カードファイト‼︎ヴァンガード〜瞬く銀河竜の担い手   作:イマジナリ

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はい第2話です。

光牙の見た目はZEXALやARCーVに登場したカイトが少し背が伸び大人っぽくなった姿をイメージして頂ければ幸いです。

今回から本格的にエクシーズモンスターをユニットとして出しエクシーズ召喚もヴァンガード版にした物を書いていきます。
基本的には遊戯王のエクシーズをヴァンガードにはめ込んだ感じですので宜しくお願い致します。

其れと作中のヴァンガード版のカードや効果はOCG化されたカードの効果もあればアニメや漫画版の効果、更にはOCG化されていないカードも出して行きます。

一部のカードはヴァンガードの落とし込む際に一部の効果を変更しているのはご了承下さい。


光牙のスタンダードアップ!PSYでの出会い

ミサキと光牙のヴァンガードを終えたキャピタルの店内にはシンさん以外のファイトを見届けたメンバーが少し落ち着かない様子で時計を見つめていた。

 

アイチ

「遅いですねシンさんと光牙さん。検査に時間が掛かってるんですかねミサキさん?」

ミサキ

「そうかもな。なんせ大ごとだから記憶喪失は。」

三和

「しっかしカード自体の情報はあっても所持者の事は分からないとはな・・・櫂。光牙やフォトン・ドラゴンについて本当に何も知らないのか?」

「俺にも知らないカードやファイターはいる。フォトン・ドラゴンにかんしては・・・例えば販売直前にトラブルによって発売され無かった物の試作品が出回った可能性もある。その類ならカードの情報があっても見覚えの無いのも納得出来る。」

森川

「なるほど納得!しかし・・・ギャラクシーアイズ・・・最高にイカしたグレード3だぜ!俺も欲しい!」

井崎

「アレは光牙の大事なカードなんだから諦めろ森川!てかお前のデッキは既にグレード3だらけだろ!」

 

各々が光牙の心配や素性にフォトン・ドラゴンの事などで話が続く中・・・店の扉が開き病院に行っていたシンさんと光牙が帰って来た。

 

シン

「只今戻りましたよ皆さん。光牙君の検査と診察に時間が掛かってしまって遅れました。」

ミサキ

「お帰りなさいシンさん。それで光牙・・・結果は何て?」

光牙

「記憶喪失なのは確定したが・・・原因もいつ記憶が戻るかも具体的な答えは出なかった。肉体的には問題無いと医者から言わた。」

ミサキ

「そうか・・・此れから如何する?今の光牙には帰る場所が?」

 

検査結果によって厳しい現実を突きつけられる光牙の心情を察してか重苦しい雰囲気が店内を包む中・・・シンさんの表情が真剣なものになると光牙を見つめて口を開いた。

 

シン

「それについて光牙君に1つ提案なんですが・・・良ければ私達と一緒に住みませんか?」

ミサキ

「住む・・・ハァーーー!!シンさん何言い出してんの!一緒に住むて!」

 

シンさんの提案に思わず椅子倒す勢いで立ち上がるミサキと驚愕の表情を浮かべる光牙。

 

シン

「無論条件があります。日中はミサキと同じ学園に通って貰って、それ以外ではキャピタルの従業員として働いて貰います。」

光牙

「ちょっと待てくれシンさん!今日会ったばかりの素性の知れない男に何を考えている!其れにミサキと共に学園に通う・・・何故そんな突発的な事になる?」

シン

「ほんの数時間ですが・・・光牙君が怪しい人物で無いのは分かります。其れに君は未だミサキと同じ15歳なんですから学園に通って勉強し同年代の子達と交流する事が大事です。」

光牙

「だが・・・何故俺に此処までしてくれる?理由なんて無い筈。」

シン

「理由ですか・・・人を助けるのに理由が要りますか?私が光牙君を助けたいと思ったから助ける。唯それだけですよ♪まあ〜強いて理由を言うなら・・・君の事が気に入ったからですかね♪」

