UA数10000突破記念のアンケート御協力ありがとうごさいました。結果の方は活動報告でさせていただきます!
それでは友希那編4話……どうぞ!
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「ニャォ〜ン…ニャォ〜ン……」
「どうしましょう……」
……またあの夢ね。…ってあれは蒼司の猫!?……ってよく見たら毛並みが白ね?確か蒼司の猫はロシアンブルーのはず。あの娘……あの猫を助けようとしてるのかしら?
「どうしました?ユキナ殿。」
あっ……あの竜騎士だわ。相変わらず兜は被ったままね……
「あっ!竜騎士様!ちょうど良かったです!あの木の上にいる子猫を助けて下さいますか?」
「いいですけども……なぜあのような場所に?」
「はい。実はネズミを捕まえようと追いかけてたらあんな高い所に登ってしまって……私も何とかして助けたいとおもったんですが、このドレスじゃ……」
確かに……あの格好で助けようとすれば危ないわね。
「分かりました。少し待っていて下さい。」
「あっ……」
そう言うなり、彼は猫のいる木の枝まで軽々登り猫を捕まえると……
「すごい……」
猫を抱えたまま木を降りた。
……すごいわね。彼もあの竜騎士くらい運動神経がいいのかしら?
「ありがとうございます!シャルル、竜騎士様にありがとうは?」
「にゃ〜♡」
「あんな高い所まで登るんじゃないぞ……えと、シャルル?」
あの猫……シャルルって名前なのね。……て
「あら?シャルルったら…竜騎士様に懐いてるわ」
「ニャォ〜ン♡」
「あはは…参ったな…。」
「むー…竜騎士様、シャルルだけじゃなくて私をもっと見て下さい!」
「う、済まない…ユキナ殿。」
「ニャォ〜ン」
「もう!……って冗談ですよ。ごめんなさいからかってしまって。」
あの娘もしかして竜騎士の事が好き…なのかしら?
「て……冗談きついですよ…。」
「すみません……アハハハハッ……」
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ピピピピピピ……!!
「……またあの夢。」
なんだかココ最近例の夢を見る回数が増えてる気がする……きっかけは何にせよ、何か意味があるのかしら……?
♪テテテ♪テテテ♪テテテ♪テテテテレレン♪……
「リサ……?どうしたのかしら?」
「もしもし……」
『友希那!?やっと起きたのね!今何時だと思ってるの!?』
「何時って……8時30分過ぎてるけど……」
『過ぎてるけどじゃないよ!今日蒼司と3人で買い物する約束でしょ!?9時に駅前集合って約束したじゃん!』
……すっかり忘れてたわ……
「ごめんなさい、直ぐに準備するわ。」
そう言って通話を切り私は急いで支度に取り掛かった。ーーーー
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〜蒼司side〜
……早く着きすぎたかな?腕時計を確認すると針は8時30分を刺していた。
「約束の時間よりかなり早く着いちまったな……」
時間前行動は蒼司にとっては十八番並に得意だ。しかしそれ故によく友達やクラスメイトらに「もっと遅くにこい!」と注意されたりされなかったり……
「しかし…女の子2人と一緒に買い物か……俺なんかが一緒に行って意味あるのか?」
そう、今日は友希那とリサの3人でショッピングモールで買い物する約束となっている。彼女達言わく、「蒼司にどうしても見てもらってから買いたい物がある」だとか「大人数での買い物の方が楽しい」だそうだ。
つまり、彼女達は俺と買い物等を楽しむ為に誘った訳ではなく…付き添いとして誘ったって取っていいよな?
