訳あり新人トレーナー、目指すは全地方制覇です!   作:白野蒼

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閲覧ありがとうございます。
第十六話です。
今回、この話でずっと書きたかったシーンの一つをやっと書けたので個人的にものすごく満足です(`・ω・)

あとああ言わせると主人公がチートのように思えますが全くそんな事ないですね。
ただ彼女は自分で思っているよりもずっと越えた先々の世界に愛されているだけです。

では今回も少しでも楽しんで頂けると幸いです。


第十六話 『新人トレーナーと儚く尊い願いの事』④

『――そんなの、拒絶してるのと同じじゃない。』

 

一年前。

口先では信頼しているだのなんだの相手にとって耳障りのいい事をべらべら告げながらその実、都合の悪いことは全部煙に巻いて、家族の話どころか自分さえ見せようだなんて考えてすらいなかった私をそうあっさりばっさりと切り捨てたのはとある世界で出会った赤がよく似合う魔術師だった。

 

咄嗟に違うと否定した私の頭を持っていた分厚い魔術書で小突き、違わないわと改めて宣言されただけでなく呆れ返ったように深く息をつかれた事を覚えている。

 

『いい? 貴方が他人に対して壁を作るのは自由だわ。傷つく事を恐れて自分の殻に引きこもったまま誰にも手を伸ばさず、誰の手も取らないまま立ち止まっていたいのならそうしなさい。でも、そんな耳障りがいいだけの口先の言葉で全てを誤魔化せると思ったら大間違いよ、理生。むしろそれで騙されてくれるのは初めから貴方に対して興味がない連中だけ。そうじゃない、貴方の事を想う相手にはそんなの通用しないわよ。そして、そう言う相手に対してもどこかで壁を作ってしまうなら貴方が言う信頼は上っ面に過ぎないわ。――実のところ貴方は誰も信頼していないのよ。それは貴方に降りかかった出来事の数々を考えれば当然なのかもしれない。でもね。壁を作って他人を拒絶して、それで何か変わった? 傷つく事を恐れて誰にも手を伸ばさず、誰の手も取らないままで何か変えられた? それでいてあいつと同じように自分を勘定にいれないとか、タチが悪いにも程があるわよ、全く! いい!? あんたに足りないのはあと少しの勇気だけだよ! だから、顔をあげて一歩踏み出しなさい! そして……――!』

 

 

 

 

 

「…………ッ本当に、救いようのない大馬鹿者だ私は!!」

 

全速力で階段を駆け降りながら脳裏に鮮やかに甦った彼女の声に思い切り拳を握り締める。

 

そうだ。あの当時も散々それで叱られたじゃないか。

『他人に心を開く練習をしろ』と。『信頼は態度で示すものだ』と。

なのに……っ!

 

――この前リオルに言ったタケシくんとカスミを信頼してるってのは嘘じゃない。

もっと言えば頼りにもしてるし友愛的な意味で二人とも大切で大好きだし、こんな素直な気持ちでそう思える相手なんて世界を越え初めてから初めてかもしれない。

なのに、最後の最後で私はきっと二人に対してもまだ壁を作っていた。

 

『大好きだから。だからどうかこれ以上私に踏み込まないで』と。

 

ピカチュウとリオルはそんな私にとっくの昔に気が付いていて『そんなの知るか』と言わんばかりにその壁を意識的に乗り越えてきてくれてるのだろう。

……私が一人にならないように。

 

そして、タケシくんとカスミも私が壁を作ってる事に気がついてた。

だからこそタケシくんは屋上で二人が私に対して感じていた寂しさや不安を話してくれたんだ。

 

だって。

きっとカスミは、そういう事を口にしたがらないだろうから。

 

タケシくんとカスミの信頼関係はアニメ越しで見ていた時同様、ううん、それ以上に深くて強い。

 

しかもサトシと一緒に旅をしていた期間が誰よりも長い二人だけあって互いをよく理解しているし、何よりあの二人の間に遠慮というものはほとんど存在しない。

そう考えればカスミがタケシくんに相談するのなんて火を見るより明らかだし、タケシくんが私が直接カスミに伝えて安心させてやってくれって言ったのだって納得する。

 

「……ッヒントはいくらでもあったのに……!」

 

考えれば考える程沸き上がって抑えきれなくなる自分自身への怒りをグッと奥歯を噛みしめる事で堪え前を見据えた。

 

……違う。今、私がやるべき事はそうじゃない。

ぐだぐだ考えるのは後で良い、後悔も懺悔も後回しで構わない。

だから今は……!

