「ハガネのヒーローアカデミア ~ FULLMETAL ALCHEMIST HERO~」 作:レッドファイル
騎馬戦の結果発表が終わり協議に一段落がつく。
1時間後に個人戦開始か。昼飯いくかなっと…ん、誰か話してるな。なんだなんだ?
「お前、オールマイトの隠し子か何かか?」
ぶはっ!!何の会話だよ!?オールマイトの隠し子って!?どんな話したらその単語が来るんだよ!
俺は通路の陰から覗く。緑谷と轟か。にしても何の話だ?
「もしお前がNo.1ヒーローの何かを持ってるなら俺は…なおさら勝たなきゃいけねぇ
個性婚、知ってるよな。親父は自分がオールマイトに勝てないと分かり次第、氷の個性を持つ母親と無理やり結婚した。そして俺をオールマイト以上のヒーローにして自分の欲求を満たそうってわけだ。記憶の中の母はいつも泣いている。【お前の左側が憎い】と母は俺に煮え湯を浴びせた。だから俺は奴の力を使わずに一番になることで奴を完全否定する。」
轟が語る。
重たすぎる過去だな。世界観がまるで違う。俺にはそういう過去の記憶はない。記憶力がないのか、4、5歳以前のことなんて覚えちゃいねぇ。
「聞こえてるだろ。お前にも負けねえ」
「ばれてんのかよ。」
「何でばれてんだよ。なんでわかるんだよ。お前の個性は何なんだよ」
「氷結だが?」
「そうじゃねーよ!いやそうだけど!」
「お前にも負けるつもりはねぇ、鋼野」
そう言って轟は去っていった。
「個性婚ねぇ…1種のデザイナーベイビーみてーなもんだよな。有りか無しで語りたくない話題だわ。そういやお前の両親の個性ってなんだ?緑谷」
「えーと、近くのものを引き付けるのと火を吹く個性だね。」
「ん?じゃあお前突然変異個性か?」
「あっ?!う、うん!そそそそそうだよ?!」
「なんで驚くんだよ…」
「は、鋼野君のご両親は?」
「あー母さんは肉体修復、らしい。父さんは無個性だな。」
「無個性なの?」
「ああ、まあ珍しいっちゃ珍しいか、あ、けどかーさんは元ヒーローだな。」
「え!?名前は?!」
「さ、さあ?あんまり聞かねえし」
「年齢は?!」
「え、えっと、3Xだな。」
「30を超えて、治癒系の個性。加えて引退をした女性ヒーローは……」
「お、おい。緑谷?」
「わかった!修復ヒーロー ペアリィだ。若くして謎の引退をした、リカバリーガールの元サイドキック!!」
「そ、そうなのか?よくわかんねぇけど」
「すごいよ!たしか僕が子供のころに引退したんだよ!!直接彼女を見たことはないけどすごかったらしいよ!後方で支援が基本なのに、その後方に襲いに来た身体強化個性の敵を棒1本で倒したっていう逸話もあるくらいだよ!ん?ってことは鋼野君の剣技は」
「ああ、一応かーさんから習った。まだまだ追いつけてないけどな」
あの人、ヒーローの頃から近接いけたんかい。俺に教える時本気だったからなぁ。
「いいなぁ、会ってみたいなぁ」
「そのうちな」
あんまりオススメ出来ねぇんだよ。親の猫かぶりはきちぃ。
「うん!」
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「予選落ちした奴らも落ち込むなよ!ちゃんと全員にレクリエーションを用意してるぜぇ!。本場、アメリカからもチアリーダーがってどーしたA組ィ!」
プレゼントマイクが驚くのも無理がない。競技出でるはずの者までA組女子がチアリーダーのコスプレをしているからだ。
「オイオイどーしたんだよ…」
「ううう麗日さん!?その恰好は!?」
「…峰田君に騙されたんよ」
「…にしても全員騙されるか普通」
「私含め皆さん緊張していて…冷静に判断ができませんでしたの…」
いつもは冷静かつ聡明な八百万でさえ騙される峰田の舌技。ぜひご教授願いたいなぁ。
「俺と緑谷で注意しとく…よ。皆似合ってるぜ!!」
「う、うん。本当にそうだよ!」
「あ、ありがとう!」
さて…峰田に礼を言いに行くか…正直、同級生のチアとか最高です。
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峰田にお礼を言い終わったあと、ついにトーナメントの組み合わせを決定する時間が来た。
すると尾白と庄田?ってやつが棄権をすると言い出した。聞いてみると、自分の力でここに立ててないから、らしい。いや真面目か!結果良ければ全て良しだろ!あれ?終わりか?
まあそゆことで、テツくんと茨の女の子が代わりに入ることになった。なにそれ、ガード固そう
「さて!気になる組み合わせはぁ!これだぁ!!」
第1試合 緑谷vs心操
第2試合 切島vs鉄哲
第3試合 飯田vs常闇
第4試合 上鳴vs茨
第5試合 芦戸vs青山
第6試合 轟vs瀬呂
第7試合 爆豪vs麗日
第8試合 鋼野vs八百万
ふむ、緒戦は八百万か。まあ、いけるか…な…ん?俺が優勝するためには爆豪、轟、緑谷全員相手しなきゃじゃね?………plus ultra…じゃねーよ!!!
テンポが速いのか遅いのかいててわからなくなる…前回は早すぎた…