「ハガネのヒーローアカデミア ~ FULLMETAL ALCHEMIST HERO~」   作:レッドファイル

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3話 雄英入学 「フラグって不幸なイベントの時立つよな」

鋼野side

 

 試験が終わり、1週間がたった。そろそろ結果が来る頃だ。ぶっちゃけ筆記がやばい。何がやばいってやばいしか言えないくらいやばい。勉強してなかったのが悪いって?いや、そこではない。俺が心配なのは名前の欄だ…書いたっけなぁ….

 

「錬ー手伝ってくれなーい?」

 

「ええー俺試験の結果が心配で心配で1歩も動けない状態なんだけど」

 

「お願い❤」

 

「30後半のオバチャンが❤はアウ」

 

ズガンッ

 

「えーなにー聞こえなーい♡」

 

「いくつになっても綺麗だぜ!かーさん!」

 

俺はそう言って外に出た。はぁ、また畑仕事の手伝いかよ。

かーさんが立っている近くの壁には何故か拳ほどの大きさの穴があった。あれれーおかしいぞー?この人個性って身体強化だっけ?

 

「畑耕しといてね」

 

そういうとかーさんは家の中に入っていった。

 

「たしかに俺の個性ならばすぐ終わるけどさ…普通結果発表待ちの受験生をこき使うか?」

 

「何ぶつくさ言っとるんだ」

 

「げっ」

 

「げっ、とはなんだ、げっ、とは。ほれ、さっさとしてくれ。」

 

「あのなぁ、一応俺発表待ちなんだぜ?普通野良仕事なんかさせるかね?」

 

「馬鹿野郎!かーさんはな!緊張してるおまえのために、少しでも気持ちをほぐさせようと頼んだんだぞ!」

 

「いやそれはないだろ。確実に楽するためだろ。あんた盲目かよ。いつまで恋してんだよ。」

 

「俺が死ぬまでに決まってるだろ!いや、死んでも愛してるかーさん!」

 

…恋は人を盲目にするという名言?がある。しかしながら、結婚は視力を回復させるという迷言もある。なのにとーさんは

 

「かーさーん!!なにか手伝えることある??!!」

 

…視力が回復する兆しがない。ちなみに

 

「ないから静かにしててね。」

 

かーさんは視力を取り戻してるようだ。いや、そもそも盲目になったことあんのか?

 

「え!そこにいるだけで幸せって?!照れるなぁ!」

 

耳までイカれたのかな?このおっさん….俺は思いながら畑を耕した。3秒で。いや、手抜きじゃないよ?だって地面に触れればあとは個性使うだけだし。はあ、部屋で待つとするか。

 

「錬ー」

 

なんだまた手伝いか?このご時世、子供は宝だぞ?返事しないどこ。

 

「雄英から手紙?来て

 

「ありがとかーさん!」

 

風のように俺は母さんの目の前に現れ烈火のごとくおれは手紙?をひったくって雷のように自室に戻った。後ろでズガンッて音がしたけど気にしたら負けだよね!

 

「流石に緊張するなぁ。さて、〇か✕かどっちかねぇ。ん?これなんだ?UFOの模型?何?今時こんなんが流行ってんの?」カチッ

 

スイッチを押すと

 

「私が投影された!!」

 

「お、オールマイト?!え?これなに?ドッキリ?」

 

「HAHAHA!私が映ってびっくりしたかな?実は今年から雄英の教師をやることになってね!私が合格発表するわけさ!」

 

そ、そゆことか…いやいやびっくりだわ。自慢じゃないが俺はヒーローをほとんど知らない。ヒーローに基本的に興味がなかった。いや、なりたいとは思っていたがそれは外部的なものが原因ではないからだ。そんな俺でも知っている国民的ヒーロー、オールマイト。その人が雄英で先生をすると知ったら驚く。

 

「さて結果発表だが……まず筆記試験!これは難なくクリア!!そして実技試験だが…」

 

よし!筆記行けた!よかったーー名前書いてあって。今度から最初に書こう…みんなも大事な試験では名前は最初にね!おっと実技試験はどうなんだ?ポイント的にはいけると思ったが…

 

「まずは敵ポイント。これは77ポイントで、1位タイだ!」

 

うお!おれすげーじゃん!ん?待てよ敵ポイント?つまり他のポイントもあるってことか?

 

「君はインフェルノに自ら立ち向かって行ったね、倒れていた女の子を助けるために!そう!あの試験で見ていたのは戦闘能力だけにあらず!自己犠牲の精神だよ!鋼野少年!ヒーローを志すものにとってなくてはならないものは!鋼野錬!レスキューポイント50点!合計127点!合格だよ鋼野少年!雄英が、君のヒーローアカデミアさ!」ブツッ

 

映像が消えた。けど俺の熱は冷めない。嬉しすぎて。やべぇ、合格ってこんな嬉しいもんなのか。飛び上がりそうだ。落ち着こう。ヒッヒッフーヒッヒッフーあ、これ違うわ。

まあとにかくおれは雄英に合格したんだ。これからも困難があるだろうけど、とりあえず、第1関門突破だ!

 

「錬ー塩と味噌どっちがいいー?」

 

かーさん….もう少し浸らせてくれよ….