 

その根拠のない理由に全員が呆気にとられている中で・・・シンさん。

 

シンさん

「(ミサキの心からの本心を乗せた表情を見たのは久しぶりでした。其れに・・・滅多に自分から名前で呼んで欲しいと言わないミサキが会ったばかりの光牙君に名前を・・・君ならミサキの心を開いてあげられかも知れない。だから・・・)・・・」

ミサキ

「シンさん?シンさん!」

シンさん

「おっと!すいません。兎に角私は君を助けると決めました!伊達に店長して無いですから光牙君の学園に関する費用も問題ありません♪私は大人ですから・・・些細な事なんかは気にせずに私を、そして皆んなを頼って下さい♪」

光牙

「本当に・・・本当に良いのかシンさん?」

シンさん

「勿論です♪その代わりに店ではバリバリ働いて貰いますよ光牙君。其れから私の事は店長と呼んで下さいね♪」

光牙

「感謝しますシンさん。迷惑を掛けると思うが・・・宜しく頼みます。」

 

シンさんから差し出された手を握り握手を交わす光牙。

 

ミサキ

「シンさん・・・光牙の事を人件費が掛からない従業員として使うつもりなんじゃ?」

シン

「そ、そ、そ、そんな事ないですよミサキ?!嫌だな〜私は唯純粋に光牙君の事を心配して!」

ミサキ

「なら何で声が裏返ってんの!やっぱりそんな考えで!」

 

ミサキに本心を誤魔化すために行った事が仇になって鋭い形相で睨まれて慌てるシンさんを他所に光牙は他のメンバーに話しかけられていた。

 

三和

「良かったな光牙♪俺と櫂は同い年だがら気軽に呼んでくれよな♪なあ〜櫂?」

「好きにしろ。」

三和

「相変わらずと素直じゃない奴!櫂も姉ちゃんと同じでぶっきら棒だけど仲良くしてやってくれよ♪」

「五月蝿いぞ三和。」

三和

「おお〜っと怖っ!悪かった櫂。そんなに怒るなよ。」

光牙

「ああ。宜しく頼む櫂。三和。」

 

正反対な2人だが共に光牙の事を歓迎してくれ、2人以外のアイチ達も同じだった。

 

アイチ

「良かったですね光牙さん♪此れから改めて宜しくお願いします。」

光牙

「ありがとうアイチ♪俺からも此れから宜しく。」

森川

「よっし〜〜〜光牙!今日からお前もアイチに次ぐ俺の弟子にしてやろう♪」

井崎

「何言ってんだバカ!どっちかって言うと実力的に森川が光牙の弟子だろ!ごめんな光牙。」

光牙

「気にしなくて良いさ井崎。寧ろ森川の様な男は俺は嫌いじゃ無い。」

 

話が盛り上がる中・・・一通りシンさんをシメたミサキが彼と一緒に戻って来た。

 

ミサキ

「光牙。」

光牙

「すまないミサキ。今の俺は頼れる人物が殆どいない、俺の様な男が同じ屋根の下で寝食を共にするのは不快だろうが・・・頼む!俺を此処に住まわせて欲しい頼む!」

ミサキ

「・・・ハァ〜〜〜そんな真剣に頼まれて追い出すわけにもいかないか。分かった!ただし最低限のモラルは守ってよ光牙。」

光牙

「ありがとうミサキ!感謝する。」

ミサキ

「(光牙が心配なのは私も同じだけど・・・何も相談せずイキナリなんだからシンさんは。後で服の2、3着は買ってもらわないと。でも・・・)なんか悪く無いかも♪」

 

そう言って笑うミサキの顔は何処か此れからの生活を楽しみにする様な表情をしていた。

其れから数日の間に光牙はミサキの通う学園・・・宮地学園への編入試験を受ける事になり元々の持っていた学習能力の高さとミサキのサポートによって無事に試験をクリアし学園に編入した。

