IS CHANGE・BROTHER AND SISTER(仮)ただ今休載中   作:アマガキ

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ついに数馬のターン


御手洗 数馬

俺の前には今ISがある。

日本の倉持技研が作りだし、世界第二位のシェアを誇るIS・打鉄だ。

防御力が高く、非固定装置(アンロックユニット)の肩装甲は自動修復することで高い防御力を持っている。

もう中学を卒業してしまった。

さすがにこれ以降はきつくなってくるな。

 

 

 

 

小1の時。

あのころはまだISはなかった。

あのころは篠ノ之箒も織斑千冬もちょっと友達を作るのが苦手な剣道少女だった。

最初にあったきっかけは根本たちが千冬をからかっていた時だった。

女子一人相手に三人でからかうというやつらにイラついて倒したのが始まりだった。

その際にちょっと千冬に被害があり、すでにブチ切れ寸前だった千冬をキレさせた。

そして千冬とけんかになった。

そう千冬は言っているが、正直あれは喧嘩じゃなかった。

そんな青春の一コマみたいなんじゃなくて一方的に俺がやられていただけだ。

いや、マジでフルぼっこだった。

それが悔しくて篠ノ之道場に通い始めたんだった。

そこで束さんや一夏さんと知り合ったんだった。

束さんは何か一つのことにすぐのめり込んでしまう性格だったけど、一夏さんがうまくフォローしていた。

阿吽の呼吸ってやつだった。

 

 

 

そして一年以上が立った小二の夏休み。

ISがテレビに出てきた。

それも戦車とかぶっ潰した兵器としてだ。

それはすさまじいものだった。

ほんとロボットアニメか何かのようなそれに心躍った。

しかし雄二に危険性を解かれ、さらに乗り手が一夏さんだということに驚いたものだ。

そこからはほんとに世界はめまぐるしく動いた。

ふつうは小学生には何が起こっているか理解しづらいのだが、身近に開発者とその助手がいたのが大きかった。

ほんとにいろいろ聞いたぜ。

 

「空は広いけど、この翼があればどこへでも行けるって感じたかな」

 

これは空を飛べた感想を聞いたときに聞いた言葉だ。

思えば俺はこの言葉に魅せられていたのだろう。

ISは男には使えない。

しかしISコアに認められれば(一夏さんはそう表現していた。)男性でも乗れる望みがあるらしい。

そのわずかな望みに俺はかけたいと思った。

今もまだその思いは持ち続けている。

その後、小3から小4になるころには、束さんは失踪し、一夏さんは世界最強になり、箒は一夏さんちに住むようにっていた。

 

 

小4の四月。

鈴が転校してきた。

クラスから浮いていたらしいが当時おれたちは雄二と翔子をくっつけようと画策し、忙しかったので気づいていなかった。

その間に根本たちが俺たちに隠れていじめてたらしい。

弾が助けて俺たちと遊ぶようになった。

 

その夏休み。

明久が親の事情で転校したんだよな。

お別れ会的なことを俺たちでやった。

でも一夏さんのサプライズが特にすごかった。

本物のISを見せてくれたのだ。

最近聞いたところによると倉持技研のラボだったらしい。

ほんとにすごかった。

だから思わず言ってしまった。

 

「絶対いつかお前に乗って空飛んでやる」

 

つい言ってしまった言葉にみんな苦笑いしていた。

俺もめっちゃ恥ずかしかった。

さあ以後に別れ際に明久とはIS操縦者になることを誓い合った。

 

 

 

そして冬休み。

俺たちはお泊り会をした。

いや、やるといった時の一夏さんときたらマジでド迫力だった。

 

「いいか、千冬や箒、ほかの子にも何かあったら承知しないぞ。問題も起こすんじゃないぞ」

 

「「「はい」」」

 

「もっと気持ちを込めて返事しろ」

 

「「「はい!!」」」

 

静かに覇気を放っていた。

 

まあお泊り会自体はそんなに問題があったわけじゃない。

料理対決とかやったけど。

何でみんなあんなにうまいんだよ。

俺の一人負けだった。

その翌朝に一夏さんがシャルを連れてきた。

箒同様の事情持ちということで俺たちは納得した。

 

