ひまり「あーあ、山行きたい」
つぐみ「急にどうしたの?」
ひまり「うん、ちょっとね」
ジャッカル「そうだな、今回は、山に関するSCPでもやるか、その前にSCP-1216-JP 216号室の悪夢だ」
紗夜「なんか怖そうなSCPですね」
ジャッカル「それは、人にとってだな、こいつオブジェクトクラスのユークリッドだ、京都府にあるとあるアパートメントの216号室だ、状態的な一人のみで住居開始から三か月以上たってるのが条件だ」
日菜「なんか限定的な状態だね」
ジャッカル「まずは、1~5日目で睡眠を行うたびに悪夢を経験する、しかし覚えてはいないし説明も拒否する、そして6~9日でこいつの中で幻聴及び幻覚を不定期に県剣する」
彩「嫌だね、その部屋」
ジャッカル「窓の外から視線を感じたり存在しないはずの隣人の生活音を聞いたりだな」
蘭「えっ、ちょっと、もしかしてホラーじゃ」
ジャッカル「10日目以降、この部屋で睡眠をとったばあい、永続的な昏睡状態になると屋外空間とこのSCPをつなぐ玄関や窓が解放されるが、数十秒で脳死する」
つぐみ「なにそれ、怖い」
ジャッカル「だが、完全に立ち退くことで無力化される」
はぐみ「誰だって立ち退くよ」
ジャッカル「脳波モニタリングをすることに財団は成功した」
薫「つまり、観察出来る、そういうことだね」
ジャッカル「ああ、しばらくはベッドで本を読むが一時間ほどで玄関に移動するが、厳重に施錠されている、そして被験者は扉をたたきつける」
瑠唯「いったい何があったのかしら?」
ジャッカル「ドアスコープをのぞくと人影は見えるがはっきりはわからない、しかも脱出することはすべて失敗している」
美咲「でもなんでそこまで出ようとしてるんだろう」
ジャッカル「そして被験者は壁を掘削するが謎の赤い植物の根が露出している」
あこ「でもなんだったんだろう」
ジャッカル「次は、そうだな、最後は、これだSCP-5140 エベレストだ」
千聖「エベレストってあの」
ジャッカル「ああ、半分正解、半分違う、こいつは、オブジェクトクラスはケテルだ」
有咲「ちょま、ケテルって」
ジャッカル「これは、ヒマラヤ山脈の一角にある凍結した死体だ」
つくし「山でそうなんした人たちかな?」
ジャッカル「今のところは100体以上200体未満だ」
ましろ「多いですね、なんか」
ジャッカル「ああ、こいつは、任意の形態と物理的に接触するとき温度を上昇させることなく対象から熱を吸収する」
巴「じゃあ、人間が触れたら」
ジャッカル「ああ、そうだ、どこの部位で触れてしまった場合でもだ、しかも面倒なのは、SCP-5140によって死亡すると同じに変化する」
リサ「うわっ、それって、触れただけ増えるってことじゃないですか」
ジャッカル「そういうことだ」
透子「でも100から200なら財団の謎技術で回収出来たら大丈夫では?」
友希那「確かに桐ケ谷さんの言うとおりね、それに触れてはいけないなら機械とかで」
ジャッカル「ああ、本当に100から200ぽっちならな」
麻弥「それってどういうことっスか」
ジャッカル「ああ、当時の報告書ではそう書かれていたからな」
燐子「そっか、つまり、もっと増える可能性もあるってことですね」
ジャッカル「そうだ」
レイヤ「それって、どういう」
ジャッカル「そして、雪崩が起こった」
マスキング「つまり、埋まっていたSCP-5140が検知されたってことか」
ジャッカル「そうだ」
イヴ「でもそれは普通じゃ」
ジャッカル「問題は、その数だ、雪が消えた山肌には数えるのが億劫なくらいおびただしい数のSCP-5140が発見された」
りみ「それってまだまだあったってことですか?」
ジャッカル「ああそうだ」
たえ「でもどれくらいあったんだろう」
ジャッカル「マジで数えきれないほどのな」
リサ「それって1000や2000以上ってことですか?」
ジャッカル「ああ、そうだ、しかもエレベストのそのものがそうだったってことだ」
花音「ふぇぇ」
美咲「じゃあ、登山者が踏んでたのって雪じゃなくて大量の死体だったってことですか?」
ジャッカル「そうだ、しかも質量の45%もだ」
彩「つまり山かと思ったら死体の山だったってことだよね」
つぐみ「確かにそういうことですね」
ジャッカル「今日は、ここまでだな」
ひまり「これじゃあ、山に行く気がなくなったよ」
蘭「そうだよね」