「はぁ…いずれにせよ、今日この1日どう時間を潰そうか……ん?」
「お待たせ〜!!」
声が聞こえた方を向くとリサが友希那を引っ張りながら全速力?でこちらに向かって走ってきた。
「ごめんね!待った?ハァハァ……」
「……」
「ハァハァ…蒼司?」
「あっ!いや、なんでもないよ…そんなにまってないし時間通りだよ」
「良かったぁ〜…一時はどうなるかと思ったよぉ」
「えと……全速力で来たらしいが…何かあったのか?」
蒼司は若干言葉を詰まらせながら2人が急いで来た理由を聞いた。
「それがね聞いてよ!友希那ったら今日の約束忘れて8時30分まで寝てたんだよ!」
「それで急いで来たのか……てか『また』って?」
「蒼司……聞かないで……」
寝坊の常習犯の様には見えないが……リサの言葉から察するに今日に限った事じゃないと言うことだ。
「ココ最近寝坊する事が多くて……何回電車に乗り遅れたことか……」
「わ、わざとじゃないわよ……私だって好きで寝坊してるわけじゃ…」
「わざとじゃ無ければいいってわけじゃないでしょ!」
「ま、まあ落ち着けよリサ。友希那だってわざとじゃないって言ってるんだし……」
「甘い!蒼司は友希那に甘すぎる!…ってことで友希那、罰として今日はこれ付けて買い物するからね!」
途端リサの顔が小悪魔っぽい微笑みを浮かべた。そしてカバンの中から猫耳のカチューシャを取り出して友希那につけた。
「にゃ……り、リサ…流石にこれで買い物は……」
「…………おい」
「フッフッフッ……これで少しは反省した?」
「した……したからこれ……外して…物凄く恥ずかしわ…///」
流石に友希那が可哀想……なのだが……
「ねえ蒼司、なんでさっきから黙ってるの?」
「いや、……そのなんだ。友希那の私服がとても綺麗で似合ってるもんだから……」
「にゃぁ…?」
余りの恥ずかしさで友希那は猫化?してしまっていて流石にもう黙って見てられなくなった。
「だから……そのカチューシャ…外さなくてもいいんじゃないか?」
「そ、そう?私も実はそうおもってたのよ!」
(流石にチョロすぎだろ……)
リサもそう思ったのか端で声を必死に堪えながら笑っている。
「さ、さあ!早くしないと買い物の時間無くなっちゃう!」
「そうだな!友希那、行くぞ。」
「……!え、ええ!」
蒼司に言われたのが余程嬉しかったのだろう。友希那は猫耳カチューシャを着けてるにも関わらず笑顔で蒼司とリサの3人でショッピングモールへとむかった。
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ショッピングモールに着いた一行は買い物のスケジュールを立てるついでに1階の『ハッビークレープ』というクレープ屋て休憩した。
「んで、最初はどこ行くんだ?」
「んー私はやっぱり装飾屋かな〜新しいアクセサリー欲しいし。」
「私は服屋かしら。気になってるワンピースがあるの。」
「2人揃って行先違うのか……」
この場合……どちらかの意見を尊重すべきなんだよな。
「蒼司はどっち行きたいの?」
「んー俺は別に、付き添いって感じできたからな…。風の向くまま気の向くままって感じだ。」
「そんな事いわないでよぉ!せっかく3人で来たんだし!」
「んーそうだな……」
クレープを齧りながら考えた。
……装飾屋。確か2つ店があったよな……1つは俺もよく知ってる有名ブランド店で男女共に合うアクセサリーが年齢幅広く揃ってる。もう1つは女性向けのブランド店。選択肢が更に2つ増えるか……
……服屋。服屋だけでも何店舗かこのショッピングモールにある。しかし幸い友希那は気になってるワンピースがあるっていってた。この時期のワンピースを多く取り扱ってる店となると限られる。特にここのショッピングモールとなると1つしかない。となると……。
「服屋にしよう。確かワンピース専門に扱ってる。店がモール内にあったはずだ。最初にそこに行って、次に装飾屋に行こう。」
「うん!行き場所決まってた方がいいもんね!私も賛成!」
「いいの?リサ。本当は……」
「いいって!私も実はワンピース見てみたいヤツあったし。それに……ね?」
そう言って友希那をウィンクで見つめた。そして何か思い出したのか…
「そうだったわね。じゃあ蒼司。行きましょ?」
「?あ、ああ。行くか。」
行先が決まった3人はワンピース屋へ足を運んだのだった。(ちなみにワンピース屋『ALLSEASON』は3階にある。)
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(可愛いわね。あの娘……私でさえ嫉妬してしまうくらいだわ。)
とあるロケで彼女はこのショッピングモールにきていた。彼女は有名なモデル女優だった。……ただし知る人ぞ知るという感じだ。
(彼女なら……私の夢を叶えてくれるかもしれないわね……)
そう思った彼女は正面ですわっていたマネージャーに話しかけた。
「ねぇマネージャー?アソコにいる白髪の若い女の子……どう思う?」
「あの娘……ですか?まあ外見とても綺麗でクールそうな見た目ですね。」
「ねぇ……彼女なら私の…いえ、私達の夢を叶えてくれると思わないかしら?」
彼女の思いつきからなる提案は何時もいきなりだ。しかしもう何年もの付き合い、慣れっ子だった。そんな彼女は密かに売れない自分の夢を託せる相手を探していた。……だから
「分かりました。話をしてみましょう。」
彼女の思いを瞬時に悟った私はあの白髪の娘を家にスカウトするべく話をしに行ったのだった。……ーーーー
〜to be continuous〜
どうも!第4話前編、いかがでしたか?感想、質問、リクエスト等ございましたら是非宜しくお願い致します!
次回後編……友希那達に迫る女優達の魔の手……どうのりきる?
友希那編 5話 3人で買い物のはずが…(後編)……お楽しみに!
紗夜編後投稿して欲しいストーリー
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リサ編
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あこ編