「ハガネのヒーローアカデミア ~ FULLMETAL ALCHEMIST HERO~」   作:レッドファイル

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6話 VS轟 「轟って夏、かき氷で儲けれるくね?」

「それでは!Bコンビ対Eコンビ、戦闘訓練開始!!!!!」

 

「じゃあ耳郎頼むぞ」

 

「うん」カチッ

 

ドクン ドクン ドクン

 

 

轟side

「くっ」

 

「どうした?」

 

「俺の個性で敵をみつけようとしたが…この音のせいで探知できない」

 

「余計なことしなくてもいい。そもそも俺には」

 

バキバキバキバキ

 

「関係ねぇ」

 

轟は氷をビル全体に張る。が

 

(手応えがねぇ)

 

「行くぞ」

 

造理side

「危ねぇ危ねぇ、ぎりぎり3秒間に合ったな」

 

「びっくりした…」

 

そりゃそうだな、予想はある程度してたけどここまでとは。氷が意思をもって襲ってくるみたいだったぜ。

 

「じゃあこっから作戦開始だな」

 

「分かった」

 

(やっぱりあいつの個性凄い。あんなことしながら氷まで分解するなんて。)

 

俺は3階に降りた。轟たちはと…いたいた。まだこっちに気付いてねぇな…よし。

 

ダンッ

 

「なんだ?」

 

「轟!!」

 

ふふふ、びっくりしてやがるぜ。轟はそうでもねぇけど…ま、とりあえず分断は成功だ。

轟と障子の間にできた壁はかなりの厚さ。壁を隔てた向こう側には障子がいる。つまり俺の相手は轟だ。

 

「障子、先に上がれ。俺はこいつの相手しながら追う」

 

「わかった。」

 

おっと、さすがに状況判断が早いな。

 

「俺に勝てると思ってんのか?」

 

「さあねぇ。勝つの定義にもよるんじゃない?」パキパキパキッ

 

俺の言葉が終わるや否や氷結を打ってくる

 

「うおっと、いきなり攻撃してくんなよ。ヒーローだろ?」

 

「敵を捕まえんのがヒーローだ」

 

「そ、その通りだけどさ」

 

さすがにこれ以上はふざけらんねえか。左手で建物に触れ、正面からくる氷に対し壁を作る。さらに続けて左右の壁を造り変え、轟に,二本の柱で攻撃する。しかしさすがは特待。氷で壁を作りガードする。かと思いきや俺の造った柱を伝い、氷で応戦してくる。俺は足元から自分の目の前に盾を作り、氷を弾き飛ばす。ふーアブナイアブナイ。

 

しっかしこいつ、個性の使い方だけじゃなくて、反射神経もやべえな。普通自分攻撃してきたものを利用して攻撃するかね?まあ、そろそろだな…

 

「なにつっ立ってやが」

 

「轟!」

 

「なんだ障子?」

 

おっ来た来たっ

 

「5階に上がったんだが…核がない」

 

「なんだと…今からそっちに行く、待ってろ」ブツッ

 

「オイオイ簡単にいかせてたま」

 

「うるせえ」バキバキバキ

 

「あんにゃろ…自分の周りに氷だして俺が対処に遅れるようにしやがった」

 

ま、そう簡単に最初出した壁を壊せるとは思え

パキパキパキバキッ

 

忘れてたぜ、俺が1級フラグ建築士だってことを!!!……はあ、上行くか。

 

5階

 

「くっ」

 

障子からの猛攻を何とか防ぐ耳郎。しかしその手数の多さになれるどころか体力が奪われる始末。

 

(こいつ、身体能力自体高い!ウチの心音にも慣れてきてる!

これじゃ捕まってしまう!)

 

タッタッタッ

 

!この音、きた、はが

 

「障子、追いついたぞ」

 

「…」

 

颯爽と現れたのは敵チームである轟だった。

 

(あいっつー!!さっき無線で今向かってるって言っただけだからてっきり轟を倒したと思ったじゃん!!どーしてくれんのよ!?)

 

「確かに…核がねぇな、何処だ?」

 

(まだ隠し場所はバレてないみたいだけど…)

 

「とりあえず、拘束しとくか」パキパキパキ

 

「クッ」

 

「動いてもいいけど、足の皮剥がれちゃ、満足に戦えねぇぞ」

 

(あーもー捕まっちゃったじゃん!ていうがまずい…調べられたらバレちゃう…)

 

「とりあえずこのテープ巻けばいいんだよな」

 

(拘束テープ巻かれちゃ、ほんとに負けちゃう!鋼野!はや)

 

「轟、お前足速いな」

 

パリン、ガキン!

(私を拘束していた氷が割れ、轟の足を逆に床が拘束する)

 

「てめぇ、今どうやって..」

 

「さあっ第2R開始だ♪」

 

危ねぇぇぇぇぇぇ!耳郎捕まるとこだった!!間に合ってよかった!!あと2秒遅れたら絶対ぶん殴られてただろ!確かに無線の仕方も悪かったかもだけどさ…残り3分切ったし、出し惜しみなしでいくか!

