「ハガネのヒーローアカデミア ~ FULLMETAL ALCHEMIST HERO~」 作:レッドファイル
オールマイトの授業はどんな感じです?
「え?!!あ、すいません僕保健室いかなきゃいけなくて…!」
平和の象徴が教壇に立っているということで、様子を教えて!
「様子?えーーと筋骨隆々!!です。」
オールマイトから何か教わりましたか?
「知らない人からの質問は答えてはいけませんってことを習いました。じゃ!」あっちょっと!!
オール…小汚?!なんですかあなた。
「彼は今日非番です。授業の妨げになるんでお引き取りください」
「オールマイトに直接お話を伺いたいのですが!!」
「あなた小汚すぎません?!」
今日も今日とて記者はスクープを追う。その対象は平和の象徴。
「少しでいいのでオールマイトに…」ガゴガガガ
「うわあああ何だああ!??」
「雄英バリアーだよ。俺らはそう呼んでる」
「ダサッ!!なんすかそれ」
「まあ雄英のセキュリティだよ。一般人は入れなくなる。」
「なにそれ!お高くとまっちゃってさあ!!」
・
・
・
・
・
朝のホームルーム。相澤先生はめんどくさそうに出欠を取った後、昨日の講評に入る。
「昨日の戦闘訓練お疲れ様。見させてもらったよ。爆豪 お前もうガキみてえなマネすんな。能力あるんだから」
「…わかってる。」
「で、緑谷は腕ぶっ壊して一件落着か。制御さえできればやれることは多いんだから。なんとかしろ」
「…はいっ!」
「さて、ホームルームの本題だ。今日は君らに…学級委員長を決めてもらう」
『学校っぽいの来たーーー!!!!』
「はいはい!俺やりたいっす!!」
「おれもやりたいっす!!」
「僕のためにあるやつっ」
「リーダー!!やるやる!!」
皆が我先にと手を挙げ声を上げる姿に驚く。
うおっ!!??なんでみんなこんなやりたがってるんだ??
「静粛にしたまえ!他をけん引する重大な仕事だぞ!!これは…
投票で決めるべき議案!!」
おい飯田、そびえたってんじゃねえか。まあ、お前はもろ委員長っぽいが…
で、投票結果は
「僕三票ーーーーー!!?」
すげえな,緑谷三票って笑
(。´・ω・)ん?なんで俺に一票入ってんだ??
「じゃあ委員長は緑谷。副委員長は八百万だ。」
「mマママジでか」
・
・
・
・
・
「お米がうまい!」
そうだよなーほんっとにここうめぇわ。けどベストなのはここの豚骨ラーメン。豚骨ラーメン特有の臭みをギリギリまで見極めたこの香り。博多の人間をもうならせるこの固めんとそれを受け止める濃厚こってりスープ。いや、たまらんぜこりゃ。
「いざ委員長やるとなると不安だよ」
「大丈夫さ、君の判断力や胆力には驚かされてる。だから君に投票したのだ。」
「飯田君が入れたの?!あれ、でも飯田君にも一票入ってたよね?」
「ああ、だれが入れてくれたんだろうな?」
「あっそれ俺」
「君かっ!!しかしなぜだい?」
「お前、なんか委員長っぽかったし」
「そ、それだけか!」
「なんで鋼野君は自分に入れなかったの?」
「俺から見ればむしろなんでお前らがやりたがってんのかわからんが…中学の時にもそんなのなかったからぶっちゃけ委員長ってなにするかわからんかったし。」
「ええっ委員長いなかったの?!」
「そんなに人がいなかったんだよ」
「そ、そうなんだ…」
「なんせ全校生徒が」
ウウーーーーー
「警報!!??」
『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外に避難して下さい。』
うええええええ面倒くせ……
・
・
・
・
・
その後、飯田が侵入したのはマスコミと気づき機転を利かせて騒ぎはおさまり、緑谷の推薦で飯田が委員長になった。けど妙だな。ここは日本一のヒーロー養成学校。万が一でも、システムの故障で、マスコミの侵入を許すなんてあるか?
もしくは第三者が……なんっつって。そんなわけないよな、はははははは。
・
・
・
・
・
騒ぎから数日。ヒーロー科の者は忙しくこの前の騒ぎのことは誰も気にしていなかった。
「今日の、ヒーロー基礎学は、災害水難何でもござれ 人命救助訓練だ。」
お、今日は救助か。初めてだな。けど個性的にこっちのほうが俺の個性はいかされそうだな
「ん?デク君。体操服だ、コスチュームは?」
「戦闘訓練でボロボロになっちゃったから…」
ここの体操服てハイセンスだよなぁ。上下でUAって書いてあるし。俺は好きだけど…
・
・
・
・
・
バスに揺られ着いたのは学校とは思えないほどの敷地。東京ドームいくつ入るか見当もつかない。
「すっげーーーーUSJかよ!!!?」
その広大さに上鳴が叫ぶ。なに?USJに行ったことないおれへの当てつけなの?う、うちの地元にだって、あれがあるし、あ、あれが….
「ここはあらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です。その名も
!! うその災害や事故ルーム!、U S J!!
『USJだった!!』
本家から苦情が出そうな名前に思わず全員からツッコミが入る。
「あ、スペースヒーロー13号だ!!」
「わー私好きなの13号!!」
「誰?」
あいにくヒーローはオールマイトしか知らないもんで…
「主に人命救助を専門とするヒーローだよ!!」
「えー始める前にお小言を一つ二つ…三つ」
増えとる。
「皆さんご存知だと思いますが、僕の個性はブラックホール。どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
13号先生の雰囲気が変わり、それに応じて生徒の空気も張り詰める。
「これで私は多くの人を助けてきたつもりです。しかし簡単に人を殺せる力です。みんなの中にはそういう個性の人もいるでしょう。相澤さんの体力テストで自身の秘めた力を知り、
オールマイトの対人訓練でそれを人に向ける危うさを体験したかと思いますこの授業では心機一転!!人命のために個性をどう使うか学んでいきましょう!!以上ご清聴ありがとうございました」
「ブラーボブラーボ!!」
うん、いい言葉だった。俺の場合でも柱作って人に刺そうと思えば刺せるもんな。使い方、か。大事だな。それにしても俺の個性人に使ったらどうなんだろ。とーさんが絶対ダメって言ってたしなぁ。それに草木には作用しないから多分生物には効かないと思う。
「そんじゃあまずは…」
ズ‥‥ ズズズズズ
「一塊になって動くな!!」
な、なんだ?霧が渦巻いて、誰か出てくっぞ?顔に…手、が張り付けてある?
「あれぇオールマイトがいないなぁ
子供を殺せば来るのかな??」
俺たちが出会ったのは、いまだかつて体験したことのない、悪意だった。
ネガティブなフラグはもはや予知レベルで当たる。どーしてくれるんだナイトアイ