 

ミサキ

「光牙、彼女はアカリ。良くお節介を焼いてくる私の友人。」

アカリ

「初めまして♪私はアカリ。此れから宜しくねミサキの彼氏君♪」

ミサキ

「アカリ!光牙は彼氏じゃ無いって言ってるでしょう!」

光牙

「光牙だ。宜しく頼む四会さん。」

アカリ

「気軽にアカリって呼んで良いよ♪私も光牙って呼ぶから♪」

 

ミサキの友人である・・・四会アカリとも友人となった。

明るく誰とでも分け隔て無く接する彼女のお陰で編入初日からクラスメイト達とも仲良くなり、光牙のお陰でミサキの”番長”のイメージも少し改善して来ている。

学園が終わればキャピタルで店番や商品の陳列などに励みながらアイチ達ともファイトをしながら親交を更に深めていく中・・・

 

アイチ

「カ、カムイ君!」

カムイ

「先導アイチ!この俺と決闘だ!!」

 

ある日アイチと親しい少女に一目惚れし彼にファイトを申し込んで来た少年は・・・葛木カムイはキャピタル周辺では名の知れた小学生ファイターである。

口は悪いが根は優しく明るい少年であり少女を掛けてファイトする時も正々堂々とした態度でファイトし勝利したが、惚れた少女がアイチの妹だと分かると一転して彼を尊敬し”お兄さん”と呼ぶ様になる出来事があった。

その後は光牙とも交流し友好的な関係を築いている。

 

 

そしてアイチとカムイのファイトから数日後のキャピタルでは・・・

 

???

「今日は光牙さん居ないんですか?」

カムイ

「今日はお兄さんと別のカードショップに言ってみると言ってましたよエミさん♪」

???

「光牙さんは何も頑張ってますもんね。其れにカッコ良くて優しいし♪」

???

「KYY【カッコ・良くて・優しい】っすねからね〜光牙さん♪」

カムイ

「そうだよなエイジ!レイジ!クールな男って感じだよな!」

エイジ・レイジ

「「はい!カムイさん♪」」

 

光牙がいない事に首を傾げていたのがアイチの妹である・・・先導エミ。

ちょうとウッカリなアイチとは反対でハッキリと物事を口に出来る性格でどちらかと言うとお姉さんと呼ばれくらいしっかりとした子である。

 

カムイと同し小学生6年で眼鏡をかけた少年は・・・右野レイジ、同じくカムイと行動を共にしているちょんまげの様な髪型をした少年は・・・左賀エイジ。

2人はカムイの事を慕う大親友でありカムイある所には必ず2人も行動を共にしており、エイジがよく使う略語をレイジが訳し皆んなに伝える事が多々ある。

 

そんな3人も最初は光牙の眼の鋭さに怯えていたが彼の面倒見の良さやお兄さんの様な優しさに触れ徐々に打ち解け今では普通に仲良くなって来ている。

今日は光牙にデッキのアドバイスやファイトの相手をして貰おうとキャピタルに来たのだが肝心の光牙はシンさんから休みを貰ったためアイチ達と電車を乗り継いであるカードショップの前に居た・・・その場所は。

 

光牙

「ここが森川の言うカードショップか?」

アイチ

「カードショップ・・・PSY?」

井崎

「妙な雰囲気だな?ショップ毎に思考が違うけど・・・なんか。」

森川

「不気味だな。もしかして別の場所だったか?」

光牙

「いや・・・きっと此処だ。入るぞ。」

 

光牙を先頭にショッピングモールの中の奥の薄暗い細い通路の先にあるカードショップ・・・PSYの中に足を踏み入れた4人をカメラ越しに見つめる影が1つ。

 

???

