メタ回&今後についてをご覧ください!
それでは……どうぞ!
「ただいま〜」
「にゃあ〜」
家に帰った俺を1匹の子猫が出迎えてくれたコイツの名前はシロナ。体毛が白いことからそう名ずけた。CIRCLEに向かう最中、道端で弱っているところを見つけ拾ったのだ。
「シロナただいま〜、ほれ、今日も何時もの買ってきたぞ!今日はリサのクッキーもあるからな!」
「にゃっにゃお〜ん♡」
そう言って俺は猫用の器を持ってきて買ってきた猫缶を器にあけ、その上にリサのクッキーを2個食べやすいように砕いてまぶした。
「ふっ、がっついてるがっついてるw」
「ガッガッガッ……にゃ〜♡」
「そうか美味いか!残さず食べろよ」
そう言って俺はもうひとつ器を持ってきて牛乳を半分注ぎ、シロナの横に置いて部屋へとむかった。
背中にはギターをせおっていた……
「ふぅ……」
ギター、荷物を置き俺は一息ついた。
『私……騎龍さんが好きです!』
『まだ……返事はしないでください……いずれ分かりますよ』
「紗夜さん……」
俺は今日のRoseliaの練習(練習前)、紗夜さんに告白された。正直…訳が分からない。
「なんたって俺に告白なんか……ん〜、考えるだけ無駄……かな」
そう思い俺は夕食の支度をしにキッチンへむかった。
…………………………
夕食を済ませ、風呂から上がった俺は自室のPCを立ち上げ、鞄からビデオカメラを取り出し繋げる。
「……自分で言うのもあれだが、今日もいいかんじだな」
画面の先には1人の俺も同い年位の男がギターを手に路上ライブをやってる様子が映っていた。その男こと俺は数々のカバー曲を19時から20時位まで演奏していた。
……何故そんなことをしているのか……大学進学のための費用稼ぎの為だ。俺は1人暮しだが、生活費は特に問題はない。定期的に振り込まれるからだ。誰に……かは伏せておこう。
『動画のアップロードが完了しました』
「これでよしっと!」
俺は画面に動画の投稿が済むと伸びをした。……そして画面を見てある事にきずく。
「ん?過去の動画にコメントしてる人がいる」
路上ライブの様子を投稿する様になってからチャンネル登録者や再生回数などは日に日に上昇している。今では偶に同じ野良でライブするアーティストとコラボするほどだ。その1部の動画に視聴者から新しくコメントがされていた。
『(๑⃙⃘♥‿♥๑⃙⃘)』
『とても綺麗な音色ですね♡』
コメントにはそう書かれていた。
『感想ありがとうございます!今後の励みになるのでこれからもSOUGAをよろしくお願いします!』
ちなみに俺は路上ライブをする時はSOUGAとして活動している。本名は、当然だが採用しない。
「それにしても可愛い絵文字使うよな……まさか白金さんが感想を書き込んでるわけ……っ!?」
感想を書いてくれた人物の名前を見ると『りんりん』……そう書かれていた。
「ほ、ほほほホントに白金さんが!?」
画面をもう一度見直す。……間違いなく白金さんだ。
「しかもチャンネル登録もされてる……」
(正直言って……嬉しい、嬉し過ぎる!あの白金さんが俺の動画を見てくれて……感想まで書いてくれて!チャンネル登録までも……!)
「って落ち着け俺!……でもでれ嬉しいばい!」
そう言って俺はPCの電源を落とし、ベッドへダイブした。
(すっげー心臓バクバク言ってる……オフ会の時から……いや、白金さんと会話してる時凄いドキドキするようになってる……)
もしかして……
「……俺、白金さんに惚れてる?」
『今は返事をしないでください……いずれ分かりますよ』
俺は首に下げてるペンダントを取り出し蓋を開ける。
「……愛子さん。俺なんかが……いいのか?」
俺は既に居ない『大切だった人』の名前をつぶやき……そっと眠りについた……。
…………………………
………………
…………
〜燐子side〜
(あっ今日もSOUGAさん……いや、騎龍さん動画上げてる……)
あのコメントを書き込んだ後、私は彼が今日撮ったであろうライブ映像を見ていた。
「本当に…綺麗な音色……技術的には氷川さんと同じ位……かな?でも氷川みたいな力強い音色じゃなくて…騎龍さんは……なんだろう…所々優しい感じで…そっと抱き締めて励ましてくれるような……聴いてて癒される……」
ピコン♪
そう呟いていると、動画サイトの通知欄にコメントが書かれた音がなった。私はそのコメントを見るべく通知欄をクリックした。
「!!」
『感想ありがとうございます!今後の励みになるのでこれからもSOUGAをよろしくお願いします!』
(わ、私のコメント……返信してくれた!!)
