「ハガネのヒーローアカデミア ~ FULLMETAL ALCHEMIST HERO~」 作:レッドファイル
途中バトルから三人称にしてみました。感想、出来たらお願いします!
鋼野side
「13号避難開始だ。まかせたぞ」
相澤先生が飛び出していく。おお、すげえ。10人は居る相手に完封してるぞ。
あの首に巻き付けてる布を使いこなして、異形型まで倒してる。
「いやだなぁ、プロヒーロー。有象無象じゃ歯が立たない。」
めんどくさそうに呟くニートっぽい服装のリーダー格。
「やはりまず….」
(しまった、一番厄介な奴を!!)
「ヒーローの卵を」
こいつっ!!??一瞬で前に!?
「散らして殺す」
目の前を紫煙が包み込む。
なんだこれ?!ぶんか
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い!?
ここはどこだ!…どうやらまだUSJの中らしい…けど
「こいつ一人だけか!!」
「いたぶって殺そうぜぇ!!」
「かわいそうになぁ」
ヒャッハーがいっぱいいるな。世紀末かよ。周りには俺一人、か。えーと…ここは…岩しかないな。いや真後ろは林エリア。つまり俺は岩場エリアと林エリアの間にいんのか。えーと、敵は…ざっと50人はいるな。
「なにぼっとしてんだぁ!!」
げ、攻めてきやがった。
「ちっ」
俺は左手の金属で剣を造る。あまり切れ味が出ないようにと…殺すのはさすがにだし…さて、相手するか!
うお、もう目の前にいる!こいつは武器なし。身体強化か?いや、詰めてくる速度的にそれはない。
思考をしながら剣を振る。
「おらぁ!!」
「ほいっ」
1人、2人と切るとやつらの目の色が変わる。なんだこいつら、全然大したことないじゃん。
「おい、一斉にやるぞ!!」
いや最初からそうしろよ。
右斜め前に二人。ま左に一人。前から三人か。俺の個性はこういう時役に立つ。相手が見えなくても、大人数だろうとも細かく探知ができる。近接なら視界外でも、大丈夫だし。
まずは左。地面から柱を出し、あごにぶつける。と同時に前の一人と右斜め前の二人が間合いに入る前に剣を長くして横降りでなぎ倒す。残り二人を壁でサンドイッチにする。うへぇ、おっさん、悪いことするから男と抱き合うことになるんだよ
「お、おいっ!こいつ近接つえーぞ!?遠距離部隊!!」パンパンパン!!!
残念、この程度のスピードなら、5mに入った瞬間分解できんだよ。
よし全員俺から離れてたな。ダンッ
「なんだ…!?地面が震えてんぞ!!??地震か!!??」
なるほど地震か…今度できるか試してみよう。今回は地震ではありません
「…ああ!?地、地面がめくれあがってるだとおおおおおお!!!!!?????」
最初の近接でこいつらは俺から距離を置いた。つまりは岩場エリアの中央によったわけだ。だから…
「に、にげろー!にげ…」
残念。お前らに逃げ場はねえよ。俺は敵のリーダーを中央点にして、地面全体で敵を覆った。ま、風呂敷を閉じる要領だな。
「はい、いっちょ上がりっと」
目の前には岩と土で出来た一つのボールが。
そしてそれはコンクリートの床の上にあった。あっちゃー地面大分えぐったな…怒られんよなあ?まあ非常時だし仕方ないよね!
俺は鋼の剣を腕にまとわせる。さて、とりあえず、中央にもど
バキャッ!!!!
音のする方向は真後ろ。つまり今閉じ込めたやつらの方向。振り返ると痩せ細った1人の少年がのろのろと岩塊から出てきていた。
「ふう…さすがにすごい個性だったよ。危うく圧死させられるとこだった」
ニコニコ笑いながらその少年はほこりを払う。まるでさっきの攻撃など聞いていないかのように。
「誰が人を殺すかよ。俺はヒーローなんだぜ?」
そういいつつ俺は冷や汗をかく。さっきの攻撃は圧死するほどでもない。だが、人の力で抜けられるものでもない。俺が作ったのは数トン、数10トンの岩球状の檻だぞ?
こいつ、チンピラレベルじゃねぇな…
「ふぅん。君の言うことは2つ疑問に思うところがあるよ。1つは君はまだヒーローじゃないなはずだよねぇ?そしてもう1つは、ヒーローが人を殺さないかのように思ってる?」
「ああ?」
「君の胸に聞いてみなよ?ヒーローは人を助けるだけかい?何の罪もない人を排除していないかい?」
「してねーに決まってんだろ!!」
敵のいうことに耳を貸す必要もない。ましてやこんな仮面をつけたひょろがり野郎に!!
くらえ!!
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【三人称】
「おらぁぁぁ!!!!!」
鋼野は地面に手を付け相手の足場を分解する。さらに再構築し俺特製の棘をお見舞いする。
が、
「ふふ」パパァン!!
無数の棘は一瞬で敵の拳に破壊される。さらに距離を詰め拳をふるう敵。
左腕を鋼を短剣にし相手の拳に応じる。
ガキィィン!!
