ある日の休日。
摩耶「ふひっ…ふひひひっ…ふひひひひっっ…」
「…………」
摩耶「あーここがねっ♪こーねっ♪うひっ♪いひひっ♪」
「…………」
摩耶「あーそうそうっ♪…そんな感じでっ……お願いするっすっ…♪…ふひっ…ふへへっ♪」
「もうやだこの人」
眼鏡をかけた子がドラムをちょいちょいと弄ったり、お仲間さんのであろうキーボードをちょいちょいと修正したり…それをふへへとか奇怪な笑い声で続けている…
そんな妖怪機材弄りとRoselia勧誘お化けに続く摩訶不思議生物である大和 摩耶先輩。パステルパレットなんていうアイドルグループに所属しており、今では頻繁とまでは行かないが、テレビ番組にも出演しており、ラジオ番組何てものも存在するほどの売れっ子グループらしい。
普通、営業仲間…と思うそのアイドルグループは、摩耶いわくとても仲良し集団らしく、プライベートでは一緒に買い物したり、パーティーしたりと嵐なみに仲が良いようです。良かったね。
ちなみになぜ今俺がこの変態と一緒にいるかと言うと、近くにあるオシャンティーなカッッフェッッ…で、コーヒーを啜っていたら、『ちょうどいいところにいるすっね!手伝ってください!』と半ば強引に連れ去られると、このカフェ特有のバンドの練習部屋みたいな所に連れてこられると、今の状況って訳だ。
摩耶「はぁっ♪幸せっ…♪やっぱり機械弄りは何時になっても辞められませんっ…ぐへへっ。おわっと…ヨダレが…」
「…………」
摩耶「…あははぁ…そ、そんな変な人を見る目で見ないでくださいよっ…これでもその…抑えてるほうっすよ…?」
「それで抑えてるつもりになるなら俺は全裸になれる」
摩耶「やっ!やめてくださいよ!?//」
俺の冗談に赤面するとワタワタと手を左右に振ってくる。そもそもなんで俺がこんな超大物アイドル(仮)と親しげなのかと言うと、これも正直なところ自分自身も何故かはお分かりになっていない。
まぁー、あの勧誘お化けと同じ感じなんじゃない?推測だけど。
摩耶「…ふいぃ…点検終了っと……。いやー悪いっすねぇ…手伝わせたりしてもらって♪」
「半ば強引だった気がするけどな」
それとね、アイドルなんだからスキャンダルとか気おつけな?普通にこんな大っぴらなところで手をぎゅっと抱きしめて連行するとか一種のテロリストよ?やだよ?俺週刊誌に乗るの。ごめんだからね?
摩耶「悪かったってばっ♪…んー…そうすっすね…お礼に何か奢りますよ?」ニコ
え?じゃー下着を見せてもらっ
「…ならジュース奢ってくださいな」
摩耶「はいはいっ♪いやぁぁちゃんとお礼ができる先輩!私!今最高に先輩してるっすよ!」
「の、割には有無も言わさずに後輩を引っ張るような先輩ですけどね」
摩耶「……あはっ…あははぁ…」
そしてSuicaでサクッと自動販売機で買うと、はいっ!っと満面の笑みで渡してきてくれた。伊達にアイドルやってませんね。笑顔が殺人級だ。俺でなきゃ惚れてたね!
「その感じ…勘違いされますよ…」
思わずジト目で彼女を見ながら、そう呟いてしまった
摩耶「んー?♪何に勘違いされるんですかぁ?♪んーー?♪」グイッ
そういって、グイグイっと肩でつつきながら俺を茶化してくる。…こういう所は先輩らしいっすね…本当に…
「…なんでもないっすよ。…それじゃ、俺はここら辺で」
摩耶「…本当にありがとねぇ♪また頼むかもねぇ♪」
「うげっ……来ないことを祈りますよ…」
摩耶「にっしっし♪」
うわぁぁ…あれ完全に次も誘う気満々だよ…まぁー暇潰しできるし、なんなら作業風景を見るのはぶっちゃけ楽しいからいいのだけど…
そんな事を思うが、次が来ない事を願いながら…俺は帰路につく。だいぶ時間潰せたなぁ…
次の日…
何の変哲もない学校生活をたんたんとこなし、あっという間にティファール。ではなく、昼時に差し掛かる。ぶっちゃけカップ麺食う輩もいるからティファールはあながち間違いじゃないのかもしれない…
なんてアホみたいな事にいつも通り思考を巡らしている。さぁてとっと席をたち、ボッチお得意の便所飯…は飯が不味くなるため、いつも通り連行される前の食堂に向かうた歩を前に出した瞬間…
蘭「ちょいまち」ガシッッ
「ンァァァッッ!」
なんで俺に話しかけてくる女子の握力はゴリラ並みなんだっ!肩を掴まれただけなのに、掴んだだけとは思えないほどめり込むんですけど!あれか?俺が筋トレを怠っているからか!?鍛え不足という事か!?
