記憶喪失の転生少年は一人では戦えない 作:業烈
途中で描いて途中でギブしてました
頑張って続けたいと思います。よろしくお願いします。
言語力が日に日に失われていく・・・
「奏、ずいぶんとぐうたらしていたがいつもの特訓はどうした?」
俺、遊知は俺の部屋でぐーたらカードを見ている奏を見て朝一番にそう言い放つ
「いやー・・・ほら、アレだよ、アレ。今日は休肝日ってヤツ」
「いや、それはお酒を飲むのを休んでる時に言う言葉!さてはまたサボったな!?怒られるのは俺なんだからな!お前のマネージャーなんだし!」
そう、二課に拾われ約1年、俺は色々と尋問や健康診断などを受け。正式に二課のメンバーとして加えれた
ーーー回想ーーーー
「俺をどうする気だ」
手錠をかけられ部屋の真ん中に1つある椅子に括り付けられる
「何、ちょっとした質問だよ。俺の名は風鳴弦十郎」
「私はここのイケてる研究者☆櫻井了子よ!」
・・・なんだ、この二人は
「それで、俺をどうするつもりですか?俺を殺すなら、それなりなことしてくれないと死ねないですよ」
「死なない・・・か」
「あれ、信じるんですか」
「もちろん、君のその目は熱く燃えている・・!そんな目の男を信用しないわけないだろ!」
「熱い・・・か、確かに俺は燃えているよ、いつも飢えている!」
この風鳴とかいう男・・!一瞬で俺のデュエル魂を見抜きやがったっ・・!疼く・・!この男を
「はぁい、それはいったん置いておいて・・・私としては先ほどのあの例のモンスターについて聞きたいんだけど」
櫻井という女がモニターに先ほどの惨状を映す、弦十郎はそれを見て空気を変えるように
「奏は現在メディカルルームにて眠ったまま、そして一緒に助けた女の子も病院で現在意識が戻らないが命に別状はないそうだ」
「よかった・・・俺のしたことが間違ってなかったんだ」
「ただ・・・アレは・・・ちょっとな」
「ごめんなさい、二度とあの回復カード使いません」
まぁ、さすがにどんな人でもケバいおばさんが人工呼吸してるのは見たくないよな・・・
「あのモンスターは何?あなたは何者?」
櫻井という女は俺に対してそう問いかける
当たり前だろう
遊戯王の世界がおかしいだけなのだ。
俺は重い口を開くように
「俺は異世界から来ました・・
全てを明かした
「なるほど、な・・・神様に」
「遊戯王というカード・・・」
「そうだ、それ以外の記憶はない」
「その遊戯王のカードはどんなモンスターが?」
「・・・見せてあげますから、拘束といてくれません?」
「わかった、お前の目には反逆の意思はなさそうだしな」
弦十郎さんは俺の拘束を解くと目の前に俺の命の次に大事なデッキの次に大事な
「例えばですね」
俺は簡単に3つあると答えた
まず、モンスターカード
そして、魔法カード
最後に、罠カード
の3つだと
もっと言えば速攻魔法やら効果モンスターやらいるが・・・言いすぎるとこのゲームは訳が分からなくなるので割愛する。
その後、簡単にモンスターを出したり魔法を使ったり罠を使ったりと
大体の方法を試した後
「なるほど、君はその力で戦っていたのか」
「あぁ、そういうことになるのかなー・・・俺にとってはこのカードたちは相棒だし、家族みたいなもんだよ」
デッキをスマホに戻して、決闘盤をたたむ
「ふっ、面白いものだな。カードが家族とは」
「確かに、面白いわね」
二人が笑う
「・・・まぁ、俺の世界ではカードの精霊が見えるっていう人もいるからな。世界は一枚のカードで産まれたって力説する人もいるくらいだよ、俺の世界ではただのカードゲームじゃないからな。そういう人が居てもおかしくはないだろう」
「そうか、所で君は・・・これからどうするつもりだ?」
「さぁね・・・一人どっか歩くのも悪くはないだろう」
「しかし、身分を証明するのが無ければ警察に捕まって即アウトだ」
「何、身分はこのデッキたちだ!」
「いや・・その・・この世界ではデッキは身分の証明にならないのだ」
「何!?デッキというのは身分を証明するものではないのか!?」
「やれやれ、これは頭が痛くなるわね」
了子さんは頭を押さえため息をついた
・・・・俺はそんなに間違っている世界に来たのか
その後、俺は色々とこの世界のことについて聞き弦十郎さんや了子さんと話をし、あることが決定された。それは
「遊知君!君は今日から奏のマネージャーだ!」
すまん、本当にナニ言ってるのかさっぱりなんだけど。
すっごく断りたかったが弦十郎さんにとても熱い目で見られたので断ることを忘れてしまったのであった・・・