 

「じゃ、あとは頑張りなさいよ」

「頑張れよ」

 

「ああ、色々ありがとな、父さん母さん。ま、ぼちぼち頑張るわ」

 

家から雄英に通うにはあまりにも遠いので、俺は一人暮らしをすることにした。昨日ここに来てとーさんかーさんには、家具を買ったり日用品を買うのを手伝ってもらった。そして今日、入学式の日の朝、とーさんかーさんは帰っていった。

 

「さてと、いきますか」

 

どんなやつらがクラスメイトかな?やっぱり新学期はワクワクするなぁ

 

 

とか思ってた俺がバカでした、はい。

 

 

「テメェ、ぶっ殺す!」

 

「やめないか!それでもヒーロー志望か君は!」

 

「ああん?!てめから殺ってやろうか?!」

 

どうしてこうなった。

まず俺が教室に入るとボンバーヘッドがいた。

まあ顔は知ってるやつだが、そのとき俺は名前がわからんかったから、

 

「よお、ボンバーヘッド!おんなじクラスか、ま、仲良くしよーぜ!」

 

と、実に友好的に挨拶したら

 

「ああ?!テメェ誰だ、てかなんつった??!」

 

「ボンバへ」

 

「殺す!」

というわけだ。

 

「あ、鋼野くん!」

 

「おっ緑谷!お前も受かったか!」

 

「うん!本当に良かったよ。ていうかどうしたの?これ…」

 

「ん、これはかくかくしかじか」

「それは鋼野くんが悪いよ…」

「げっまじかよ」

 

「うん。」

 

「じゃあしゃあねぇな

すまんな。ボンバーヘッド」

 

「ぶち殺す!」

 

ええー謝ったのに

 

「いや謝ったけど謝れてないよ!?」

 

「お友達ごっこがしたいなら他所へ行け」

 

ん?誰だ?てかどこだ?声の発生源は…床?とおもったら…

 

…なんか…いる…

 

「ここはヒーロー科だぞ」

 

……………………………………………………………………………

 

「はい、しずかになるまで8秒かかりました。時間は有限。君たちは合理性に欠けるね」

 

「緑谷分かるか?」

「い、いやこんなくたびれたヒーロー見たことないよ…」

 

「担任の相澤消太だ。よろしくね」

 

『ええっーーーーーーーーーーーーーーーー』

 

クラス全員が叫んだ。まあ、確かに先生って服装ではない、な。

 

「早速だが、これ(体操服)着て外に出ろ」

 

…さすが雄英、初っ端から普通じゃあねぇな

 

『個性把握テスト?!』

 

「入学式は?!ガイダンスは?!」

 

緑谷と話していた麗らかな女の子が訳が分からないという顔で訊く。

 

「ヒーローになりたいならそんな悠長な行事、出る時間ないよー。

雄英は自由な校風が売り文句。そしてそれは先生側もまた然り。

お前達も中学の頃からやってるだろ?個性使用禁止の体力テスト。あれは文部科学省の怠慢だ。実技試験トップは鋼野だったな。お前ソフトボール投げ何メートルだった?」

 

「あー…すいません、俺ハンドボール投げだったんで…」

 

…………………

 

え、俺が悪いの?この空気…

 

「そうか、なら爆豪は?」

 

「67メートル」

 

「じゃ、個性使ってやってみろ。円からでなければ何してもいいぞ」

 

「んじゃまあ・・・死ねぇ!!!」BOM

 

….あいつストレス溜まってんのかな?

 

「まず、自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段だ。記録、705.2メートル」

 

「おおーすげえ!705メートル!?そんな飛ぶのか!」

 

「なにこれ!面白そう!」

 

「個性思いっきり使えんだ!流石雄英!」

 

おいおい、この先生の雰囲気的にあんまり楽しそうにすると嫌な予感するぞ

 

「面白そうか…」

 

ごめんなさい、俺がフラグ立てたかも…

 

「ヒーローになるための3年間そんな腹積もりでいる気かい?よぅし、8種目トータル成績が最下位の者は見込みなしとし、除籍処分としよう」

 

厳しすぎワロス

じゃなくて!!はあ?除籍処分?!それはやばいだろ、え、これ都会の学校の普通なの?!

 

『はあああああああああ?!』

 

あ、違ったみたいです。よかった。俺だけ仲間はずれじゃなくて…ではなくて!!いやいや状況なんも変わってねぇし!

 

 

「生徒の如何は俺たちの自由」

 

先生が前髪を上げる。

 

 

「ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」

 

 

「入学初日ですよ?!いやそうでなくても理不尽過ぎる!」

 

麗らか女の子が抗議する。けっこーぐいぐい行くな、あの子。

 

 

「自然災害、大事故、そして身勝手な敵たち。いつどこから来るかわからない厄災。日本は理不尽にまみれている。そういうピンチを覆えしていくのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったのならお生憎。これから3年雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。

さらに向こうへ、plus ultraさ。全力で乗り越えて来い」

 

確かにこの人の言うことあっている。理不尽に打ち勝ってこそのヒーロー。だけど…

 

「くそっ!」

 

「どうしたの?鋼野君。」

 

「放課後マックで談笑したかった…!!!」

 

「そこに1番反応するの!?僕なんか除籍処分が怖いのに!」

 

緑谷が震えた声でツッコむ。だって、俺の町、モスしかなかったし。買い食い禁止だったし。

…まあ、ヒーロー志望ならしょうがない、か。

 

「大丈夫さ。俺たちはあの入試を乗りえたんだ」

 

「確かに!そうだよ」

「あ、みんな乗り越えてここにいんのか」

「鋼野君!!!」

 

「ま、信じるしかないさ、今までの自分を、努力したんだろ?」

 

「う、うん」

 

「じゃあ大丈夫だ!」

 

「そうだね…ここでゴチャゴチャ言っても仕方ないよね…僕、頑張るよ!」

 

「おう!」

 

 




原作読んでて思ったんですけど、ヒーローってみんな高卒なのかな?大学にヒーロー科とかあるんかな?


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