 

「っ、カスミに伝えなくちゃ。また怒鳴られても、拒絶されても構わないからっ……。私の気持ち、伝えなくちゃ!」

 

そう呟くと足をまた一歩踏み出し階段を下り始める。

 

……それにしても。

 

「タマムシデパートは全五階プラス屋上の建物で、屋上から三階まで休まずに降りてきたけどカスミにもリオルにも追い付けないってどういう事よっ。私、体鈍ってんのかな。確かにこの世界に来てからこっちあまり運動らしい運動してない気もするし、え、まさか太……」

 

「――リオル、離して!! 離してよ!!」

 

「リオッ、リオ!! リオオ!」

 

何だか本能的に避けたくなるような事実に気付きかけると同時に下から響いた声にハッとして、一気に段数を駆け降り三階と二階を繋ぐ階段の踊り場へとたどり着く。

 

「カスミ!! リオル!!」

 

さらにそこから階下を見れば十数段下――二階からさらに下る階段のほんの一歩手前程でしっかりと彼女の右手を両手で掴んで引き留めるリオルとそれを振り払おうとしたままの体勢で何故か動きを止めたカスミの姿があって、一瞬疑問に思うもののすぐに声を張ると弾かれたように上を見上げたカスミと目が合うと同時に彼女が泣き出しそうに顔を歪めた。

 

「リオ……ッ! リオル、離してったら!!」

 

「リオッ!! リオ、リオオッ! リオ!!」

 

瞬間はっと我に返ったように激しくなったカスミの抵抗を何とか堪えその腕にしがみつき、早くしろと叫ぶリオルに覚悟を決めて少し呼吸を整える。

うん、このままだとカスミの勢いからしてもきっと私が階段を降りきる前にリオルが振り切られそうだし、あんな階段の降り口でもみあいしてるのは危険すぎる。

 

それに、このくらいの段数なら問題ない。

なら……ッ!

 

「ッカスミ!! お願い、待って!!」

 

「……え、ッ、リッ…………!?」

 

そう叫ぶのと踊り場で少し助走を付け右足で力一杯を床を踏み切りそこからダイブしたのは同時だった。

 

驚愕で目を見開いたカスミが動きを再び止めたのを確認すると同時に少しだけ上の方から『ピィカ!!?』という相棒の声が耳に届き、ああこれ後で絶対怒られるだろうなと内心で呟きつつ踊り場からの階段十数段を丸々飛ばしきると衝撃を和らげるため全身のバネと両手両足を使い猫のように着地する。

そのまま体を起こすと一気に距離を詰め、リオルが掴んでいる手とは逆側である彼女の左手首を右手でしっかり掴むと今度はちゃんと手が届いた事に安堵の息をついた。

 

あーー……つ……、疲れた……。

 

「…………リオっ、あ、あんた何してんのよ!! 何よ今の……ッ、あんなの下手したら怪我どころじゃ済まないわよ!? 何で……!」

 

「――ん、そうなんだけどさ。でもさすがにこれくらいは出来なきゃ色んな世界に落っこちまくるこの体質上、生き残ってくる事なんて出来なかったからね。大丈夫、衝撃はほとんど逃がしてるし。それに、あのままじゃカスミに追い付けないと思ったから。」

 

気を抜いた瞬間に一気に襲いかかってきたここまでの全力ダッシュによる疲労感にやっぱ体鈍ってるなと実感しながら上がりきった息を整えるため一度大きく息を吐く。

そうしてへらりと笑いかければ一度ぐっと言葉に詰まったように黙り顔を深く俯かせたカスミがどうして、と呟いた。

 

「……どうしてよ。どうしてあそこまで出来るのよ。だってリオは、リオはあたしの事どうだって良いんでしょ!?」

 

「……もし私がカスミの事、そう思ってるなら。屋上からここまで全速力で追いかけたりしないし、十数段と言え階段の上からダイブなんてしないよ。」

 

「――――っ! ズルいわよ!!」

 

小さく震える声で尋ねられたそれにあっさりと返せば、バッと勢いよく顔をあげたカスミに目尻に涙がたまった瞳でキッと睨み付けられ、眉を吊り上げて怒る彼女にごめん、と眉を下げて小さく笑いながら謝る。

 

うん、そうだよね。

それを言うのはずるいよね。

……でも。

 

「ごめん。でも私はこういう人間だから。だから、今までの事ごめんね、カスミ。っ私、馬鹿だった。……タケシくんに言われたんだ。タケシくんとカスミの私がここにいる事を望む思いが私を縛り付けて苦しめてるんじゃないかって。私は二人に合わせてるだけなんじゃないかって。そう言われて、言って貰えて気がついたんだ。……私は二人にきちんと自分の気持ち伝えてなかったんだって。ピカチュウ達に伝えた事で勝手に二人にも伝えた気になって……カスミとタケシくんを不安にさせてたんだって。それに、私知ってるのに。友達に隠し事してはいけないとは思わないけど、何にも言わないのは違うって。そんなの、相手を拒絶してる事と一緒だって、ちゃんと知ってた筈なのに。なのに、私は二人の優しさに甘えてた。家族の事、もっと早く言っとかなきゃいけなかったのに。カスミとタケシくんならちゃんと受け止めてくれるって知ってるから。……だから自分から話さなくちゃいけなかったのに。――――ッ、ごめん。」

