にじさんじと屑のポケモン世界   作:オワタ\(^⚪︎^)/

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好きなポケモンはラグラージ


三馬鹿と乳毛と屑 オカマエルフを添えて

あの日ほど笑った日はなかった

 

 

 

あの日ほど怒った日はなかった

 

 

 

あの日ほど悲しい日は無かった

 

 

 

あの日ほど寂しい日は無かった

 

 

 

あの日ほど後悔した日はなかった

 

 

 

酒を浴びるように飲んだ。煙草も死ぬほど吸った。目を合わせた奴らに喧嘩をふっかけまくってその度に警察に世話になった。相棒達にも迷惑かけて…そんな自分が嫌になった

 

この物語はそんな屑が……ある人達に救われる話

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ここには4つの地方がある。砂漠地帯が多く夏が長い南側のコーヴァス地方、その対極にある此処、北側にあるヘルエスタ地方、そして西側の地方であるいちから地方。最後に東側の極東地方の4つの地方が集まっている場所である。

 

 

「……」

 

「……」

 

「これは何ですか?……」

 

「えぇ…と…その」

 

俺の名はクロ。おっと今猫の名前みたいだなって思った奴は八つ裂きの刑な?一応、この家の家主につけられた名前だ。そんで目の前で正座してる家主がアンジュ・カトリーナ。俺は家主に向かって数冊の本を突きつける。

 

「…言いましたよね?此処には皇女様も来るのでこう言った本は買わないと」

 

「いや、それは拾ったやつで」

 

「言  い  訳  で  す  か  ?」

 

「シュイマシェン」プルプル

 

さらに縮こまってしまう。別に怒ってる訳では無いのだが皇女様の悪影響を一番嫌うのは貴方でしょうに……はぁ

 

「分かってますよ。カトリーナさんは永遠の童貞なのでこう言った本が欲しいのもわかります…しかし、此処によく来る皇女様は花の女子高校生なんですよ?」

 

「はい」

 

「考えてみてください。皇女様がこう言った本を読んでいたらどうしますか?」

 

「取り上げるに決まってるよなぁ⁈」

 

「そういうことです。反省してください」

 

「ハイ」

 

全く、この人は真面目になれば良いんだが……まぁ今更無理か

 

と、ふと思いながらポケットから煙草を取り出し口に咥える。ライターを探しているとカトリーナさんがこちらを睨んでいた。

 

「どうしました?」

 

「私には娯楽を制限するのに自分は娯楽を楽しむんだ」

 

「……やめたいんですがね」

 

「リゼも言ってたよ。なんで自分から死ぬような事するのかって」

 

…まぁあの皇女様が言いそうな事だ。しかし俺もこれは癖みたいなものだ。まるで昔から利き手で文字を書いてるみたいにふとした時に吸ってしまう。そうだ…

 

「……吸ってみます?」

 

「え?」

 

「一本、お試しで」

 

家主に薦めるのはアホだと思うが確か、お試しに作った物があった筈だ。……あった。

 

それを俺はカトリーナさんに投げ渡す。

 

「これは?」

 

「貴方に教えてもらったなんちゃって錬金術の賜物ですよ。吸うとバニラの匂いが充満するんです。生憎、自分は普通の煙草でしか満足できない身体になっていますがね」

 

「その言い回しは…ちょっと」

 

「……はぁ…まぁそれなら癌になる事は無いですよ。他にもストロベリーだったりチョコだったりありますから」

 

「…なら一本だけ」

 

カトリーナさんは一本口に咥える。そこで俺は面白い悪戯を思いついた。俺は先に煙草に火をつけ窓を開ける。カトリーナさんがライターを受け取ろうとして手を伸ばしていたので、その手を引き寄せる。

 

「え?……」

 

「やってみたかったんですよね。これ」

 

カトリーナさんが咥えてる煙草に俺が咥えた煙草で火を付ける。俗にゆうシガーキスというやつだ。今まで相手がいなかったのでやってみたいと思っていたのだ。それにこれをカトリーナさんにやれば……面白いぐらいに顔が赤くなっているな…まぁこれで少しは反省してくれるだろう。

 

「……ちょ⁈何して⁈」

 

「別に唇を奪った訳じゃないから良いでしょ?」

 

慌てているカトリーナさんの顔を掴んで火を上げている。そんな時だった。俺が最も恐れていたことが起こってしまった。

 

「アンジュ!遊びにきたよ!」

 

「ンジュ?クロ?いるんやろ?」

 

