IS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)ただ今休載中 作:アマガキ
彼女視点というだけです。
私は五反田蘭。
小学一年生。
なんだけれど今友達の御手洗数馬に聞いた話に驚くやらあきれるやらといったところだ。
数馬が言うには喧嘩でぼろ負けしたらしい。
喧嘩をするならどっちかっていうとバカの明久のイメージが強い。
どころか今回は先生を呼んで止めた側らしい。
幼稚園からの付き合いとしては驚きだ。
さらに驚きなのが、
「えっと、ほんとにあの織斑と喧嘩したの?」
「だからほんとだって」
「ほんとに数馬ぼこぼこにされてたんだよ」
明久も言ってるからほんとなんだろうけど。
あの普段そんなにしゃべらない。
それもしゃべっても妙に硬い織斑と・・・・・・。
「まあ、俺明日から道場ってのに通うから」
「ふうん」
みんなから妙に浮いたそいつらのことがちょっと気になった。
気にはなったと思っていたけど、まさか一週間以内に会話することになるとは思わなかった。
いつも通り数馬、明久、雄二、と四人で遊ぶことになったのだが、その時に突然数馬が言い出したのだ。
「織斑と篠ノ之も呼ぼうぜ」
「まあ別にいいわよ」
「いいんじゃない?」
「別にいいぞ」
そんなこんなで織斑千冬と篠ノ之箒を交えて遊んだのだが、
「えっと、鬼ごっこやったことないの?」
「ああ」「うむ」
ちょっとしたかるちゃーしょっく?だ。
「遊んだことないの?」
バカの明久はめちゃくちゃ混乱しているし、めちゃくちゃ頭のいい雄二も驚いている。
「私はずっと剣道をしていたものでな」
「私もだ」
「放課後はずっと剣道?」
「そんな感じだな」
「じゃあ、ルール教えるわよ」
そのあと鬼ごっこやかくれんぼ、缶けりとかいろいろやったんだけど・・・・・・
「ね・・・え・・ゼエ・・・あんたたち・・・・強すぎない?」
「そう・・・・だよ」
「あり・・えね」
「織斑も篠ノ之も強すぎだって」
最近道場に通い始めた数馬以外はヘロヘロになった。
何あれめちゃくちゃ強い。
「すまないな」
「楽しかったよ、ありがとう」
なんか二人とも申し訳なさそうだ。
「まあ、楽しかったのはこっちもだよなあ?」
「うん」「うん」「ああ」
「そういってくれるとありがたい」
「それはよかった」
二人とも笑ったらきれいなんだな。
うらやましい。
「ほうきちゃーん!!ちーちゃーん!!」
「何?」
「篠ノ之の姉さんだ」
私が聞いたら数馬が答えてくれた。
その直後にウサ耳をつけた女の人が織斑と篠ノ之に飛びついてきた。
「ちょっとやめてください、姉さん」
條々之がもがいてるけど、その人一向にやめようとしない。
「「「えっと・・・・・・」」」
「大丈夫だって。いつものことだから」
これがいつもとか篠ノ之が大変そう。
「おーい束ー。どこ行ったんだー?」
篠ノ之のお姉ちゃんが来たほうから声が聞こえる。
「いっくーん、こっちだよー」
「あっ、兄さん」
「おっ、千冬もいたのか。束急に走り出すなよ、追っかけるの大変だから」
「ゴメンゴメン~。でも学会で疲れたんだもん。ほうきちゃん分を補給しないと」
「学会?!」
雄二が反応してる。
そんなにすごいの?
「雄二、がっかいって何?」
「がっかいってのは理科とかのすごい人の発表会みたいなもんだよ」
「理科ってなんすか?」
わたしも知らないから教えてほしい。
「あれ?授業に理科ないっけ千冬?」
「ありませんよ?」
「えっと・・・・じゃああれだ生活だ」
「「ああー」」
「分かってくれたみたいだな」
うん、私にもこんなお兄ちゃんがいたらなーって思える人だ。
「そういや、自己紹介まだだったな。って束そろそろやめとけよ、箒苦しそうだぞ?!」
「おっと、箒ちゃんゴメンゴメン~」
「束も千冬らの友達に自己紹介しろよ」
「おっと、ゴメンねー。束さんはついつい目の前のことしか見えなくなっちゃうの。えっと篠ノ之束だよ。気軽に束さんと呼んでくれたまえ」
「俺は織斑一夏だ。見てわかると思うが千冬の兄だ。妹のことよろしくな」
「兄さん・・・・・まだ友達というわけでは・・・・」
「ならこれからなればいい。君たちの名前聞いてもいいか?」
「吉井明久です」
「五反田蘭です」
「坂本雄二です」
「そっか、これからもこいつらと遊んでやってくれな」
「束さんからもよろしくお願いするよー」
「「「「はい」」」」
千冬と箒にあって一年ほどたったかな?
今は小学二年の夏休みだ。
「ねえ、千冬、作文なんてなければいいと思わない?」
「そうやって逃げても解決にはならないぞ」
「まあ、そうだけど」
「それに文章を書くのは大事らしい」
「誰が言ってたの?」
「兄さんだよ。考えをまとめて人に伝えるのに大事らしい」
「ふうん」
一夏さんが言うならそうなんだろうな。
「くそー終わんないなあ」
今日はみんなで千冬んちで宿題をしている。
ほんとにこの一年で仲良くなったものだと思う。
お互いに名前で呼び合うくらいには仲良くなった。
「そういや千冬、一夏さんしばらくいないんだって?」
数馬が聞く。
「ああ、なんか実験しに行くらしい」
「「「「実験?」」」」
「ああ、姉さんもおとといからそれでいないぞ」
ふうん、束さんも一緒か。
「何の実験なんだ?」
雄二も興味津々だ。
ほんとにこうゆうことが好きなんだ。
「なんか白い鎧みたいなやつだった」
「飛べるらしいぞ?」
「「「「?」」」」
ちょっとよくわからない。
飛べる?鎧?
「よくわからんが」
「それよりいったん止めにしない?疲れたしさ」
思ったままに口にする。
「そうだな。飛ぶ鎧の話も聞きたいし」
「テレビ見てもいい?」
明久はほんとにマイペースだ。
テレビを見る明久を除いて話を続ける。
「どんな実験なんだ?」
「なんかお偉いさんに飛ぶのを見せるとか言っていたぞ」
「飛ぶ鎧か・・・・」
「束さんなら何作ってもおかしくない気がするけどな」
数馬の言う通りだと思う。
たぶん今更あの人が何作ろうが、多分驚かない。
「ねえねえ」
そこでテレビを見ていた明久が声をかけてきた。
一体何よ?
「白い鎧ってこんなの?」
なんかテレビにそれっぽいのが写っていた。
「映画の宣伝?」
「違うこれニュースだぞ」
「「「「?!」」」」
雄二の発言に驚く。
『中東のこの国家は大戦中に小国を併呑していたこともありそのことがクーデターの引き金になったとみられています』
『それよりもこのロボット?ですよ』
『やすやすとミサイルを切り落としていますね』
『こんなものがあれば世界のパワーバランスは一気に崩れますよ』
何やら千冬と箒が震えている。
「どうしたの二人とも?」
「あの・・・・・・白いのが家にあった・・・・・やつだぞ」
「だがこれは中東だって」
「にいさん・・・・中東のほうに行くって・・・・・」
この年、世界は一変することになった。
ついにIS登場。
原作とは違いますが今作ではこれが白騎士事件です。
どのようにしてこうなったのかはいずれ一夏視点で語ります。