IS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)ただ今休載中 作:アマガキ
一夏さんに呼び出されたがどうなるのだろう。
そうだ明久に今のうちに忠告しとかないとな。
「三人とも久しぶり」
まずそう声をかけてきた。
「ああ、久しぶりだな」
「相変わらずバカをやっていたのか?」
「息災で何よりだ」
「僕はシャルロット・デュノア。君が数馬たちの言っていた吉井君だね?」
「えっとどういうこと?」
「シャルは、箒と一緒で千冬んちに住んでるんだよ」
「なるほどね。僕のことは明久でいいよ」
「僕はシャルでいいよ」
「それと明久さっきの話の意味わかってるんだろうな?」
「へ?」
「お前らついたからな?」
そこで一夏さんが言った。
そこは小会議室だった。
「何の話ですか?一夏さん?」
「織斑先生な。話ってのは専用機のことだ」
さっきの話をやっぱり分かってなかったんだな、明久は。
専用機は確かに男性操縦者がなぜたまにしか現れないのと、最初に登場したISとの相性が最高なのとで、その機体が渡されることになっている。
だけど千冬と箒とシャルは関係ないはずだが?
「まず知ってのとおり、吉井と御手洗には専用機が与えられる」
そこまでは知っている。
でも千冬たちは何で?
「次に織斑と篠ノ之だが、二人はちょっと事情が特殊だ。お前たちは俺や篠ノ之束の身内であり身を守る力が必要ということで、篠ノ之束お手製のISが授けられる」
「「「「「・・・・・・・・」」」」」
「「「「ええ?!」」」」「?」
明久はわかってないみたいだが、これはすさまじいことだ。
あのIS開発者の束さんのお手製だというのだ。
一夏さんの乗機白式もそうだが、世界各国がのどから手が出るほど欲しいものだろう。
「織斑のに関しては来週来るそうだが、篠ノ之に関しては七月までかかるそうだ。俺もやりすぎるなといったんだが、どうなるか分かったもんじゃない」
昔からあの人は目の前のことに集中すると周りが見えなくなる人だった。
今やストッパーたる一夏さんはそばにいない。
きっと気にせず作ってしまうのだろう。
「えっとじゃあ僕は?」
「デュノアに関してはお前の父親からの言付けなんだが、デュノア社のテストパイロットになってくれないかと言っていた。そうすれば専用機を渡すこともできると。何もできなかった父親だからせめてこれぐらいはしたいそうだ。AランクのIS適正という口実もあるからだそうだ」
「やります」
「分かった伝えておく」
「それと御手洗」
「はい」
「お前のISだが、第三世代兵装をつけることができるそうだ」
「第三世代兵装を?!」「「「?!」」」「?」
一夏さんにはみっちり予備知識をもらったが話はわかるんだが・・・
第三世代兵装というのは、現在のISのメインの研究項目である。
ISの量産を目指した第二世代から発展して、特殊兵装を搭載したISを作るのが現在の目標である。
そんなものを俺の乗る機体に?!
「お前の乗ったISは倉持技研のなんだけどな?去年一応第三世代兵装を倉持は完成させてるんだ。まだまだ調整は必要だけどな」
「それと数馬の機体に何の関係が?」
「その功績で予算が多く出たそうなんだが、今はその予算でロマン武器の研究もしてるそうなんだ」
「そんなことしてていいんですか?」
「倉持技研はロマンあふれる研究者が多いからな。それに去年一応の完成を見たやつの調整はどうしても時間がものを言うんでな。その間もう一つ作ってるらしいんだ」
「そんなものを・・・・・いいんですか?」
「どっちかっていうとむしろ男だからこそロマンを理解してくれるはずだと彼らは言っていた」
「分かりました。その申し出受けます」
「そうか」
「明日には届くらしいぞ」
「ずいぶん早いんですね?!」
「まあそういう人らだからな。それじゃそろそろ授業だからいけ」
「「「「「はい」」」」」
それにしてもまさか第三世代兵装をいただけることになるとは。
「「はあー」」
「どうしたの二人とも?」
「二人は、不安なんだよ」
「何が?」
さすがに明久でもわかるか。
「束さんが作る専用機が不安なんだよ」
「え?それってものすごいいいことなんじゃ?」
「束さんはとにかくめちゃくちゃだから」
「今はストッパー役の一夏さんもそばにいない。とんでも機体を作るのにきまってる」
「ああそういうこと」
いやもう二人から濃い負のオーラが漂っている。
二人ともそこまで面倒事が嫌いか。
「まあまあ気を取り直して元気に行こうよ」
「シャルは元気そうなんだね?」
「そりゃそうだよお父さんがぼくのために取り計らってくれたとあればね」
「シャルはわけありなんだよ」
「ふうん」
それにしても次から授業だけど明久はバカだけど大丈夫なのか?
「はい、ここまでで何かわからないことはありませんか?」
今は山田先生が授業をしている。
そうは言われたが、問題はない。
何せ身近に世界最強がいたのだ。
使えるものは使えとばかりに、基礎知識はかなり教えてもらった。
それは蘭やシャル、箒に千冬も同じというわけだ。
ただし・・・・・
「吉井君や御手洗君は大丈夫ですか?」
数少ない男性操縦者への配慮だろう。
「大丈夫です」「すみませんほとんどわかりません」
「ほ、ほとんどですか?!」
バカなうえ、一夏さんの講習を受けていない明久ではだめだろう。
あんまりの答えにほとんどの女子がずっこけている。
蘭、箒、千冬しか生き残っていない。
「えっと、ISを動かしてすぐにもらった参考書は読みましたか?」
「読んだけどほとんどわかりませんでした」
「吉井、お前には個別指導な」
一夏さんからのありがたいお言葉だ。
実際あの人の説明は非常にわかりやすくて助かった。
「それでは授業を終わります」
とりあえず二時限目は終わった。
「おい、明久大丈夫か?」
「無理・・・」
その様子を見て、周りの女子が注目する。
「あれって、吉井君と御手洗君って仲いいの?」
「あってそうそう?」
「運命の出会いってうやつ?」
どうやら腐女子が混じってるな。
そんなことを思っていると。
「ちょっと、よろしくって?」
高飛車な声で呼びかけられた。
倉持技研の人たちは愉快な方々です。
さらにこれでシャルロットが専用機を持てます。
ヒロインアンケートですが、
数馬には
更識簪に三票 更識刀奈に二票 です。
明久には
ラウラ・ボーデヴィッヒに一票
シャルロット・デュノアに一票
布仏本音に一票 です。
ご意見ご感想お待ちしております。