「プシュー(/ω\)」
私はそれを見るなり顔が赤くしていた。
(は、恥ずかしいけど……な、なんだか…嬉しい♡)
ピロピロリン♪ピロピロリン♪
「あっ…あこちゃんから電話だ……もしもし?」
何時もはNFOでVC機能を使ってでしか話さないけど……どうしたんだろ?
『あ!りんりん!今通話大丈夫だった?』
「大丈夫だよあこちゃん……それで…どうしたの?」
『ねぇりんりん、りんりんは蒼兄のことどのくらい好きなの?』
「!!……い、いきなりどうしたの?」
『えーと、りんりん蒼兄のことが気になってるって話してくれて…その時あこ『りんりん蒼兄に恋してるんだよ!』って言った時……りんりんがほんとに蒼兄の事好きだったらどのくらい好きなのかな〜って!』
(び、びっくりした……てっきりあこちゃんも騎龍さんの事好きなのかと思った……)
「た、多分……好き…だと思う。……どのくらい…かは…まだ自分でも分からない…かな?」
『そーなんだ!でね!あこいい事思いついたの!』
「……いいこと?」
『りんりん、蒼兄と休みの日にデートしちゃいなよ!』
「で、デデ…デート!?」
思わず声が裏返ってしまった……騎龍さんとデートだなんて……
(も、ものすごく……恥ずかしい……)
『実はね、次の週末お姉ちゃんと遊園地に行く約束してたんだけど…お姉ちゃんその日地元のイベントでライブしなきゃ行けなくなっちゃったらしくて……チケット1人分余っちゃったの!』
「い、いいのあこちゃん……お姉さんと遊園地は……?」
『いいのいいの!また空いてる休日に行こうって約束したから!』
(……なんだか…申し訳ないな……でもこんな機会…滅多に訪れない……よね?)
「ありがとうあこちゃん……それで、その遊園地…場所はどこなの?」
『えっとね……NSJだよ!』
「え、NSJ!?」
(そこって確か……有名なアトラクションが沢山ある…日本でもトップに入る位の遊園地!それだけじゃない……あそこは確か……)
『NSJなら今NFOのイベントやってるから2人で行ってきてNFOの世界を満喫しちゃいなよ!きっといいデートになると思うよ!』
(そう……NFOを初めとしたオンラインゲームや人気映画や漫画…アニメといった物の世界感を味わえる所でもある……)
1度は言ってみたい……そう思った回数は数しれない…けど……
「人混み……やっぱり凄いんだよね……」
そう、私は人混みが苦手故他人と余り接するのが苦手なのだ。……そんな自分を変えるべく、生徒会長になったんだけど……
『大丈夫だよ!きっと蒼兄がエスコートしてくれてりんりんの事守ってくれるよ!』
そうあこちゃんに言われた私は実際に騎龍さんとNSJにいった自分をイメージする……
「白金さん……大丈夫ですか?」
「ごめんなさい……人混み…凄く苦手で……」
「なら余り人混みがない所を行きましょう。……白金さん」
「!?き、騎龍さん?」
「手……繋い出いればはぐれたりしませんよ。大丈夫です。俺の命に変えても白金を守って見せます」
「き、騎龍さん……♡(๑⃙⃘♥‿♥๑⃙⃘)」
(…………いいかも…しれない♡)
「ありがとうあこちゃん……今度のライブの時に誘ってみるね……」
『そう来なくっちゃ!!あこ、りんりんの事応援してるからね!ファイトだよ!りんりん!!』
「……うん!頑張るね、あこちゃん!」
そう言って私は電話を切った……。
私はすぐさまベッドにダイブした。
「騎龍さんとデート……楽しみ!♡」
ピロピロリン♪ピロピロリン♪
「?今度は……氷川さん?」
今日はよく通話をする……そう思いながら通話ボタンをタッチした。
…………………………
〜紗夜side〜
『もしもし……』
私は白金さんにある事を伝えるべく、彼女に電話していた。
「白金さん、夜分にすみません……大丈夫でしたか?」
『は、はい…さっき、あこちゃんと電話していたので……』