「……何用でございましょうか?」
蘭「…何その変な喋り方…。そんなことより、あんた、どうせ暇でしょ?」
「…暇じゃないと言ったら?」
蘭「本当に暇じゃないかと確認して、もし暇そうだったら足蹴り入れてからあんたを連れ戻す。」
もうやだこの黒毛の赤メッシュ…
「俺になんの用です…?」
蘭「つぐが例のぼっち君を誘おうって昨日LINE来て、久々だからいいねってみんなが言うから、ほら。行くよ」ズザァァァ
「…質問、俺の意見は?」
蘭「回答、強制。」
「デスヨネ」
そんなこんなで、蘭姉ちゃんの方ではない赤毛のメッシュにどんぶらこーと引きずられていく。…これ前回と一緒だな。(悟り)
蘭「ほら、連れて来たよ。」ポイ
「ほげっっ!…くっそ…お前ら女子はなんでごく一般の男子高校生をヒョイッと持ち上げてはほおり投げられるんだっ」
蘭「それはあんた、あれよ。ご都合しゅ」
「それ以上は行けない」
俺だけだと思ってたよ。そういう発言する人(白目)
つぐみ「だっ…大丈夫…です?」チラ
「…おぉ…大天使ツグエル」
つぐみ「ふぇっ!?//」
大天使ツグエル事羽沢 つぐみ。こんなアタマオカシイ連中達に囲まれてる中、ごくごく一般的な普通な女の子。クラスの奴らは彼女をツグエルと称えてるとかいないとか。チンアナ
まぁーぶっちゃけ、大天使ツグエルって語呂合わせみたいなもので、特に深い意味は無い。アタマオカシイ女子しか居ないこの学園で、唯一の癒しキャラだから、そう言われているのであろう。
巴「はっはっは!!また盛大に頭から言ったなぁ!ロックだぜなぁ!あっはっは!!」
つぐみ「わ、笑い事じゃない気がするんだけど……」
あっはっはと大声で笑う赤毛の姉貴肌っぽい方が宇田川 巴。あこのお姉さんであり、あこにとっての憧れの存在…らしい。Roseliaのドラムを務めるあこのソースは、お姉さんである巴から来てるものらしい。姉妹揃って仲がいいこと。
当然、女子にしては豪快な笑いと頼れる姉貴肌に、学園の半数の女子が彼女に惚れているとか居ないとか。ユリユリしぃ展開が期待されてるとか居ないとか。チン○
そしてここに連れて来た張本人である美竹 蘭。これを抜いて1番最近のコンタクトは肩パンあっかんべーですね。友希那、紗夜、蘭という三大クール美女と言われるほど、彼女もまた冷たく、クールである。自分のバンド以外にはあまり興味を持ってはいないらしいのだが、大の親友、巴大先輩からによると、今の生活は特に気に入ってるらしい。
少なからず、俺はバンド人生だと思いたい。決して俺を苛めてほくそ笑む蘭だとは思いたくない。
モカ「…大丈夫?パンいる?」グイグイッ
「押し付けんな…食べかけのパンを押し付けんなっ…食わせようとすんなっっ…」
誰も起き上がらせようとしない辺り、やっぱアタマオカシイですわ。この子達。まるで同じクラスとは思えない。
「…てか、わざわざこんな所に移動して食うより、お前ら一緒のクラスなんだから一緒に食えばいいだろ…」
巴の雰囲気的に、3年生と見間違われることが多いいが、俺や蘭達とおなじ2年生。それに同じクラスだ。わざわざ移動して食う必要もないだろ。
蘭「…クラスの奴らがうるさいから。それに、あんたみたいなのを入れて食べてたら、バカにされるじゃない」
「いやだったら最初っから俺を見捨てろよ…」
巴「違うぜ!蘭はこう言いたいんだぜ!」
蘭「ちょっ!?//巴!?//」
「あっ、待っっちょっ」
俺と蘭が止めようとしたが、無理だったようで
巴「せっかく蘭にとって初めて出来た男友達なんだ!そんな奴が、たかがクラスメイトに貶されるのが辛抱ならないんだよ!なっ!蘭!」ニカ
いやあの、その言ってやったぜ!みたいなにこやかな笑顔向けられても…
「……」チラ
蘭「っっ!//~~~っっ!!/////」カァァァァ ギロッッ
ほれみたことか!矛先が俺に向かってきやがりやがったじゃねぇか!!
