「ハガネのヒーローアカデミア ~ FULLMETAL ALCHEMIST HERO~」   作:レッドファイル

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14話 トーナメント決定 「親の昔話ほどむず痒いものはねぇな」

騎馬戦の結果発表が終わり協議に一段落がつく。

1時間後に個人戦開始か。昼飯いくかなっと…ん、誰か話してるな。なんだなんだ?

 

「お前、オールマイトの隠し子か何かか?」

 

ぶはっ!!何の会話だよ!?オールマイトの隠し子って!?どんな話したらその単語が来るんだよ!

俺は通路の陰から覗く。緑谷と轟か。にしても何の話だ?

 

「もしお前がNo.1ヒーローの何かを持ってるなら俺は…なおさら勝たなきゃいけねぇ

個性婚、知ってるよな。親父は自分がオールマイトに勝てないと分かり次第、氷の個性を持つ母親と無理やり結婚した。そして俺をオールマイト以上のヒーローにして自分の欲求を満たそうってわけだ。記憶の中の母はいつも泣いている。【お前の左側が憎い】と母は俺に煮え湯を浴びせた。だから俺は奴の力を使わずに一番になることで奴を完全否定する。」

 

轟が語る。

重たすぎる過去だな。世界観がまるで違う。俺にはそういう過去の記憶はない。記憶力がないのか、4、5歳以前のことなんて覚えちゃいねぇ。

 

「聞こえてるだろ。お前にも負けねえ」

 

「ばれてんのかよ。」

 

「何でばれてんだよ。なんでわかるんだよ。お前の個性は何なんだよ」

 

「氷結だが?」

 

「そうじゃねーよ!いやそうだけど!」

 

「お前にも負けるつもりはねぇ、鋼野」

 

そう言って轟は去っていった。

 

「個性婚ねぇ…1種のデザイナーベイビーみてーなもんだよな。有りか無しで語りたくない話題だわ。そういやお前の両親の個性ってなんだ?緑谷」

 

「えーと、近くのものを引き付けるのと火を吹く個性だね。」

 

「ん?じゃあお前突然変異個性か?」

 

「あっ?!う、うん!そそそそそうだよ?!」

 

「なんで驚くんだよ…」

 

「は、鋼野君のご両親は?」

 

「あー母さんは肉体修復、らしい。父さんは無個性だな。」

 

「無個性なの?」

 

「ああ、まあ珍しいっちゃ珍しいか、あ、けどかーさんは元ヒーローだな。」

 

「え!?名前は?!」

 

「さ、さあ?あんまり聞かねえし」

 

「年齢は?!」

 

「え、えっと、3Xだな。」

 

「30を超えて、治癒系の個性。加えて引退をした女性ヒーローは……」

 

「お、おい。緑谷?」

 

「わかった!修復ヒーロー ペアリィだ。若くして謎の引退をした、リカバリーガールの元サイドキック!!」

 

「そ、そうなのか?よくわかんねぇけど」

 

「すごいよ!たしか僕が子供のころに引退したんだよ!!直接彼女を見たことはないけどすごかったらしいよ!後方で支援が基本なのに、その後方に襲いに来た身体強化個性の敵を棒1本で倒したっていう逸話もあるくらいだよ!ん?ってことは鋼野君の剣技は」

 

「ああ、一応かーさんから習った。まだまだ追いつけてないけどな」

 

あの人、ヒーローの頃から近接いけたんかい。俺に教える時本気だったからなぁ。

 

「いいなぁ、会ってみたいなぁ」

 

「そのうちな」

 

あんまりオススメ出来ねぇんだよ。親の猫かぶりはきちぃ。

 

「うん!」

 

 

「予選落ちした奴らも落ち込むなよ!ちゃんと全員にレクリエーションを用意してるぜぇ!。本場、アメリカからもチアリーダーがってどーしたA組ィ!」

 

プレゼントマイクが驚くのも無理がない。競技出でるはずの者までA組女子がチアリーダーのコスプレをしているからだ。

 

「オイオイどーしたんだよ…」

「ううう麗日さん!?その恰好は!?」

 

「…峰田君に騙されたんよ」

 

「…にしても全員騙されるか普通」

 

「私含め皆さん緊張していて…冷静に判断ができませんでしたの…」

 

いつもは冷静かつ聡明な八百万でさえ騙される峰田の舌技。ぜひご教授願いたいなぁ。

 

「俺と緑谷で注意しとく…よ。皆似合ってるぜ!!」

 

「う、うん。本当にそうだよ!」

 

「あ、ありがとう!」

 

さて…峰田に礼を言いに行くか…正直、同級生のチアとか最高です。

 

峰田にお礼を言い終わったあと、ついにトーナメントの組み合わせを決定する時間が来た。

すると尾白と庄田?ってやつが棄権をすると言い出した。聞いてみると、自分の力でここに立ててないから、らしい。いや真面目か!結果良ければ全て良しだろ!あれ?終わりか?

まあそゆことで、テツくんと茨の女の子が代わりに入ることになった。なにそれ、ガード固そう

 

「さて!気になる組み合わせはぁ!これだぁ!!」

 

第1試合 緑谷vs心操

 

第2試合 切島vs鉄哲

 

第3試合 飯田vs常闇

 

第4試合 上鳴vs茨

 

 

第5試合 芦戸vs青山

 

第6試合 轟vs瀬呂

 

第7試合 爆豪vs麗日

 

第8試合 鋼野vs八百万

 

 

ふむ、緒戦は八百万か。まあ、いけるか…な…ん?俺が優勝するためには爆豪、轟、緑谷全員相手しなきゃじゃね?………plus  ultra…じゃねーよ!!!

 




テンポが速いのか遅いのかいててわからなくなる…前回は早すぎた…
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