カトリーナさんのご友人である皇女様と戌亥さんが扉を開けて入ってきてしまったのだ。勿論、煙草を吸っている俺は説教確定だがシガーキスの真っ最中…そんな場面を見られたら次に起こる事は決まっている。

 

「アンジュ…クロさん…」

 

「リゼ⁈これはな!ちゃうんよ⁈」

 

「………クロ」

 

「…………」フゥー

 

「「正座(や)」」

 

「ハイ」「ウッス」

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それから皇女様に説明するのは骨が折れた。無害な物だと説明したらカトリーナさんは解放されたが俺の方は普通の物なので俺の方にヘイトが向き、戌亥さんはカトリーナさんにシガーキスをしていたのが気に食わないらしく、カトリーナさんはさっきの仕返しなのか助けてはくれなかった。

 

「……それで皇女様はどう言ったご用件で?」

 

「普通に遊びに来ただけだよ?あとクロさんに稽古をつけて貰おうと思って」

 

皇女様の言う稽古というのはポケモンバトルの事だ。皇女様やカトリーナさん、戌亥さんが所属するにじさんじというグループはポケモンアイドルみたいなもので、ネットなどでポケモンバトルの配信したり普通にゲーム配信したりなどをする配信者のグループだ。

 

俺?俺はにじさんじの人達の護衛係、こう見えてもポケモンバトルだけは負ける事は無くてね…まぁそういう事さ。

 

「しかし、俺で無くとも卯月さんや社さんに第一第二第三皇女様がいるのでは?」

 

今、名前を上げた3名は皇女様が比較的話せて人見知りをせず、ポケモンバトルも強い人達だ。他に強い人ならいるが…多分無理だろうし。

 

「コウさんはりりむちゃんとデートって返事が来たし、社さんはドーラ様とイチャイチャしてるらしいし、兄上はえるさんとエルフの森に帰還してるらしいし」

 

「…隣にいる幼馴染みさんもかなりお強いですよ」

 

「うちぃ⁈」

 

「アンジュとは根本的に戦い方が違うし」

 

「……て、考えると戌亥さんも無理ですね」

 

「せや。そこで全てのタイプを使って私の知り合いではあんたが一番強いから頼む訳やな」

 

ふむ。理解はした…しかし皇女様のポケモンは……

 

「分かりました。ポケモンを入れ替えて置くので先に行っててください」

 

「よし!これで笹木先輩をギャフンと言わせてやる!」

 

「……仲良いですね」

 

「うちが嫉妬するぐらいにはな」

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ポケモンを入れ替え王城の方へと向かう。今は夏、ヘルエスタ地方が冬が長く涼しい地方といえどやはり暑いものだ。

 

気を紛らわそうと煙草を出して咥える。

 

が、それは火をつける前に横から伸ばされた手によって取られたのだった。

 

「すいませんが返してもらえませんか?ソシエールさん」

 

「程々にしないとダメだよ?じゃないと本当に倒れちゃうから」

 

「…分かっていてはいるんですがね」

 

「何処か行くんですか〜?」

 

「皇女様に稽古をつけに行くところだよ」

 

そこにいたのはカトリーナさんのご友人であるニュイ・ソシエールさんと葉山舞鈴ちゃんのお二人だった。皇女様の王城で稽古をつけると話すとお二人ともついてくるらしい。

 

「あれ?結局吸わないの?」

 

「吸いますよ。でも未成年がいますからね。そこら辺は考えてますよ」

 

「相変わらず優しいんだね」

 

「……気のせいですよ」

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「待たせるとは何事だ!我王女ぞ⁈」

 

「すいませんね。少し迷っていたので」

 

王城につけば準備万端ですとでも言いたげな格好をした皇女様がいた。カトリーナさんやニュイさん達は客席に、戌亥さんは審判を務めるらしい。

 

「では、始めましょうか」

 

「っ!行け!ギルガルド!」

 

「…さぁ勝負の時間だ。ジュカイン」

 

皇女様はギルガルド…俺がカトリーナさんに拾われるよりも前から…皇女様が幼い時から一緒だったヒトツキが進化したものらしい。

 

「…さて行きますよ。ジュカイン…本気で走って良いぞ」

 

その言葉と共に俺のジュカインはその場から消える。皇女様の苦手な相手は素早さにステータスを振ったポケモンだ。本人の目が追いついていないのもあるが、焦りやすい性格と素早さが遅いポケモンが多いのが原因だろう…しかしポケモンを変えるのも良しとせず

