3話から何時ぶりの投稿から……忘れるくらい間が空いてしまった……(泣)
〜紗夜side〜
「ハァッ!」
掛け声の聞こえる方へ向かうと、私にそっくりな姫……サヨが今日も竜騎士さんと共に剣の稽古に励んでました。
(あの果敢に稽古に励む姿……ホントに私そっくりだわ……)
「うむ……日に日に
「ありがとうございます竜騎士様……ですが、剣の腕……という事はまだ何か私に足りない……という事でしょうか?」
「流石鋭いですな……では包み隠さず申し上げます。サヨ殿、貴女はまだ……『剣技』を会得していない」
「剣技……ですか?」
(剣技……詰まる話、剣道で言う面や小手……とはまた違うのかしら?)
私はそう思いながら2人の話を聞いていた。
「はい。剣士たるもの……例え剣さばきが上達していても剣技を会得しているいないで力量の差が天と地程の差が御座います」
「!!……でしたら……是非ともその剣技を私に教えて下さい!私は……妹を……何としてでも救わなければーー!」
「分かっております。ですので今日から私独自で編み出した剣技……『秘剣蒼炎流』をサヨ殿に伝授致します」
「秘剣……蒼炎流……」
(一体……どの様な剣技なのでしょう……気になるわ)
「……是非、その剣技を教えて下さい!!」
「御意」
こうして竜騎士の指導の元、サヨの稽古は次のステップへ進みました……。
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「……もう朝……」
カーテンの隙間から差し込む朝日によって夢から覚めた私はベッドから降りて軽く伸びをした。
そして私は先程見た夢について少し考えて見ました。
(何度見ても不思議な夢ですが……一体私とどの様な関係が……それに……)
「あの竜騎士さん……まるで騎龍さん見たいに優しい人だわ///」
(……って、何で私恥ずかしがってるの!?)
コホン……と、取り乱してしまったわ///でも、そう思ってしまうのも無理はないわよね。だって私はーー
「騎龍さんのあの笑顔に一目惚れしてしまったのだから……」
そう。あの日……彼の過去を知った私はとても心を締め付けられました。そして……それと同時に私は彼と共に寄り添い、彼にはもう苦しまないで貰いたいーー
「好きになった以上……私は彼に告白をしなければ……想いを伝えなければいけませんね。そしてそれは……ーーさん。貴女も同じ、そうですよね?」
あの場で恐らく私と同じ心境になった人物の名前を呟き……私は私服に着替え、朝食を取りにリビングへ向かった。
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〜蒼司side〜
〜♪〜♪〜♪〜♪
「あこ、全体的に走りすぎてるからテンポキープ心掛けて」
「は、はい!」
「燐子さんは自分がメインになる所はもう少し主張気味でも大丈夫だと思います」
「わ、分かりました……!」
「リサさんはリズム隊とアイコンタクトをとって、もっとリズムを刻めるように心掛けて」
「りょ、了解〜……」
俺は今、CIRCLEのスタジオにてRoseliaのメンバー一人一人にアドバイスをしていた。あの日……自分の過去を打ち明けた俺に対してユキさんから「子供達の事は私達に任せて貴方は紗夜ちゃん達Roseliaともっとアイコンタクトをとって関係を深めなさい♪」と言われた俺はRoseliaのマネージャーとして5人の練習に付き合っていた。彼女達と行動を共にしたお陰で俺は変われた。そして俺だけじゃなく彼女達も俺に対する態度がいい意味で変わっていった……。
……とある2名を除いて。
「蒼司、私はーー」
「騎龍さん、私はーー」
『どうだったかしら?(どうでしたか?)』
「氷川さんも湊さんも……2人の上達速度が殆ど同じなお陰で、次にどの様な指示を出すべきか自ずと導き出せるので……次は他のパートに対する気遣いを意識して見ると良いと思います」
「分かったわ、蒼司!♡」
「御指導ありがとうございます、騎龍さん!♡」
その2名……湊さんと氷川さんはやけに俺に対して積極的に接してくる。別に悪くわないのだが……熱が入りすぎてるのもあり、クールな印象を持つ2人だと分かっていても意外過ぎて対応に困りつつあった。
そして、そのやり取りを見ていた3人はーー
「アハハ……2人とも、今日も今日とて頑張ってるね〜♪」
「2人とも……青春、ですね……」
「ねぇねぇリサ姉、友希那さんと紗夜さんって蒼兄の事好きnーー」
「わわっ!?あこ!?それは言っちゃダメだって!」
遠くで何を言ってるのかさっぱりだったが……少なくともあの3人は氷川さんと友希那さんが俺に話しかけてくる度にその様なやり取りをしてると思う。何でだろうか……?
