旧式鎮守府物語   作:あおさ海苔

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アパーーーム! ほのぼの回を持ってこーーーい!!



アパーーーム!!!






建造またやってみるそうです?

わー

 

ばぶー

 

びりびりー

 

 

 

 

「提督、どうか現実に戻ってきてください」

 

 

 

ばぶー?

 

おぎゃー!

 

 

「これはこれで甘やかしたくない?」

 

「鈴谷もすこし頭を修理したほうが良いのでは?」

 

 

まぁーま? まぁーま!

 

 

「はい提督、私がママですよ?」

 

「提督ぅ? ママは鈴谷だよぉ〜?」

 

「はにゃぁ……かわいいにゃぁ……」

 

 

 

「Oh cock...」

 

「三笠さん、もう少し目線をこちらへ」

 

「提督、気にしすぎたら駄目ですって……」

 

「不知火にこの状況をどうしろと言うのですかっ……!」

 

 

 

キャッキャッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「……高野一尉、この地獄絵図を私に見せてどうしろと言うんだ」

 

「奥松島の東郷一佐や松島の宮藤空将補はすでに戦略的撤退しておりましてもはや実力行使しかないかと思ったのですがさすがに女性に対して本官が手を下すのもと思いまして」

 

 

「息継ぎなしの早口でまくしたてるな。ようするに『教育』すれば良いのだろう?」

 

「はいそうです、こちらをお使いください」

 

 

 

───スパァン!(ハリセンによる紫電一閃)

 

 

 

 

はっ! ここは一体!? 私は何を!?

 

 

 

「おかえりなさい提督、落ち着きましたか?」

 

「不知火は本当にこの鎮守府の人選が心配です……」

 

「記憶が飛んでいるのか? もう一度ハリセンが必要か?」

 

 

 

のっ、のーさー!

 

 

 

───スパァン!

 

 

 

「誰かSirだ。私がSirに見えるのか?」

 

 

 

はい、電子タバコと革ジャンバイクスーツが似合う超ハードボイルドな樋口一佐です。おはようございます。

 

 

 

「で、何があってこうなった?」

 

「結論から言うと、妖精さん達の言い方をするなら提督は『建造ガチャ』に失敗したとの事です」

 

「ガチャ?」

 

 

建造……ガチャ……うっ、頭が……

 

 

 

 

 

 

 

 

─── 一時間前 野蒜鎮守府 建造ドック

 

 

 

 

よし、なんだかよくわからないけど……私の血液を使って建造が出来るんだね!

 

 

「そうだよー」

 

「でもしざいばらんすがしびあー」

 

「けつえきつかうのはもはやがちゃー」

 

 

でもこれ以上お守りを使って建造するのもあれだし、さっき結構な血液抜いてきたから、よしやるどー!!

 

 

「てんしょんとかおいろがあってないー?」

 

「まっさおー」

 

「どうみてもぬきすぎー」

 

 

これ以上犠牲を出す前に、何とか鎮守府の戦力を整えないと! 皆を護る為に出血大サービスだよ!

 

 

「しゅっけつさーびすぶつり」

 

「ぶつりこわい」

 

「こわいー」

 

 

なんのなんの! やーるーぞーーー!!! 

 

 

 

───建造一回目

 

『縁の物』→提督の血液(並)

 

 資 材 →400/100/600/30

 

 

建造失敗

 

 

 

なんのまだまだ! 次も同じく回すぞーー!

 

 

───建造二回目

 

同上

 

 

 

ぎゃふん……なぜ、なぜ建造できないんだ……やっぱり縁の物が駄目だから? もっと使わなきゃだめ?

 

 

 

「いれすぎ……?」

 

「これじゃうまれてくるこちだらけ……」

 

「ちくわだいみょうじん」

 

「しざいがとけるぅ……」

 

「だれいまのー?」

 

 

 

 

 

よし私のありったけ(の血液)持っていけーー!!!

 

 

 

───建造三回目

 

『縁の物』→提督の血液(極大)

 

 資 材 →400/100/600/30

 

 

 

建造失敗

 

 

 

 

 

 

どぼぢで……どぼぢで……あぁ〜頭がくらくりゃするぅ……

 

 

 

「提督は居られますか? えっ、て、提督! 提督大丈夫ですか!? 医師を呼べぇ!!」

 

 

おいしゃしゃん……やー

 

やー……ばぶぅ……

 

 

「えっ、提督?」

 

 

ばぶぅ……みーかーしゃーしゃーん……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだ何時もの山本提督じゃないか」

 

「自衛隊の方からの信頼が辛いヨ……」

 

「しかしこの状態が半日も続くと困ります。しかも今日は今後の兵装試験についての打ち合わせだったせいで海空の司令に見つかってしまい……自分はまぁ、笑顔の三笠さんが見られたので別に良いのですが」

 

「イニコさんの時は資源はどうしたんですか?」

 

 

 

イニコの時は……どうしたんだっけ?

 

 

「ていとくのけつえきとー」

 

「ていとくのへやにあったぎんのさらとー」

 

「あとほきゅうひんのぽてち!」

 

 

 

えぇ……、銀の皿ってこの鎮守府設立記念でもらったやつでは? というかなんでポテチなんていれるの! 建造ドックで遊んじゃいけません!

 

 

「てがすべった」

 

「ぎんのさらにひろげてたべてたけどー」

 

「それごとおとしちゃったー」

 

 

 

 

 

もう! あとで覚悟しておくように!!

 

 

 

「……記念品の銀皿は良いのか?」

 

「銀杯だったヨ? 年季入ってたネー」

 

 

 

 

……さてさて、すこし頭が回ってくるようになったかな。

 

 

うーん、しかしなんで今の今までうまく建造できてたのに突然駄目になっちゃったんだろう。

 

お守り使ってた時は成功率100%だよね、やっぱり私の血が駄目? でもそうしたらイニコはまさかポテチと銀の皿で……?

 

 

「ゆーは提督と血の繋がりを感じるって。とっても親しみを感じるって!」

 

「まて、そうするとイニコが子供か? つまり俺と提督の子供がイニコ!?」

 

「まって、鈴谷と提督の子だよ?」

 

「貴方達は何を競ってるのですかっ……!」

 

 

 

はっ、もしかして私の血液は艦本体というより、私ととても深い関係にある艦が応えてくれる……?

 

そうすると、さっきから戦艦レシピ回してたけど、むしろイニコみたいに潜水艦狙うべき!? 

 

 

「ゆーの家族が増える?」

 

「伊号やVII型が来てくれると助かりますね」

 

「提督のmotherに縁のある艦娘に、戦艦系の人が居ないトカ……? レシピ的に駆逐艦を狙うべき……?」

 

 

確かに現状駆逐艦が不知火さんしか居ないし、補助艦艇狙いで行ってみよーーー!!

 

 

 

───建造四回目

 

『縁の物』→提督の血液(指先から数滴)

 

 資 材 →250/30/200/30

 

 

 

建造時間→一時間程度

 

 

 

キターーーーー!!! よし、よし! じゃあ早速………………ふりゃふりゃする…………ぎゃふん

 

 

 

「提督ーーーー!!!」

 

「衛生兵!!」

 

「Uphaaaaaaam! goddammit!」

 

 

 

ゆ、指先一つ(の出血)でダウンさ……

 

 

 

 

 

 

 

「……艦娘不知火、今度奢るから一杯やろう」

 

「樋口司令、ありがとう、ございます……不知火はもう駄目かもしれません……」

 

 

 

 

※駆けつけた軍医さんにこっぴどく怒られました。









もしかして→この提督駄目な娘
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