IS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)ただ今休載中 作:アマガキ
私は凰鈴音。
小学四年生。
両親が日本に来るのに合わせて春休みに引っ越して来たんだけど・・・。
学校でどうにもなじめないの。
日本語がどうにも慣れていなくて、話づらい。
ちょっと変だからってなにもからかってくることないのに・・・。
転校してもう二週間・・・
まだ馴染めない。
そろそろ学校に行くのが嫌になりそうだ。
何でっていえば先生に隠れてからかってくるやつらがいるの。
ほんとにやめてほしい。
今日もまたあいつらがやってきた。
「どうしたんだよ、リンリン」
「ほら笹食えよ、笹」
「リンリンっていうくらいなら食えるだろ?」
無理難題を押し付けてくる。
やめてよ。
大体私はパンダじゃない。
そんなこともわからないの?!
それでも私とあいつらじゃ体格も力も違うからかないっこない・・・・。
誰か、助けてくれないかな?
そんなことを考えていると、いきなりこっちに来た男の子がそいつらのうちの一人を後ろから殴った。
「何してんだよ!?あんたら!」
赤い髪のそいつは啖呵を切って、喧嘩を始めようとしたが、相手は手を出さない。
「どうしたんだよ。来ねえのか?あんたらさんざん姉御らに言われてもわからないみたいだしな?」
「おっ、お前らみたいなの相手にしてられるかあー!!」
「そうだ!そうだー!!」
「きょっ今日はこれぐらいにしといてやるからなあー!!」
そう捨て台詞を吐いて行ってしまった。
えっとどうゆうこと?
「お前大丈夫か?」
「えっと、まあ・・・・」
ほんとは怖かったけど、意地をはっちゃった。
「そっか・・・えっとお前見た覚え内から転校生かな?うちの学年に来た覚えないし・・・・お前二年か?」
「・・・・・・・・・・」
「どうしたんだ?腰でも抜けたのか?」
ブチ切れそうになったのをこらえる。
こいつはいいやつ・・・・・
ここはこらえて・・・・・・
「・・・・・わ・・・・しよ・・・・ん」
「え?」
「私、は四年だっつってんの!!」
そいつはきょとんとしてこっちを見ている。
「・・・・・・うう・・・・・・」
確かに私は背が低いけど・・・・・。
そこまで小さく見なくても・・・・・。
「わっ悪いな・・・・気にしてんだな・・・・・」
「いいわよ・・・・・もう・・・・・」
「そうか」
そういやこいつは誰なんだろう?
「わたしは・・・・・・・凰鈴音・・・・あんたは?」
「そういや名前言ってなかったな」
それを聞きたいのよ。
「俺は五反田弾。クラスは三年一組だ」
年下?!
「・・・・・・」
「どうした?」
「私、は四年二組・・・・・・」
「お前年上なの?!」
「私がびっくりよ?!あん、た年下なの?!」
「えっと、じゃあ姉貴らとおんなじクラスなのか?」
「姉貴って誰よ?それに私クラス、に馴染めてないし・・・・・」
「ふうん。明兄や数兄はそんなのほっとかないと思うんだがなあ」
「そういわ、れても・・・・・私浮いてるし」
「じゃあ、お前を姉貴らに紹介してやんよ。えっとファー・・・・?」
「凰鈴音、よ」
「言いづらいから鈴でいいか?」
「い、いいわよ」
それで弾に連れて行かれてついて行かれた教室でそいつらは話し合っていた。
「おう、弾久々じゃん」
「久しぶり弾」
黒髪のやつと茶髪のやつが言う。
「こんちは。今日はちょっと紹介したい奴がいるんです。」
「?」
「えっとその子?」
「ん?どこかで見たような・・・・・?」
「というかうちのクラスじゃね?」
髪型をポニーテールにした奴に続いて先ほどの黒髪が言う。
「どういうことか説明して、弾」
弾とおんなじ髪の色をした奴が言う。
「ようするに根本たちですよ。姉御たちに見つからないように隠しながらいじめてたみたいです」
簡単に言ってくれるなあ。
っていうかこいつらそんなにあいつらに恐れられてるの?
「すまない」「ごめんなさい」
「は?」
え?何?