 

そして小六の夏、第二回モンドグロッソが行われた。

開催地はドイツ。

俺も一夏さんの専用機、白式が戦うところを見たかったんだが小学生が一人で行くのは無理だった。

テレビで我慢するしかなかった。

しかし二日目の決勝。

俺は驚愕した。

一夏さんが棄権したというのだ。

そのわけは帰ってきた千冬が教えてくれた。

千冬が誘拐されたのだと。

それで試合を一夏さんは棄権し、助けに行ったそうだ。

その借りを返すため一夏さんは一年間ドイツに指導しに行ってしまった。

その間千冬たちの面倒を見るために更識簪という人が来た。

あの人は落ち込む千冬を叱咤した。

 

「迷惑をかけたくないなら強くならないといけない。だから頑張りなさい」

 

そこからの千冬の修練はすさまじいものがあった。

それに張り合う箒も。

簪さんは俺たちのいっこ上でなんでそんな人が千冬らの面倒をと思っていたが、千冬らに勝てるよう鍛錬していて気付いた。

この人ただもんじゃない。

千冬と箒みたいに純粋に強いわけじゃないけどなんか違うのが分かった。

ただ千冬たちは気付いていないみたいだ。

 

そうこうしてるうちに一年がたってしまい。

一夏さんが返ってきて、簪さんはいなくなってしまった。

結局聞けづじまいだった。

 

 

そして中二になった。

今年は男性操縦者が一人見つかりIS学園に入学したそうだ。

俺も再来年には入学したいものだ。

 

そして家庭の事情で鈴は中国に行ってしまった。

壮絶な爪痕を残して。

鈴は弾にプロポーズをかましていった。

あれは告白なんてレベルじゃない。

そのせいで連日弾が悩みこんでるって蘭が愚痴っていた。

 

 

そして中三になった。

今年が最大のチャンスにして最後のチャンスだ。

何故ならばそれは男性操縦試験のシステムが原因だ。

まず受験対象は十三歳以上だ。

あまりにも幼すぎると危険だからだ。

その中でも中学三年生が最も優先される。

IS学園に入学するのにちょうどいいからだ。

その次に中二、中一と優先されるが何分試験参加希望者は多い。

ほとんどが中三で時間が終わる。

この二年間俺は千冬や箒をはめるフェイントの考案や一夏さんにIS学園に行っても困らないようにISに関してのレクチャーを受けながら、試験に参加してきたがことごとくダメだった。

 

そうこうしてると夏になったがその頃にニュースが持ち込まれた。

一夏さんが言うには明久が韓国でISを動かしたそうだ。

旅行先で遭遇した試験で偶然動かせたらしい。

ほんとにうらやましい。

他のやつらは蘭も千冬も箒もシャルもIS学園を受験するらしい。

千冬や箒は重要人物の妹ということもあって入るのは確実らしい。

蘭やシャルもIS適正Aを簡易試験で記録しているので筆記ができれば大丈夫らしい。

その筆記も俺たちは一夏さんにレクチャーしてもらっている。

二人とも問題はないだろう。

 

 

 

さて話は冒頭に戻る。すでに中学は卒業してしまった。

一応藍越学園には受かっている。

だが俺はISで飛びたいんだ。

この春休の間に男性操縦者試験に受からなければ、可能性は極端に下がる。

一応高校生以上も試験を受けられるのだが、中三が優先されるために機会がさらに少なくなる。

蘭、千冬、箒、シャルはもう入学が決まっている。

明久も動かした時点で確定だ。

 

これが最後のチャンスだった。

 

「お願いします」

 

つい口から言葉が漏れる。

そして俺がふれた打鉄は・・・・・・・

 

 

 

起動した。

 

 

 




どうでしたか?

実は千冬は喧嘩と思っていますが数馬にとってはただのふるぼっこだったのです。


ヒロインアンケートですが、現在

御手洗数馬に

更識簪二票 更識刀奈二票  です。

吉井明久には

ラウラ・ボーデヴィッヒに一票となっています。


締め切りは二巻終了までくらいの予定で行きたいと思います。
早くなる可能性もありますが、ご意見ご感想お待ちしております。



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