IS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)ただ今休載中 作:アマガキ
例の無人機を倒してから数時間後俺たちはようやく解放された。
どうやらあの無人機(ゴーレムというらしい)は機密にあたるらしく、それに関して口外しないという誓約書を書かされたりしていた。
まあそれ以上に無茶したことについてかなり怒られたが。
特に千冬とシャルは厳しく怒られていた
まあ一夏さんは二人の親代わりとしての面もあるので危険な目にあったことが我慢ならないのだろう。
それでもおれたちが無茶をするのを予想してそれを黙って見ていないだろう千冬たちを援軍に出したのはなんか複雑な感じだ。
それにどうやら一夏さんはあの無人機のことを知ってるみたいだ。
一体何を知っているんだ?
その後メディカルチェックを受け(俺と鈴には特に念入りだった)、夕食を食うことになった。
「で?結局対抗戦はなしになっちゃったわね」
「せっかくいいとこまで追い詰めたのに」
「うっ、次は負けないわよ」
「そりゃ次は今回みたいにはいかないだろうよ。ほとんど不意打ちなんだから」
「それより今週末どっかに遊びに行かない?」
蘭が言い始めた。
「そうだな。蘭の家でいいんじゃないか?」
「そうだね。弾にもずいぶんあってないや」
何も考えず明久が同意する。
「そうだね。鈴もそれでいいよね」
そうシャルが言うと、
「え、あ、・・・・・うん」
鈴が顔を真っ赤にしていた。
それをみんなでにやにや見ていると、
「何よ!あんたたち!」
いやあほんと週末が楽しそうだ。
IS学園地下
重要機密エリア
「織斑先生解析結果が出ました」
「お。ありがとう」
一夏はその書類と端末のデータを見比べる。
「織斑先生が言ったとおりあれは無人機でした」
「まあな」
「あと特筆すべき点はあのISのコアナンバーが606だったことですね」
「そうか」
「お、驚かないんですか?!世界に今あるコアで最新のもののナンバーは604ですよね?!」
「知ってるさ、むしろ606でよかった」
「え?」
「すでにIS委員会には報告済みだけど一週間前に束から連絡があった」
「篠ノ之束博士からですか?!」
「ああ。何でも遠隔操作の無人ISの開発に成功したとのことだ」
「無人って、それじゃこれは・・・・・」
「確かにフレーム及び機構は束の作ったやつだ。何より搭載コアが606だ」
「つまりこれは篠ノ之博士が送り込んだってことですか?!」
「いや、あいつはそんなことはしない!」
「すみません」
「いや俺も熱くなって悪かった。束の話じゃエキシビジョンとしてこのゴーレムで今年おさめる予定だったISコアを委員会に届けさせようとしたらしい」
山田先生は息をのんで話の続きを待つ。
何せこれは重要機密だ。
いきなり話されて驚いてもいるのだろう。
「二週間前、輸送中にこのゴーレムは撃墜されたらしい」
「ということは?」
「この二週間でこいつは修理され解析されたことになる。この件に関しては今頃IS委員会を通して各国に伝えられているだろう」
「つまりこのISを襲った人の手にISコアが渡ったのですね?」
「ああ。束の話じゃ、608から622までのコアが持って行かれたってさ」
「そんなに」
「ゴーレムにはビーム兵器が付け足されてるな。これ見る限りISの装備も作れるみたいだから厄介だな」
「ビーム兵器のことまでよくわかりますね?」
「束の仕様書には乗っていないからな」
「仕様書?」
「俺がい今見てるこいつは本来のゴーレムの仕様書だよ」
「そっ、そんなもの持ってたんですか?!」
「ああ、これ見る限りじゃフレームは未改造だ」
「なんで織斑さんたちに教えてあげなかったんですか?」
「こんなもん見せても理解できっこないしな。それに事前情報はマイナスになることもある。それにもしもの時のために生徒会には伝えておいた。さらに言えば機密だから言えなかったってこともあるんだがな。無茶したことは怒り飛ばしたものの、知っていながらろくな対策を用意できなかった俺が情けないよ」
「そ、そんなことありませんよ!一夏先輩は精いっぱいやったじゃないですか」
「ああ、そうかな?それと山田先生、織斑先生な」
「は、はい」
その時に端末が着信を示した。
「もしもし」
『もひねす、もひねす、ひねもす~。いっくんのアイドル束さんだよ~』
「アイドルねー?そんなに興味ないんだが」
『そんなこといわないでよ~』
「本題に入ってくれないか?ここ六年連絡すらしなかったお前が連絡するほどの案件だ。結構厄介な事態なんだろう?」
『そうだよ。とりあえず単刀直入にいうと奴らだね』
「そうか」
『それでコアナンバーは?』
「お前の言う通り606だった。それと武装にビームが付いていた。あとはアリーナのシステムがハッキングされた。その件に心当たりは?」
『ハッキングか~?たぶん前に作った演算機能を入れちゃったんだと思うよ。それが転用されたんだね』
「そりゃ厄介だな」
『とにかくそういうことだね。箒ちゃんは元気?』
「元気だよ。何せ俺が親代わりなんだ」
『そうだね。じゃあね』
「ああ」
そこで電話は切れた。
なんだかんだであいつは足跡を辿られないように俺とすら連絡を取っていなかった。
さびしい思いをしたことだろう。
夏にようやく口実をつけてこれるが、六年ぶりになるのか。
それにしても・・・・
「
どうでしたか?
次回からは二巻に突入します。
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