いきなり黒髪と茶髪が頭下げ始めたんですけど・・・・
「関係ないのに何で?」
「いやクラスメイトが困ってたら助けるのは当然だろ?」
「それに困ってるのに気づけなかったのは僕らが悪いし」
「は?」
何この絵にかいたようなお人よし。
こんな奴いるんだ。
「まあ、明兄と数兄はそういうよな」
「それがお前たちだしな」
「相も変わらずよくやる」
「まあ、あんたたちだしね」
何でこいつらいつものことみたいに反応してるの?!
「君の名前を聞かせてもらえるかな?」
「凰鈴音よ」
「鈴って呼んでいいそうっすよ」
勝手なこと言って。
まあ、名前間違われるよりはいいか。
「そりゃよかった。明久は確実に名前間違えるだろうからな」
「そうな、の?!」
「こいつめっちゃバカだから」
「バカバカ言うなよ」
「事実だから仕方がないではないか」
「う・・・・・」
「とりあえず俺は御手洗数馬。よろしくな」
「えっと、バカバカ言われてる吉井明久です」
「身を挺して笑わせようとしなくてもいいんだぞ。私は織斑千冬だ」
「そうだな。私は篠ノ之箒という」
「私は五反田蘭。弾の姉よ」
「そういや大将いないんですか?」
「ああ、今雄二と霧島さんがらみで裏工作の会議してたから雄二はいないんだよ」
「なるほど。協力しますよ」
「まっ、いろいろあるかもだけどよろしくな?」
「ほんとあんたたちってめちゃくちゃよねえ」
「「「「「「何が?」」」」」」
「いやちょっと独り言」
今は千冬んちで冬休みの宿題をしている。
しかしこいつらとつるみだしてから驚くことが多すぎていろいろ慣れてしまった。
何せ二年前に有名になった、最強の兵器ISの開発者の篠ノ之束があの堅物の箒のお姉さんだというのだ。
さらに千冬のお兄さんが世界最強のジークフリードだっていうんだから驚いたのなんの。
今ISのせいで世界はやや男にきつい世界になっているけど、もともとは宇宙で自由に動けるようにするためのものだって知って驚いた。
あんまりそんな話は聞かないから。
この半年で私はみんなと仲良くなれた。
私がみんなと仲良くなった当初にやっていた雄二と翔子をくっつけようとしていたやつは雄二の自分で決着をつけるという宣言で手出ししないことになった。
それと明久が親の事情で引っ越していってしまった。
あいつは数馬と、必ずISに乗れるようになってIS学園で会おうと誓い合っていた。
あの二人一夏さんに話を聞いて以来ISで空を飛ぶのが夢らしい。
引っ越しの前日に一夏さんが私たちにISの研究所に連れて行ってくれてISを生で見せてくれた。
ISを生で見るのは千冬と箒以外は初めてなのでその迫力に圧倒された。
そうして今は明久が欠けはしたがみんなで楽しくやっている。
それに今日はお泊まり会だ。
きっかけは蘭と翔子が箒が千冬の家に住んでるのから思いつき、お泊り会をやってみたいと考えたからだ。
一夏さんもあっさり許可したので拍子抜けだったが、今日は外国に行かなければいけない仕事だからだそうで、箒や千冬には時々さみしい思いをさせているかららしい。
男子も参加したがったのはさすがにダメだと思ったんだけど、一夏さんが何やら念入りに話をしてから許可が出た。
一体何を話してたんだろう?
そうしてみんなで料理を作ったり、楽しくお泊り会をした次の朝。
一夏さんが帰ってきたんだけど・・・・・・・
「えっと・・・・・・兄さんその子は?」
「この子は今日から家に住むことになったから」
「「え?」」
なんか金髪の女の子を連れてきたのよ・・・・・・
鈴登場です。
さて次回はいったい誰視点になるのやら。
ちなみに今回ようやく弾が出てきましたが、主要キャラに対してのそれぞれの呼び方は
五反田蘭 ← 姉貴
御手洗数馬 ← 数兄
吉井明久 ← 明兄
織斑千冬 ← 姐さん
篠ノ之箒 ← 姉御
坂本雄二 ← 大将
凰鈴音 ← 鈴
織斑一夏 ← 一夏さん
です。
現在活動報告にて数馬のヒロインをだれにするかのアンケート中です。
さらに付け加えて明久のヒロイン募集も作りました。
どしどしご応募ください。
現在数馬は
更識刀奈に一票
です。