暗殺教室DM〜魔王達の逆襲!〜   作:ドルゴラモン

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八話

俺達の学校ではとある行事が待ち構えていた

それは何を隠そう・・・テストである

 

「というわけでテスト対策を始めましょう!

 みなさんの苦手な科目を重点的にやりますよ!」

 

そう言っている殺せんせーの額のハチマキには

みんなが苦手とする科目の文字が書かれていた

 

「おい!何で俺のだけナ◯トのハチマキなんだよ!」

 

しかし苦手の科目が多い人はキャラ自体違うらしい

 

(・・・てかそんなに変えなくてもいいんじゃないか?)

 

「ちょっ!?カルマくん!急に暗殺しないでください!

 それを避けると残像が全て乱れてしまうんです!」

 

(いや・・・むしろなんで律儀に行ってるんだよ・・・)

 

カルマがいたずらをするのなら行かなければいいのにと思っていると

 

「でも先生こんなに分身していたら流石に疲れるんじゃ?」

 

「大丈夫です一人外で休憩させてますから」

 

「それって余計に疲れるよね!?」

 

(その通りです潮田君・・・)

 

なんて思っていたのだが今さらながら思った事がある

 

「・・・先生・・・なんで俺の時だけハチマキなしの真顔なの?」

 

「決まっています・・・君はおそらく本気を出せば学年一位が確実だからです」

 

殺せんせーの言っている事は当たっている

俺はすでにドゥフトモンからあらゆる知識を教えられているので

もう中学生の問題では俺を悩ませるほどではない

しかし目立つのも面倒なのでいつもの点数は50点ジャストを取り続けていた

 

「もし・・・俺が本気を出してないとして・・・それがどうしたんですか?」

 

「どうして君がそこまで本気を出したがらないのか・・・先生はそこが気になっているんですよ」

 

(・・・こいつ・・・あからさまに俺を試してるな・・・)

 

俺はその言葉を聞いてこの先生は俺を試しているのだと理解した

 

「・・・残念だけど・・・俺はどんなに言われても本気を出す気はないよ・・・」

 

「・・・そうですか・・・それは残念ですね〜・・・」

 

そう言って殺せんせーは他のみんなの授業に集中していく

 

(・・・はぁ・・・どうやらあの様子だとバレるのも時間の問題かもな・・・)

 

そんな事を思いながら俺はつまんないテスト勉強を続けた

放課後になり帰ろうとしていると潮田が職員室の前で中の様子を見ていた

 

「どうしたんだ?」

 

「あ・・・風間くん・・・実は中に理事長がいるんだ・・・」

 

「へぇ〜・・・珍しい事もあるんだな・・・ってなにしてるんだあのせんせー・・・」

 

俺は潮田の話を聞いて中がどうなっているのかと思い見てみると

そこには必死でゴマをすっている殺せんせーの姿があった

 

「殺せんせー!これを1秒以内に解いてください」

 

帰り際そう言って理事長は知恵の輪を殺せんせーに渡した

 

「えっ?いきなり!?」

 

知恵の輪を渡された殺せんせーはわずか数ミリ秒で触手が絡まってひどい状況になっていた

 

(・・・無様だ・・・)

 

俺はそれを見てダメだあの人と思っていると

 

「噂通りの凄まじいスピードですね・・・確かにこれなら暗殺は不可能だ・・・

 しかしね殺せんせー・・・この世にはスピードでは解決できない事があるんですよ」

 

そう言って理事長は職員室から出てきた

すると目の前にいた俺達と目があった

 

「君は確か・・・ああ・・・風間くんだったね」

 

「・・・光栄ですね・・・名前を覚えてもらっているとは・・・」

 

「もちろんだとも・・・全てのテストで50点ジャストを取り続ける・・・

 そんなまぐれを続けている少年だとね・・・しかし・・・本当にまぐれなのかね?」

 

「・・・いや・・・それくらいの点数しか取れない実力なんですよ・・・」

 

「そうか・・・では次の中間テストは頑張りたまえ」

 

そう言って理事長は去って行った

 

(・・・なんかマジでバレそうな感じだな・・・)

 

俺は先ほどの理事長の発言を聞いて本当にバレるのは時間の問題だと改めて危惧していた

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