 

ならば、慣れてもらうしか方法無し。鬼畜だろうが屑と呼ばれようが、強くなりたいなら身体を酷使するしかない。さらにはうちのジュカインは1、2を争う速さが売りのポケモンだ。

 

「ギルガルド!キングシール」

 

「遅い!ジュカイン!リーフブレードから空に飛ばせ!」

 

先制技?まもる?そんなもの見てからならばうちのジュカインの前では遅すぎる。

 

ジュカインのリーフブレードはギルガルドに直撃し、空へと蹴り飛ばされる。

 

しかし、皇女の反応速度も上がったものだ。昔は技の発動宣言も出来ずに負けていたからな……大きくなったなぁ。

 

「ギルガルド!シャドーボール!」

 

「避けてつるぎのまいだ」

 

流石にそこそこ離れたシャドーボールならどのジュカインでも躱せる。その先に攻撃力を上げてリーフブレードで…

 

「そこだぁぁ!ギルガルド!てっていこうせん!」

 

「っ⁈ジュカイン!」

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「凄いねリゼちゃん。いつの間にあんな技を」

 

「この前の休みに教えてくれる先生の所に連れて行ったの」

 

「アンジュ先輩が?」

 

「リゼがクロに勝つには予想だにしない戦法じゃないと駄目だってね。まぁその予想だにしない戦法がクロの男の子スイッチを押しちゃったらしいけどね」

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いつの間にてっていこうせんなんて覚えさせた⁈そんな使いにくい技を皇女様が入れるはずが無いと勝手に思い込んでいた俺の失態か…

 

「ジュカイン…すまないな」

 

「……」クイッ

 

「分かってる。やられたらやり返すのがうちの流儀だ」

 

リーフブレードの一撃に加えて、てっていこうせんならもう残りわずかだろう。ならば

 

「ジュカイン!こうそくいどう!」

 

更に素早さを上げよう

 

「付いてこれるか?リゼ・ヘルエスタ!」

 

「っ!ギルガルド!シャドーボール!」

 

当たらない、当たるはずもない。本気になったジュカインの反射神経はそれこそ神がかっていると言っても過言では無く、その素早さはもはや音速…たかが数年のトレーナーごときの技が当たるものか。

 

「ジュカイン!つじぎり!」

 

ギルガルドの身体を鋭利な刃で切り刻むジュカイン。俺の中には稽古の文字など無く、あるのは蹂躙のみ。

 

リーフブレード、てっていこうせんの反動、つるぎのまいが乗ったつじぎりを耐えれるはずもなくギルガルドは戦闘不能となった。

 

「…まさかここまで強くなるとはな」

 

「…」コクコク

 

先ほどのてっていこうせん…咄嗟に下がりダメージを減らしたが直撃していればそれこそ此方が負けていた可能性がある。俺達もまだまだ未熟と言う事か…

 

「ありがとうございました」

 

「…此方こそ良い経験になったよ。私も更に鍛えなければならないという事がわかったしね」

 

もしも、皇女様のバトル経験が更にあったら…私が皇女様と出会ったのが同じ年齢だったら…負けていたのはおそらく此方だ。

 

「何考えとるん?」

 

「…貴方には一生わからない事ですよ」

 

「…相変わらず可愛くない餓鬼やな」

 

「奇遇ですね。私も貴方のことを一度も可愛いなんぞ思ったことありませんよ」

 

俺はカトリーナさんに一言入れてからある場所へと向かった。今、抱えてるくそったれな感情を流すために

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「ィゼ?大丈夫?」

 

「…………」

 

「リゼ…ちゃん?」

 

「リゼ?」

 

「な……い……だ」

 

「リゼ先輩?」

 

私が観客席からフィールドに降りてリゼに声をかけるがリゼは相変わらず俯いたままだった。

 

「何が「良い経験になった」だ!馬鹿にしてるよね⁈クロさん私の事馬鹿にしてるよね⁈寝ずに考えたクロさんへの戦法をてっていこうせん以外使わせてもらえないで何が「更に鍛えなければならない」だぁ?それはこっちの台詞だよ!最後の最後までジュカインの姿を見れなかった自分が悔しいぃぃぃぃ!」

 

「……あぁ」

 

「悔しがってただけなのね」

 

「アンジュ!こうしちゃいられないの!今すぐ私の勝負しよ⁈次こそはクロさんのポケモン一体は持ってくんだから!」

 

「え⁈ちょ!私持ってきてない!」

 

