魔法剣士の劣等生~劔神と呼ばれし14番目の戦略級魔法師~   作:桜華乱舞

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10話 襲撃と壊滅?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一科生と二科生による討論会の当日。鼎は体育館の隅っこの方に立ち、生徒会長である七草真由美の演説を聞いていた。討論会とは名ばかりの七草会長の独壇場となっており講演会と化している。そしてこの場に壬生先輩の姿が無いことにため息をつく。差別撤廃が目的の筈なのに、研究資料が必要なのだろうか。なぜそこに疑問も持たず、ただ利用されているだけなことに気付かない。洗脳されているのだから仕方がないとは言うが、洗脳される方もされる方である。

 

 

鼎がそんなことを考えていると突然窓ガラスからグレネード弾のようなものが放り込まれる。グレネード弾から煙のようなものが放出されると副会長の服部先輩がすかさず魔法で対象し事なきを得る。その瞬間、演説を聞いていたであろうエガリテの構成員とみられる一高の生徒が立ち上がるも直ぐ様風紀委員に取り押さえられる。鼎はそんな光景を横目で見つつ体育館を後にする。

 

 

 

 

 

 

外に出ると、襲撃者と一高生による戦闘が繰り広げられていた。図書館に向かっても良かったのだが、そっちは達也君たちが何とかするだろうと思い、混戦状態の中昨日真夜から聞いたブランシュのアジトに向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数刻後、敵のアジトの前まで来ると、アジトの周りを確認するが見張りらしき者はいないので、そのまま中に侵入する。

 

 

(……5…10……15人くらいかな。)

 

鼎は雰囲気、気配で近くの敵の人数を確認し、胸元のホルスターからCADを取り出し、敵に向かってトリガーを引く。

 

「「「……な!?」」」

 

突然持っていた武装全てが鋭利な刃物によって切断されたように真っ二つになる。

 

それを確認し、鼎は再びトリガーを引く。

 

敵は何事かと辺りを見回し、鼎を確認した瞬間突然吐血しその場にいた全員が倒れる。

 

鼎は全員を戦闘不能を確認した後に再び歩き始める。

 

鼎は広目の場所にたどり着くと其所にはリーダーらしき者と銃を持った20名ほどの者がいた。リーダーらしき男が鼎に気付くと

 

「おやおや、貴方はどちら様でしょうか?ここは部外者が立ち入っては行けない場所ですよ」

 

「……貴方が司一であってる?」

 

鼎はCADを司一に向けたまま言う。

 

「えぇ、私がブランシュ日本支部のリーダー司一だ」

 

「…そう。なら大人しくして」

 

鼎はそう言うとトリガーを引く。すると先程とは違い一瞬で司一の周りにいた銃を持った男たちが吐血しその場に倒れた。

 

「……なぁ!!貴様一体何をした!?」

 

「…ねぇ、司波達也って知っている?」

 

「知っているとも、彼には是非とも俺たちに協力して貰いたいと思っていたのだよ。だから一高にちょっかいを掛ければ司波達也が来ると思ったのだが、予想が外れてしまったよ。まぁ貴様を倒せば問題無いことに代わり無いのだがね」

 

「そう。なんでエガリテの構成員に襲わせたの?」

 

「アンティナイトを使わずキャストジャミングを使える彼の技術は実に素晴らしい。我々の仲間に加えたいと思ったのだが、いかんせん司波達也の実力を知りたいと思ってね。軽く襲わせてみたのだよ」

 

「……そう。質問に答えてくれてありがとう。だけどもう良いや…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「消えて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鼎はそう言うとトリガーを司一に向けて引く。

 

 

「ギャァァァ……!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

司一両肩からさきを切断され肩から血が大量に吹き出す。司一は尻餅をつき鼎を見上げると、先程までとは異なり丸でゴミを見るかのように自分を見下ろす鼎がまるで死神のように見えてしまう。

 

「……別に貴方たちが一高で何しようが別にどうでも良いんだよ。テロを企てようが、貴重な研究資料を盗もうが、勝手にしたらいいよ。だけどね。……貴方たちは僕の大切な友人に手を着けた。だから貴方たちは罪に報いる必要があるのですよ。だからこれはその報いだよ」

 

鼎はトリガーを再び引く。

 

「……ゴフゥ」

 

司一は吐血しその場に倒れた。

 

鼎は警察を呼び、そのまま一高に戻って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

警察が到着し、この惨状を目の当たりにした瞬間思わず絶句してしまった。戦闘になった痕跡もないのに床が血黙りになっていたり、外傷が1つもないのに血が大量に吹き出していること、銃が大量にあるのに対し弾痕、銃弾が1つもないという不可解な現場に謎が深まる一方である。しかし、司一の存在に気付くと、警察はブランシュ日本支部が何者かによって壊滅されたという事実だけが明らかになったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか。

ちょっと色々と巣飛ばしちゃいました。

鼎くんを活躍させるにはこれしか無いかなと……

今回初めて鼎くんの魔法を出すことができました。

ようやく原作1巻終了かというところまで来ました。

後1、2話くらいで終わるかと思います。

それから九高戦に入るわけですが、鼎くんをどう活躍させるかちょっと迷っています。もしくは、九高戦飛ばしてもいいのかなと思ってもいます。

本当にどうしよう…

その前に1話閑話的なの挟むとは思いますので、その間に考えておきます。

もしかしたら活動報告等で案を募ることもあるかも……

感想待ってます。

よろしくお願いいたします。

それではまたお会いしましょう。

さようなら
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