それでは……どうぞ!
season1 紗夜編:0話 プロローグ
(……ここは……どこだ?)
恐らく夢の中……だろう。そこはとある腐敗した街に見えた。
「はぁっ!」
(!……あそこに居るのは……あの竜騎士……鍛錬でもしてるのか?)
そしてその町の端であの日見た竜騎士が1人で素振りをしていた。振り方からして剣技の1つや2つ……覚えてそうな勢いだ。
「そこの貴方!」
「……誰だ」
(あそこに居るのは……紗夜?いや……似てるけど……雰囲気が違う……ように見える……)
「私はロゼリア家3女のサヨです。貴方が先日からお父様に雇われた新しい竜騎士団の団長さんですね?」
「……それがどうした?」
(ておいおいまてまて……サヨって娘の腰に携えてるのって……剣!?)
「……お手合わせお願いします……やあっ!!」
「……」
彼女は剣を構え竜騎士に向かって肉薄した。
(どうして剣を抜かない!?)
しかし竜騎士はその姿をみて1ミリも動じず……
「きゃあっ!?」
竜騎士は彼女の一太刀を躱すとすぐさま懐に潜り込み彼女の背負い投げした。
「……っ!け、剣が!!」
「……遅い」
「!?……あがっ!?」
手放してしまった剣を拾おうと彼女はたちあがったが、竜騎士に後ろを取られ一瞬で地面に叩きつけられた。
(な、何をするつもりだ……!?)
竜騎士は彼女の頭を抑えてた手を離し、代わりに何かを唱え彼女が先程手放した剣を手に取った。
「……終わりだ」
「ーーっ!?」
「…………」
「…………?……どうしてトドメを……?」
しかし竜騎士はトドメを刺さず彼女の顔の横に剣を突き刺した。
「……相手に剣で手合わせ願うという事は……相手に切られる覚悟で挑むということ……その覚悟無きものが剣を扱うなど身の程を知ることだ」
「な!?か、返して!」
「断る。サヨと言ったな……お前が俺の言葉の意味が分かるまで……これは俺が預かる……さらばだ」
そう言って竜騎士は彼女を置いて自分の愛馬にのり城へともどって行った。
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ピピピピピピ……!!
「…………」
スマホの目覚ましで蒼司は目を覚ました。
(……あの日の出来事と言い……なんなんだ?)
そう考えながら起き上がり、スマホの時計を見ながら制服に着替える。
(確か……今日からだっけな?交換留学)
そう……今日から俺は交換留学生として二学期いっぱいまで花咲川女子学園に通う事になっている。しかし通うにしてもまだ朝の5時……恐らくだがまだ学校は閉まっているはずだ。そもそも花咲川の理事長から8時には来るようにと言われているためまだ3時間の猶予がある。
「……じゃあシロナ、行ってくるな」
「にゃお〜ん♪」
俺は身支度を整え、『あるものが入ったエコバック』を持ち……飼い猫のシロナに挨拶をし家を出た。
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〜紗夜side〜
「おはよ〜お姉ちゃん♪」
「おはよ日菜。朝ご飯あるから食べて行きなさい」
「えー!?お姉ちゃんもお食べちゃったの!?一緒に食べようって何時も言ってるのに〜!」
「しょうがないじゃない……風紀委員の仕事があるんだから……」
今日は風紀委員の仕事もあるけれど今日は交換留学生が来る日……誰が来るか私は気になって早く起きてしまった。
「ンー!♪美味しぃ!お姉ちゃん今日
「ええ。ユキさんも今日は早番の仕事だからって私達の分を作って行ったわよ」
「そっか〜……ユキさんと話しながらご飯食べるのるんっ♪て来るんだけどな〜」
「しょうがないでしょう……それより今日は交換留学生が来る日でしょ?私はこれで行くから日菜も早く学校行くのよ」
「は〜い♪行ってらっしゃいお姉ちゃん♪」
確か……ユキさんも今日ウチの学校に交換留学生が来ること知ってたわね……何故かしら?
ユキさん……本名小山ユキさんは公安の仕事をしている私達にとって「お姉さん」……いえ、「
そんな彼女が何故交換留学のことを知っているのか疑問に思いながら私は家をでた。
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今日は違反者も出ず、遅刻の生徒も居なかった。そういう日が何時も続けばいいのだけれど……割とそうはいかないのが現実。
「氷川さん……」
「白金さん。どうしました?」
「今日……交換留学生が来ます……よね?先程生徒会の顧問の先生からその生徒の面倒と
「ある事?」
そういえば……交換留学生……誰だか分からずじまいでしたね……学校に来る時間を事前に伝えられているのでしょうね。
「はい……なんでも……花咲川からは副会長の○○さんが……羽丘へ行かれたそうで……」
「なるほど、つまり生徒会のメンバーとして向かい入れて欲しいと?」
「そう……です。ただもう1つ……その留学生……花羽の『男子生徒』だそうです……」
「なんですって……?」
花羽……確か地元に3年前出来た普通校……でしたよね?花羽の先生方は一体何を……
「は〜い、皆席に着いてー皆にお話あるからね〜」
担任の先生にそう言われ私達は席に着いた。
「今日から知っての通り……花羽から交換留学生が来ます。花咲川からはウチのクラスの○○さんが羽丘に交換留学生として行きました。二学期いっぱい一緒に過ごすことになるから仲良くしてね〜
……って事で、入ってきていいよ〜」
先生の合図と共に教室の扉が開かれ交換留学生が入ってきた。
……白金さんの言う通り男子生徒ね……そこに関しては余り驚かない……事前に知らされてなかったら周りの皆さんと同じ反応を……ーー
「「え!?」」
入ってきた男子生徒に私と白金さんは同じタイミングで驚き、更には立ち上がっていた。
「ど、……どうして……」
「あ、貴方がここに?」
私達が驚いた理由……それは……
「今日から花咲川でお世話になります。騎龍蒼司です」
そう……騎龍さんが交換留学生だったからだーー。
〜END〜
申し訳ないです。本編から予告無しで行きます。期待していた方ごめんなさい!
高評価、感想等お待ちしております!
紗夜編後投稿して欲しいストーリー
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リサ編
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あこ編