金属と金属がぶつかるようかのような音に一瞬困惑する鋼野。だがそれに気をとられるほどの未熟者ではない。すぐさまカウンターとして敵の鳩尾を狙う。
ズガン!!
カウンターを予想してなかった敵に見事一発が入る。が、気にも留めず敵は横の大振り。
ドギャッ!!
「ぐあっっ!!!」
一撃を食らっただけ5,6メートル吹っ飛ばされる鋼野。防御をしてはいたがそれを上回るパワーでの攻撃。
(い、今のパワーは何発もくらえねぇ…それに俺の一発もまるでダメージが入ってない・・・どころかこっちが金属を殴ったみたいだ。ちょっとまて、じゃあこいつの個性は何なんだ?身体能力を上げているのは明白。それに加えて硬化系?!個性2つもちだと?!轟みたいな感じなのか?とにかく、このまま距離をとる!)
離れた状態での攻撃を選択する鋼野。しかし敵はほくそ笑み、言葉を発する。
「そうだね。僕は確かに近接型に見えるよね。だから距離をとるよね。その思考が所詮単一個性持ちだよね」
敵が左手の指で空中に真一文字をかく。
シュワン!
なにかが鋼野の頬を通り過ぎる。と同時に頬が削り取られ出血する。
「っつ!!なんだ?!」
「あっは。このまま終わりかな?」
シュンシュンシュン!!
見えない何かによって、そのまま鋼野の体が削り取られていく。ただの人間ならば何もわからずに終わっていただろう。だがしかし、彼は感知タイプでもある。
(こ、れは…空気の刃!?目で追えないけど個性範囲内に来た瞬間からは認識できる!!それに…)
「大した威力じゃねぇなぁ!!薄皮が破れるくらいどぉってことねぇよ!」
「確かに高威力って程でもないけどかなり痛いはずだよね?すごいな」ニマニマ
(…このまま耐久勝負になったら分が悪い…一発で決めに行くしかねぇ!!)
そう結論付けた鋼野は両手を足場にべったりとつける。
「あれぇ?どうしたの?降伏のサインかなぁ?」
「へっ!!敵に降伏するくらいならまだ逃亡する方が幾分かましだぜ?まあ俺は逃げも隠れもしないがなぁ!!」
そう意気込むと同時に鋼野の足場が分解そして再構築される。その形は、誰もが恐れる海の波。
「くらえ!!特大の地津波だ!!!」
先ほどの有象無象のために土を使ったので、今使われているのはその下にあったコンクリート。鋼野はそれをギリギリまでこの津波に使う、
ザザザザザ!!!
コンクリートの津波が敵を襲う。その大きさは本物には及ばないものの人ひとりを倒すのには十分すぎるものであった。
「うわ、すごいな本当に。こんなことまでできるなんてやっぱり個性そのものは強いんだよ。ただ、使う人が残念なんだよなぁ」
その言葉は鋼野には届かない。ただの敵の忌憚のない感想。そして、右腕で大きく真一文字を書いた後にその津波は文字の形通り真っ二つに割れた。
ズバッ!!
「な、なんで…この技を、しかも俺より年下のやつが攻略できんだよ…」
困惑すると同時に自分の脇腹が熱いことに気づく。手を当てるとぬるり、と嫌な感覚。
「ち、血?っつ!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
(脇腹が切られてる?!しかも傷が深い!内臓までやられてるのか?!そんな威力は敵のかまいたちになかったはずなのに!?やっべぇ…洒落も言えないレベルだ…)
軽いスキップをしながら近づいてくる敵。その顔には気持ち悪いほどの笑みが張り付けてある。
「答え合わせしようか?僕の今の個性はね【部位強化】【硬化】【空気切断】だよ。まあ最後のはかまいたちを発生させるものさ。左手から出すのは低威力の手数重視。逆に右手は一発物の大砲だよ。」
「っつ!!!な、なん、ガハッ!!」
なぜそんなことを教えるのか。そう尋ねようとするも口の中の血が外へ飛び出る鋼野。
しかし敵は鋼の意思をくみ取るように答える
「何で教えるのかって?そりゃあ君はもう死ぬだろうし問題ないかなぁって。それにもう使わないかもだし」
(な、なんだこいつ…き、気持ち悪い。生理的に受け付けない。初めてだ、こんな感覚…っつ!!)
「そろそろ苦しそうだしとどめ刺してあげる、じゃ、バイバ…何?黒霧?ピンチ?ああもう仕方ないなぁ。残念だけどとどめはさせないや。そのまま苦しんでね?兄さん」
そう言葉を残しワープゲートに入る敵。
その言葉は一瞬鋼野を硬直させる。
(兄さん?どういうことだ…っが!やばい。痛みで考えられね…けどあいつを活かせたら、戦況が…何とか立て俺!!どうにかしろよ俺!なんでもできる個性だろうが!!)
ちなみに鋼野の身長は162です。
まだ、成長期を信じる健気な15歳です。
三人称に入るとき○○sideって書きたいけど、なんて書けばいいかわからん…誰か教えてくだせぇ…
昨日の夜ポケモンのPVみたんだけど…レッド対ヒビキのところとかほぼ映画のOFA100%デクの戦闘でやっぱボンズすげぇ、てなった。
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