「あら?お客さんみたいね♪」

 

入り口と同じ薄暗い店内を進んでいくと・・・まるで宇宙の様なデザインが施された天井にカードが立体映像として映し出されているディスプレイスタンドが立ち並んだ広い部屋に出た。

其処には今では既に販売されていないヴァンガード初期の貴重なレアカード達が所狭しと映像だが鎮座していた。

 

アイチ

「す、凄い!初めて見るカードがいっぱい♪」

???

「いらっしゃいませ♪カードショップPSYにようこそ♪私はレッカ宜しくね♪」

井崎

「店員さんか?でも可愛い子だな。」

 

突然現れた小柄でオレンジカラーの髪をクルクル巻きにした少女は・・・レッカ。

このPSYで案内役をしている女の子であり明るい性格をしているがアイチを見つめる目からは別の何かを感じさせ表情はまるで小悪魔の様である。

 

レッカ

「何かカードをお探しですか?」

森川

「光牙。此処なら何か分かるんじゃないか!」

光牙

「そうだな。実はこのカードについて聞きたい事があるんだが?」

???

「其れなら私が承ります。クールなお客さん♪」

レッカ

「そうだね。お兄さんのカードの事はスイコに聞いて下さいね♪とっても詳しいから。他のお客さん達は奥にどうぞ♪」

 

アイチ達を連れて店の奥に消えていったレッカと入れ替わりに光牙の前に現れた女性は・・・スイコ。

天真爛漫なレッカとは違い大人びだ美幌と妖艶な雰囲気を纏ったミステリアスな女性であるが、その口調と雰囲気から何処か掴み所がない存在だと感じている光牙。

 

スイコ

「それでお尋ねしたいカードとは何ですか?」

光牙

「俺はここ数週間から以前の記憶が無い状態だ。それで記憶を取り戻す手掛かりとして唯一所持していたデッキの事を調べている。そして先ほど共にいた友人達のアドバイスでレアカードが集まるPSYなら情報があると思い此処に来た。このカード・・・フォトン・ドラゴンについて。」

スイコ

「フォトン・ドラゴン!伝説の光のギャラクシーアイズのカード!」

光牙

「何か知っているのか!些細な事でもいい知っている事を俺に!」

スイコ

「このカードは世界に4枚しか無いレアカード。噂でしか聞いた事が無かったかカード4枚全てが揃っているなんて・・・このカードは自らを真に認めた者の元にか現れないとも言われているカードでもあるわ。」

光牙

「真に認められた者に・・・何故そんなカードが俺の元に?」

 

フォトン・ドラゴンを見つめ訝しべな表情を浮かべる光牙の手に指を添え優しくカードを握らせるスイコ。

 

スイコ

「理由はどうであれ。このカードが貴方の元にあったのは偶然じゃ無い。カードとの出会いは一期一会・・・フォトン・ドラゴンと貴方が出会う事は必然だった・・・そんな気がするわ私は♪」

光牙

「偶然じゃ無く・・・必然。」

スイコ

「貴方の記憶を取り戻す手助けが出来ずにごめんなさい。でもそのユニットは貴方を選んだ・・・それを忘れないで頂戴。さあ〜お連れの方が奥で待っているはずだから案内するわ♪」

 

そう言って手を離したスイコに連れらフォトン・ドラゴンを握り締めたまま彼女の後をついて行くと奥には更に広い部屋が其処には強大なファイトテーブルがあった。

 

光牙

「此れは・・・ファイトテーブルか?」

アイチ

「あっ!光牙さん。何か分かりましたか?」

光牙

「フォトン・ドラゴンが世界に4枚しか無いレアカードという事だけだ分かったのは。」

アイチ

「そうでしたか・・・また別の所で情報を探しましょう!」

光牙

「ありがとうアイチ。その時はまた頼む・・・しかし立派なファイトテーブルだ。ユニットの姿が立体映像で現れるのか?」

井崎

「ああ。さっきのアイチとレッカちゃんのファイトは凄かったぜ!なあ〜森川♪」

森川

「俺様の時は全く動きゃしねぇしよ!壊れてんだろコレ!」

光牙

「アイチがファイトした時は動いたのだろ?なら普通に・・・やはり普通に動くぞ森川?」

 