「ら、蘭?お、落ち着こう…ほら!深呼吸!ねっ!?」
一歩一歩歩み寄ってくる彼女に落ち着こうと話しても、既に巴が切ってしまったため、その歩みを止めることが出来ない…よって…
蘭「っっっ!!//死っっねぇぇぇぇぇっっ!!////」
「ほげぇぇぇぇっっ!!?」
おもっくそ重く早いストレートが俺の肩めがけて振り下ろされる。てかなんでこの子俺の肩を的確に吹き飛ばしてくるんだよ!?肩キラーEXだこいつ!だ!誰かぁ!たすけてくれぇぇ!
蘭「しねぇぇぇぇぇ!!/////」ズドンッッ
「うごぁぁっ!?」
モカ「……あちゃ~…」
巴「…あ、あはっ…はっっ…す、ストレートに言いすぎた…か……?」
ひまり「本当…学習しないよね…」
巴「うぐっ…す、すまん……」
ひまり「…謝るなら、後で透くんに謝ってください。…私に謝られても困りますっ…」
巴「う゛…っ…はいっ……」
つぐみ「っっ…そ、それより…その…止めなくていいの?てか止めようよ!?」
モカ「ん~…でもあの輪に飛び込んだらァ…」チラ
つぐみ「っっ……」ゴクッッ
蘭「死ねっ!//死ね死ねっ!//しねぇぇっ!///」
「いやマジで!死ぬから!お前人を殺す気か!?お母さんそんな子に育てた覚えはありません!?」
蘭「っっっっ!!/////ぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」ズドンッッ
「おわっっっつ!?ほわぁぁぁぁっっつ!?」
巴「…てか透…いつも思うけどタフすぎじゃね?あんなまじ殴りされてたら救急搬送だぞ…?」
モカ「……あれじゃない?あのぉ~…体力増強とか…?」
巴「ゲームじゃねぇーんだぞ…?」
つぐみ「たっ…確かにっ……よくいつも殴られてますけど(!?)…次の日にあんまり響いてない…よね……」
ひまり「あれ…あれじゃないあれ?ドMってやつ。」
『誰がドMだこの牛女ァァ!』
ひまり「なんでそれは聞こえてるのよ!!?///」
巴「…まぁーたしかに牛だな。」
モカ「牛だねぇ~…」
つぐみ「牛…ですね……羨ましい」
ひまり「ちょっとぉ!?//なんで矛先私に向いてるの!?てかつぐ今なんか小声で言った!?言ったよね!?傷つくよぉぉ!!」
『現在進行形でオレが傷物にぶべらぁ!』
…とまぁ…サンドバッグに散々されたあと、遅めの昼食を取りました…。なんか先程までペシペシ叩いてきた蘭にお弁当渡されて「え?何?デレた?」ってボケたら顔真っ赤にしながらアッパー決められました。ナンデヤ…
透
特殊能力:超再生、超回復、痛み緩和。主人公は何かしらの特殊能力が働くものSA★ご都合主義はそれらの副産物って偉い人が言ってた(自論)
蘭
肩キラーEX+。肩パンのプロ(しかし透だけに限る。)巴いわく、肩パンは照れ隠し。アッパーは知らぬ存じぬかえりみぬ。
つぐみ
大天使ツグエル(異名)天使のような笑顔と天使のような優しさがたちまち男子生徒の隠れたバブみを深くさせる(自己調べ。)
巴
蘭とは大親友。というかこの5人組は幼稚園児からの大の幼地味で大親友。ちゃんとこの後謝った。見た目や態度の豪快な振る舞いの割には素直で優しい。
モカ
相変わらずのパン好き。食べかけでも容赦なしに食わせようとする。(男子は透限定。)特に深い意味は無いらしい。
ひまり
牛女(意味深)脂肪をお乳に座れた悲劇のヒロイン(仮)つぐみはその胸を羨ましそうに見てるのは、本人は気づいていない…。
摩耶
機械オタク。部品を解体することで、生の実感を得られる!!(マッドサイエンティスト)根は真面目でとてもおしとやか。透とは馬が合うため、見かけたら何かと誘ったり、手伝わせたりする。最近新しく増えた趣味は少女漫画
台本形式タグを追加。下ネタタグを追加(これは一応)。日常系を追加(大前提)。ハーレムタグを追加しようか迷ってるが、追加されたらされたで察ししてください。そもそも、ハーレム要素入れるとごっちゃになりかねない気がする。