「すぐに取りに帰る!皇女命令!」

 

「そ、そんにゃぁ」

 

 

「私もクロさんと戦いたいなぁ」

 

「すぐに戦えるわよ。あの人私達の事…にじさんじが好きだもの」

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カランカラン

 

「いらっしゃっい…て、あんたか」

 

「タル…」ノッソノッソ

 

「…今日は飲みたいんで、タルップル…水ありがとな?」

 

「カッチ!」

 

「ハナ!」

 

「上手くなったなぁ…」

 

俺はよく行く行きつけの喫茶店に来ていた。そこの店主花畑チャイカさんが出迎えて?……まぁ出迎えてくれる。

 

「なんかあったの?」

 

「……いえ、まだまだ修行不足だな…と」

 

「…あんたが修行不足だったらうちのメンバー全員何もしてない事になるんだけど。あんたに限ってない事だけど負けでもしたの?」

 

「いえ、貴方の妹さんに手厚い一撃を受けてしまっただけですよ」

 

「リゼが一撃ねぇ……あの子は強くなった?」

 

「えぇ……だいぶ。ギルガルドを言う事聞かせれて無かったあの時が懐かしく感じます」

 

本当に強くなったと思う。だからこそ実感できる自分の実力…まだ足りないのだ…俺も俺のポケモンも強さが…絶対的な強さ…それが俺達には必要なのだ。

 

「ま、程々にね。心配してる人も居るんだから」

 

「えぇ…一度倒れた時によく言われるました。コーヒー1つ」

 

「あいよ。それなら良かった」

 

にじさんじの人達は優しい…だからこそ怖いのだ…この優しさが…自分みたいなゴミ屑が受けるべきではないと思う優しさが……思っていても仕方ない事だと分かっていても……思わずにはいられないのだ。

 

「まずは昔のメニューからやっていくかな…」

 

「タル?」

 

「んー?こっちの話だ」ナデ

 

「タル!」

 




クロ
・にじさんじに拾われてクロの名をもらった。にじさんじのためならたとえ火の中水の中草の中異界の扉さえもこじ開ける。最近体の鈍りが気になり普通の人がドン引きするような筋トレをして健屋さんに怒られている。

ジュカイン
・クロの最初の6匹のうちの一体。クロの抑え役の1匹でよくクロの暴走を止めてるポケモンである。本編であったように素早さは種族値の概念を超えておりテッカニンを超えるとかなんとか

アンジュ・カトリーナ
・クロの名を挙げた人。この作品ではクロと同居中だが緊張などは無く寧ろ生活を管理されてるので助かってるまだある。男と言うよりは犬に近いらしい。色々と不憫だったり変態だったりするがバトルの腕前はにじさんじの中でも上位クラスの力を持つ。
パートナーポケモンはカプ・コケコ

リゼ・ヘルエスタ
・クロさんに本格的に弟子入りするか迷ってる内の1人。シガーキスの件はクロが煙草を吸っていた事よりもアンジュがキスしていた事に怒りを覚えたらしい(リゼアンてぇてぇ)
パートナーポケモンはギルガルド

ギルガルド
・リゼ・ヘルエスタのパートナーポケモン。幼少期に母親にもらった経緯で手持ちに加わった。本編ではクロのジュカインにやられていたが、かなり強くヘルエスタセイバーはギルガルドでは?と国民に噂されている。

戌亥とこ
・クロの事をあまり好ましく思ってない1人。本人は嫌いとかではないが嫌な匂いがするらしい。バンとケンもクロに対しては威嚇をする。クロもその事を知ってか歩み寄らない、しかし感謝はしてる。
パートナーポケモンはヘルガー

ニュイ・ソシエール
・アンジュを世話しているのでクロの事をアンジュの世話焼き仲間だと思っている魔女。本人としては男と女が一つ屋根の下なので何か面白い事が起きないかと思ってはいるが何も起きません。
パートナーポケモンはマフォクシー

葉山舞鈴
・本編ではあまり台詞がなかった子。クロの弟子入りをしたい内の1人。クロに対してはお菓子や魔法のリンゴのカードをくれたりなどで良い人判定。クロに対してシャドバの師事をしていたりもする。
パートナーポケモンはタマタマ

花畑チャイカ
・詳細はまた後日
パートナーポケモンはタルップル、マラカッチ、キレイハナ

タルップル
マラカッチ
キレイハナ
・花畑チャイカの喫茶店の従業員。撫でたりしてくれるクロに好意的

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