 

轟が氷を出す。が俺の5mくらいまで来ると無残に砕ける。

 

「てめぇ、今まで本気じゃなかったな?」

 

「いやいや、ここまで隠した方が有利に事を運べると思ってさ」

 

「てめぇ、うぜえな」

 

え、傷つくな。俺はガラスのハートなのに。

パリンバリンパリンバリン。

 

俺は移動しながら、轟の出す氷を分解する。俺の半径5メートルに入った時点で氷は分解できる。だから相性はよいのだが…めっちゃ氷出すじゃん。もしかして無制限なのか?いや、でもそれは無いか、所詮身体能力の一部。限界はある

 

「はぁっはぁっ」

 

「モーお疲れかい?轟君?」

 

(くそっどんなに出しても近くまでいったら壊される。そもそも核はどこだ?それにこいつはなんで動いてる?俺とあいつの個性は悔しいが相性最悪。動く必要は無い。となるとこいつの個性はこいつ自身が動いていないと発動できないのか?いや、下の階では止まって使ってた。つまりは)

 

「近づかせたくないのか?」

 

「げっ」

 

「そうか。分かったよ。俺を近づかせたくなかったのか、あの壁に。見取り図から考えてもこの階は少しだが小さくなってる。つまりお前はこの部屋を二つに区切り、核を隠したんだ。自由に壁を作れるお前ならではの発想だったな。5階は4階までと違った作りだから気づかねぇと思ったんだろ」

 

 

「なるほど、そういうからくりか!!」

 

感心すると同時に壁まで突進してくる障子。こいつのパワーなら確かに壊せるかも!

 

「させるか!」バキバキバキバキパリン

 

「お前の氷は俺にはきかねぇっつの!」

 

「みたいだな」バキバキバキバキ

 

あいつっ!俺の方と同時に壁に氷を!

 

「どうやら一定の距離を取れば分解されねぇらしいな」

 

「耳郎!」

 

「くっっ!!」

 

くそっ耳郎の音じゃ氷は壊せねぇか!

ズガン!!

 

大きな音と同時に、俺によって作られた壁が破られる。

 

「よし、壁は壊した。あと1分あるからな、核に触れば勝ちだ」

 

「くそが!!………………なんてな♪」

 

「あ?」

 

「あと1分だろ?ほら、触ってこいよ核」

 

「あ?」スタスタスタ

 

「ッ!……てめぇ核はどこやりやがった。」

 

 

「さあねぇ、ま、覚えとけ、勝ちを確信したその時には敗北している、らしいぜ」

 

 

「タイムアップ!!!WINNER 敵コンビ!!!」

 

 

「今回、1番よかったのは鋼野少年だ! 理由がわかる人!」

 

「はい。自分たちの策をバレないようにするための策を練っていたからです!」

 

「正解!やるな緑谷少年!鋼野少年は自分が階をもう1つ作ったことをばらさないために、4階、まあ、あの時は5階に壁を作りそこに核があるように見せかけたんだ!」

 

そう、俺は開始して相手が建物に入った瞬間、核の置いてある5階と4階の間に5階とそっくりな4.5階を造ったのだ。入ってくるのは耳郎に探知してもらい、作る時の音を聞かれないようにするために爆音を流して貰ったのだ。

 

こうすることで轟たちは自分がいる場所を核のある5階だろ勘違いする。実際は俺の造った4.5階であるにもかかわらず。そして厄介そうな轟を俺が3階で引き止めつつ、時間を稼いだ。まあ、思った以上に早く抜けられたけど。

 

そして核がないことを怪しまれないために、4.5階の後ろの方に壁を作った。この雄英に入ったヤツらだ、必ず違和感に気づき、壁を壊しに行くと思った。そして、核があると思っていたらなかった衝撃で動揺してる時にタイムアップ。

うーん我ながら完璧だった。もう二度と使えないセコ技だけど

 

「轟少年はもう少し障子少年を頼るべきだったな!そして障子少年も轟少年の指示を仰ぎすぎた。お互いに、反省するように!!」

 

「「はい….」」

 

「じゃあどんどん行こう!次は‥‥」

 

放課後

 

「なあなあ、鋼野の個性ってなんなのー!」

 

「ん?俺の個性は錬成。まあ、モノを作り変える力だな」

 

「前半なんで轟の氷壊さなかったのー?!」

 

「ああ、あれは」

 

「お前ってすげぇやつだったんだな!」

「緑谷に続いてあんな感じだったから俺ら緊張したよ!!」

 

「お、おう、そうか、おれ、ちょっとトイレいってくる」

 

けっこーつかれてるんだよ………

 

「あれっデクくん怪我なおしてもらえなかったの?!」

 

「いや、これは僕の体力の問題で…それより麗日さん…」

 

ふぅ、だいぶ回復してきたな、この個性、ジミーに腕がしびれて、という鈍く痛いんだよな。まあそれで済むならいいんだけど。ん?あれは、

 

「何してんすか?オールマイト」

 

「うわっ!?‥‥なんだ鋼野少年か…今、教師の難しさを思い知った所さ!」

 

「それ、明るく言うことすか?」

 

「はは、あ、そうだ、君に聞きたいことがあったんだ」

 

「はあ、」

 

「体力テストの時、なぜ私がいると気づいたんだい?」

 

「だから、体と木の大きさが」

 

「それ以外にあるんだろう?」

 

「はあ、あまり言いたくないんすけどね。俺の個性は半径5mなら触れなくても使えるって言うのは知ってますよね?」

 

「ああ。だから轟少年の氷も触れずに分解していたね」

 

「俺、半径5mにある物質を探知することが出来るんすよ。んで、それを分解したり造り変えるみたいな、生物は除きますけどね」

 

「生物は探知できないのかい?」

 

「…意識すればわかりません。けどやったことないです。」

 

「どうしてだい?」

 

「父親に言われてるんすよ、小さい頃から、お前の個性はどんな形であろうと、直接人に向けてはいけないって」

 

「そうか…ん?ならなぜ私に気づいたのかい?」

 

「先生が俺から5m離れてて、全裸だったら気づいてないかもですね」

 

「あ、成程」

 

「そゆことです。じゃあ、疲れたんで帰ります。さようなら」

 

「あ、ああさようなら!!」

 

(鋼野少年の個性、どこか違和感があるな…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




鋼野は半径5メートルの物質を探知できます。ですからその範囲に入った人間の服に反応して探知してます。

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