友希那編第2話……女子校または男子校に1人だけ異性ってある意味修羅場な気がするのは気のせい?皆さんはどう思いますか?主は半々……なんとも言えないです。だって色々楽しい一時を送れるに対して、修羅場な一時を送るんですから……
当然のことだが、女子生徒からの視線が心地悪い。花羽に通ってた時はそんな事微塵も感じなかったが、昨日からここ羽丘女子学園に通うようになってからは女子生徒からの様々な視線が凄かった。
まず好奇心からなる視線、もうひとつは不快な視線、そして腫れ物を触るような警戒的な視線……他にも様々な視線を感じるがこの3つの視線が多い。恐らく校長先生はこれを心配してたのかもしれないな……
「はぁ……今こうして歩いてると普通校がどれほどいいものかわかる気がするな……。」
羽女の指定された下駄箱(交換留学した生徒の下駄箱は使えず、来賓専用の)に靴を入れ教室を目指す俺は今日もこの心地悪い視線を感じながら歩いていた。
ピーンポーンパーンポーン……
『皆おはよぉー!生徒会長の日菜ちゃんだよー!』
アナウンスのチャイムがなったかと思うとこの学校の生徒会長氷川日菜の声が響き渡った。
『校内はお・は・し・もだよ!』
「氷川日菜……もしかして紗夜さんの妹…さんかな?」
『突然だけど、校内に騎龍蒼司君がいたら至急生徒会室に来てね!繰り返すよ!騎龍蒼司君は至急生徒会室に来てね!待ってるよ〜!』
ピーンポーンパーンポーン……
「生徒会長が俺に何の用だろ?」
特に何かした覚えはないが、とりあえず生徒会室にむかうことにした。
………………
…………
コンコンコン……
「はーい!」
「3ーAの騎龍蒼司です。」
「あ!来たきた!どーぞ!」
扉の前でそう言うと先程聞いた明るい声が聞こえた。……明るい生徒会長だな。紗夜さんと偉く違う……
「失礼します。」
「君が蒼司君だね!初めまして!生徒会長の氷川日菜だよ!」
「副会長の羽沢つぐみです。」
生徒会室に入ると2人の女子生徒が俺を待っていた。まず1人背丈は俺と同じくらい、水色のショートヘアが印象的な生徒が生徒会長の氷川日菜だ。そしてもう1人。茶色のショートボブの女子生徒が羽沢つぐみ。
「ごめんなさい!急に呼び出して!あの……何か用とかありました?」
最初に口を開いたのはつぐみだ。どうやら急な呼び出しが不快に感じてないか心配だったらしい。
「大丈夫ですよ。ちょうど教室に向かう最中だったので、それ以外特に用は無かったので。」
そう言うと彼女はホッと息をついた。……きっと彼女の急な行動は今日だけじゃ無いんだな。
「じゃあ早速だけど本題に入ってもいいかな?HRもあるし!」
「は、はい。手短に終わるのであれば。」
「うん!早速だけど今回の交換留学で君のクラスの〇〇ちゃんが花羽に行ったのはしってるよね?」
「はい」
「実は彼女風紀委員長だったんだけど?誰かに聞かされた?」
それは初耳だった。
「いえ、初めて聞きました。」
「そっかー、じゃあ戸惑うかもしれないね……」
「?何にです?」
「あ!ううん!何でもない!……実は彼女が花羽にいったことで風紀委員長がいなくなっちゃったの。」
「…………だから俺に期間中風紀委員長をやって欲しい……ですよね?」
言いたい事を言われ日菜は驚いていた。
「すごぉい!どおしてわかったの?」
……本気で言ってるのか?もしかして天然?
