「ハガネのヒーローアカデミア ~ FULLMETAL ALCHEMIST HERO~」   作:レッドファイル

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10話 特訓 「男子は誰にでも身体能力強化への憧れがある」

鋼野side

 

昨日の敵はやばかったなぁ。俺はぼんやり考える。年下であろう敵に一回は負けたし。いやその後勝ったから±0か?俺の個性は汎用性はあるけどいまいち決定力に欠けるなぁ。母さんの技で何とか押し切れるかと思ったけど、結局保険のつもりだった緑谷に助けてもらったし。

「おはよう」

 

あ、相澤せん…せい?なのか?だよな?タフすぎる。さすがはヒーロー。カッコいいぜ!ミイラみてーだけど。

相澤先生の話は体育祭の話だった。中止にすると思ってたやつも少なからずいるが、体育祭は俺たちのためにも、また世間様のためにも開かれるそうだ。まあ、確かに規模がすげぇよな。あれ。俺でも見てたし。

 

「お前ら、しっかり準備しとけよ」

 

分かってますよ。さて、ちょっと特訓しますか。

 

 

「どうしたの?鋼野君。こんなとこに呼んで」

 

「緑谷、特訓しようぜ!!」

 

「え、え?」

 

「ダーカーラー、特訓!雄英体育祭って最後はタイマンバトルじゃん」

「う、うんそれは分かってるけど…」

 

さすが緑谷、分かってくれてる

 

「どうして僕?」

 

あーそゆことね

 

「理由はもちろんある。昨日分かったんだけど、俺はシンプルな増強系が、多分1番相性悪いんだ。で、お前は増強系。あんだーすたん?」

 

「けどっ、僕、まだ調整ができないんだ…だから危ないよ」

 

「だったら出来るようになる特訓だと思えばいい。そしたらお前のためにもなる。win-winじゃねぇか。」

 

「けど…」

 

「お前、オールマイトに憧れてんだろ?」

 

「え?う、うん」

 

「オールマイトはこういう時は絶対前に進むと思うぜ。俺に怪我をさせる?じゃあそうならねぇように死ぬ気で調整しろ。そもそもお前のパワーくらいで俺は怪我しねぇよ。」

 

「鋼野君….うん!」

 

「よし、やるか!!」

 

 

俺と緑谷はまず距離をとる。

 

「じゃ、始めんぞ!」

 

言った瞬間緑谷が間合いを詰めてくる。が、遅い。

 

「オラッ!」

 

緑谷の周りの地面を盛り上げぶっ飛ばそうとする。

 

「くっ」

 

緑谷は真横に跳ぶ。が、甘い。俺は跳んだ先に壁を作る。

 

「ガハッ」

 

「よし」

 

俺はその壁の反対にまた壁を造り緑谷を挟む。ジリジリと圧をかけ降参を促す。

 

「降参か?」

 

「ゆっくりだ、卵が爆発しない、しない、しない、しない!…」ボゴォッ!

 

げっ、やっば、抜けやがった。

こちらに向かってくる。防御っ!

 

「鋼野君ならそうすると思ったよ!」

 

緑谷は俺のつくった壁を避けながら顔面にパンチを放つ。

 

「くっっっ」ドコッ

 

……いいのを貰った…….

 

 

 

緑谷side

 

よし、今のは調整が上手くにできた!!ゆっくり力を入れればしやすいぞ!

 

「鋼野君が壁をつくるのは大体が地面から。だから錬成して出す時には顔まで壁を出すのにはが時間がかかる。予測されてたらそれでも速いけど、フェイントで壁を作らせて、それを避けて打てば、攻撃は入る!」

 

「解説ゴクローサン…ちくせう、やりかえしたらぁ!!」

 

鋼野君は地面から剣を出す。コンクリート製の剣か。となるとかなり重いは

 

「オラァ!」ブン

 

「うわっ!?」はやい!?

 

「俺、中学まで剣道してたかんな」

 

にしても速くないか?コンクリートの塊をいくら両手でもあんなにはやく振れるものか?いや、無理だ。

 

「こねぇならこっちからいくぜぇ!!」

 

「鋼野君キャラ変わってない?!!」

 

剣を持つと変わるのかな?ってそんなことはどうでもよくて!

このままじゃ斬られる!実際は斬れないけどあれは相当痛い、絶対に!

まてよ、もしかしたら……………………よし、試してみよう。

「オラッ!」

この振りを合わせて……

「SMAAASH!! 」 くっ!

パキンッ

 

「げっ」

 

「その刀、中はカラッポだよね?」

 

「わかるの速すぎねぇか?」

「明らかに振りが速かったからかな」

 

「いや、バレてもけっこーこれ強いんだけどな。普通拳でコンクリート壊すか?」

 

「ちょっとオーバーしちゃったからね….」

 

「それ折れてんの?」

 

「いや、打撲に近い感じですんでるよ?」

 

「なんか、腕の色がちょっと怖い……」

 

「あはは…」

 

「続けるか?」

 

「うん、ちょっと掴めてきた。」

 

「それは良かった」

俺は…ちょっと凹んだ。パンチを剣に合わせれたってことは見切られてたってことだ。振りのスピードは自信あったのに….

にしてもさっきの緑谷反射神経が良くなってなかったか?

こいつの個性は筋力だけを強化すんのか?それとも、

 

「鋼野君?」

 

「わりっ…….じゃあ、続きだ!」

 

結論から言うと、緑谷の調整がすげえ上手くなりました。

本人からすると、対人では失敗出来ないので、逆に調整が上手くいくらしい。良かったな!緑谷。俺はというと……反射神経いい身体強化個性相手だと詰むということがわかりました。……………詰むって分かっただけでも収穫だよね!!!…………はあ、どうしよ

 

 

 




増強系、ロマンですよね
今のところで鋼野の個性についての疑問や家族についての質問がありましたらどんどん来てください!
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