暗殺教室DM〜魔王達の逆襲!〜   作:ドルゴラモン

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十話

俺達はついに迫る修学旅行の班決めを行っていた

 

(・・・正直行く気がないんだが・・・)

 

俺はこの行事を休もうかとも考えたのだが

 

「「「絶対に連れて行くから!」」」

 

何故か女子三人に強制連行すると脅されたので仕方なく参加を決意した

しかし問題は修学旅行を回る班決めだった

その問題が出た瞬間に矢田と倉橋そして速水が俺を誘ってきた

 

(・・・どうしよう・・・正直目立ちたくないからどこも嫌なんだが・・・)

 

俺としてはいつでもデジモンが出てもいいように抜けてもバレないようなグループが良かった

しかし俺と誘ってきている三人の班ではそれができない

どうしようかと思って悩んでいると

 

「・・・てかお前らの班ってすでに上限人数じゃん・・・」

 

よくよく考えれば三人の班はすでに六人揃っているので

班としては上限人数でこれ以上の人は増やせなかったのだ

 

 

「「「!??」」」

 

それを知った三人はまるでこの世の終わりのような顔を浮かべていた

 

「まぁ・・・なんだ・・・それ以外の自由時間は付き合ってやるから・・・」

 

さすがに見かねた俺は自由時間で付き合う事を約束すると

三人は見た事もないくらいの笑顔で喜んでいた

 

(・・・むしろこんな事で喜んでもらえるとは思ってなかった・・・)

 

俺は何で三人がここまで喜んでいるのかこの時は気がつかなかった

そして問題がもう一つ・・・結局俺はどこの班に入ればいいのかだった

すると磯貝の話を聞くとどうやら余っている班はもう一つしか残されていなかった

それは寺坂の班だった

 

(・・・確かに全員独自の行動をとるから俺が消えても問題ないな・・・)

 

俺はその班のメンバーを見てこれならば単独行動も取りやすいと判断した

 

「全く・・・3年生も始まったこの時期に修学旅行とは片腹痛い

 先生あまり気乗りがしませんね!」

 

殺せんせーは大切な時期に修学旅行をするのは気乗りがしないと言っているが

その手には色んな旅行グッズでいっぱいだった

 

「正直先生みんなとの旅行が楽しみでなりません!」

 

どうやら先生は初めての俺達との旅行が楽しみだったようだ

 

(・・・いやその前に・・・あんたはどうやって出歩くんだよ・・・)

 

しかし俺は疑問に思っていた国家機密であるこの生物がまともに修学旅行に参加できるのかと

その疑問はその次に行われた烏間先生からの説明で理解することになる

体育の授業が終わった後で殺せんせーを抜いたクラスメイト全員が集められた

 

「知っての通り来週から京都に二泊三日の修学旅行だ

 君等の楽しみを極力邪魔したくはないのだが・・・これも任務だ」

 

「それってつまりあっちでも暗殺をするんすか?」

 

「その通りだ

 京都の街は学校ないとは違い広く複雑だ

 しかも君達は回るコースを班ごとに決めて奴は一緒に付き添うつもりだ

 スナイパーを配置するには絶好のロケーションだ

 既に国は狙撃のプロを手配したそうだ

 成功した場合は貢献度に応じて100億円から分配される

 暗殺向けのコース選びをよろそく頼む」

 

それを聞いて俺はようやく納得がいった

国は今回の修学旅行を暗殺に利用と考えて外出を許可したのだと

 

(いや・・・正直それで暗殺できたら苦労しないと思うんだけど・・・)

 

しかし同時に俺はその考えは浅はかだと思った

道が複雑だと言う事は同時にそれだけ障害物があるということだ

それじゃあ開けた場所にしようとも考えるが相手はあの殺せんせーだ

簡単に避けられてしまうのが目に見えている

 

(・・・はぁ・・・なんか今回も無駄な旅行になりそうだ・・・)

 

俺はそう思いながら教室へと戻って行ったのだった

教室に戻ると殺せんせーが特製のしおりを渡してきた

 

(・・・六法全書かよ・・・)

 

あまりの分厚さに俺は六法全書みたいだとツッコんでしまう

 

「そのしおりはイラスト解説の全観光スポットお土産人気トップ100旅の護身術入門から

 応用まで昨日徹夜で作りました

 初回特典は組み立て紙工作金閣寺です!」

 

(・・・その特典いりますか?・・・)

 

俺はしおりを開いて出てきたその特典を見て本当にいるのかと思っていた

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