アンケート?ソンナモノハナカッタ()
次回のアンケートこそ……宜しくお願いします!
それでは……どうぞ!
season1 友希那編:1話 歌姫の歌声は小動物と共に
…………………………
「♪〜」
……綺麗な歌声、この娘…私によく似てるわね…。
パタパタパタ……カササッ……
あら……?
「ピィピィッ…」
「チチッチチッ…」
小鳥やリス……ネズミもいるわね……
「♪〜♪〜」
!……あの娘の周りに集まってる……あの娘の歌声を聞きにしたのかしら?
ガサガサッ!
「!?……ッだ、誰?」
「驚かせてしまい申し訳ございません。とても美しい歌声が聞こえたものでして。」
青い鎧……あの人、あの時見たヴィジョンに出てきた竜騎士?
「あ、貴方がお父様が雇ったと言われる新しい竜騎士団の団長さんですね。わたくし、ユキナと言います。宜しくお願い致します。」
「ユキナ……良い名前ですね。私の名前は……ーーーー」
…………………………
………………
…………
「……夢?」
あの竜騎士の名前聞きそびれてしまったわ……
「友希那〜!起きてる〜?」
リサの声……どうしたのかしら?
ガラララララ…
「あっ!友希那!やっと起きた!」
「おはようリサ。何かあったの?」
「何かあったの?じゃないよ友希那!このままだと私達遅刻しちゃうわよ!?」
遅刻?リサわ何を言ってるのかしら?まだ6時を過ぎたばかりというのに……あら?時計……止まってる?
「……ねえリサ。今……何時なの?」
「何時って……もうすぐ7時過ぎちゃうよ!早くしないと2便の電車も乗り遅れちゃうんだってば!」
……嘘…ーーーーこの時やっと自分が寝坊したのだと悟ったのだった。
…………………………
………………
…………
キーンコーンカーンコーン……
「ふぅ〜……電車乗り遅れた時はどうなるかと思った〜!」
「ごめんなさいリサ貴方を巻き込んでしまって……」
「大丈夫だって!…それにしても、珍しいね?友希那が寝坊するなんて。もしかして……また新曲作りで夜更かししてた?」
リサは私がまた無茶してないか…と心配していた。
「いいえ、……ちょっと変な夢をみたの。」
「夢?当然っちゃ当然だけど…友希那も夢見るんだね〜。…それで?どんな夢みたの?」
「ええ。それは……」
私はリサに今日みた夢について話した……。
「……へぇ〜。ユキナってお姫様と青い鎧を身につけた竜騎士の夢ねぇ…何だかロマンチックな夢だね!」
「そうかしら?私はあの竜騎士の名前を聞きそびれてすごくモヤモヤしてるわ……。」
「へぇ〜…友希那、まさかその竜騎士さんに一目惚れだったり?」
「そ、そんな訳ないでしょ!私はあの竜騎士の姿が誰かに似てるように思ったから確かめたかっただけで……」
「誰か…ねぇ〜。もしかして蒼司のこと?」
……言い返せない。でもここで何か言い返したら墓穴を掘る羽目に…
「はーい、HR始めるよ〜。席ついて〜。」
タイミングがいいとしか言えない。私はこころの中で先生に感謝した。
「あっ席に戻らなきゃ!」
「……ふぅ…何とかなったわね。」
リサや他のRoseliaの皆には内緒にしてるけど私は蒼司とは気が会うんじゃないかとおもっている。リサが言うように好き…なのかもしれないが、多分気が合うの方があっている。あの時、彼をRoseliaの一員として迎えて昨日彼を交えてライブの反省会を開いた時だ。皆の意見は確かに今後の私達に相応しい意見が交わされた。けど、彼の意見だけ違った。彼の意見は他の意見とは異なり私達一人一人の改善点、更には今後のRoseliaに向けてのアドバイス等を的確に言ったのだ。それだけで気が合うなんて言うのは私の見る目がないと思わるかもしれないけれど、私がホントに驚いたのは彼の意見が私の思うRoseliaの目指す姿に全て理がかなっていたからだ。
……考え過ぎなのかもしれないけれど、もしも彼と付き合えたら私もこれまで以上に変われるのかしら……って
「ち、違うわ。彼はRoseliaの一員、そして私が知る中で他の皆以上に私の事を理解してくれる人。それだけよ……」
この時の私はホントにそう思っていた。そう、「この時」までは……
「え〜と、皆はもう『地域交換留学』については知ってるわよね?うちの学校からはうちのクラスの〇〇さんが指名されたわ。そして〇〇さんの行った花羽高等学校からも1人今日からこのクラスの一員として皆と過ごすことになったわ。……入ってきて。」
