IS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)ただ今休載中   作:アマガキ

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第八話 姉の鉄拳

パーティーの翌日。

俺たちが登校すると、みんなが何か話し込んでいた。

 

「みんななんかあったのか?」

 

「あっ、御手洗君」

 

「これは数馬さんにこそ聞いてもらうべき話ではありませんか?」

 

「確かにそうですね」

 

何やらセシリアと布仏さんが話している。

 

「どういうこと?」

 

「どうやら二組に中国から代表候補生が転入してくるらしいんですの」

 

「え?まだ学校が始まってから二週間なのに?!」

 

「それはまた妙な時期に来たものだ」

 

明久と箒も戸惑っている。

 

「中国ねぇ?」

 

蘭が連想するのもわかるが。

 

「来週のクラス対抗戦で障害となりうる可能性が高いですから」

 

「ああ」

 

納得。

確かに代表候補生ともなれば厄介な相手だろう。

 

「それに勝てば半年分の食堂のデザートのフリーパスチケットなんだよ」

 

「御手洗君が勝てばみんなが幸せになれるよ」

 

「専用気持ちは一組と四組しかいないから後は二組にさえ気をつければ何とかなるよ。きっと」

 

代表候補生に勝つ前提なのがきついところだ。

 

「そんな簡単に行くかねえ?」

 

「行くわけないでしょあたしが相手なんだから」

 

なんか懐かしい声が聞こえた。

 

「ん?」

 

「誰?」

 

「中国の代表候補生、凰鈴音。今日は宣戦布告に来たってわ・・・?!」

 

名乗ってる途中で投げられた。

 

「よくものこのこ顔を出せたわね。今ここで決着をつけてやるわ。あんたのせいでうちの愚弟が時々挙動不審で困ってたのよねぇ」

 

蘭のやつむっちゃいい笑顔している。

 

「ちょっと正々堂々戦いなさいよ」

 

関節きめられて動けなくなっている。

が、不意にランが鈴を開放する。

 

「いったい何よ?」

 

「凰、もう授業が始まるぞ?」

 

後ろから一夏さんが声をかけた。

 

「いっ、一夏さん?!」

 

「学校では織斑先生な。とにかく教室に戻れ」

 

「はい。とにかく蘭覚えておきなさいよ!」

 

そう言って教室に走っていった。

 

 

 

その後一日の授業だが、みんな興味津々といった感じだ。

まあ一夏さんのことを一夏さんと呼ぶ奴は知り合いだし。

だんだん俺たちが一夏さんと付き合いが長いということもわかってきたみたいだ。

 

 

 

そして昼休み

 

授業終了とともにドアが開き、鈴が飛び込んできて、一直線に蘭に向かった。

そして距離を詰め正拳を突き出す。

蘭はそれを受け流して腕を取りなげようとする。

素早く手を戻し今度は鈴はひじ打ちを繰り出そうとする。

が、一夏さんが二人の腕をつかんだ。

 

「お前ら教室でおっぱじめんな。さっさと飯食いに行け」

 

しぶしぶ二人とも俺らと一緒に食堂に向かう。

いや正直一夏さんが止めてくれて助かった。

そしてそれぞれ昼食を買ってきて席に着いた。

 

ちなみにメニューは、俺がかつ丼、千冬は焼き魚定食、箒はざるそば、蘭はてんぷら定食、鈴はラーメン、シャルは刺身定食、セシリアはサンドイッチだ。

明久だけは自前の弁当だ。

今更だがここの学食のメニューはバラエティに富み過ぎだろう。

 

「なんであんたは代表候補生なんかになってるの?」

 

だしぬけに蘭が聞いた。

 

「試験を受けたらA判定だったから、頑張ってみたのよ。専用気持ちともなればIS学園に入るために日本に帰ってこられるだろうし。それに弾にも会いたかったし」

 

弾の名前が出たとたんに蘭の表情が険しくなる。

前に相談されたのだが、弾が鈴にプロポーズされたときに相当複雑な気持ちだったらしい。

弟に彼女ができるのは喜ばしいことなんだけど、その相手が鈴で、なんだかんだで鈴や弾に先を越されるのが悔しくもあり、また心配でもあるそうだ。

さらにはこの一年悶々と悩んでいる弾を見るのがうっとうしかったらしい。

 

「いったいどういうことですの?」

 

一人だけ事情が分かっていないセシリアであった。

 

「鈴、話してもいい?」

 

「えっと、まあ」

 

「まずねセシリア・・・・」

 

シャルが鈴に許可を取り説明し始めた。

一方鈴と蘭は喧々諤々と言ったところか?

