魔法剣士の劣等生~劔神と呼ばれし14番目の戦略級魔法師~ 作:桜華乱舞
「初めまして、生徒会長をしてます七草真由美です。七草(ななくさ)と書いて七草(さえぐさ)と言います。よろしくね」
「……ひゃい、あ、はい。あ、自分は都城かにゃ……都城鼎です。よろしくお願いします。」
「……クスクス」
あまりの突然の出来事に鼎は驚きのあまり噛んでしまい恥ずかしさのあまり顔を赤くし俯く。そんな鼎のことを面白く思い思わず笑ってしまう真由美であった。
「…あら、ご免なさいね。気分を悪くしてしまったかしら?」
「……い、いえ、大丈夫です。すみません」
「…フフフ」
恥ずかしさのあまり何故か謝る鼎とそれを見て微笑む真由美の姿がそこにはあった。
(ナンバーズか、しかも七草。初日からまたえらい人に出会っちゃったなぁ~。しかもこんな見た目で3年生とは思えないよ…)
自分のことを棚に挙げてそんなことを考えていると…
「……ろ…ん、みや…ろ…ん、都城くん!!」
「……ひゃ、ひゃい」
またも突然名前を呼ばれ驚き顔を赤くする鼎であった。
「大丈夫?急に黙っちゃったから体調とか悪くない?もしもだったら保健室まで送っていきましょうか?」
「……い、いえ大丈夫です。ちょっと考え事していただけです。すみません。ご心配ありがとうございます。」
「そう、よかったわ。だけど体調は気を付けないとダメよ。あ、勿論急に気分悪くなったらちゃんとお姉さんに言ってね」
すこぶる失礼なことを考えていた鼎に対しそんな鼎を心配する真由美を見て心の内で謝る鼎であった。
「……あ、私も急がないと行けないからもう行くわね。都城くんもまだ式まで時間はあるけど遅れないようにね。じゃあね」
「……は、はい」
そう言って真由美は去って行く。
真由美が去った後鼎はまだ時間があるため近くにあったベンチに座わり、実家が学校から遠いため朝が早かったので仮眠を取ろうと目を瞑った。
「……ん、nん?あ、そろそろ時間か」
鼎は目を覚まし時間を確認し講堂に向かう。
(上半分が二科生、下半分が一科生。最も差別と感じてるのは差別去れてる側か。ほんとよく言ったもんだね)
講堂に着いた鼎は現在の状況を見てそう思った。別に学校側からそうしろと言う指示は誰も受けてはいない。ただ全員の心の中にそういった感情を持ち、知らず知らずの内に現在の状況を生んだのである。無意識の内に自分はダメだと卑下し、方や自分は優秀だと勘違いをする。ただただ入試時点の結果による区別に他ならず現時点で、一科生と二科生の間に差程の差などないと言うのにだ。こんな現状に呆れてしまう鼎であった。
(でも、あの兄妹?だけは違うのかなぁ~?一般家庭とは考えずらいからナンバーズなのかぁ?)
鼎は、鼎同様朝早く講堂の前で言い争っていた兄妹のことを考えていた。鼎自身に相手の力量を、知る特殊な力はない。只、幼い頃より剣を振るってきた分、何となく相対した相手の力量を感じ取っていたのであった。
そんなことを思いながら空いてる席を探していた鼎は漸く席を見つけ座る。
「すまない、隣空いているだろうか?」
「……う、うん。空いてるよ」
「そうか、すまない。失礼する。」
そう言って一人の男子生徒が鼎の隣に座った。鼎は隣に座った男子生徒を見て朝講堂の前で言い争っていた兄妹の片割れであることに気付く。
「……え!?」
鼎はその男子生徒を見てあることに気付き驚き思わず声を出してしまうのであった。
いかがだったでしょうか。
ほんと進まない。
すみません。
よろしくお願いします。
それでは次回お会いしましょう。
さようなら。