 

少しだけカスミの手を掴む手に入れたまま真っ直ぐに彼女の瞳を見つめて謝罪する。

瞳に張った水の膜で視界がじわりと滲むのも構わずに少しでも震えそうになる声を叱咤して深々と頭を下げると暫しの沈黙の後、はあーーーーっと肺の底から空気を吐き出すように深く長く息を付いたカスミの口がゆっくりと動き告げられたのは予想だにしていなかった言葉だった。

 

「………………ポフレ。」

 

「…………ポ、ポフレ?」

 

「そう、この前リオが作ってきたポフレ。明日、リオの出発前夜って事で夜にオーキド研究所でリオと少し早いけどタケシの見送りパーティーするでしょ? だからそのパーティーに参加する人数分とあたし達のポケモン達の分、ポフレ作って持ってきてよ。――仕方ないから、それで手を打ってあげるわ。」

 

「…………カスミ。」

 

予想外過ぎるそれに一瞬虚に取られつつも頭をあげ、ぽかんとして彼女を見つめる。

 

確かに明日の夜は私とあと十日足らずでポケモンドクター養成学校の長期休暇が終わりジョウト地方に戻るタケシくんへの激励の意味も込めて、ハナコさんの立案でオーキド研究所で身内のみのパーティーが開かれる事になっていた。

 

ただ私自身は折角ガラル地方に来るのだから観光もして行って欲しいというトモネさんの要望もあってハナコさんと相談して七泊八日の日程でガラルに行くつもりだったから、むしろタケシくんのお見送りパーティーだけでいいんじゃないかなと思ってたのも束の間。

ガラル地方最大の野生ポケモン生息地であるワイルドエリアと今現在ガラルでのみ起こる事が確認されているポケモンの巨大化、つまりダイマックスの事をトモネさんから聞き、興味をそそられたオーキド博士に良い機会だから少しポケモンの生態調査のような事をしてきてくれないかと頼まれた事で話は一転し、結局私のガラル滞在期間は二週間に伸ばされた。

 

……うん、まあそれってつまり新無印におけるサトシとゴウと同じリサーチフェローなんじゃないかなと言うのは我ながら少しだけ思ったかな、うん。

 

で、つまりそのパーティーに全員分のポフレを作って持って来るのが仲直りの条件って事だよね。

 

ポフレは材料さえあればそんなに難しいものでもないし、それはかまわないけど。でも……。

 

「……でも……、それでいいの? だって私カスミに酷いこと……。」

 

「だから、仕方なくよ。……そもそもあんなリオ見せられたら、怒るに怒れないじゃない。――でも! 次同じことしたら承知しないわよ!! 分かったら返事!」

 

「ッ、は、はいっ!」

 

最後に少し強い口調で言われ思わずビッと背筋を正し返事を返す。

そのまま少しだけ恐る恐る彼女を見遣ればプッと小さく噴き出したカスミが八の字に眉を下げて小さく笑ったのを見て強張っていた肩から力が抜けると同時にゆらりと視界の水の膜が大きく揺らめいて瞳に溜まっていた涙が一筋だけこぼれ落ちた。

 

「……カスミ……ッ、ありがとう。」

 

「もお、泣かないの。……あとね。あたしも誤解してたところがあったから。リオルがね、あたしとサトシのママさんが屋上に行く前のタケシとリオの話を教えてくれたの。『リオはタケシとカスミといたいってタケシに答えてた』って。だから一度リオと話をして欲しいってね。驚いちゃった。リオルに手を掴まれたと思ったら、その二つの言葉がはっきり伝わってくるんだもの。この前タケシがサトシとシンオウ地方を旅してる時に出会ったリオルの話をしてくれたけど、きっとあれが『波導』ってやつなのね。」

 

「……リオルが……。……そっか。ありがとうリオル。君はそれを伝えたくて一番にカスミを追いかけてくれたんだね。」

 

「リオッ。」

 

カスミの言葉にそれまで黙って事の成り行きを見守ってくれていたリオルへと視線を向け、身を屈めると、胸を張って頷きもう大丈夫だろうと判断したかのようにカスミから手を離して私の側に来た彼の頭を撫でる。

 

……うん、カスミの発言からしてももしかしてとは思ってたんだけど、やっぱりカスミとハナコさんが屋上のドアまで来たのは私がタケシくんに自分の思いを伝えた後だったんだ。

そりゃあ、あれを聞いてなかったら誤解されても仕方ないよね。

 

――あと。

 

「あのさ、カスミ。」

 

