……それで俺は保健室にいるんですね?2人が運んでくれたんですか?」
「は、はい……ち、近くに……私もいたので……」
「ありがとうございます……俺はもう大丈夫ですよ」
「そうですか……それでは私達は先に教室に戻りますね。教室は分かりますか?」
「大丈夫ですよ」
「そ、それでは……蒼司さん失礼しました……」
そう言って2人は保健室を出ていった……おそらく誰もが気になっているだろう。俺がここ……『花咲川女子学園』にいるのか……
……時はそう、1週間程前に遡る。
……俺は不意に首に掛けてた首飾り(ペンダント)を取り出し開く。
そこには2人の写真……俺ともう1人……歳は20半ば程の女性とのツーショットの写真がはいっていた。
「『愛子さん』…。絶対に忘れる事の出来ない俺の『大切な人』……」
そう言って俺はペンダントを閉じ、静かに涙を流した……。
〜END〜
《次回予告》
「君には『交換留学』で花咲川女子学園に行って貰う」
「は、初め……まして……生徒会長の……白金…燐子です……」
「風紀委員長の氷川紗夜です」
「……!?ぐあぁ!?」
次回、『内気な生徒会長とクーデレ風紀委員長』!お楽しみに!
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紗夜編後投稿して欲しいストーリー
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リサ編
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あこ編