「そうですか……あの、白金さん…少し、確認したい事があるのですが……」
『はい……なんでしょう?』
「…………」
言葉が咄嗟に出ないのは……恐らく、この後起きるであろう未来を恐れているから……
(ですが……たとえ起きることが分かっていても私は…前へ進むしかない)
「……白金さんは、騎龍さんに惚れている…そうですよね?」
『!?……は、はい……ど、どのくらい自覚してるかは…まだ分からない……ですけど……』
「そうですか……少し、安心しました……」
『?な、なんの事ですか?』
私はその場で2、3回深呼吸をし、話を続ける。
「白金さん……貴女に言っておかなくてはいけない事があります」
『……わ、私に…ですか……?』
「はい……私……」
「騎龍さんに告白をしました」
…………………………
〜燐子side〜
『私……騎龍さんに告白しました』
「…………え?」
……何かの間違い…そう、聞き間違いだと……私は思った。
『私も……騎龍さんの事が…好き…だったんです。一目惚れでした』
「……う、嘘……そんな……」
しかし氷川さんの言ったことは……聞き間違いなんかじゃなかった。
「返事は……どうだったんですか?」
(聞きたくない……でも逃げちゃダメだって……そう思う)
『返事は……まだ貰ってません』
「え!?」
「で、ですが今……告白したって……」
『確かに……あの時私は彼に告白しました……しかし……』
氷川さんは言葉を一旦区切り……
『私は……白金さん、貴女が必ず告白すると思ったからです』
「…………」
『正直……私は白金さんを応援したいです』
「……え?」
(……分からない…だったら何故…告白なんてしたんだろ?)
『ですが自分のギターをRoseliaの皆さんや日菜以外の…それも騎龍さんに認めて貰えるとは思ってもいなくて……凄く嬉しかった……』
「……自分の気持ちが…抑えられなくなった…そうですよね?」
『!……そうです。だから…告白しました』
「……そう…だったんですね……」
『白金さんも……同じではないでしょうか?貴女も騎龍さんに自分のキーボード…ピアノの腕前を評価してもらって……NFOでブルーアイズさんが彼だと分かった時……心のどこかで、彼に対する想いが変わったのではないでしょうか?』
氷川さんの言う通りだ。……自分のキーボード…ピアノの技術をRoselia以外の人に認めて貰えて嬉しさが混み上がって来た。事実騎龍さんのお陰…もあって技術面などはが上昇しつつあった。NFOにしてもそうだ。サービス開始当初から一緒にプレイしていたと思っていたら嬉しさが込み上げて堪らなかった……
(多分……これが恋…何だよね?きっとそう……)
「氷川さんの言う通り…だと思います。……私、騎龍さんと一緒にいる時間が愛おしい…騎龍さんと会話してる時間が私を変えてくれたんだと思います」
『白金さん……』
だから……氷川さん見たく、自分の気持ちにこれからは素直になってもいい……そう思うと私は止まれなくなった。自分の…この気持ちを伝えるのを。
「私…決めました。私、次の休みの日に想いを伝えます!騎龍さんに対する…私自身のこの気持ちをちゃんと……伝えたい!」
『ふふ…やっと、自分に素直になれましたね白金さん』
「は、はい……!」
『告白した瞬間……私達の運命は騎龍さんに委ねられます。……どんな結果になってもお咎めなしですよ?』
「は、はい!私達はRoselia…騎龍さんも…マネージャーでありながらもRoseliaの一員…私達の絆はそんなもので壊れたりしません!」
(そうだ……どんな結果になっても互いの事を嫌いになんかならない……)
私はそう確信しながらもそう言った。
『そうですね……では、休日は頑張ってください。さっきも言いましたが、私は貴女を応援してますから』
「はい!……お互いに頑張りましょう……氷川さん!」
