IS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)ただ今休載中   作:アマガキ

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第六話 クラス代表決定戦Ⅱ 白雲

千冬が勝った。

まあ当然だとは思う。

千冬、および、箒の剣道で培った実力は計り知れないものがある。

さらに彼女らの模擬戦は中学剣道のレベルを超えている。

実際彼女らと模擬戦をしぼこぼこにされることが多い俺はその実力をよく知っている。

カウンターが俺の主戦術だが、それが決まらず負けることは多い。

彼女らは俺のカウンターをその気配を察知して回避する。

あんな風に撃つ気を隠さず撃ってもほとんど当たらないだろう。

回避させないように撃ってもそれもほとんど避けてしまう。

何とか退路を封じれ、当たったのはたった七発だけだったのだ。

そこに零落白夜である。

まあ順当に千冬の勝利だ。

 

そして俺の出番だ。

俺の機体・打鉄参式、別称白雲(しらぐも)だ。

俺は白雲を展開する。

白に水色のラインが入ったIS。

非固定武装(アンロックユニット)はちょっとした理由があってない。

 

「じゃあ、行ってきます」

 

武装・やや長めの近接ブレード・雲海と、これまた標準よりも大きいアサルトライフル・積乱をそれぞれ展開して出る。

 

 

 

「千冬にやられたのがショックだったのか?」

 

エネルギーを補給し終えて戻ってきたオルコットに俺は言う。

 

「そんなことありませんわ」

 

そうは言っても代表候補生になるのに努力してきただけにショックはあっただろう。

 

「そうかい」

 

『試合開始です』

 

直後に俺は横に動く。

この一週間は飛ぶ訓練ともう一つにすべて費やしたから何とか飛べる。

さっきまで俺がいたところにはレーザーが走っていた。

千冬の時に見ていたからどうにか躱せた。

 

「落ちなさい!」

 

次々とレーザーが放たれるのに対して俺は積乱を乱射する。

ろくに狙いなんかつけちゃいない。

あくまで牽制当たれば儲けものだ。

大体俺に射撃は無理だ。

そんな練習はする時間がなかった。

しかし俺は積乱でオルコットの注意を引くことに成功した。

俺はむやみに撃つだけだが、オルコットとしては当たらないように気を付けなければいけないだろう。

更に俺は回避しながら距離を詰める。

積乱の相談数は一般的な実弾兵装の三倍に及ぶ。

その弾丸を打ち続けられるうちに近接ブレードで勝負を仕掛ける。

 

「いっけえええええ!」

 

「ブルーティアーズは六機あることを忘れましたの?」

 

ミサイルビットが俺に向けられる。

だが、この状況こそ俺の作りだしたかったものだ。

 

「知ってるさ、そして喰らえ!」

 

オルコットの眼前に拳が出現し、炸裂した。

 

「きゃっ?!」

 

オルコットが吹き飛ぶ。

その隙に俺は積乱を投げ捨て、メニューを操作しさらにもう一つずつ積乱と雲海を出してもらい、積乱は展開した腕に、そして両手に雲海を持つ。

これこそがこの打鉄参式に試験運用された第三世代兵装、多腕手攻・入道だ。

イメージインターフェイスを使い第三、第四の腕を使い戦うことができるらしい。

倉持技研の人は六刀流というロマンのために研究しているらしい。

正直そのロマンは俺もわかる。

だが今は試合に集中だ。

 

「なんですの、その腕は?」

 

「各上にわざわざ教えるわけないだろ」

 

そして銃を乱射しながら近づく。

 

「くっ」

 

オルコットはおそらく今はビットを使えないだろう。

先ほどの試合を見る限りオルコットのライフルとビットが連携を見せることはなかった。

だからこのままいけば、

 

「行きなさいブルーティアーズ」

 

なに?!

積乱の銃弾がオルコットに命中したが、直後に俺を多数のレーザーが襲った。

その意味を理解した俺は乱射はやめ、全力でその場を離れる。

おそらくオルコットは俺の銃弾を受けてもそれ以上にレーザーを当てようとする肉を切らせて骨を断つやり方にシフトしたのだろう。

積乱の弾丸よりもレーザーが当たるほうが圧倒的に多いためこのままでは勝てない。

こりゃ無茶しかないか?

 

策は決まった。

まず俺はその場にとどまった。

 

「諦めましたの?いさぎのいいことですわね」

 

直後レーザーが降り注ぐ中、俺は積乱を乱射した。

オルコットではなくビットにめがけて。

ビーム三発の代償にビット一機を破壊した。

間髪入れず降り注ぐ第二劇を俺は一つは飛びだすことで回避。

もう一つには積乱をぶつけて楯にする。

さらに入道を量子化し、もう一つのビームを躱しセシリアに突っ込む。

ミサイルが飛んできたが、両の雲海で切り裂く。

千冬に続き俺にもミサイルを切られたことに動揺したようで、その動きが鈍る。

その間合いで俺は量子化した入道を再展開し、殴りつける。

よく考えたらロボットの手とはいえ女の子殴るってかなりひどくね?

其のまま二本の雲海で追い詰める。

俺は一撃でも貰ったら終わりだがその前に倒してみせる。

 

「おおおおおおおおっ」

 

「い、インターセプター!!」

 

しょーとブレードをオルコットは召喚するが、一撃で弾き飛ばす。

しかし、オルコットは俺よりも後ろを見ていた。

ってやべえ!?

 

「二連続で負けるわけにはいきませんの」

 

「ちっ」

 

 

 

試合終了を知らせるブザーが鳴り響く。

 

『この勝負、引き分けです』

 

 

ブルーティアーズから攻撃を受けた俺の白雲のシールドエネルギーは0になった。

しかし同時にビームを受けながらの俺の最後の攻撃はオルコットのブルーティアーズのシールドエネルギーを削り切っていたようだ。

 

 




前回・今回と出たオリジナルまたはオリジナル要素の強いISについての解説です。


暮桜

千冬の専用機

第三世代?

機体カラー 白地に桜色の花弁

武装 近接ブレード雪片漆型(ゆきひらなながた)  雪片の正当後継武装。漆型ということは?

仕様 疑似単一使用能力(ワンオフアビリティ)零落白夜
      篠ノ之束が単一使用能力の再現に取り組んだ機体。
      零落白夜のエネルギーの消滅機能の再現には成功したが、消費されるシールドエネル       ギーは白式よりも圧倒的に燃費が悪い。
      また膨大な拡張領域(パススロット)の容量を食うが、千冬はブレオンでも構わな       い。


打鉄三式 別称白雲(しらぐも)

数馬の専用機

機体カラー 白に水色のラインが入っている。

武装 第三世代兵装 多腕手攻(アナザーアーム)・入道×四
   近接ブレード 雲海     ×六
   アサルトライフル 積乱   ×六
     
仕様 第三世代兵装・多腕手攻の実験機
   倉持技研のロマンあふれる研究者たちが六刀流を目指して作った第三世代兵装。
   PIC領域を自由に動く大出力ブースターでもある腕をもつ。
   現実にはない第三から第六の腕を動かすため、想像力が必要。
   今のところ数馬は訓練の甲斐あって腕の一本を自在に出し入れでき銃を握って乱射するぐら   いはできる。

どうでしたか?
分かりにくければご質問ください。


ヒロインアンケートは

数馬に

更識簪 三票  更識刀奈 二票


明久に 布仏本音 三票
   
    ラウラ・ボーデヴィッヒ 二票

    シャルロット・デュノア 一票
 
    です。


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