IS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)ただ今休載中   作:アマガキ

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第九話 数馬VS明久

二回戦

 

俺と蘭の相手は順当に明久になった。

他の専用機持ちも千冬と当たったセシリア以外は勝ち残ったみたいだ。

 

「明久の動きは頭に入ってるよな?」

 

「ええ、大丈夫よ」

 

さて行きますか。

 

 

 

 

 

『試合開始!』

 

今回俺はまず瞬時加速(イグニッションブースト)で鷹月さんをひっつかんで地面に突っ込んだ。

こういう時はほんとに腕がたくさんあるのが有利に働く。

更に蘭から受け取っていた煙幕弾を地面にたたきつける。

これで誰にも見られず技を使うことができる。

 

 

「くっそー!!」

 

私の攻撃をかわして進路を変えた明久が叫ぶ。

今私は明久相手の足止めを行っている。

数馬の作戦ではまず鷹月さんを倒すことになった。

数馬曰く明久の回避能力は厄介極まりないので二対一がいいという提案だった。

まあ確かに数馬と明久の試合はひどかった、めちゃくちゃ地味で観客が飽き飽きしていたのだから。

私のみる限りでは視線やらなんやら使えるだけのフェイントを使っていたみたいだけどそれもとことん躱されていた。

逆に回避はすごかったが、明久の攻撃はまだまだ隙も多くカウンターで確実にシールドエネルギーを削ることで数馬が勝利を収めた。

ただしあの後めちゃくちゃ疲れてた。

そんだけ疲れるようなことを勝ち抜き戦でやるわけにはいかない。

故により仕留めやすいであろう二対一に持ち込むため今数馬が鷹月さんを仕留めにかかってる。

煙幕の中からガンガンなってるけど一体何してるのやら?

 

『邪魔しないでよ蘭!』

 

「邪魔するのが仕事なのに何言ってんの」

 

同じ打鉄同士だっていうのに結構差がある。

これが専用機ってことなの?

でもだてに明久の幼馴染だったわけじゃない。

明久の考え方とかもよく知っている。

だからこそ足止めに成功していた。

 

「終わったぜ蘭!」

 

数馬がやってきた。

 

 

 

俺は無事鷹月さんを倒し蘭のところにやってきた。

 

「予定通りにやるぞ」

 

「了解」

 

俺は瞬時加速で一気に明久との距離を詰め、切りかかる。

明久は躱しながら、距離を取ろうとするが進路を蘭が銃撃で封じる。

さすがの回避能力でも三つの雲海を同時に裁くことはできず攻撃を受ける。

瞬時加速を習得していない明久では蘭の妨害を突破して逃げることはできない。

前回よりも俺の手数が増えているのでこのまま削り切れる。

 

『くっそおーっ!』

 

近接ブレードで反撃しようとしてきたが、雲海の一つではじく。

アサルトライフルはとうに弾き飛ばした。

 

「まだまだだな明久!」

 

『何か手は?!』

 

こんな状況でもあきらめないのはすごいと思う。

むしろ攻撃が当たりにくくなっていないか?

あれ?これってまずいパターンじゃねえ?

 

その後だんだん攻撃は当たりにくくなっていったが着々とシールドエネルギーはなくなっていった。

 

「これでとどめだ!」

 

しかし最後の一太刀を加えようとしたとき明久が消えた。

その直後に轟音が鳴り響いた。

 

『勝者五反田&御手洗ペア』

 

「「へ?」」

 

明久がアリーナの地面にぶち当たっていた。

どうやら瞬時加速を土壇場で発動したみたいだ。

しかしそれによってシールドエネルギーを消耗した挙句にコントロールを誤って地面に突っ込んだんじゃダメージもでかいよな。

 

こんな感じで俺対明久の戦いは決着がついた。

そのあと蘭と一緒に急いで移動した。

どうしても見たい試合があったのでちゃんと席に着きたかったのだ。

 

三回戦第一試合

 

織斑千冬&谷本癒子 VS 更識刀奈&布仏虚

 

生徒会長の妹と噂のロシアの代表候補生。

つまり簪さんの妹。

 

 

 

専用機持ちはまた順当に勝ち上がり三回戦を迎えていた。

そして私の次の相手は専用機持ちの中でも知らない人間。

一二回戦の映像を見る限り槍を使うみたいだが・・・・・・。

更に名前も気になる。

更識(・・)刀奈。

二年前にお世話になった簪さんと同じ苗字に同じ髪。

あの人の妹なのだろうか?

噂では更識刀奈は生徒会長の妹らしいがとなると生徒会長は簪さんなのか?

つまり日本の国家代表ということになる・・・・。

日本の国家代表は兄さんがそのうち会うことになると言って教えてくれなかったからそういうことなのだろうか?

そんなことを考えながら歩いていると人にぶつかってしまった。

 

「あっ、すみませ・・・・え?簪さん?!」

 

「あっ、千冬久しぶり」

 

 

 

「やはりそういうことだったんですか」

 

私の推測は当たっていた。

まあ、その推測自体数馬がかつて簪さんはただものじゃないと思うといったのを聞いてなかったら思いつかなかっただろう。

 

「次の試合頑張ってね」

 

「妹さんを応援しないんですか?」

 

「応援してるよ。でも刀奈は強いから。千冬みたいに天才なうえに努力する子だから気を付けてね」

 

「兄さんの名に恥じるような試合はしません。それにもとより負ける気もありません」

 

「頑張ってね」

 

 

 

 

 

「はあ」

 

千冬が言ったのを確認して少し溜息がでた。

天才なのに自分を過小評価し、兄妹を過大評価する妹。

兄としてうれしいがちょっと複雑だと師匠(せんせい)は語っていた。

私たちにできることはそんな妹に恥じない自分であること。

その通りだと思う。

 

「おねえちゃーーーーーん!!」

 

刀奈だ。

 

「どうしたの?」

 

「次も勝つから見ててよね!」

 

「分かった」

 

でもこのシスコンっぷりはやめて欲しい。

 




本当に申し訳ない話ですが、このIS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)を一時休載させていただきます。

理由としては二巻以降の内容のプランが穴だらけなこと。
原作を保有していないので限界が来ていることなどです。
一環のころはすらすら書けたんですが、最近限界っぽくていろいろ詰まってしまっているので別のものをかいてこちらが書けるようになったら復帰する予定ですので続きをお待ちの方はそれまでお待ちください。

本当にすみません。
今年中には復活いたしますので。

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