青薔薇の姫君と蒼き竜騎士   作:ka-主

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1話目から……(語彙力)
序盤何時もの回想入りますがその後紗夜視点でお送りいたします!


season1 紗夜編:1話 惚れてしまいました……

あれは遡ること一週間前のこと……

 

「失礼します。3ーAの騎龍蒼司です。」

「どうぞ。」

 

Roseliaの反省会が終わった後…。学校から特に用がなければこれから来て欲しいと言う連絡を受けた。俺自身特に用はないし何やら急を要する感じだったため、私服のまま学校へむかったのだ。(ちなみに私服で来る許可はおりている。)

 

「急で済まないね。適当にかけてくれ。」

 

呼ばれた先は応接室。中には既に4人席についていた。真ん中に校長先生。両サイドに教頭先生。そして学年主任の先生がすわっていた。

 

そしてもう1人…クラスメイトではないが女子生徒が1人先生達と向かい合う形で座っていた。そして俺は彼女の隣に腰を掛けた。

 

「さて、突然だが…2人は『地域交換留学』について何処まで知っていますか?」

 

この質問に対して

 

「花咲川、羽丘、花羽の3校が交流と」

「学力向上を目的としてやるんですよね?」

 

そう互いに答えると

 

「その通りです。今回〇〇さんには羽丘女子学園へ、蒼司君には…」

 

中々留学先を話さない校長先生を見て俺はさとってしまった。

 

「花咲川に行くんですよね?いいですよ。」

 

予想外の答えだったのだろう。ここにいる俺以外全員が驚いていた。

 

「いいのかい?君は男子生徒。分かっていると思うが花咲川は女子学園。女子生徒しか居ないのですよ?」

「心配に及びません校長先生。俺は花羽の生徒として恥ずかしくないよう花咲川の生徒と関わるつもりです。」

 

「校長先生、ここは蒼司君に任せて見てはどうでしょう。」

「〇〇先生……。」

「確かに蒼司君は女子生徒とあまり接したことが無いと言えるでしょう。しかし、それを補うカリスマ性が彼にはあります。私はそのカリスマ性にかけてもよいかと思います。」

 

うえぇ…先生俺のこと盛るねぇ。なんか怖い。

 

「……分かりました。では2人の留学先は先程述べた通りで宜しいですね?」

「はい。」

「あ、あと……留学期間ですが、2学期いっぱいとさせて貰います。よろしいですね?」

 

二学期いっぱい?地味に長いぞ……でも、覚悟はできてる。

 

「はい。」

「それでは本校の留学生徒はこの2人にきまりました。宜しくお願いしますよ。」

 

こうして俺は花咲川へ交換留学することになった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

〜紗夜side〜

 

「……と言った感じで話が纏まったんだ」

 

お昼休み、生徒会室で私と白金は騎龍から交換留学についてのいきさつを聞いていました。話から察して騎龍さんは優しい方何だとその時思いました。

 

「その……よく断らずにその話を……受け入れましたね……」

「昔から……頼み事を断れない性質だからな」

 

そう言って騎龍さんは水筒に入ったお茶を口にした。

 

「……それにしても、暑いですね」

「そう……ですね……一応窓は開けてあるんですが……今日は一段と日差しが強いようで……」

「そうですね……あ」

 

「「??」」

 

しまった……私としたことが、教室に水筒を置いてきてしまいました……。生徒会室から距離は無いにせよ、この暑あで取りに行くのは少し面倒ですね……どうしましょう。

 

「そう言えば氷川さん水筒持ってきてないんですか?」

「はい……恥ずかしながら、教室に置いてきてしまい……」

「なら、俺のお茶飲んで下さい」

「いいんですか!?ありがとうございます……」

「え!?ひ、氷川さん……そ、それは……///」

 

白金が何か言いたげでしたが……あまりにも喉が乾いていた私は白金さんの会いたかったことを察せず(・・・)騎龍さんの水筒のお茶を飲みました。

 

「はあ……ありがとうございます。喉が乾いていたので……助かりました」

「あ、ああ……///氷川さん///」

「?どうかしたのですか?白金さん」

「氷川さん……それ……騎龍さんの水筒……」

「そうですね?それが何か……あ!」

 

そこで私は白金さんが言わんとしていた事を理解してしまった。そのため私は顔を一気に赤くさせました……

そう……騎龍さんの水筒のお茶を口にした……つまりそれは……

 

「か、関節キス……///き、騎龍さん。分かってやりましたか?」

「?なんの事だ?」

 

「「……///」」

 

無自覚……ですか。……また(・・)騎龍さんにしてやられました……。そう、騎龍さんのこの無自覚な行動は今に限った話ではなく……

 

ある時は数学の授業で……

 

「え〜教科書p28の問5……今から10分取りますので皆さんといて下さい」

 

(……この問……意外と難しいです。今日習った公式を利用して……ここからどうすれば……)

 

「氷川さん、どこか分からないのか?」

「!騎龍さん……はい……ここの部分で……」

「ちょと見せて……」

「はい……ってちょっ!?///」

 

き、きき騎龍さん!?ち、近すぎますよ!?か、顔が……ああ!

