IS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)ただ今休載中   作:アマガキ

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第五話 クラス代表決定戦Ⅰ 暮桜

今日は月曜日。

つまりクラス代表決定戦の当日だ。

ISバトル。

ISをスポーツとした競技の一つだ。

お互いの機体のシールドエネルギーを先に0にしたほうが勝ちというルールだ。

 

ハンデとして試合じゅんは自由に決めていいことになった。

 

結果

 

第一試合 織斑千冬VSセシリアオルコット

 

第二試合 御手洗数馬VSセシリア・オルコット

 

第三試合 吉井明久VSセシリア・オルコット

 

第四試合 織斑千冬VS御手洗数馬

 

第五試合 織斑千冬VS吉井明久

 

第六試合 御手洗数馬VS吉井明久

 

となった。

 

 

 

自信満々だったんだからそれぐらいいいだろうというのが俺の意見だった。

箒や千冬は不満げだったが、オルコットが承認したのだから仕方がない。

 

 

 

 

 

私の前には白地に桜色で花弁を彩ろられたISがある。

束さんが私のために作ってくれたIS。

名を暮桜というそうだ。

 

「わりいけど織斑、フッティングとフォーマットは実戦中でやってもらうことになる。本来なら事前に終わらせるべきなのだが時間がなくてな」

 

兄さんの目には教師としての目と兄としての私を心配するような表情が浮かんでいる。

束さんは限界までこの機体を調整してくれていたらしく試合開始ぎりぎりになって届いた。

背中を預けるようにして私はISに乗り込む。

 

「じゃあ、みんな行ってくる」

 

「お前の勝利を確信しているぞ」

 

「がんばってね」

 

「まあ、負けないと思うけど」

 

「気楽にね」

 

「行ってらっしゃい」

 

「ああ、勝ってくる」

 

私はそう宣言して飛び立つ。

 

 

 

「ずいぶん遅かったのですね」

 

「悪いな、搬入が遅れてな」

 

「そうですの」

 

私は暮桜に装備一覧を提示させる。

しかしそこには一つしか載っていなかった。

 

「さて、悪いが勝たせてもらおう」

 

「冗談をおっしゃい」

 

私はたった一つの武装を展開させる。

 

『試合開始です』

 

 

 

「近接ブレードですって?!私をなめていますの?!」

 

そう。

暮桜に搭載された唯一の武装は近接ブレードだった。

束さんはほんとによくわかっている。

私にはこれしかできない。

 

直後に飛んできたレーザーを躱す。

 

「なっ?!」

 

躱したことに驚いている。

そのぐらい見え透いた攻撃を躱せないようでは全国の剣士の頂点を競うようなレベルにはなりえない。

二度三度とオルコットは狙撃を繰り返すが私はすべてを躱す。

 

「いいですわ、ならブルーティアーズの奏でるワルツで踊りなさい」

 

背中の四機のフィンアーマーが分離し独自に飛び始める。

兄さんから習ったのとシャルロットたちが調べてくれたことによりその特性は知っている。

私はただ躱し続ける。

初期形態移行(ファーストシフト)のその時まで。

 

 

 

試合が開始してから十分ほどが経っただろうか?

今のところ私の被弾数は七だ。

それ以外はすべて躱している。

そこで暮桜に変化があった。

なんというか、確かにISには自我があるというのが納得できた。

何らかの気配のようなものがISから感じられた。

そして次のビームを避けた直後暮桜は光に包まれた。

 

「なっ、あなた今まで初期設定で戦ってたんですの?!」

 

「まあ、そうだな」

 

再度装備一覧が表示された。

それを見て、形の変わった近接ブレードを見て思わずにやけてしまう。

 

近接ブレードの名前が表示されていた。

 

 

雪片漆型と。

 

 

 

 

 

ピットで俺らは千冬の試合を見ていた。

初期形態移行(ファーストシフト)を遂げた千冬の機体の装備の名に皆目を奪われていた。

 

雪片漆型(ゆきひらなながた)

 

雪片 一夏さんの専用機、白式に搭載されたブレードについている名前だ。

 

「あいつも粋なことをする」

 

「えっと織斑先生?」

 

山田先生が唯一状況をわかっていないみたいだ。

しかし俺たちは次の瞬間さらに驚くことになる。

 

 

 

 

 

雪片漆型

 

兄さんが使ったのと同じ雪片を冠する近接ブレード。

とても誇らしく思う。

そしてこの兄さんの武器に恥じないように戦わなければと思う。

 

「雪片ですって?!」

 

「そうだな。私の兄さんはほんとに最高だよ」

 

「何をいきなり?」

 

「私もそんな兄さんに誇ってもらえるような妹でなければ」

 

「は?」

 

私はさらに雪片漆型を展開していることで使用可能となったそれを発動し、すぐに突っ込む。

 

「いきなりどうしたというのです?!」

 

私の戦法が変わったことに驚いたのだろう。

周囲からビームが降り注ぐ。

しかしそれを刀身をエネルギーブレードへと切り替えた雪片で切り裂く。

 

「そんな馬鹿な」

 

切られたビームは霧散したのだ。

 

疑似単一使用能力(ワンオフアビリティ)零落白夜

 

それがこの攻撃だった。

単一使用能力(ワンオフアビリティ)とはISが自己進化する際に発言することがある能力だ。

基本的に同じものは生まれないとされている。

兄さんの機体、白式が発言した能力の模倣、ただし圧倒的に燃費が悪いと書かれていた。

その能力はエネルギーの消滅。

その代償は自分のシールドエネルギー。

それを代償に相手のシールドエネルギーすら消滅させ、一気に減らすことができる。

 

「まだですわ!ブルーティアーズは六機までありましてよ!」

 

スカートアーマーが稼働しこちらに砲口を見せる。

私はそこから放たれるミサイルに集中して、放たれたミサイルを切り裂く。

 

「そんな?!」

 

「ここからは私の間合いだ!」

 

一瞬で二度切りつける。

 

 

『勝者 織斑千冬』

 

 

 

 




主人公って千冬でしたっけ?

まず雪片漆型ですが、名前が違うだけで原作の雪片弐型とおんなじです。
弐ではなく漆というだけです。

零落白夜ですが、この作品では疑似単一使用能力となっています。
本物よりも燃費が悪く、容量も食います。

え?千冬さんが強すぎ?
そんなことないですよ原作に比べたらむっちゃ弱いですよ(当たり前)



ヒロインアンケートですが、

数馬は

更識簪に三票 更識刀奈に二票

明久は

布仏本音に三票

ラウラ・ボーデヴィッヒに二票

シャルロット・デュノアに一票  です。


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