IS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)ただ今休載中 作:アマガキ
アリーナのバリアを突き破ってきたそれは人型だった。
「何よあれ?」
「ISには一応見えるが?」
まずそもそもアリーナのシールドを突破してきたことがおかしい。
あれはISのシールドエネルギーと同じものだそうだ。
そんなものをあれは突破したようだ。
「ただもんじゃなさそうだな」
「とりあえず状況確認よ」
『御手洗君、凰さん聞こえますか?』
「山田先生!そっちはどうなっていますか?!」
『山田先生、代わってくれ』
「「一夏さん?!」」
『いいか!こういう時は教師が対処する。お前らは下がれ!』
『織斑先生!アリーナの緊急事態性レベルDに設定されています!』
『はあ?!これじゃ観客も・・・・』
「一夏さん俺と鈴は時間を稼ぎます」
『何言ってる!そんな危険なもの』
そこで黒いやつがビームを放ってきた。
ブルー・ティアーズのような細いビームじゃなかった。
漫画とかみたいなごついビームだった。
「やっべえ」
「シャレになんないわよこんなの」
『お前ら・・』
「一夏さん、こんなもん観客席に向けられちゃシャレになりません」
『だが・・・』
「あたしも数馬も止まるつもりありませんから」
『止めても聞かんのは昔からだな。あとで説教だから覚悟しとけ。それとそいつは無人機だ。遠慮はいらんから叩き潰せ』
「「は?!」」
そこで通信が切れた。
しかし呆けている暇はなかった。立て続けに黒いのがビームを放ってきたからだ。
「いったい何なのよこいつ!」
「一夏さんは無人機って言ったろ」
「あんたわかってんの?!」
「分かってるよっ!ISは人が乗らないと動かないってことだろ。一夏さんにみっちり習ったさ」
「じゃあなんで落ち着いてられるのよ?!」
「さあな、でも一夏さんがそうだっていうならそうだろ」
「で、どうするの」
「とりあえずもう一本腕だす」
「全部で四つあったのそれ?」
「ああ」
会話しながら俺は入道をもう一つ展開する。
さらに積乱と雲海を展開してそれぞれ入道に持たせる。
「それでどうすんの?」
「鈴は後方支援を頼む。接近戦は俺のほうが得意だからな」
「まあ、さっきあんたに押されてたしね」
鈴の承諾を受けたところで俺は突っ込む。
黒いのがこちらに右手を向ける。
直後に放たれたレーザーを俺は大きくかわしながら迫るが、左手の攻撃を前に距離を開けざる負えない。
「こりゃ厄介そうだ」
もう何度目になるか?
俺が近づく、黒いのがレーザーを打つ、俺が交わしながら迫るがもう一方の手で反撃が来る。
それをやり過ごしても次の手が来て攻めに回れない。
レーザーを警戒しながら、近接戦を続けているとそのうちぼろが出て奴の攻撃を受ける。
その時の離脱の際に鈴が援護してくれるがこのままじゃらちが明かない。
あいつありえねーよ。
三本の腕で剣をふるってるのに全部対処するし、残り三本での積乱の乱射も気にせず攻撃してくる。
「こりゃマジでかてねーぞ!あんなの対処できねーって」
「わかってるわよ!大体あんたがちょこまか動くから援護もしづらいのよ!」
「そうでもしなきゃレーザーの餌食になって終わりだからな」
「で?どうすんの?」
「さあ、どうすっかな?」
「なんかないの?!」
「あいつに助けてもらおうぜ」
「?」
直後再びアリーナのバリアが破られた。
そして白いIS、灰色のIS、橙のISが下りてきた。
「加勢に来たよ」
「大丈夫か?」
「二人ともお待たせ」
明久・千冬・シャルの三人だ。
「ずいぶん早いな、来てくれたらとは思ったけどよくこれたな」
「兄さんが私たちをすぐに行かしてくれたからな」
「ちょうどいい、シャル、鈴、明久一斉放火で動きを止めてくれ」
俺の指示を聞いて三人が衝撃砲・アサルトライフルなどをそれぞれ放つ。
しかし飛び上がりレーザーを放とうとする。
「ちゃんと決めろよ千冬!」
俺は
加速のこもったこの攻撃により黒いのの手足を完全に封じる。
鈴と俺だけなら決め手に欠けるのでここで手詰まりだがこのメンバーならやれる。
「ああ!」
同じく瞬時加速を使った千冬が動きの一瞬止まった黒いのを疑似
ここで零落白夜について解説しよう。
その特性はエネルギーの消滅。
これによりシールドエネルギーを消滅させることで突破し、ISの最終防護システム・絶対防御を作動させることで相手のシールドエネルギーを激しく消滅させる能力だ。
ただしこの能力はこれでセーブした状態である。
この攻撃を連続で繰り返すことでシールドエネルギーを削り切り、操縦者を死に至らしめるほどなのである。
そして今回相手は無人機。
何の遠慮もする必要はなかった。
更に黒いのは無人機なので絶対防御もなかったようだ。
よって零落白夜によって黒いのは手足をもがれ完全に動きを止めたようだ。
「終わった見たいだな」
マジ俺と鈴は試合からの連戦なんで疲れた。
「数馬危ない!!」
明久が何か叫んだ。
ISのハイパーセンサーは黒いのの腕が俺に襲いかかるのをとらえたが、これじゃ間に合わねえ!!
しかしその腕は空から降り注いだビームによって打ち砕かれた。
『大丈夫でしたか?』
どうやらセシリアはバリアぎりぎりで待機していたようだ。
「助かったよ」
どうやら一件落着っぽいな。
無人機戦は無事終了しました。
いったい誰がこんなものを送ってきたのやら。
数馬はカウンター型のため状況の把握にも優れています。
ゆえに援軍が来た時点で勝てる見込みが多いと考え、攻勢に出ました。
それまでは時間稼ぎ目的多め・観客に被害がいかないようにしてエネルギーも削れたらいいなって程度の消極策です。
ヒロインアンケートですが、
御手洗数馬には
更識簪三票 更識刀奈二票
明久には
ラウラ・ボーデヴィッヒ 三票 布仏本音 三票
シャルロット・デュノア 一票
です。
ご意見ご感想お待ちしております。