 

「……ここをこうして……って氷川さん?」

「ひゃ、ひゃい!?///」

「大丈夫か?熱でもある?」

 

あああああああああああぁぁぁ……!!///き、騎龍さん!手!手!!み、皆見てます!!……は、恥ずかしい……///

 

「だ、大丈夫です!……あ、ありがとうございます!///」

 

私は何とか自我を保ちつつ問5を終わらせました……///

 

そして、時には体育の授業……

 

今日は球技大会の練習でドッチボールの練習です。チームわけで私は騎龍さんと同じチームです。

 

「はぁっ!」

「きゃあ!」

「流石ですね氷川さん」

「ありがとうございます!ですがまだ1人……これからです!」

 

しかしさっきの事があったせいか……相手チームがボールを投げる体勢をとっている事に気づけなかった私は……

 

「いけー!○○さんの仇ーー!!」

「し、しまったーー!?」

「危ない!!」

「きゃあっ!?」

 

何とか騎龍さんが庇ってキャッチしてくれ……ーーっ!?

 

「きゃっ!?ーー」

「氷川さん!?」

「!!??」

 

咄嗟の事で驚いた私は体勢をくじしてしまいました。

ままままままたですかぁ!?///てか今度は……だ、抱き締められてます……///騎龍さんの身体……まじかで見ると大きく見え……て違う違う違う違う!!///

 

「氷川さん大丈夫か!?」

「だ、大丈夫……ですから……その……は離れて///」

「!……ごめんなさい、なら氷川さん。俺の後ろにいて離れないで下さい。何がなんでも氷川さんをまもるから」

「……!!??///」

 

さ、さっきの授業といい……なんでこの人はこう無自覚なのですかーー!?///

 

そしてついさっき……生徒会室へ向かう途中も……

 

おかしい……今日の私は変です。いつもならあんなヘマしない筈なのに……どうして……///

 

「さ、流石にここでヘマなんて……」

 

そこで私は自分が盛大にフラグを回収している事に気づきませんでした……

 

「っきゃあ!?」

 

ってなんで何もない所で!?てかフラグ回収ですか!?

 

「危ない!!」

「〜〜ッ!!??///」

 

はい……///無事フラグ回収しました氷川紗夜です///

 

(……もー訳わかんないですよ〜……///)

 

……なんて事がありました……今日の私は本当におかしい……そう思えるほどに。私はこの際、あの時から気になったことを彼に聞くことにしました。

 

「その……騎龍さんはどうして……私の事を気にかけるのです?」

「どうしてって……俺は氷川さんが困ってたり危ない目にあってる姿を無視出来ないんで」

「ど、どうしてです?あの日のライブの日を除けば……私と騎龍さんは初対面のはず……?」

 

あれ?……おかしい。初対面……のはずなのに……どうしてでしょう……?彼とは一度(・・)会った事がある様な……?

 

「と、とにかく私は大丈夫ですから……騎龍さんはその……無自覚な行動を直して下さい!///」

「……?氷川さんが言うなら……わかった。善処するよ。ただ……」

「!?///」

「あわわ……っ!?///」

「無茶だけはしないでくれ。俺は氷川さんを守りたい。放っておけないから……それだけだ」

 

だ、だだ……っだからその無自覚を直して下さいー!!どうしてそうやって無自覚に手を握るのです!?///さ、さっきから心臓の鼓動が早すぎて……もう自分が保てないです……///

 

「あっ!き蒼司さん……昼休み終わってしまう前に……伝えたい事があるんです」

「俺に?」

 

それを聞いた騎龍さんは私の手を離してくれた。

……白金さんナイスです!!

 

「はい……実は……」

 

そこで白金さんは今日の朝私にした話をそのまま騎龍さんに伝えた。

 

「……つまり、その彼女の代わりに副会長をして欲しいと?」

「はい。蒼司さんにしか出来ない事です……それに……生徒会に居れば氷川さんを近くで守れます……」

「なっ!?白金さん!?」

 

白金さんまで何いってるんです!?私は白金さんをそんな娘に育てた覚えは無いですよ……

 

「分かりました。副会長の件やってみましょう」

「あ、ありがとう……ございます!」

「ありがとうございます騎龍さん」

 

キーンコーンカーンコーン♪

 

そうこうしてる内にお昼休みが終わってしまいました……。何だか名残り惜しい感じですね……騎龍さんと(・・・・・)こうして話しながらお昼を過ごす時間……もっと堪能したかったのですが……っ!?

 

「って何考えてるんですか私!」

「大丈夫か?氷川さん」

「大丈夫です……大丈夫ですから……」

 

しばらく私の事を放って置いて下さい!!

 

……その後、かろうじて騎龍さんの無自覚行動も無く何とか何時も通り?の私を取り戻せました……しかし、なんでしょう……騎龍さんといるとやけに心臓の鼓動が早くなったり……顔が赤くなったり……どうしたんでしょうか私……

 

この時私は騎龍さんに惚れてしまっていることに気づくのはしばらくあとの話……ーー。

 

 

 

〜END〜

 

 

 

 

 

 

 




甘々やな(語彙力)
……高評価、感想等お待ちしております!

紗夜編後投稿して欲しいストーリー

  • リサ編
  • あこ編
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