そう言って私は通話を切った。そしてカレンダーを見て私は誓った。
「絶対に……伝えて見せる!自分のこの気持ちを……ありのままに!」
私はそう心に強く誓い眠りについた。
…………………………
………………
…………
〜蒼司side〜
今日も俺とRoseliaはCIRCLEで練習をしていた。
「……今日はここまでにしましょう。皆さん、お疲れ様でした」
「燐子、紗夜。最後の所……前回より良かったと思うわ」
「そうだな……2人とも、今日は特に良かったですよ。次回もその調子でよろしくお願いします」
「「は、はい!///ありがとうございます!」」
友希那の言う通り、今日は2人の技術面、一つ一つの音のだし方等が何時もより良かった。例えるなら……自分の気持ちに素直になってきた…そんな感じに思えた。
「……ねぇねぇ友希那」
「何かしらリサ?」
「2人のあの反応……もしかして……」
「リサもそう思ったのね……まさか紗夜も……」
「応援する相手が増えちゃったね♪2人とも頑張って!」
「そうね……」
2人がこの様な会話をしている事に俺は気づく事すらなかった。
「あ、あの!…騎龍さん!」
「白金さん?どうしたんです?」
気づいたら白金さんが何か言いたげにこちらに歩み寄ってきた。
(!……白金さん…今日も綺麗…だな。てかなんだかいい匂いがする……香水かな?前回の練習ではつけてなかった気がする……)
「え、えっと……私の事は名前…で呼んでください。名前で呼んでくれると……その、う、嬉しいですから……」
「?は、はあ……えっと……り、燐子…?これでいい?」
「!……は、はい///あ、ありがとうございます!え、えっと……騎龍さんは……」
「……俺も名前でいいよ燐子」
(燐子……そうやって呼ぶのもあり…かもな。慣らしておこう)
「は、はい……えと、蒼司さんは今度の休日は空いてますか?」
「……土曜日は夕方は空いてないけど……日曜日なら1日フリーだよ」
俺は燐子の答えに脳内でスケジュールを開いてそう答えた。
「え、えっと……も、ももし……蒼司さんが良ければ……日曜日、私と一緒にNSJにいきませんか!?」
「えぇ!?え、NSJって……あのNSJ!?」
「は、はい……こないだ…チケットが抽選で当たったんですけど……1枚……余っちゃって……ダメ…ですか?( ・᷄-・᷅ )」
「!!」
俺は燐子の顔(( ・᷄-・᷅ ))を見て失神しかけた……
(何今の!?めっちゃ可愛かったばい!)
昔からの癖で……それに似た表情で誰かが物事を頼んでくると俺は断れない……
「え、えと……本当にいいんですか!?」
思わず敬語になってしまった……
「はい!蒼司さんが良ければ……是非!!」
「わ、分かった……なら次の日曜日の朝……羽丘駅集合でいい?詳しい時間は追って伝えるから」
「!!…は、はい…!ありがとうございます蒼司さん!!\(❁´∀`❁)/」
「…………」
バタンッ……!!
「!?蒼司さん!?大丈夫ですか!?」
「えぇ!?蒼兄大丈夫!?」
「騎龍さん!しっかりしてください!」
「アチャ〜……」
「蒼司……大丈夫かしら?」
俺は燐子の天使笑顔(\(❁´∀`❁)/)を見た瞬間失神してスタジオで倒れてしまった……
(……Thank you verymuch GOD……がくし……)
俺は失神間際……
〜END〜
《次回予告》
「それじゃあ行こっか燐子」
「は、はい……!」
「りんりん大丈夫かな……?」
「白金さんなら騎龍さんがついてますので…きっと大丈夫です」
「「燐子…頑張るのよ(頑張って!)」」
次回、『女ウィザードと男魔族の
デート回だけど……まだまだ続きます!高評価、感想等お待ちしております!アンケート絶賛受付中です!
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