「ピィカ!!!!」

 

「……ッ、カスミ、リオッ……、リオル……ッ! 良かった、やっと追い付いたな……。」

 

一応リオルが伝えてくれたものの、タケシくんに言われた事でもあるしやっぱり私の口から伝えた方が良いだろうとカスミに呼び掛けた声が背後から聞こえた怒りに満ちたピカチュウの声にかき消されハッとする。

慌てて体を起こしそちらを見れば今日の買い物の袋を全て持ち、汗だくになり肩で大きく息を繰り返しながらも私達の姿を見てほっとしたように眉を八の字に下げて笑ったタケシくんと、その足元でまさに怒り心頭と言った感じで何ならその赤い電気袋からバチリと電気を弾けさせてさえいるピカチュウに二重の意味で口元を引き攣らせた。

 

…………あ゛。

 

「タケシ、ピカチュウ!? ってタケシ、大丈夫なの?」

 

「……っ、ああ、何とかな……。」

 

「タケシくん……その、荷物全部放り出して行っちゃってごめん……。あの、あとピカチュウは、その……い、一度落ち着いて? 別にあれくらいの段数飛ぶくらい、無茶でもなんでもないから……」

 

「ピィカッ!!! ピカ、ピカチュ!!!」

 

「ごめんて!!」

 

驚いたように声をあげたカスミがタケシくんに話しかけるのを横目で見て彼に謝罪し、その間にもじりじりと私に近付いてくるピカチュウに慌ててそう言い募る。

カスミから手を離し一歩後ずさりながらとりあえず、ね?と眉を下げて笑いかけると同時にさらに声を荒げる相棒に咄嗟に謝るものの、このままじゃいつぞやのように10万ボルトという名のきついお灸(物理)を受けるのは時間の問題でどうしたものかと考えながらまた一歩後退る。

 

「ぴか、ぴぃぃかあああああ」

 

「だから!! ≪10万ボルト≫はやめてってば!」

 

「ッ! リオッ!! 駄目だ、それ以上下がるな!!!」

 

「えっ……あッ!?」

 

そんな私に反省の色なしと判断したのかわざを放つ時の掛け声を上げだしたピカチュウに慌て、タケシくんの鋭い声にハッとした時はもう遅く、最後に後退った足ががくんと宙をかいた息を飲んだ。

 

ッそう言えば、すっかり忘れてたけどここ階段の降り口のすぐ側……!

 

「嘘でしょ、ッリオッ!!」

 

「ピィカ!!」

 

「リオ!!」

 

さらに重力に従いぐらりと揺らぎ後ろ向きに倒れていく自分の体も、一気に私との距離を詰め階段からダイブしようとするピカチュウと目を見開いて私に向かって手を伸ばすカスミ、そして荷物を放り出して手を伸ばしながら必死に走ってくるタケシくんの動きも全てまるでスローモーションの如くゆっくり見えて、こういう時って本当にこう見えるんだなと皆に言ったら絶対怒られそうな事が脳裏を過る。

 

しかも階下の踊り場の床は一応リノリウムとか貼ってあるけど普通にコンクリートだろうし、今からだと受け身を取ったとしても無傷では済まないだろう。

 

あれ、これよく考えなくてもやばくないか?

 

「ッッ!!」

 

「――リオッッッ!!」

 

その最悪の結果を予想するにはあまりに容易すぎる事実ととにかく頭を庇わないとと言う焦りで一瞬体が強張ると同時に聞き慣れた声が耳朶を貫き≪でんこうせっか≫を発動させた上で階段から飛び降りたのだろうリオルの青い手が私の手を掴みぐいっと上に引き上げた瞬間、彼の体が目映い光に包まれた。

 

「リオル!? あれって……!」

 

「ああ、進化だ!」

 

「ピカ!」

 

耳に届いた三人の声に目を見開く間にも光に包まれた彼の姿は等身が伸び、私の手を掴むその手がより大きく、マズルはさらに前に突き出すように変わっていく。

 

「……これが、進化……。」

 

その様子を間近で見ながら半ば呆然と呟いた瞬間さらに強い力で腕を引かれ所謂横抱きにされる。

次いで音もなく踊り場に彼が着地すると同時に光が弾け、胴回りのみ薄い黄色の体毛に覆われた青い体に前に飛び出たマズルを持つ犬科の獣人のような凛々しい姿のポケモンの、四肢の先端同様に黒い鋼に覆われたつり上がった赤い瞳と目が合った。

 

「…………ルカリオ……?」

 

「――ワウ。」

 

その、特にアニメ版では何かと優遇されているだけあって私の中でもかなり印象に残っている姿のポケモンの名を呟けば、リオルの時と全く変わらない強い意思を宿した赤い瞳を細めたはどうポケモン・ルカリオがしっかりと頷いた。

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