 

「ようするにあんたはどうしたいの?」

 

「あんたが弾とちゃんとやってけるって証明して」

 

「証明って何しろっていうのよ?」

 

「わたしと戦いなさい」

 

「そうじゃあ、屋上に行くわよ」

 

「そっちじゃないわよ」

 

「は?」

 

「せっかくIS学園なんだからISで白黒はっきりさせましょう」

 

 

 

 

 

「なるほどよくわかりました。織斑先生ともお付き合いが非常に長いことも」

 

蘭と鈴の対決が決まった一方でシャルがポカをやらかしてしまった。

俺たちの交友関係を完全に知られたみたいだ。

シャルもやっちゃったって顔をしている。

 

「織斑さんたちが?!」

 

「やっぱりそういうことだったのね」

 

「幼馴染とか・・・・」

 

こりゃ今日中に知れ渡りそうだな。

ちなみに千冬と箒、俺と明久は黙々と食べていた。

 

 

 

 

放課後

 

アリーナで打鉄をまとった蘭と中国のISをまとった鈴が対峙している。

鈴の専用機は甲龍(シェンロン)というらしい

 

「蘭のやつも何考えてんだか?」

 

専用機持ちと箒が集まって観戦している。

 

「ああ、勝つ見込みはあまりないのにな」

 

「明久でもわかることだろうに」

 

箒と千冬も言う。

 

「え?!えっと・・・そうだね専用機と訓練機じゃね」

 

「それだけではありませんわ。代表候補生である鈴さんのほうが圧倒的に搭乗時間は多いはずです」

 

そして試合が始まった。

しかし蘭は回避に徹して勝負に出ない。

逃げる蘭を鈴が近接ブレード(双天月牙というらしい)で追い回す。

 

しかし何か蘭が言ってから急に鈴の動きが荒々しくなった。

 

「あっ、あれは言ったな」

 

「言ったね」

 

「言ったな」

 

「言ったんだろうな」

 

「え?どうしたの?」

 

「なんですの?」

 

「そういや明久は転校しちまったから知らなかったっけ?」

 

「何を?」

 

「鈴は貧乳って言われるとキレるんだよ」

 

「は?」「へ?」

 

「えっとじゃああれは?」

 

「そういうことだろ」

 

アリーナでは突如蘭が吹き飛んでいた。

 

「今の衝撃砲だっけ?」

 

 

 

私は鈴を怒らせることにしたんだけど、衝撃砲によって吹き飛ばされてしまった。

一応知ってるけどほんとに見えない。

でも・・・・

 

「今のはジャブだからね?」

 

ってことは本命が来る!

私はまた躱し損ねて一撃をもらう。

その後私は衝撃砲を食らい続けて敗北した。

まあ、わかってたことだけど。

 

「これで弾とあたしのことには文句ないわよね」

 

「ほんとはもとからないけどね」

 

「は?」

 

「ただちょっとむかついたっていうかまあそんな感じなだけよ」

 

「それで負けていいの?」

 

「うん私の目的は達成したし」

 

「あんたの目的?」

 

「そう。鈴、数馬の前で衝撃砲使ったじゃん」

 

 

 

 

 

その頃 教員室

 

『はあ?!コアごと?!』

 

織斑一夏は誰かと通信を取っていた。




ついに鈴再登場。

出会いがしらの一発。
蘭は弟の件で鈴を試すかと思えば一泡吹かせたかっただけ。

さて告白の返事はどうなるのやら。

次回はクラス対抗戦かな?
束さんはゴーレム送ってきたりしませんよ?


現在ヒロインアンケートは、

数馬に

更識簪で三票 更識刀奈で二票


明久には

布仏本音 三票

ラウラ・ボーデヴィッヒ 二票

シャルロット・デュノア 一票です。


ご意見・ご感想お待ちしております。




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