IS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)ただ今休載中   作:アマガキ

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ついに原作が始まりまりました。


第一章 始動
第一話 IS学園入学


きつい。

今の状況は非常にきつい。

何故なら周りからの視線がものすごい。

現在クラスの視線の約半分を俺は受けているのだろう。

めちゃくちゃなんか刺さっている気分だ。

ほんと視線って集まれば重圧になるんだな。

マジ助けてほしい。

 

さっきからアイコンタクトで幼馴染たちに助けを求めているのだが、全く助けてくれない。

お前ら薄情だぞ。

何年ぶりかの再会となる明久は、すでにグロッキー状態だった。

まあこの状況ではそうなるのもうなずける。

このクラスには俺と明久を除いてすべて女子しかいない。

それも当然だ。

ここはIS学園だ。

女子高ではないので男子にも入学資格はあるが、その資格があるのはISを動かした男子だけだ。

というかISを動かした男はその希少性から実験動物的な意味で身が危ないのでIS学園に入るのはほぼ強制なのだ。

まあ、男性操縦者試験を受けるのはここに入って学びたいというものばかりだから問題ないはずなのだが。

正直想定以上できつい。

俺は客寄せパンダじゃねえよ。

ISについて学べる中学校なんてみんな女子校なんで俺らが珍しいんだろうが、もうやめてほしい。

 

 

 

そんなことを悶々と思っていると、教室に制服を着ていない女の人が入ってきた。

しかし、教師なのか?

なんか子供っぽいというか・・・・・?

 

「えっと、私は副担任の山田麻耶です」

 

ほとんどの人が聞いていない。

聞いているのは俺らとおとなしそうな人が一人くらいか?

 

「えっとそれじゃあ・・・・・自己紹介を出席番号順にしてもらえますか?」

 

リアクションはない。

 

「ええとそれじゃあ出席番号一番の相川さんから」

 

「はい。相川清香です。趣味は・・・・」

 

その後滞りなく自己紹介は進む。

 

「織斑千冬です。特技は剣道です」

 

まあ、そういうのが妥当だろう。

しかし一夏さんによく似ているからちょっと周囲がざわついている。

 

「セ・・・・」

次の人のもあんま来てないみたいだ。

ってか、やっぱ日本以外の国からも来るんだな。

そういや俺らの友達にも日本人以外が二人もいたわ。

 

「五反田蘭です。実家は食堂をしています」

 

もう蘭までまわったのか。

うかうかしてて結構聞き逃してたわ。

 

「篠ノ之箒です。剣道の心得があります。よろしくお願いします」

 

束さんは一夏さんと違いそこまで顔は知られていないので箒に注目はそこまで集まらなかったようだ。

しかし剣道では有名なのでそのことに気付いたやつもいたみたいだ。

 

「シャルロット・デュノアです。一年間よろしくお願いします」

 

相変わらずシャルは丁寧だ。

デュノアのせいに引っ掛かるものもいるようだ。

 

「えっと、じゃあ御手洗君自己紹介してもらえますか?」

 

「はい」

 

さてここで外すとこれからろくなことにならないだろう。

取りあえず何か気の利いたことが言いたいが・・・・

 

「「「・・・・・・・」」」

 

あっ、無理だこれ。

突き刺さる視線の前に俺は無力だ。

 

「えっと・・・・・・御手洗数馬です。小学生のころからISに乗るのが夢でした。男性操縦者になりましたがよろしくお願いします」

 

これくらいでまあいいか?

うん一応いいみたいだな。

それから自己紹介は進んでいき(このときは俺も自分のが終わり余裕ができたので聞くことができた)最後のやつ、吉井明久にまわった。

 

「えっと吉井君?・・・・聞いてますか?」

 

「え?!な、何ですか?!」

 

どうやらあいつグロッキー状態で聞いてなかったらしい。

山田先生はめちゃおろおろしている。

 

(えっとどういう状況?)

 

六年くらいたっているのにアイコンタクトは使えた。

 

(今は自己紹介中で、もう最後のお前にまわったんだよ)

 

(え?!早くない?!)

 

(お前がダウンしている間に始まったんだよ)

 

(そっか)

 

「えっと吉井君、それじゃお願いできるかな?やってもらえるよね?」

 

なんか涙目になってきてるぞ・・・・・。

ほんとに先生に見えねえーぞあの人。

 

「あっ、はい。吉井明久です・・・・・・・」

 

もうちょっとなんか言えよ。

 

「えっとこれで終わりです」

 

ほかの女子たちが思わずずっこけた。

まあなんとなくそうなる気はしていた。

 

「まったく自己紹介くらいちゃんとしろよ」

 

そこで聞き覚えのある声がした。

 

「え?」

 

教室の入り口には一夏さんが立っていた。

そういえば一夏さんはずっと職業不詳だったが、ここの教師だったのか。

この様子じゃ千冬にも言ってなかったんだな。

 

「山田先生HRを任せてしまってすみません」

 

「いえいえ織斑先生こそ会議があったんですから」

 

そこで一夏さんがこちらを向いた。

 

「俺がこの一年一組の担任の織斑一夏だ。一年間よろしく頼む。わからないことがあったら何でも言え。たいていのことは教えられるはずだ」

 

「「「き」」」

 

き?

 

「「「きゃあああああ!!」」」

 

やべっ鼓膜がやられる。

音響兵器かっての。

 

「本物の一夏様?!」

 

「夢なら醒めないで!!」

 

「私あなたの会うためにここに入学したんです!!」

 

やべえ、一夏さんの人気がすごすぎる。

俺らにとっちゃただの千冬の兄貴でいろいろ教えてくれるって人だったけどやっぱ有名人だったんだな。

 

「お前らいったん私語は慎め。それと何か質問があるなら言ってくれ。あまりにも多いと答える時間はないが」

 

それに手がどっと上がる。

いやみんな聞きたいことがありすぎるだろ。

約半数の人が手を上げていた。

 

「じゃあ、オルコット」

 

金髪の人が質問した。

 

「それでは織斑千冬さんは先生の縁者ですか?」

 

いきなりぶっこんでくれたって感じだな。

みんな興味津々という感じだ。

一夏さんが千冬とアイコンタクトで会話している。

 

(言ってもいいか?)

 

(お願いします)

 

「ああ、確かに織斑千冬は俺の妹だが、この学校で教師と接する場合は一生徒の織斑として接するのでそのつもりで。ほかの者もその点は留意するように」

 

ほかのものってのは俺たちのことだな。

明久はわかってないって顔をしているが、後で教えておかないとな。

 

その後は一夏さんがいろいろと質問に答えて時間となった。

 

 

「それじゃ次の時間は授業だから、ここでいったん休憩を入れるからな。それと織斑、御手洗、吉井、デュノア、篠ノ之ちょっとついて来い、話がある。」

 

 




一夏さんが担任なので鉄拳制裁はありません。


現在ヒロインアンケートは

数馬 

 更識刀奈 一票   更識簪 三票



明久

 ラウラ・ボーデヴィッヒ 一票 

 シャルロットデュノア 一票

です。


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