森川の言葉を確認しようと光牙がテーブルに手を置くとヴァンガードのサークルが光り起動したのを確認した。

それを見て驚愕な表情を浮かべているスイコとレッカの背後には・・・もう1人別の女性が。

 

レッカ

「嘘!あの子だけじゃなくてお兄さんまで起動させた!」

スイコ

「彼は・・・ギャラクシーアイズを持った彼なら起動させられるのも納得行くわ。」

???

「あんな男かギャラクシーアイズを!冗談でしょうスイコ?」

スイコ

「本当よ。現にさっきまで彼にギャラクシーアイズのカードを見せてもらっていたもの。」

???

「彼がギャラクシーアイズに認められた男・・・なら!私が見極めさせてもらうわ!」

スイコ

「分かったわ。お兄さん折角ですから其処のファイトテーブルでファイトして行かれませんか?お相手は彼女・・・コーリンが務めますよ。」

 

スイコの横にいた3人目の金髪の女性の名は・・・コーリン。

何処か櫂やミサキのように近寄らせ難い雰囲気を纏い、その凜とした立ち振る舞いからクールビューティの様なオーラを纏っている彼女だが・・・今の彼女から光牙を見下す様な感情しか感じられない。

 

コーリン

「私がお相手するわ。貴方がギャラクシーアイズに使いこなせるか見せて貰うわ!」

光牙

「・・・いいだろ。(俺がギャラクシーアイズに出会ったのは必然・・・ギャラクシーアイズ無くして俺無し、俺無くしてギャラクシーアイズ無しだったな。ならば俺はフォトン・ドラゴンを・・・このデッキ達と共に進み続ける!その覚悟がきっと此のファイトで試されている。此のファイト・・・必ず勝つ!!)真のギャラクシーアイズ使いとなる為・・・俺とフォトン・ドラゴンの本気を持って相手をする。行くぞ!!」

光牙・コーリン

「「スタンドアップ!ヴァンガード!!」」

コーリン

「スターダスト・トランペッター!」

光牙

「ナンバーズハンター!」

 

光牙の運命を巡るもう1人の存在・・・コーリンとのファイトが始まる。

 

ファイトが始まり数ターンが経過する中・・・コーリンはロイヤルパラディン特有の味方を呼び出し全体のパワーを上げる展開で光牙に着実にダメージを与えて行く。

対する光牙もクラン・・・オーバーレガシーのフォトンやギャラクシーなどの多彩なユニットを駆使しパワーラインの高い盤面を作り上げフォトン・ドラゴンにライドする準備を整えるなか・・・

 

コーリン

「(思っていたよりも腕はあるみたいだけど・・・所詮それだけね。大会でも見た事すら無いけどギャラクシーアイズを持っているから期待したけど・・・)大した事なかっわね。貴方もそのユニット達も。」

光牙

「・・・確かに俺は記憶を失った事で知識はあっても数日前にヴァンガードに触れたほぼ初心者の状態と同じ。俺の事はどう言われようが構わないが・・・俺のデッキのユニット達を・・・況してやフォトン・ドラゴンを侮辱する事は絶対に許さん!!覚悟しろ・・・俺の逆鱗に触れた事を!!