そう思いながら俺は次の指示を考えていると氷川さんと湊さんが俺に話しかけて来た。
「あの、騎龍さん……?前々から気になっていた事があるのですが……」
「どうかしました?」
「リサやあこ、燐子には下の名前で呼んでいるけれど……」
「私と湊さんは苗字で読んでますよね……?」
『どうしてなのですか?(どうしてなの?)』
「え……?」
2人はどうやら自分達だけ苗字で呼ばれている事に対して疑問(?)を抱いているようだ。ーーてか
「2人とも、顔がちkーー」
『どうしてなのです?(どうしてなの?)ズイッ』
「2人とも顔が近い……落ち着いて……?」
「バンド内での贔屓は練習に支障きたすと思うのだけれど……」
「そこの所を騎龍さんはどの様に思っているのですか……?」
『答えてください(答えて頂戴)ズイッ!!』
「え、えっと……」
(ふ、2人ともホントに顔が近い……あと2人から臭う甘い香水の匂いで理性が……)
「ちょ、ちょっと2人とも落ち着いて!」
2人から発せらる甘い匂いと多少な威圧的な(?)態度に俺はとう答えれば良いのか悩んでいた。そんな所にリサさんが助け舟を出てきた。
「多分蒼司は2人の事を尊敬してるから苗字で読んでるんじゃないのかな〜?」
「そうだと思います……友希那さんと氷川さんの練習姿……私も、2人の練習姿……私達の模範だと……思ってます」
更には燐子さんが俺が答えたかった事を代わりに代弁してくれたため俺は「そういう事です」といいながら頷いた。
「そ、そう……」
「そういうことなら……仕方ないです……」
それを聞いた2人は少し残念そうにそう言った。
何はともあれ何とか理解してくれたと思っていたのだが……あこの一言でそれは早計へと変わってしまった。
「え?あこはてっきり2人の事がすき過ぎな余り2人にかしこまってrーー」
「だ、だからあこ!それは言っちゃいけなiーー」
「何言ってるんだよあこ。別に俺は2人のことが好きって訳で改まってるんじゃなくtーーイタッ!?」
あこの言葉を否定しようとした瞬間湊さんと氷川さんに右腕を抓られた。……いや、なんで?
「蒼司なんて……もう知らないわ」
「騎龍さんなんて……もう知りません!」
「え、ちょ……なんでそんなにおこっtーー」
『自分の心に聞いてみて下さい!(頂戴!)』
「えぇ……」
「アハハ……2人の心変わりに気づくのはもうちょっとかかるかな〜?」
「リサさん……何か知ってるなら教えてくれても……」
「さぁね〜?蒼司も大変そうだけど頑張ってね〜♪」
「えぇ……take2」
氷川さんと湊さんは拗ねてどこかへ行ってしまうし、リサさんもリサさんで何か知ってそうなのに教えてくれないし……
「wwwクスクス」
「wwwクスクス」
……スタジオの端の方で燐子さんとあこは今のやり取りを見ていてクスクス笑ってるし……
「なんだってんだ、全く……」
結局……練習が終わっても原因を追求出来なかった。
なお氷川さんと湊さんはいつの間にかひょこっと態度を変えてまたしても俺にグイグイと積極的に話しかけて来来ていた。そしてそれをまたしても例の3人はクスクスと笑いながらみまもっていたのだった……。
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〜友希那side〜
私は家に帰り自分の部屋に入るなりベッドにダイブし枕に顔を埋めて足をばたつかせた。
「私の馬鹿……!馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿……!どうして蒼司に向かってあんな事を言ってしまったの!?」
私は今日の練習で蒼司に発した言葉に対して独り言の愚痴をこぼした。
「蒼司も蒼司よ……彼があそこまで鈍感だったとは思わなかったわ……」
しかし……彼の名前を発した瞬間、ただでさえ早かった心臓の鼓動がさらに早くなった。
「でも……それもこれも……あの日、彼の笑顔を見てしまったから……」
そう……私がこうなったのは、彼……蒼司の過去を知った際にみせたあの笑顔せいに他ない。私は、彼があそこまで苦しんでいたなんて知らなかった。そしてその時彼の苦しむ姿をもう見たくないが為に傍に居てあげようと初めはそう思った。しかし……
「仕方ないじゃない……彼のあの笑顔を見れば……誰だって同じ想いになるわ……///」
彼のあの笑顔を見て、私は変わってしまったと感じた。そしてそれが恋……なんだと言うことも既に気づいている。
「だけど……私だけじゃない。紗夜……きっと貴女もそうなのよね……?」
だとしても……私は負けない。この想い……からなず実らせて見せるわ……!
そう心の中で呟いて私はリビングへと向かった……。
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〜紗夜side〜
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿!!どうして私はあんな事を……この馬鹿紗夜!!騎龍さんが恋愛に疎いことくらい想定出来たはずです!!」
私は家に着き自分の部屋に入るなり、今回自分が犯した失態に愚痴という名の叫び声を上げました。……あ、今日日菜はパスパレのロケで遅くなるとの事ですので近所迷惑と言うのを考慮に入れず叫びました。
「しかし……たとえ疎くても少しくらい気づいてくれたっていいじゃないですか……騎龍さん……///」
彼の名前を呟いて私はベッドにチョコンとすわりました。胸に手を当てると、心臓の鼓動がまたしても早くなっています。最近……彼の事を想うたびにこうなります……。
「理由は……分かってます。私は、騎龍さんに……彼のあの笑顔に一目惚れしてしまった。最初は彼の過去に寄り添って一緒に居てあげようとしか思わなかったのに……あの笑顔が……」
そうです……彼があの日みせたあの笑顔が私の考えを一蹴して恋愛と言う形へと変えてしまったんです。あの笑顔は……罪なものです……///
「湊さん……貴女も私がそうであるように……彼のあの笑顔に心を鷲掴みされたんですよね……?」
ですが、たとえそうだったとしても……私は負けません。
「この気持ち、この想い……騎龍さんに伝えるまで折れる訳にも変える訳にも行きません!」
私は決めたんです……!彼と付き合って、彼にもっと笑顔になって貰って……辛い過去を忘れて欲しいと!
「何時か……何時か必ず実らせて見せます!」
そう呟いて私は夕飯の支度に取り掛かるべく……台所へと向かいました……。
〜END〜
今回は短めですがここまでです!今年も頑張って更新していきますので何卒宜しくお願いします!
感想、高評価等宜しくお願い致します!
紗夜編後投稿して欲しいストーリー
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リサ編
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あこ編