「えと……話の流れからしてそうかなって」
「あはは!そうだったんだ!それじゃあ話は早いね!蒼司君、二学期いっぱいまで風紀委員長になってくれませんか?」
「ゔっ……」
まるで今までの無邪気な(能天気な)性格とは別人のまるで小動物が何かを欲しがる(訴える)様な表情で聞いてきた。こうやって頼まれると俺は絶対に断れない
「私からもお願いします!羽女の風紀を二学期まででいいのでまもって下さい!」
「うぐっ……」
さらに追い討ちをかけるようにつぐみが頼んできた。
「分かりました……。風紀委員長の仕事、ひきうけます。」
「「ありがとう!!(ございます!!)」」
こうして俺は今日の朝風紀委員長になりました。
…………………………
………………
…………
HRまで少し時間があったため既に教室に着いていた友希那とリサ(駅前で偶然落ち合い一緒に登校していた。)にさっきの一幕を話した。
「風紀委員長!?」
「ちょっ!?声が大きい!」
「あっごめん……。」
「凄いわね蒼司。」
「どうやら今回俺と交換で花羽に行った生徒が風紀委員長だったらしくてな。その補充だって生徒会長と副会長がいってた。」
「ふぅ〜私はてっきり蒼司が校内で何かしたのかと思ったよ〜」
「リサ……なんで俺をそんなに罪人扱いにしたいんだ?俺がそんな事する訳……」
「蒼司がそんな事する訳無いわ!」
「「え??」」
以外だった……てっきりスルーかリサ見たいなこと言うのかと思った。リサも友希那のとった行動に驚きを隠せずにいた。
「え、えっと……その……」
どうやら当の本人が一番驚いたらしい。
「私……私……」
ガタッ……タッタッタッ……
「ちょっ!?友希那!?」
いきなり席を立ち教室を出た友希那をリサは追いかけた。
キーンコーンカーンコーン……
教室に取り残された俺……彼女達はとうとうHRが終わるでもどって来なかった……ーーーー。
…………………………
………………
…………
〜友希那side〜
バシャバシャバシャバシャ……
私は走った。ただひたすら……そしていつの間にか女子トイレの手洗い場で顔を洗っていた。
「はぁ…はぁ…はぁ……」
自分の胸に手を置いてみる。……ものすごくバクバク言ってる……。
「どうしちゃったのかしら……私」
『蒼司がそんな事する訳無いわ!』
「……ッ!」
頭が痛い……何故あんな事をいったのかしら……普通にリサに加担するかそのままスルーすればよかったものをどうして……
「……だって、私にとって彼は私をRoseliaを誰よりも理解してくれる人のはず。なのに……なのになぜ……」
再び鏡を見ると今の自分は今にも泣きそうな顔だった。…… 何なら今ここで思い切り泣こうかしら?……そう思った瞬間だ。
「友希那!!」
ハァ…ハァ……
「!?り、リサ……ッ!」
気づかなかった……リサが追いかけてることなどお構い無しに走り続けてた証拠だ。
「ごめん友希那……私が……蒼司に向かってあんなこといっちゃって……」
「い、いいのよリサ。顔を上げて頂戴。私は別に気にしてなどいないわよ。」
「……じゃあ何であんな事言ったの?」
「……え?」
いつもならこの話は終わり…ってなるはず……
「あ、あれは唯ぶっきらぼうに言っただけで……」
「嘘」
ギュッ……
えっり、リサ……どうしてハグなんか……
「友希那、私……友希那があの言葉を言ったあとパニックになってる姿見て分かっちゃったの……友希那。蒼司の事好きなんだよね?」
「!?」
「じゃなかったらああやって言わないもん……」
「そ、そんな事……ッ!?」
ドクンッ!!
『竜騎士様……私、竜騎士様に伝えたい事がございますの。私……竜騎士様のことが……ーーーー』
「友希那……大丈夫?」
「ひゃ!?……り、リサ…大丈夫よ。」
……今のってあの時のヴィジョンや夢?どうして今……!あぁ…そういう事なのね。
「リサ…私こそごめんなさい。私……気づかなかったみたい。」
「友希那……?」
もう一度自分の胸に手を置いてみる。……さっき程じゃないけれど、まだバクバクいってる……
「……私、蒼司の事が好き……みたい。」
「……フフッやっぱり!」
それを聞いたリサは今までの無邪気な表情にもどった。その顔を見ていると、自然と私も落ち着いてきた。
「ありがとうリサ。貴方がいなかったら私は彼を…蒼司のことをただの理解者としかとれなかったわ。」
「どういたしまして!……理解者かぁ、そうやってとってるなら大丈夫かな!」
「リサ……?」
リサは何を言ってるのかしら?そう思っているとリサがいきなり私の手を握り……
「友希那。今日から蒼司にアタックしちゃいなよ!友希那が蒼司に自分の気持ちをアピールするの!私がサポートする!応援するから!」
……理解するのに時間が掛かったが、時間差で私はリサの提案に力ずよく頷くのだった。ーーーー
〜END〜
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それではまた次回お会いしましょう!
紗夜編後投稿して欲しいストーリー
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