 

大切なデッキをユニットをフォトン・ドラゴンへのコーリンの一言が彼の怒りに火を付けてしまった。

 

光牙

「俺はナンバーズハンターのスキル発動!ヴァンガードがフォトンの名を持つユニットの時カウターブラスト1をコストにデッキからカード名にNo.若しくはランクを持つユニット1体を手札に加える!俺はNo.10白騎士イルミネーターを加え・・・俺は更にレベル4,デイブレーカーをコール!デイブレーカーがリアガードにコールされた時、スキルによりデッキからデイブレーカーをスペリオルコールし、2体目のスキルで3体目のデイブレーカーを更にスペリオルコール!」

コーリン

「デッキから一気にユニットを展開してきた。(でも先程から聞いた事ないユニットばかり。No.にユニット名にレベルって・・・いったい何の意味が?)」

光牙

「これからが俺と此のデッキの真髄!俺はリアガードのデイブレーカー3体でオーバーレイ!3体のユニットでオーバーレイネットワークを構築・・・エクシーズライド!現れろランク4・No.10 白騎士イルミネーター!!」

 

3体のデイブレーカーをソウルにしNo.の1体が初めてエクシーズライドされた事に周りの全員が状況を理解出来ずにいた。

 

アイチ

「エクシーズライド!光牙さんは一体何をしたの井崎君?」

井崎

「俺にも分からねぇよアイチ!森川は分かっ?」

森川

「光牙なんか負けるなコーリンちゃん〜〜〜!!」

井崎

「ダメだ此奴は!!てか光牙が怒ってるの初めて見るぞ!」

レッカ

「スイコ!今のってもしかして!」

スイコ

「ええ・・・エクシーズ。オーバーレガシー・・・彼だけが持つあのクランにしか無い力。」

 

周りもそうだが1番驚愕しているのは対戦しているコーリンである。

 

コーリン

「エクシーズライド!聞いた事ないわよそんなスキル!いったい何の意味が?」

光牙

「エクシーズはユニットのランクの数字と同じレベルを名に持つユニットを指定された枚数をエクシーズユニットのソウル・・・オーバーレイユニットとする事でコール又はライドできる。そしてエクシーズユニットはオーバーレイユニットがある状態ならリアガードでもヴァンガードサークルでのスキルを発動でき、更に通常コストの代わりとしてソウルにしたカード・・・オーバーレイユニットをコストにスキルが発動する!」

コーリン

「そんなスキルやユニットがあのデッキにあるなんて!」

光牙

「俺はイルミネーターのオーバーレイユニットを1つ使い!手札を1枚ドロップして1枚ドロー!更に俺はドロップゾーン送られたレベル3,コラプ・サーペントを自身のスキルでスペリオルコールし、手札からレベル3,プラズマ・ボールをコール!」

コーリン

「レベル3のユニットが2体・・・まさか!更にエクシーズユニットを!」

光牙

「そうだ!俺はレベル3のコラプ・サーペントとプラズマ・ボールでオーバーレイ!2体のユニットでオーバーレイネットワークを構築・・・エクシーズコール!現れろランク3・No.20 蟻岩土ブリリアント!」

 

テーブル中央の映像には馬に跨り白銀の鎧を纏った骸骨騎士のイルミネーターと巨大な顎に鋭利な刃の羽根を持った蟻のブリリアントの2体のNo.がコーリンのヴァンガードであるトリスタンを見下ろしていた。

 

光牙

「カードに触れていると伝わって来る・・・ユニット達の息吹が・・・命が、まるで生きたユニット達が傍にいる様な感覚を感じる事がある。だからこそ・・・ユニット達の魂を侮辱したお前を俺は許さん!さあ!懺悔の用意は出来ているか!!」

 

光牙の逆鱗に反応したユニット達の咆哮がテーブルの上をクレイの大地を激震させる!

 

 

 

 




はい如何でしたか?

今回でアイチ達の周辺のキャラとウルトラレアの3人が登場しましたが、エクシーズのやり方やスキルは今回の様な感じで行きます。

光牙のクランはオーバーレイのオーバーに遊戯王でのNo.やギャラクシーアイズがヌメロン・コードに繋がるヌメロン・ドラゴンの遺産のように思えたので遺産の意味があるレガシーを合わせてオーバーレガシーにしました。

コーリンとのファイトは遊馬vsカイトの劇中の様な感じです。

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