魔法剣士の劣等生~劔神と呼ばれし14番目の戦略級魔法師~ 作:桜華乱舞
感想書いていていただいた方ありがとうございます。
2030年前後急激な寒冷化による食糧事情が悪化し、エネルギー資源の奪い合いが頻発し、2045年に20年にも及んだ第三次世界大戦が勃発。この大戦により、人口が30億人まで減少した。この大戦が、熱核戦争にならなかったのは、一重に魔法師の世界的団結であったと言えるだろう。21世紀末各国は魔法師の育成に力を入れた。
これがこの世界の歴史だ。
国立魔法大学附属第一高等学校これが今日から通う学校であり、魔法師育成の為に作られた国策機関である学校。多くの者が受験し高い倍率のなか入学できる資格を得ただけでも選ばれた存在である。
「…ハァ」
第一高校の入学式当日校門の前で溜め息を吐く鼎がいた。鼎の表情は憂鬱そうであった。普通物凄い倍率のなか入学を勝ち取った者のする表情ではない。強いて言えば今の鼎と逆の立場の者がする表情である。
「ねぇ、あの子見てwww
「ホント、こんな朝早く張り切っちゃってw所詮補欠なのにねwww」
(……ハァ、ほんと何で僕この学校に入れたんだろ)
鼎の横を通りすぎって行った女子2人の会話を聞いて鼎の表情は更に暗くなる。それもそうであろう、この学校に入学できた時点で鼎も選ばれた者であることに間違いはない。しかしこの学校にはある風習があるのも事実。それは鼎と先程の女子2人の違いは制服に花弁のエンブレムの有無だ。
(…ほんと、何で母さん勝手に願書出すかぁ~有り難迷惑だよぉ)
自分には才能がないと勝手に卑下する鼎自身普通の高校に進学しようとしたら母親が、勝手にこの学校の願書を出していて仕方なく試験を受けに行き、どうせ落ちるだろうと思っていたらまさかの合格であった。それを知った母、姉弟たちは大喜びし、そんなに喜んでくれている姿を見た鼎は渋々入学する決心を付けたのである。
「……ハァ」
そんな過去を振り返っていると更に深い溜め息が漏れた。
「そんなに溜め息をしていると、幸せがにげちゃいますよ」
「……え!?」
突然鼎は話し掛けられ驚きながら後ろを振り替えとそこには………
「初めまして、この第一高校の生徒会長をしてます。七草真由美です」
童顔の赤い瞳をした美しい女性が立っていた。
いかがだったでしょうか。
それでは次回お会いしましょう。
さようなら