入ってきた人物を見てクラスのみんなは一斉に騒がしくなった。まず目に入ったのは無地の鼠色のブレザーと学生ズボン。白のカッターシャツ栗色のネクタイ、ジャケットの上にブレザーを羽織ってる感じだ。ブレザーの胸ポケットに花羽高等学校の校章がついてるあたりこれが花羽高等学校の身なりなのだろう。
そしてクラス全員が騒がしくなったのは入ってきた人物が男子生徒だということ。そして更にこれは私とリサが一番驚いた。その生徒に見覚えがあったからだ。いいえ、見覚えのあるも何も……
「花羽高等学校から来ました。騎龍蒼司です。宜しくお願いします。」
留学生徒がまさかの彼だったからだったーーーー。
…………………………
………………
…………
〜蒼司side〜
〜時は遡って1日前……
「失礼します。3ーAの騎龍蒼司です。」
「どうぞ。」
Roseliaの反省会が終わった後…。学校から特に用がなければこれから来て欲しいと言う連絡を受けた。俺自身特に用はないし何やら急を要する感じだったため、私服のまま学校へむかったのだ。(ちなみに私服で来る許可はおりている。)
「急で済まないね。適当にかけてくれ。」
呼ばれた先は応接室。中には既に4人席についていた。真ん中に校長先生。両サイドに教頭先生。そして学年主任の先生がすわっていた。
そしてもう1人…クラスメイトではないが女子生徒が1人先生達と向かい合う形で座っていた。そして俺は彼女の隣に腰を掛けた。
「さて、突然だが…2人は『地域交換留学』について何処まで知っていますか?」
この質問に対して
「花咲川、羽丘、花羽の3校が交流と」
「学力向上を目的としてやるんですよね?」
そう互いに答えると
「その通りです。今回〇〇さんには花咲川女子学園へ、蒼司君には…」
中々留学先を話さない校長先生を見て俺はさとってしまった。
「羽丘に行くんですよね?いいですよ。」
予想外の答えだったのだろう。ここにいる俺以外全員が驚いていた。
「いいのかい?君は男子生徒。分かっていると思うが羽丘は女子学園。女子生徒しか居ないのですよ?」
「心配に及びません校長先生。俺は花羽の生徒として恥ずかしくないよう羽丘の生徒と関わるつもりです。」
「校長先生、ここは蒼司君に任せて見てはどうでしょう。」
「〇〇先生……。」
「確かに蒼司君は女子生徒とあまり接したことが無いと言えるでしょう。しかし、それを補うカリスマ性が彼にはあります。私はそのカリスマ性にかけてもよいかと思います。」
うえぇ…先生良く俺のこと待てるねぇ。なんか怖い。
「……分かりました。では2人の留学先は先程述べた通りで宜しいですね?」
「はい。」
「あ、あと……留学期間ですが、2学期いっぱいとさせて貰います。よろしいですね?」
二学期いっぱい?地味に長いぞ……でも、覚悟はできてる。
「はい。」
「それでは本校の留学生徒はこの2人にきまりました。宜しくお願いしますよ。」ーーーー
…………………………
………………
…………
「ーーーって事があったんだよ。」
「……何だか、とんでもない回想を聞かされたわ……」
「そうだよね……普通男子生徒ならやらないよ?」
いつの間にかお昼で俺と友希那、リサは屋上でご飯を食べながら今回について話していた。
「べ、別に変な事する為にあんな事校長先生にいったわけじゃないからな!」
「どぉ〜だかねぇ〜……まだあって日が経ってないからわからないなあぁ〜……。」
「ぐぬぬ……じゃあ友希那はどうおもうんだよ?」
「え?わ、私は……」
「友希那?ハッキリ言っちゃってもいいのよ?」
全く……俺が何をしたってんだよ。
「私は別に…Roseliaについてとか音楽についてとか私は彼とこうして身近で話せていいと思うわ。」
「友希那……」
「まあリサの意見には賛成かしら?」
なんでそうなるんだよ!
「んまあ、何はともあれだ。今日から二学期修了まで……宜しくな!」
「ええ、宜しく。」
「よろしくねー!」
ーーーーこうして、俺の地味に長い羽丘女子学園の学校生活がはじまったのだった。ーーーー
〜END〜
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それではまた次回お会いしましょう!
紗夜編後投稿して欲しいストーリー
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